フォーセンス系列のグループレースで6連覇を達成。殿堂入りを果たしている歌舞伎町の嬢王・五十嵐美咲さん。「太客が増えることはあっても途切れたことはない♥」と語る美咲さんに聞く、過去最高記録と毎月の売上設定。そしてキャバ嬢マインドとは!?
―美咲さんって歌舞伎町には何年くらいいるんですか?
6年くらいですね。ディープスに3カ月くらいいて、そのあとバーセル4年、フォーセンス2年っていう感じですね。夜は地元時代もありますけど、それは半分遊びみたいなものだったんで本格的に始めたのは歌舞伎町からです。
―売れ出したのっていつ頃からだったんですか?
バーセル入って1カ月くらいでナンバー1になりましたね。まあ、1番っていってもその当時はずっと1番ってわけじゃなかったですよ。数カ月は1番と2番の間を行ったり来たりしてました。そこからはずっと安定して1番っていう感じです。
―元々ポテンシャル高かったんですね。わずかながらディープス時代もありますけどその頃は?
この頃は全然。気分で出勤(笑)。当欠、当欠でも罰金ばっかりかさむみたいな。真面目に働くようになったのはバーセルに入ってからです。入店当初は「もう帰る」とか「今日休む」とかまだまだ不真面目だったんですよ。でも、お客さんは来てくれてたから、それに気づいた当時の店長から、「毎日出勤してたらそれだけで売上上がるよ」って言われて。「じゃあ、一回やってみるわ」って。フル出勤してみたらナンバー1になって。ほんとだって思いました(笑)。
―歌舞伎町に来て初バースデーは?
バーセルに入って3カ月でバースデーでしたね。タワーやってくれたり、主役になってくれたお客さんがいて、組数も結構来てくれたから、なんだかんだで3日間とか開催したのかな。それから大体いつもバースデーは3日間開催してます。
―太いお客さんは常に?
いますねえ。切れてもまたすぐ現れます。途切れない。そういえば歌舞伎町に来たばっかりのときも、しょっぱなから良いお客さん着いてました。なんででしょうね。増えることはあっても一定数より減ることはないんですよね。
―組数めちゃくちゃ多いと思いますけど、過去最多の指名本数って何本くらいですか?
大体普段の平均は月100本超えるくらいなんですけど、月に220本を超えたことがありましたね。数字だけは覚えてます。イベントとかだったのかな? いつか忘れちゃったけど。
―美咲さんの平均的な売上って毎月どのくらいなんですか?
いくらっていう数字はちょっと言えないですけど、自分の中で最低でもこのぐらいっていう売上のボーダーラインがあって、その売上立てられなかったら生きる価値ないなって思ってます。もうほんと死にたい(笑)。
―そこまでですか!
自信が持てる部分がそこしかないんです。売上を上げることくらいしか取り柄がないから。それがなくなったらマジで意味ないんで。
―その売上のボーダーラインは何を基準に導き出されたものなんですか?
誰に言われたわけでもなく。五十嵐美咲として、最低限このぐらいの売上は余裕でクリアしていたいっていう自分の中の数字です。
―コロナの自粛開けからしばらくは売上どうでした?
おかげさまで大丈夫でした。休んでいる間お客さんと全然連絡取ってなかったから、自粛開けの1カ月くらいは指名本数も売上もちょっと下がりましたけど、それほど変動しなかったです。次の月からはいつも通りに戻りました♥
―お客さんすぐ戻って来てくれたんですね。
そうですね。出勤し始めたら自然と。思えば、コロナで来なくなる人と、今まで普通に来てたけどもっと来てくれるようになる人と2パターンありましたね。
―すぐに復活できたのって何でなんでしょうね?
ほんとによくわからない。特殊な例なのかもしれない。お客さんにもよく言われるんですよ。「アフターも行かない、連絡もくれない、どこに売れる要素があるのかわからない」って。「こんなに何もしてくれないのに、なんでこんなに会いたくなっちゃうんだろう」ってお客さんによく言われます(笑)。
―ないない尽くしなのに会いたくなっちゃう!
気になるらしいです。行かなきゃいけない気持ちなっちゃうってよく言われます。お客さん自身もよくわからないことだから、私自身にもわかんないですよね。
―売上がパッとしない日ってありますか?
たまにですけどありますよ。そういう日は家でものすごく落ち込みます。結構引きずる。何もしたくなくなる。でも、結局お客さんに救われてるんですけどね。あ~あって落ち込んでるときにめっちゃ使ってくれる人が来たり、「行くから早く出勤しろよ」とか連絡入ったりして。嬉しいなあ頑張んなきゃなってなります。
―美咲さんってどうやってお客さん増やしているんですか?
タイミングでフリーに着くこともありますけど、インスタ見て来てくれることもあるしぼちぼちな感じです。ただ、私の場合は新規をどんどん増やしていくっていうよりも、長いお客さんが多いからこれまでの積み重ねで徐々にお客さんが増えて行く安定感。そこですね。切れて行くお客さんもいるけど続いていくお客さんもいるから。結果、総数が増えていくみたいな。
―組数も増やしながら太いお客さんも途切れない。最強ですね。
そうかもしれない。年々安定していっているし、売上も年々上がっていってる。やっぱり大事なのは安定感かな。
―ぶっちゃけ年間どれくらい売り上げるんですか?
数字はちょっと言えないですけど…強いて言うなら宝くじの1等当たるくらいかな。宝くじの種類にもよるって話だけど、最も一般的な宝くじのイメージで。ちなみにこれはトータルの売上なので年収はまた別の話ですよ(笑)。
―美咲さんのキャバ嬢人生、安定感がすごい。メンタルも強いしこの先も安泰そう。
めっちゃ凹むときもありますけどね。でも後ろ向きなことを一切考えてないです。「どうしよう」みたいなことあまり考えないですね。
―というと?
今だったら、「コロナだしどうすんのこれから?」とか「コロナでこの先もっと景気悪くなるよ」みたいな話題ってよくあると思うんですけど、私はそういう話がめっちゃ嫌いなんですよ。コロナだろうが何だろうが、自分が今できることを精一杯やって進むしかないじゃんって思うから。しても意味がない話はしたくない!
―「しても意味がない話はしたくない」確かに!
マイナスな話題ほど「普通こうでしょ?」とか「みんなこうじゃん」みたいに一般化されるじゃないですか。私はそういう話に対して、「ほんとにそうなの? 全員が全員そうじゃないよね?」って思っちゃう。だから、「コロナで売上ヤバイんじゃない?」みたいなこと言われても、「で?」って感じです。それはあくまでも平均的な話だから。持ちこたえる人もいれば、むしろ売上が増える人だっているかもしれない。コロナとか景気が悪いとか、結局そのせいにしちゃっているだけじゃない? とも思っちゃう。
―そういう面もあるかもですね。
たまに、「もっとすごいコが出てきたらどうするの?」とか意地悪なこと言われたりすることもあるんですよ。そういうときも「は?」ですよね。そんなこと考えてたら今1番になってないんですよ。ずっと私が1番だって思って仕事してるんで。
―抜かれたらどうしようみたいなことは一切考えない?
そういう発想が浮かぶ時点でもう負けてる。いろんな考え方があると思うんですけど、私は「私がナンバー1じゃなかったら誰がなるの?」くらいに思ってるし、そのぐらい全力でやっているから。それでももし、1番になれない状況だったらそのときは誰かに助けてもらうしかないですよね。そうなったらきっとストレートにお願いするとは思いますけど、察してくれる神様募集中です♥
―これから目指すところってあるんですか?
成績は年々上がっていってるし、上に上がることしか考えてないです♥ 具体的に目指しているところがあるわけじゃないけど、上がることしか考えないですね!
「私が1番」と思って全力で仕事に向き合っている姿勢に感動♥ そして、考えても仕方ないことは考えない。それより今できることに全集中という思考も建設的! 美咲さん、今日も勉強になりました♪
接客同伴アフター有名キャバ嬢紹介
五十嵐美咲が売れ続ける理由!!自分の価値を高める6つの「キャバ嬢心得」
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