愛沢えみりさん、一条響さん、天使かれんさんなど有名嬢が多数在籍し、今日本で一番勢いがあるお店と言われている45(フォーティーファイブ)。
SNSでもその盛り上がりは一目瞭然!もはや歌舞伎町の新名所なわけですが、ここまでの人気店に成長したのは昨年の秋以降なんだとか。「なぜ今なのか?」45が流行る理由を代表の“ようへいさん”に伺いました!
【プロフィール】
♡お話を聞いた人♡
45代表。漣(さざなみ)陽平さん(36歳)
特技はワイングラスでシャンパン早飲み。キャストのSNSでは“ようへいくん”でおなじみ。45の偉い人♡
45(フォーティーファイブ)は以前から人気のある有名店ですけど、このところのブレイク感がハンパないですよね?
思いますね。ヤバッどうしたんだろうみたいな(笑)
今オープンして8年目なんですけど、去年の11月の周年イベントあたりからガンッと上がって。一条響さんが入店してさらにまた上がってみたいな。去年の後半くらいからずっと流れが良い。
響ちゃん入店もあると思うんですが、他にも思い当たる節は?
大きく変わるキッカケになったのはやっぱり、(愛沢)えみりさんがプロデューサーとして中に入ったことだと思います。去年の2月頃ですかね。
プレーヤー目線、女性目線、お客様目線といろんなアドバイスを受けることによって変わってきたのかなと思います。それまでは僕ら店のスタッフはやっぱり黒服目線、男性目線でしか見ることができていなかったので。
毎週会議をしているんですよね?
そうです。毎週水曜日に。
今は毎月のイベントどうするかとか、従業員の動きとかそういうことを話し合っていますけど、最初の頃はこうしたら女のコが働きやすいよ、こうすればもっとお客さんが来やすいよ、というところでアドバイスもらっていましたね。
思ってもみないことを言われたりってありました?目からうろこみたいな。
それは本当にいっぱいありましたね。
パッと思い浮かぶことで言えば、「キャストの女のコとLINEをするとき、スタンプや絵文字をもっと使ったほうがいいよ」と言われたことが特に印象深いです。
男性が仕事として送るLINEってどうしても言葉だけでぶっきらぼうになっちゃうんですね。そこにちょっとかわいいスタンプとか絵文字とか入れると、それだけで雰囲気変わるからと。「確かに、言われてみればそうか!」と。そういうことは全然考えていなかったので。そういう積み重ねですね。
えみりちゃんプロデュースになって店側の意識もそこから大きく変わった?
変わりましたね。
スタッフ全員の共通認識として、ただ女のコが出勤しました、席着けましたではなく、店の女のコをプロデュースしていこうというスタンスに変わりました。SNSを使ってどんどん発信していくとか。すごいなと思ったのが、写真の撮り方ひとつで反響が変わることですね。えみりさんに、「こうじゃない、こっからこういうふうに撮ったほうがいい」とか、「こういう背景で撮ったほうがいい」とか細かく教えてもらって、それでやってみると確かにそのほうが反響が断然いいっていう。
そういうSNSで拡散する写真の撮り方も?
元々、僕らは写真を撮るのが下手だったんで、そこはえみりさんにアドバイスしてもらいましたね。「明るく撮ったほうがいい」とか「もっと色を入れたほうがいい」とか。宣材写真を撮りに行くときでも女のコに任せるんじゃなくて、一緒について行って最後まで一緒に選んであげるとか、そういうことからちゃんとやろうと。
ちなみに、45のインスタのフォロワー数が1万人超え。これってキャバクラの店舗としては破格の数字、誰がアップしているんですか?
ツイッター、インスタ、フェイスブック、SNS関係はすべて津島という者が担当しています。
女のコの働きやすさみたいなところはどう変えて行ったんですか?
まず“ほめる”というところ見直しました。
今まではキャストさんにお礼を言うにしても「お客さん呼んでくれてありがとうね」ぐらいだったんですけど、もっと大げさに。「今日も同伴してくれてほんとありがとう! お店助かる!」くらい、もっとちゃんと感情込めて言うようにしましたね。もっと感謝して、もっとほめて、もっと上げてあげるっていうことを全体的にやるようにしました。これは、えみりさんにも特に言われていたところですね。「お客さんを呼ぶのも、すごく大変で苦労するんだから、そのへんをもっとわかってあげて欲しい」と。
“もっとほめる”という意識はスタッフ全員で共有して?
もちろん!
お店が忙しくなってくると女のコに話しかける余裕もなくなってきて、同伴出勤して来ても何も言わなかったりっていうこともあったんですけど、それはやめようと。どんなに忙しくても必ずちゃんと声をかけようと意識しています。あとは、女のコが話しやすい、相談しやすい雰囲気作りだったりっていうところを改善しましたね。
相談のしやすさ?
なんでも相談に乗ってくれるっていう安心感ですかね。普段からアフターがなければ従業員やキャストと飲みや食事に行ったりもしますし、そこで話を聞くことも日常的によくあります。なんでも相談していいんだよっていう空気作りは大事にしていますね。
45に入ったらキャラを立ててもらえたりするんですか?
自分がどう売っていきたいかがある程度あるなら、そこを伸ばすためにどうするかという話もできますし。このコをどう輝かせるか、どう売っていくかっていうことは、えみりさん含めみんなで相談して考えていったりっていうことはしています。売れる方針に沿って、えみりさんサイドから、「このコ、こういうふうなアドバイスをしてあげたほうがいいんじゃない??」と言われることもあります。「これは話しておいてほしい」と伝えられることもありますし。そのコが売れるために必要だと判断したことは伝えていきますね。
えみりちゃんプロデュースになって、すぐに変化って現れました?
目に見える変化としてはイベント以外の日でもシャンパンがすごく出るようになったことですね。これまでもちょこちょこは出ていたんですけど。こんなに連日出るようになったのはやっぱり一番の変化かなと。
インスタの動画とかを見るとコールとかパフォーマンスが充実していて楽しそうです!ここも工夫を凝らした部分なんですか?
そうですね。シャンパンが出るときにちょっとパフォーマンスするようになった、というのがあります。「どこどこのお客様からシャンパン頂きました!」と言って、みんなでそこの席を盛り上げに行くとか。お客様にも、何かしら楽しいことしてもらえるっていう期待感を持ってもらえるといいなと思ってやってますね。
B’zのウルトラソウルを歌いながらシャンパンの栓を抜くっていう、45名物みたいな方がいらっしゃいますよね?
はいはい。ザキヤマソウル(笑)それをやってもらいたいってことでシャンパンを入れてくださるお客様もいらっしゃいます。
黒服さんたちは、みんなそういう持ちネタがあるんですか?
ありますよ。個人個人、いろいろネタ持っています。みんなお店好きなんで。
たまたまそういう芸達者なスタッフがそろっていたとか?
いやいや全然!まあ、基本みんなそういうのは好きではありましたけど、そうじゃない場合ももちろんありますし。でも、そのときは「何か考えてみて」と言って探り探り。
探り探り芸を仕込む?
そうですね。どっちみちネタは絶対何か持ってたほうがいいですから。お客さんに「何か面白いことやって」と求められることも多いので。
恥ずかしがってできない人は?クビですか?
いや、そんなことないですよ(笑)タイプもあるので、無理にはさせないです。でも、ちょっとできそうならば「やってみよう」と。それに意外とみんな、恥ずかしいのは最初だけなんですよね。何回かやっていくと馴れていくので。「やってよ」と言われたときに“恥ずかしい”と思っちゃうのは普段やり馴れてないから。馴れればどんどんできるようになるし、ウケればもっと盛り上げたくなるし。
ネタが面白くない場合は?
従業員がパフォーマンスをし始めた頃って、まったく面白くなかったんですよ。全然ウケませんでした。とりあえず自分の知ってる面白いことをしてみて、それでウケなかったから、そこから色々研究して。お笑いのネタをパクったり、歌ネタをパクったりとかしながら、みんな自分なりの持ちネタを見つけていきました。自分たちもウケなかった歴史があるので、仮に新人スタッフが面白くなくても温かい目で見守ります(笑)。
45はスタッフがいっぱいお酒を飲んでくれる印象もあります。
それもパフォーマンスのひとつかなと思っています。勢いとブチ上げ感を出せたらっていうところで。僕はワイングラスでシャンパン早飲みをするっていうのが持ちネタですね。
ワイングラスって相当大きいですよね?
そう。それで、3秒くらいで飲むんで「速い!」みたいな。それで、「じゃあもう一本いっちゃう?」があるときもあります(笑)。
他の店ってこんな飲むんですか?
飲むのか?といったらここまで飲まないとは思います。お客さんと女のコと一緒に楽しく飲めれば嬉しいですよね。その中ですごい盛り上がって行ければなと。
イベントで女のコがコスプレするのは普通ですけど、黒服さんも凝ったコスプレ…?をしていたりしますよね。
“盛り上げるんだったら最大限それをやる!!”っていう意識でみんなやっているので。コスプレをするスタッフ、しないスタッフはわけますけどね。何かクレームがあったときに全員がおかしな格好しているわけにはいかないので(笑)
全身にお菓子をくっつけた衣装? のときがありましたよね。ああいうのは誰が考えるんですか?
全身お菓子は、ホワイトデーですね。それぞれ自分なりに考えておいて、「こういう格好しようと思ってるんですよね」っていうイメージにみんなでアレンジを加えたりしています。
スタッフもイベントを楽しんでいる?
そうですね、お客様、女のコ、みんなに楽しんでもらいたいので、まず自分たちが楽しんでもらうためのキッカケを作ろうっていう感覚でやっています。
45では、お店全体ではお休みの日にご飯会もしてますよね?
ご飯食べてそのあとカラオケとか行って…という食事会を1、2カ月に1回やっていますね。そういう機会があってもいいのかなっていうことで。元々始めたのは去年の10月から。そのときはスタッフの送別会+お疲れ様会でした。そのときみんな楽しそうだったので、今月も頑張ったねという食事会がその後も恒例になっています。
お休みの日まで職場の人と会うのはみんな嫌がりそうなイメージがありますが、みんな楽しそうに参加してますよね。
まあ、食事会やって暗かったら「なんでやってるんだろう」ってなっちゃうんで。みんなが楽しんでくれてるから続いているってところですね。そういう雰囲気がみんな好きなんだなって感じています。遅れてでも来る子もいますし、参加率はかなり高いです。
フォーティーファイブで働きたい女のコっていっぱいいると思いますが、どんなキャストさんを求めてますか?
キラキラした華やかな空間が好きで、人と話すのが好きなコだったらどんどん来てほしいです! うちはベテランのコだけでなく、ここから始めていこうっていう水商売初心者の新人のコもいますよ。
キャストと黒服と一体感があって店全体も盛り上がっている、今の状態はお店改革の到達点ですか?
いや、まだまだ足りないところはありますね。スタッフも多いかといったらそんなことはないし。45はまだ1店舗なんで、今後は2店舗目だったりを考えていきたいですし。目指すところは日本一のキャバクラです!
Fourty Five (フォーティーファイブ) | |
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所在地 | 東京都新宿区歌舞伎町1-9-6 三経32ビル2F |
H P | きゃばきゃば |
@fourty_five_45 |
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