「かわいいコがいる!」ともっぱらの評判、六本木『JUNGLE TOKYO』のあみさんがメゾンドボーテ初登場! 佐世保のスナックから始まったあみさんの夜歴、歌舞伎町『アジアンクラブ』から六本木へ移った経緯、そしてキャバ嬢として貫いている働き方について語って頂きました♡
今年の夏に歌舞伎町のアジアンクラブから六本木のジャングルトーキョーに移籍しましたあみです。ずっとアジアンクラブにいたので六本木は初。何が違うのかハッキリわからないけど、歌舞伎町と六本木は違うなって感じはありますね。六本木の女のコは、歌舞伎町のコとはまた違う種類のかわいさだなって思います。
夜歴はかれこれ10年くらい。19歳から23歳くらいまでは佐世保のスナックで働いていました。佐世保時代はそこそこ長いです(笑)。地元を出ようとも思っていなかったし、なんとなくいたんですよね。佐世保ってキャバクラより圧倒的にスナックが多いんです。キャバクラも2、3軒くらいあったんですけど、スナックと時給があんまり変わらなかったので、だったらスナックでいいよねっていう。
上京したのはノリですね。「東京行こう♪」みたいな感じで。ちょうど彼氏と別れたっていうのもあるし、同じ水商売でも東京のキャバクラなら儲かるってことを知ったのもあります。友だちから「東京のキャバクラなら、最低でも8,000円くらいもらえるよ」って聞いたんですよ(笑)。
「時給8,000円なんて嘘やろ?」って最初は信じてなかったです。「それ、服着てないやろ? それ絶対触られるやつやろ?」って疑ってたんですけど、「ほんとにマジで普通のキャバクラだよ」って友だちが真面目な顔でいうから、だったら東京へ行くのも悪くないかなって。そのときスナックの時給が1,700円くらいだったので、4倍以上じゃないですか。じゃあ行ってみようかなって。それで、貯金ゼロ円、所持金2万円で上京しました♡
そんな感じでフラッと東京に来て、お店は体入2~3軒行って、今はつぶれちゃったんですけどレグルスっていうお店に入りました。キャバクラは初めてで女のコ関係が怖かったので、まだ派閥のなさそうな新店を選びました。
友だちが言っていた通り、東京のキャバクラの時給は高かったです。面接のとき「前のお店の時給を書いて」と言われたので1,700円って書いたら、「え? 17,000円でしょ?」って逆に驚かれました。
上京当初は友だちの家に住んでいたんですけど、そのコは普通に昼職のコだったので、生活時間が合わず…。暗闇で化粧を落としたりするのがツラくて早々にシェアハウスに移り住みました。家賃は家具付き光熱費込みで5万円♪ 部屋も設備もキレイだったし、共用部分のお掃除も業者の人がしてくれるし結構快適でした。
ちゃんと一人暮らし用のお部屋を借りたのはそれから4カ月後くらい。その当時から六本木で働くことになってもいいように…と思って、新宿にも六本木にも行きやすい場所に部屋を借りてました。結局そこに住んでる間は歌舞伎町でずっと働いていたんですけど(笑)。
レグルスには1年くらいいてそのあとアジアンへ。レグルス時代は歌舞伎町を知るための勉強期間みたいな時期だったかもしれないです。最初は「時給8,000円だなんて恐れ多い」と思っていたし、ノルマも言われるがままに受け入れていたんですけど、だんだん慣れてくると見えてくるものもたくさんありました。人によって時給や待遇が全然違っていることとか、ノルマも「それは嫌だ」と言ってもいいとか。すべては実力と交渉しだい。「この世界は、結果さえ出していれば言ったもん勝ちなんだな」ってことを学びました。
スナックからキャバクラに移って、大変だなって思ったのはやっぱりアフター。レグルスのときは昼職をやっているとか言って、アフターは行かなかったですね(笑)。
アジアンには4年近くいたのかな。働きやすかったし仲良しのコもいたし、すごく良いお店でした♡ それでも六本木に移ったのは自分なりの挑戦かな。ずっと、「歌舞伎っぽくない、六本木っぽい」とちょいちょい言われ続けていたので、六本木は気になっていたんですよね。「六本木っぽいならいつか言ってみたいな」って。それで、声を掛けてもらったタイミングで今のお店に移ることにしたんです♡
営業っていう営業もあんまりしないです。「美味しいごはん連れてって♪」とかは言いますけど、お店に来て来ては言わないかもしれない。お客さんのほうから「今日いる?」って聞かれたら、「いるよ。飲もう♪」って返すくらい。
お酒はもちろんシャンパンが嬉しいですけど、そうじゃないならビールがいいです。めっちゃ好きなので♡ ただ、六本木でビールを頼むと「え? ビール?」って多少驚かれるので街の違いを感じてます(笑)。
客層は職業も年齢層も幅広いほう。20代前半の人もいれば60代の人もいて、お酒を飲む人もいれば飲まない人もいる感じ。得意な客層もあまりなくて、「あの人良いお客さんだから頑張って」みたいな形で席に着けてもらうことが多かったなって思います。
上京してしばらくは「染まってないのがいい」って指名をもらうことも多かったです。きっと長崎弁を直さずにそのまま話していたからだと思います。今も敬語を使わないときは方言がそのまま出ちゃいます。ちなみに長崎の方言は博多弁をもう少し田舎っぽくした感じです。
お客さんはレグルス時代からの人もいるし、長く続く人が多くてみんな六本木にも飲みに来てくれます。長く続くのは期待させたり嘘をついたりしないからかな? 変に気を持たせたりもせず楽しい時間を過ごすのが得意です♡
この仕事をずっと続けてこれたのは運の良さが半分くらいはある気がします。「今月売り上げ足りなさそうだからお給料下がっちゃうなあ…」って思ってる月でも、バンって使う人が締め日に何人も来て保てたり、フリーバックのお客さんがたまたま月末に来てポンポンポンとボトル開けて行ってくれたり。「ラッキー♪」でどうにかなってきたみたいなところすごくあります。
お客さんは良い人が多いので、「締め日だけど、今月大丈夫かな?」って心配して来てくれていたのかもしれないけど、自分が努力をした記憶ってあんまりないんですよね。これまでずっと楽しいことしかしてきていない気がします。行きたくないアフターに行くとか、お休みの日に渋々会うとか一回もしたことない。ちょっとでもイヤだと思ったら、「無理」ってピシャッと断っちゃうから。お店でお金を使ってもらえたら嬉しいけど、自分が無理をしてまで使って欲しいとは思わないので。
イヤな気持ちを我慢したくない。そこは頑固(笑)。無茶なこと言われたら「それには対応できないから、他のコのとこ行っていいよ」とか全然言っちゃいます。そういう部分ではお客さんに執着は薄いかもしれない。ギラギラガツガツした部分は少なめです。キャバ嬢としてそれが正解かどうかはわからないですけど、結果、楽しいことしかしてきてない♡
プライベートでは犬を2匹飼っているので、お休みの日はドッグカフェに行ったり犬と一緒に過ごしています。最近の趣味は家でピアノを弾くこと。ピアノは昔、習っていたんですけど、コロナの自粛期間中に電子ピアノを買って練習中。合唱コンクール系の曲が好きで、「遠い日の歌」や「カノン」とか懐かしい曲を弾いてます♡
歌舞伎町、六本木と東京の夜もだいぶ長くなってくると、佐世保のスナック時代が遠い昔のようですが、一番お酒を飲んで楽しいと感じていたのはこの頃だった気がします。仕事感なく何も考えずただ楽しく飲んでいた良い思い出です。ただ、人生をトータルで見たら今のほうが自由も多いし充実してる。東京に出てきて正解だったなって思います♡
イヤなことはイヤって突っぱねちゃうところは相変わらずですが、以前に比べれば多少は丸くなったかもしれない。昔は「私はこういう人間!」って主張だけをしていたけど、今は「この人はこういう人だから、こういうふうに接しよう」って受け入れられるようになったところは成長したかな♡ とはいえこれからも、できるだけ「やりたくないことはやりたくない」(笑)。良くも悪くも自分を作って接客ができないし、キャバ嬢っぽくないキャバ嬢だなって思いますけど、自分なりに早く六本木の女になれるように頑張っていきたいですね♡
フランクに話せる気さくさと、「やりたくないことはやりたくない」とはっきり言える芯の強さがあみさんの魅力♡ ちなみにあみさんの飼っている2匹の犬たち。犬種はチワワとマルチーズのMIX犬で、名前は「はにお」と「こむぎ」らしいですよ♡
有名キャバ嬢紹介美容・整形・メイク
六本木『JUNGLE TOKYO』あみ が更にかわいくなった5つの秘密♥
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