六本木の超激戦区『ジャングル東京』で、未経験入店3カ月目でトップ10入り! 以降も好成績をキープしている “ももか”さんをピックアップ。
2023年5月にキャバ嬢デビューするやドレスモデルとしても引っ張りだこ! 関コレにも2季連続出演中のももかさんですが、ブライダルのドレススタイリストとしても昼職で活躍中。美貌とキャリアを兼ね備えたももかさんの昼夜兼業生活のバランスとは?
いろいろ気になるももかさんの初登場コラムをお届けします♡
ずっと昼職一本で生きてきたんですけど、去年の5月に六本木の『ジャングル東京』に入店して、そこから昼夜兼業。昼の仕事はブライダル系の会社でウェディングドレスのドレススタイリストをしています。
キャバクラの出勤ペースは金土の週末を中心に週4程度。出勤は遅めで22時とか23時から。だいぶ遅いですよね(笑)。昼職のほうはシフト制なんですけど、ドレススタイリストという職種はお客様との打ち合わせがメインなので、平日のコアタイムは午後〜夜と通常の昼職よりも終業時間が遅めになっちゃうんですよね。
なので同伴はなかなか難しくて。アフターも翌日のスケジュールしだい。仲良いお客様であればできるだけ行くようにはしていますが。といってもやっぱりちょっと眠くなっちゃったりもするので、顔だけ出して早めに帰ることが多いです。
夜歴はジャングルがはじめてです。キッカケはストーカーに家に入られたこと! 直接の被害はなかったんですけどもうその家には怖くて住めないから。セキュリティの高いお部屋に引っ越さなきゃってことで急遽まとまったお金が必要になり…。とはいえお給料が安くて貯金は全然ないし、長野の実家には心配かけたくないから言えないしで。となるとやっぱり夜かなみたいな。ちょうど彼氏もいなかったのでとりあえずキャバクラで働くことに。
引越し費用が稼げたらそれで十分だったので、最初は保証期間だけ働こうと思ってました。でも、いざ働いてみたら意外と順調で(笑)。入店3カ月目の7月にトップ10入りまでできてしまい…。人に求められるのが嬉しくて、楽しくなってきちゃって今に至ってます。しかも関コレに出演させて頂いたり、ドレスブランドさんにモデルとして呼んで頂けることも増えてきて、「わぁっ♡」みたいな。
結果が良くてトップ10入りできたときは嬉しいし、お客様も喜んでくれるから頑張ろうって思うけど、成績的なところはあえてあんまり気にしないようにしています。周りのコたちはみんな日々努力しているし、話を聞いていると「私、全然頑張れてないな」って思っちゃうけど、成績や売上にこだわり出したら兼業のバランスが狂っちゃうと思うから。お昼もやっているっていうところで「これでいい」と思うようにしてます。
「がっつり夜一本にしたらもっと売れるよ」と言われることもあるけど、それもなんか違うかなって思っていて。私は話が上手なわけでもないしお酒もほぼ飲めないし。いつまで求められるかもわからないから昼は昼でやめたくなくて。この仕事って需要がなくなったら終わる職業じゃないですか。いま余裕を持ってやれているのは夜に全振りしてないからこそだと思うんですよね。
「キャバ嬢としての営業スタイル」と言えるほどのスタイルはないかな。そのままというか普通です(笑)。ただ、お酒はだいぶ弱いので、ワイワイ系ではないかもしれないですね。完全にノンアルなわけではないけどだいぶ弱いです。でも、シャンパンだったらアルマンドレッドが好きです。甘いから。これだったら美味しいなって思いながら飲める。
接客する上で大事にしていることは自分に嘘をつかないこと。接客業としてこんなこと言っちゃいけないかもしれないけど、ほんとは嫌だけどいい顔しておこうとか、無理して合わせて笑顔でいるとかはしないです。ストレスフリーで仕事をしたいから好きな人とだけ一緒にいたい。無理やり飲ませてくる人とかはもうこっちからNG出しちゃいます。自分が無理って思った人とは絡みたくないので。
自分の気持ちに嘘をつかずにいたいから昼と掛け持ちを続けているっていうのもありますね。キャバクラで稼げなくなったら本来の自分に戻って、昔みたいに昼だけやればいいやって思っているので。
将来どうなりたいか、みたいな話をすると今も昔もお嫁さんになりたいです(笑)。好きな仕事も続けながら家庭も持ちたいっていうのが野望です♡
“好きな仕事”というところで、夢は自分のドレスブランドを立ち上げることかな。デザイナーになりたいっていうのとはまた違うんですけど、自分が手掛けたふわふわなドレスを誰かに着てもらいたいっていう夢が昔からずっとあって。
今の会社に就職したのも作りたいドレスの企画をコンペに出せる仕組みがあったからなんです。なかなか難しいですけどね。毎回応募しているけど、ディテールを採用されることはあっても全採用には至ってなくて。でも、「こういうのが絶対かわいい!」っていう正解に自信はあるから、いまも諦めずデザインは出し続けています♡
ウェディングドレスやキャバドレス、非日常感のあるドレスが大好きなので、キャバ嬢として実際にドレスを着ながら、ドレスモデルもさせてもらえているのは本当に勉強になることがいっぱいあって嬉しいです。最新の流行りにも触れられるし、実際に着たときの見え方もチェックできる。ここがこうだったらっていうアイデアにも繋がるので。
専門学校時代にお裁縫の技術も一通り習得しているのと、骨格的に自分に合うサイズがないっていう悩みもあって、私服もドレスも買ったら絶対に自分でお直しするんですけど、チクチク縫っていると「このディテールの部分はこうだったら」とか、「こんな装飾があったらかわいいな」とか、いろいろとイメージが広がるので。楽しいですよね。ゆくゆくは理想のかわいいドレスと、ワンちゃんの服も作りたい♡
これからどうなるかはわからないけど、夜の仕事は求められているうちは続けたいです。私に会いに来てくれる人がいるってことがすごく嬉しいから。会いたいなって思ってくれる人がいる間はこのまま続けられたらいいな。人との良い出会いを大切にしながら、自分らしく昼夜兼業していけたらなって思ってます♡
キャバ嬢デビューするや、有名嬢への階段を100段飛ばしくらいで駆け上がっているももかさんですが、専門職を極めるプロフェッショナルとして昼の顔も持っているところも素敵♡ ちなみに、ももかさんが現場に現れた瞬間、その神々しい美しさにスタッフ一同一瞬息が止まったことを追記しておきます♡ (取材・文/ささきみどり)
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