伝説のキャバ嬢、門りょうさんがいたことで有名な「CLUB MON」の跡地にできた「CLUB REIMS(ランス)」。お店がオープンしてから約3カ月でバースデーイベントを行った看板嬢の“れいれい”こと、れいさんの超貴重なエピソードをお話してもらいました★
まさかのお母さん来店エピソードから、今だから話せるオープン当時の心境までたっぷりお届けします♡
ランスに移籍してはじめてのバースデーでしたよね? どうでした?
5/20がリアル誕生日やったんですけど、その日が日曜だったのもあって5/30にイベントをやりました。
あんまりちゃんと準備できなくて、とりあえず一日だけやるって言ってやらせてもらって。でも前祝い、後祝いも含めると期間的には1週間くらいやってましたね。
移籍したばかりの新店でもうバースデーって早いですよね? 勇気いりません?
そう、ほかの女の子もバースデーやらない子が多くて。
まぁでも形だけちゃんとつくっとこうかっていう風になって。「どうなるかわからんけど、とりあえずやってみる?」みたいな。
比較的軽いノリでやったんですね! バースデー前ってみんな神経すり減らしてるイメージだけど…。
でも緊張しましたよ! ほんまはもっと準備したかったんですけど…。でもまぁ今までどおり普通に。「やってみよう!」みたいな♪
今までも毎年バースデーイベントはやってたんですか?
前の店でも一応してたんですけど、そんなに大がかりな感じでもなかったです。グループ的にもワーッとやるような感じでもなかったし。
ちゃんとしたバースデーイベントっていうのは今年が初でしたね。
特別にバースデー前にしたことってありますか?
それが、お客さんにはめっちゃ急に言ったんですよね、イベントの何日か前に。「30日にちょっとやってみるから、来れたら来てー♪」みたいな感じで結構軽めに言いました。
そもそもバースデーやるって決まったのも急で。リアル誕生日終わってからですね。「イベントやっといたら?」「え、マジで?わかったー、じゃあやりたい」みたいな流れです。
なにか印象的な出来事とかありました?
母親がサプライズで来たんですよw 社長が母親と連絡とってて、「サプライズで来てください!」って言ってたみたい。当日バタバタやって、パッと席に座ったとき母親がおって。「ええぇ!?」ってビックリしたw!
恥ずかしいし、「何してんのー!?」って。親は「おめでとう、遊びに来たー♡」みたいな感じでしたね。
お母さんが!? でもどうして社長さんはお母さんの連絡先を知ってたんでしょう…?
前、なんかの用事で連絡とるときがあって。社長が親に「いつもありがとうございます」みたいな挨拶をしたのかな。
社長と母親が電話でそういうやりとりをしてる中で、親がぼそっと「一回働いてるところを見てみたいんです」って軽く言ったらしくて。それを社長が覚えてて、ホンマにしてくださって。
ただ、私も「なんか若干来るんちゃうかな」って思ってたんですけど。社長がポロッと言ってたんですよね。「春良(はるみ)ちゃん(※お母様のこと)来るかもしれへんで」って。「うそやーん!」って返してましたけど。
ちなみにお母さん、席ではずっと拍手パチパチ〜♪ みたいな感じでしたね、見守ってる感じで。
親御さんがお店に来る話、初めて聞きました!
本当に店に来る親もなかなかいないですよね。本当びっくりしました。でも、1時間くらいしたら帰ってました。乾杯して、「じゃ、行くわ〜」みたいな。
余談ですが、お母さんにもキャバやってることはオープンに話してるんですね。
全然言ってます。体験いくときから、「行ってみる」って言ってました。
猛反対やったんですけど、もう水商売始めて長いし「エースグループ入ったか〜」みたいな感じで、今はもう理解してくれてる感じです。
お母さん、エースグループのこと知ってるんですね。
知ってますね。
めっちゃインスタ見てるんですよ。全然普通のおばちゃんなんですけど、自分の裏垢みたいのいっぱい持ってて。いろんな人のインスタを見てるみたいで、えみりさんのことも知ってますよ。「45遊びに行ってくる!」って言うたときも「えー!? 会うのー!?」みたいな。
つまり「45にえみりちゃんがいる」っていうことも把握してるんですね。しかし猛反対されてたのによくココまで続けられましたね。
そうですね…キャバって昼職よりもお給料多いじゃないですか?
それで稼いだ分、親孝行したりとかしてますね。母親とはめっちゃケンカもするけど、「理解してね」みたいな気持ちでお返ししたり。
初めてキャバクラで働いたのが18歳で、今25じゃないですか。もう大人やし…、みたいな部分もあります。「自分で決めたならどうぞ」みたいな。
ところで、バースデーが終わってどうですか?
いやー、もうはよ終わってほしいっていうのがあったから…緊張と、「あぁどうしよう」みたいな焦りの気持ちがあって。「やってみる」とは言ったものの、「オープンしてからまだ日も浅いもんなぁ」とか色々考えたり…。「お客さん来てくれるかな」みたいな心配ももちろんあったし。
イベント当日のこだわりはありました?
当日のヘアセットくらいしかこだわる時間がなくて。ヘアセットとドレスくらいですかね。もうダッシュで選んで。「コレしかない!」みたいな。ドレスでこだわったのは、エースグループのイメージカラーがオレンジで、黒服さんもみんなネクタイがオレンジなんですよね。それでオレンジのロングドレスを至急探して「これで!」みたいな。
ヘアセットは昔の安室ちゃんヘアみたいな感じにしました、2つくくりの。前髪ないほうが崩れにくいかなって思ったのが理由なんですけど。
来年のバースデーはこうしたいとか、希望はありますか?
次はちゃんとこだわりたいですね、内装も全部。
今回はバルーンとかお花とか全部お客さんがやってくれたんですけど、来年はちゃんとテーマを決めて色々やりたいです。イベントも二日間とか三日間とかわけてやりたいです。あとはもっと事前に決めたい!
ちなみに移籍して3カ月たちますが最近どうですか?
やっとお店としてなりたってきた感じですかね。まぁそうなるまで3カ月くらいはかかるだろうとは思ってましたけど。いろんな女の子が出たり入ったりクビになったりバタバタしてたのがなんとなく落ち着いてきて、ボーイさんもやっと連携がとれてきたかなっていう。最初はみんながテンパっちゃってたんで。
れいさんはお店の看板しょってるじゃないですか? それってどうですか?
最初は、嫌とかじゃないんやけど変にプレッシャーを感じたりしてて。でもせっかくそういう立場に置かせてもらってるんやから、グチグチ言わんと頑張っとこうっていう気持ちです。気にかけてもらえるって、みんながみんなしてもらえることじゃないじゃないですか。そう思ったら頑張ろうって思えました。
それはなんでそう思えるようになったんですか?
私、オープニングメンバーっていうのが初めてやったんです。オープンしたてでテンパってる中、みんなめっちゃ頑張ってくれるじゃないですか。女の子も飲んでくれたり、ボーイさんも一生懸命で。そういうのを見てたら自然に「あ、頑張らな」って思えました。
れいさん自身の今後の目標ってありますか?
エースグループっていま4店舗あるんですけど、その中でもランスが売り上がってほしいっていう気持ちはある。個人的には自分の成績を維持できるようにしたいですね。
ランスをグループの中で1番にしたい?
そうですね。実際どこが1番かはわかんないんですけど、エース、ピース、ニルス、ランスって4店舗あるんです。エースが一番最初にできたお店なんでお客さんが出入りしやすいっていうか、もっとも代表的に使われてるのはエースだと思います。
ランスでは新店ならではの苦労とかありそうですね…。
やっぱりオープン当時はクレームとかも多かって。注文したのに遅いとか。自分自身、もうちょっと周りのことも意識するようになりました。「来てもらってありがとう」っていう仕事じゃなくて、ちゃんとお客さんに楽しんで帰ってもらえるような環境を作っていきたいなって。
すごいちゃんとしてる!多くの子はそこまで考えなくていいじゃないですか?「自分のお客さん」や「自分の売上」が大事なわけで。
そうですね…しかも私の場合、初エースグループなんで。エースグループにすごい飲みにきとったお客さんの席に急に呼ばれたりとかもある。「しっかりしななー!」みたいな緊張もあります。前の店では酔っ払って「いえーい♪」とかやっとったところを、ホンマにちゃんとしていかなあかんな、とか考えたり。ノリじゃ絶対あかんし、みんなちゃんと見てるし。
そういうお客さんに「こいつ、たいしたことないな」って思われたら…。
ヤバイ! 社長の顔もあるし、頑張らなぁみたいな。なので最初の入り方を意識するようになりました。「はじめまして」の入り方とか。仲良くなったら雰囲気作れるんですけど、最初の印象が悪かったら「もうええで」ってなってしまうし。
最初の入り方ってどうしたらいいんでしょう? 意外と難しくないですか?
まずニコニコして、トゲをなくすじゃないけど最初は愛想よく。仲良くなってきたらいいと思うんですけど、最初はちゃんとせなあかんなって。そのほうが悪くは見られない。人ってめっちゃ見てるじゃないですか。「体調悪いなしんどいな」ってとき、自分では表に出してるつもりないのにお客さんにパッと指摘されたりとか。逆にちょっと酔っ払って、「あ、酔ってるな」って思ってもらったほうが楽やったりしますね。
突然ですが、今だから話せるオープン当時のエピソードってありますか?
プレッシャーは特に最初がヤバかったですね。ランスで働いてる自分がまだ想像できなかったのと、前の店が結構アットホームやったからそのギャップもあって。「オープンこけたらあかん!」みたいな。「ここ滑ったら崩れる!」っていう恐怖心もありました。
その恐怖心はどう乗り越えたんですか?
オープン初日…お店が開く2時間前とかにお母さんにブワー言われて。「行ってこーい!」みたいな。それで腹くくれました。
え!? なんでお母さんが!?
その日、家にお母さんが来てたんですよね。で、私が「緊張する!」とかグチグチグチグチ言ってて…。そしたら「はよ行っといで! 今考えてもなんも変われへんやろ!」って言われて。「わかった、行ってくる!」って言って出勤しました。そこでスイッチが入って。
そこからはもう勢いついた感じですか?
もう時間になったらオープンするしかないんで! 営業が始まったら逃げられへんし、行くしかないんやなぁって色々考えながら…。
なにやらお母さんが節目節目に登場しますね?
そうですね、肝心なときに見てくれてるみたいな。めっちゃカンも鋭いです。今でこそお母さんと仲いいけど、10代のときはめっちゃケンカしてました。その反抗期を通り越した今やから仲いいって感じです、友達みたいな♪
電撃移籍から突然のバースデーと、激動の時期を過ごしたれいさん。「来年のバースデーはもっとちゃんと準備したい! 売上的にも今年より上を目指します」と語るれいさんの更なる活躍に期待です。
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