『Latte』『Lillion』プロデューサーの心湊一希さん(通称・いつき先生)のエースにして、Twitter界隈でも信者が多い有名ホス狂い“みむたん”にインタビュー♪「ホストって何がそんなにいいの?」「一体何でいくら稼いでいるの?」「やっぱりかぶりは伝票で殺すの?」謎多きホス狂いのお金・生態・マインドをじっくり前・後編でレポート!
「前編」となる今回はそのホス狂い人生をプレイバック。みむたんはいかにしてホストにハマって2億を使ったのか。稼いで使ってまた稼ぐ、4年半の歩みに密着しました♡
みむたんさんが初めてホストクラブへ行ったのは?
4年半くらい前。いつき先生のお店に行ったのが初めてでした。
ひとり飲みが好きで、そのときもひとりで歌舞伎町の焼き鳥屋さんで飲んでたんです。そしたらたまたまカウンターの隣にDOLCE1(ドルチェワン)の愛沢光さんとそのお客様のマダム2人がいて、女性の方から「お酒飲むの好きだったらホストクラブ連れてってあげるよ」って誘われたんです。それで恐る恐る同行しました。
『明日カノ』の萌たゃみたいですね。そしてそこでいつき先生と出会う?
そうなんですけどそのときは誰が誰やら。送りも誰でもいいみたいなレベルで。でもいつき先生は誰よりも連絡早かったです。「今日はありがとう。また会おうね」って。そのとき先生は既に1億円プレーヤーだったので、そんなすごい人に構ってもらうのは恐れ多かったんですけど、でもまあ営業を掛けられごはんに連れて行ってもらい。
それと並行して、イケメンのかわいいコにも営業掛けられてました。その人は最初から「付き合おう」「一緒にいよう」みたいな感じだったんですけど、「自分はこれだけ頑張ってて上の人たちに勝ちたいんだ」と熱弁をふるわれ、店の売上表も見せられたんですよ。自分以外の人の売上も全部載ってる売上表。「え、これってヤバくないか?」と。しかも2、3回しか会ってないのに家に連れ込まれ「家賃払って欲しい」と言われ…。
え、いきなり!?
それで怖くなっちゃって、いつき先生に全部打ち明けて聞いてみたんです。「ホストってこういうもの? 大丈夫ですかね?」って。そしたら「全然大丈夫じゃないよ!」と。それでそのイケメンのコからはフェードアウトして…。話も聞いてもらったしお礼がてらいつき先生指名で飲みに行ったのが始まりですね。ただ、その男のコに会いたくなさすぎて、最初は店に行くの超気まずかったです(笑)。
初回で行ったのが1月の始めで指名で行ったのが1月の終わりくらい。そこからちょこちょこ行くようになりましたけど、ハマったというよりは、ひとりで飲み歩いていたのとは別の楽しさに気づいちゃった感じでしたね。
当時のドルチェワンはヒマなお店だったので、7、8人ヘルプがついてくれて、居酒屋でみんなでお酒飲んでるに近い楽しさがあったんですよ。いつき先生も普通に良い人だし、ホストクラブでお酒飲むのめちゃくちゃ楽しいじゃんって感じでした。
改めてみむたんさんの職業は?
18歳で夜働けるようになったときから風俗の仕事をしてます。始めたキッカケは整形費用を稼ぐためとか何か目的があったわけではなく、ただただ働きたくないから効率よく稼ぐ手段として。いつき先生に出会って本腰入れて働き出しましたけど、それまでは週に1、2回働けばいいかなぐらいでやってました。本来は家に引きこもって居酒屋にひとりで飲みに行けるくらいのお金があればよかったから。
いつき先生のどんなところにハマったんですか?
1人の男性として素敵だなと思うのはもちろんなんですけど、4年半かけて改めて思うことは「言ってることが間違ってない」「物事の予測能力がすごい」ってとこですね。私はそこをずっと信頼してます。仕事やプライベートで動きがあったときに相談すると、「そういうことは大体こうなるから、こうしたほうがいいよ」ってアドバイスをくれるんですけど、それが毎回当たるんです。
でも、最初のほうはそれほど信用してなかったんです。「これはきっとこうなるから、やめたほうがいいよ。こっちにしたほうがいいと思うな俺は」とか言われても、自分の意見もあるからとりあえず言うこときかなかったんですよ。でもそうすると毎回、いつき先生が「こういう結末になるよ」って言った通りにドンピシャでなるんです。
預言者!
ほんとそんな感じです。「歌舞伎町で知り合ったコでこういうコは信用しちゃダメだから気をつけなさいよ」と言われて、「いやいや、あのコはすごく良いコだから」って言ってたコに裏切られたりとか。すべて言った通りになるから、この人の言うことを聞いておけば間違いないみたいな。
ホストクラブでのお金の使い方の推移は?
通い始めた2、3カ月は月に100万も使ってなかったんじゃないかな。週に1回くらい行って「今日は15万に抑えてください」とか、「20万円に抑えてください」っていう感じだったので。
でもまあ最初っていわば固められている時期だから。向こうも頻繁に会ってくれるじゃないですか。そうするとこっちも「こんなに会ってもらっているんだから頑張ってお金を使わなきゃ」みたいな。担当が売れっ子っていうところもあったんで。
それで、4月に初めて出稼ぎ(※期間限定で地方の風俗で稼ぐこと)に行って、そのときに初めて月に200万ちょい使ったのかな。10日間くらい出稼ぎ組んで120万稼いで帰って来てそれを全部使って…。でもこの頃はまだ狙い撃ち(※一撃で100万円以上のお酒をおろすこと)もしたことなかったし、飲み代でお金使ってましたね。1本1,000〜1,500円くらいする缶物を100ケースとか。ショットが30杯開くとか。そのトータルで金額かさむみたいな。
で、この時期に7、80万ぐらいの飾り(※飲まずに卓に装備される高額のボトル)を初めて入れたんですよ。それで初めて売掛しました。60万くらい売掛がある状態でまた出稼ぎに行って売り掛けを払って、そこから100万使ってまた売掛を作って出稼ぎ行って…カツカツでその繰り返しみたいな。
ちなみに出稼ぎってどのくらい稼げるんですか?
この頃はまだAV女優とかしてなくて、ステータスがない状態で1日10〜12万。このときは10日で120万、2週間で150万稼いだかな。
その後、いつき先生はドルチェワンからLatteに移籍。
その年の6月からLatteですね。移籍のお祝いに150万のボトルを入れて、そのとき初めて狙い撃ちっていうホストが全員集合するオールコールを体感して、「狙い撃ちってヤバい!」みたいな。今までのただのコールとはレベルが違う、これは病みつきになるって思いました。
狙い撃ちを知ってしまったらまた狙い撃ちしたくなるけど、普通にお酒も飲みたいからプラス飲み代も稼がなきゃっていう。缶物で2、30万使ってたんで。それでそこからは毎月使う額が少しずつ上がっていき…。
じゃあ引き続き出稼ぎで頑張って?
それが、その6月の段階からいつき先生が「指名本数も頑張りたい!」と言い出して(笑)。(本数を付けに)毎日お店に行き始めたので出稼ぎとか行けなくなったんですよ。
となると?
そこは効率よく働けるように業種を掛け持ちしてました。昼から夕方、夜くらいまではソープ、そのあとデリヘルみたいな感じで上手く組み合わせて。
合間にお店も行かなきゃいけない。忙しい!
忙しいですよほんと(笑)。Latteに毎日通ってたときは本数をつけるためだけにお店に顔を出して、「仕事あるんでもう行きますね」みたいな。滞在時間10秒とかww 飲んでる場合じゃない(笑)。
ちょうどその頃、いつき先生に一番お金を使っていた指名のお姉さんがホスト遊びを卒業するか何かでいなくなったんですね。それで実質繰り上がりのエースになったのでなおさら頑張らなきゃなっていう。
エースだから頑張らなきゃっていう使命感やプレッシャーってあるんですか?
プレッシャーというより、かぶり(※同担のお客さん)の女のコたちに負けたくない気持ちと、構ってくれてありがとうっていう感謝、一番使っている立場じゃなきゃワガママ言っちゃいけないって気持ちが強かったですね。一緒にいて欲しいとか、どこどこ行きたいとか、そういうことは一番使ってから言おう、他のコより使ってないんだったらそんなワガママ言えた立場じゃないみたいな。
負けず嫌いだけど、自分に自信があるタイプでもないんで、「私、お金使ってるから構ってくれてあたり前でしょ」って発想はないんですよ。
『明日カノ』のゆあてゃみたいな「かぶりは伝票で殺すんだよ」的な感情はやっぱりある?
ありましたよ。そんな時期もありました(笑)。ムリムリ、私以外の女はみんなムリみたいな。いつき先生に一番構って欲しいっていうよりも、同担の中で1番っていうポジションでいたいっていうこだわりはめちゃめちゃ強かったです。
1番以外は何も言う権利はないし1番以外は「その他モブ」。2番でも5番でも一緒だくらいの勢い。1番だけは誰にも譲らないし、そのポジションを守れるんだったら多少自分が無理しようが別にいいかなって。
ところでAVに出始めたのはいつ頃だったんですか?
いつき先生と出会ったのが2018年の1月で、そこから考えると出ようかなと思ったのがその年の9月ですね。それで事務所に話を聞きに行ってメーカーに面接に行って、12月に撮影して3月デビューっていう流れでした。
これまでに何本くらい出ました?
配信と、DVDみたいに円盤になるやつと2種類あるんですけど、両方入れたら40本くらい出てるのかな? 今はほとんどやってないですけど、ちょっと前まではちょこちょこ撮影行ってましたね。
AVのギャラっていかほど?
1本出たら100万振り込まれるような。AVのギャラで稼ぐっていうのはもちろんなんですけど、出ることによって自分のステータスを上げて風俗で稼ぎやすくするっていう目的もあって。AV女優っていう看板があると(お客さん)1人あたりの単価が何千円も高くなるんですよ。1人だったら5,000円、6,000円の違いにしかならないけど、1カ月で見たときに何十万の話になってくるので。
ホストクラブで毎月使うお金は、その後どのくらいに?
いつき先生が現役だった頃は毎月アベレージ500、600万ってところで落ち着いてたかな。
風俗とAVだけで稼げるもんですか?
(風俗店の)在籍やAVで300〜400万、残りは心優しいおじさんの恩恵を受けてって感じです。
今までにいくら使ったか覚えてます?
毎月稼げたぶんだけっていう形だったし、それを事細かにつける性格でもなかったんで私はわからないですけど、前に従業員がいつき先生に「みむたんさんはいくらくらい使ったんですか?」って聞いたときは、「大体2億くらいはいってるんじゃないかな〜」って言ってました。そのときで考えると4年で2億かな。
いつき先生のYouTubeチャンネルで「自動販売機でいったら自分はお汁粉」という話をされていて。万人受けはしないけどハマる人はどハマりするみたいな。それは感じます?
確かにいつき先生はお汁粉ですね(笑)。指名の女のコはガチ恋と称されるコが多かったんじゃないかなって思います。Twitterで指名のコのホス狂いアカウントを見つけ出したことがあったんですけどやっぱりガチ恋でしたよね。
みむたんさんもガチ恋?
最初はそうだったんですけど、途中からは一緒に頑張っていこうみたいな。仕事のこともお金のこともすべて相談できるパートナーに近い感覚になってます。
4年半も一緒にいるから、Twitterとかでは「付き合ってるんですか?」「結婚する予定あるんですよね?」って聞かれるんですけど、4年半一回もそんな話が出たことはないし自分にもそういう意識はないので「全くないですね」って返してます。
私の中で相手はホストっていう基本スタンスがあるんですよ。1人の男の人ではあるけれど、どこまでいってもホストはホストだっていう認識が心のどこかにある。いつき先生がホスト業界を去る日が来たら話は変わってくるかもしれないけど、それまではお花畑みたいな頭にはなれない。良くも悪くも。だからガチ恋とは違うのかなって思います。
いつき先生がプレーヤーを上がって、1年半ほど経ちますが今も変わらないペースでお金を使っているんですか?
先日、いつき先生の新しいお店・Lillionのプレオープンがあって(4月5日)、一撃で600万の飾りを入れましたけど、プレーヤーを上がってからは使う額は減りましたね。数カ月に1回狙い撃ち200万とかするときもありつつ普段はそんなに。ただ、従業員のお誕生日やお祝い事があったらその都度シャンパンを入れたりするので、月に100〜150万ぐらいにはなるって感じですね。
担当が現役を上がったあとのモチベーションは?
いつき先生の場合、運営側に回ったとはいえホスト自体は続けているわけじゃないですか。だから私の中ではあんまり関係ないかなっていう。今も毎日のようにお店行きますし。
いつき先生が“心湊一希”っていうホストであり続ける限り、そして私の体がちゃんと仕事をできる限りは応援し続けて、いつき先生がホスト業界ないし歌舞伎町の中でどうなっていくのかを見ていたいなあって、純粋に思いますね。 (後編につづく)
ホス狂い4年半の歩みが語られたみむたんインタビュー前編に続き、「後編」ではタワー全解説に始まり、プラベのお財布事情、痛マイク、ホス狂いならではの特殊な貯金システムなどなど気になるお話盛りだくさん。近日公開ですのでお楽しみに!
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