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愛沢えみりの新人時代も知る六本木の生き証人♡ 『ファブリック六本木』水沢夏美 25年の夜を語る!!

18歳から43歳の現在までずっと売れ続けている六本木のレジェンド、『ファブリック六本木』の水沢夏美さんがメゾンドボーテ初登場! 1日30人を呼び込むカリスマキャッチ時代から、六本木でもっとも慕われる存在となった現在まで、25年の夜の歴史をインタビュー! 風営法がゆるかったあの時代のお話や、愛沢えみりさんの新人時代など、貴重なお話が盛りだくさんです♡

 

愛沢えみりとの出会い

現在『ファブリック六本木』で働く夏美さんですけど、夜のキャリアはどのくらい?

18歳からなので、もう25年になります。四半世紀(笑)。

愛沢えみりさん情報によれば、「私の駆け出し時代を知る重要人物」とのことですが。

えみりちゃんがまだ18歳だった頃、六本木の『エマクラブ』で一緒だったんですよ。年は私のほうがずっと上なんですけど、入店が同時期だったこともあって。それ以来、親しくさせていただいてます。

★当時のお話は、えみりさんYouTubeでも語られています!

えみりさん、キャバ嬢初期は「超テキトーに働いていた」っておっしゃってましたが、ほんとですか?

自由でしたね(笑)。自由なコでした。ふと出てみたり、お休みしたり、1カ月くらい姿を見かけなくて「飛んだのかな?」と思っていたら、いきなり来たり。そして、いきなりやめた(笑)。でも、それだけ自由でも許されたのはポテンシャルが高かったからですよね。その頃、仕事意識がさほどなかっただけで。かわいいし、明るいし、ずっと笑ってるから、お客さんウケはすごく良かったです。

その後も交流は続き?

やめるときも連絡をもらい、えみりちゃんが歌舞伎町に移ったあとも折に触れずっと連絡は取り合ってましたね。『プラウディア』時代は会っていないけど、『ジェントルマンズクラブ』以降は顔を合わせる機会もそこそこ。その頃には有名になっていたので、私のお客様も「会いたい!」っていう人が結構いて。「じゃあ紹介するね」って、お客さん連れてジェントルへ行ったりしていたので。えみりちゃんがブランド(EmiriaWiz)を立ち上げたときも、わざわざ店まで挨拶しに来てくれましたね。

えみりさんのバースデーも行ったりしました?「ジェントル時代のラストバースデーに行きました。ドンペリタワーを流すところまでは見届けられなかったけど」。写真は、えみりさん24歳のラストバースデー♡

 

夏美18歳〜20歳
「客引きだけで月収100万時代!」

夏美さんの夜歴も聞かせてください。いろんな時代を知ってそう!

これ水商売って言えるかわからないんですけど、短大生だった18歳から20歳までは、六本木のキャバクラに在籍しつつビラ配り。キャッチ専門にやってました。お客さんを店まで連れて行くとポイントがついたんですよ。そのキャッチだけでナンバーワンでした。毎日、30人とか連れて行くんで。

毎日30人!

当時はキャッチを禁止する条例はなくて、引き放題だったんで(笑)。一応、キャバ嬢なんで、私を指名したいってなったら席にも着くんですけど、それよりその時間でキャッチしているほうが効率よかったから、よっぽいいお客さんじゃないと着かなかったですね。

どのぐらい稼げいでたんですか?

時給はめちゃめちゃ安かったんですけど、お客さん連れて行ったぶんのバックも合わせると、日払いで1日5万。大体月収100万くらいは稼いでました。ただ、勤務時間は長かったです。大昔なんで風営法も厳しくなくて。お店の営業時間が20時〜朝5時まで。私も20時、21時から朝の4時までキャッチに立ってました。結構、長時間労働(笑)。

 

夏美20歳〜22歳
「昼夜掛け持ち歌舞伎町キャバ嬢時代♡」

その後、短大を出たあとアパレルの会社に就職して、そのお店はやめたんですけど、昼だけじゃ生活できなくて歌舞伎町でキャバ嬢はじめました。今度は接客メインで。

街も変えたんですね。

そのとき職場が新宿だったので。今はもうないですけど、『DEEPS』っていうお店に2年在籍しました。で、お店で出会った人と同棲したので一旦夜は上がり…。

夏美さん引く力が強いからすぐ売れそう!

いや、それ以上に、周りがみんな仕事意識の高い方ばかりだったので。『DEEPS』って当時、歌舞伎町で一番流行ってたお店なんですよ。その頃は歌舞伎町といえば『DEEPS』と『NOW』みたいな時代で。上位のコがバチバチ戦ってて。でも、『DEEPS』は楽しかったですね。学校みたいな感覚でした。

昼夜どのくらい働いてたんですか?

昼が週休2日だったので週5出勤。夜も月〜金まで週5で働いてました。同棲して夜上がったのは、そういう生活に疲れちゃったのもある。養ってもらえるなら、もはや誰でもいいやみたいな(笑)。そこからはずっと昼職だけ。アパレル一筋で生きてました。

 

夏美22歳〜27歳
「同棲5年を経て六本木でキャバ嬢復帰!」

ブランクの期間は?

5年ですね。誰でもいいと言いつつ意外と長く続いた(笑)。で、その人と別れるってなったときに、「アパレルじゃ生活できないから。いっそ昼やめて夜一本にしよう」と決めて、六本木の『エマクラブ』へ。エマは何年くらいいたかな。閉店するまでだから8年とか? 小箱でアットホームで、仲良いコも多かったし働きやすかったんですよ。

仕事意識が変わったのもエマからですね。夜一本になったし、キャバ嬢としてちゃんと結果を出そうと思って。お客さん作るためにめちゃめちゃ頑張ってました。同伴も毎日組んで、死ぬほどアフター重ねたりとか。最高7件とか行ってました。

7件!

「頑張り続けねばならない」みたいな意識がやたら強かったんですよ。ある程度売れてからもずっと、毎日同伴アフターしてました。

5年続いた彼氏とは、結婚話は出なかったんですか?「出てはいたんですけど、やっぱりちょっとお互いに、もういいかなみたいな(笑)。それで円満に解散しました!」。

 

夏美35歳〜37歳
「さすらい期を経てファブリック六本木入店」

エマクラブはインソーグループだったので、閉店したあとはインソーのクラブ事業部内で移動になって『セタルモ』へ。でも、まさかの、入店9カ月でまたしてもお店がつぶれちゃったんですよ。やっと慣れてきて、親友とも出会えて、めっちゃ楽しくなってきたタイミングで(笑)。

しょんぼり。

その後、いろいろ迷った末にインソーの『ZOO東京』へ。でも、ZOO在籍は5カ月。ほんんの一瞬でしたね。ちょうど『ファブリック六本木』が開店準備中の頃で、オープンするときはそっちに移ろうと決めていたので。

ファブリックは、もともとインソーにいた人たちが独立して立ち上げたグループなんです。エマ時代の店長や社長をはじめ、懇意にしていたスタッフはみんなそっちに移るってなっていたので私も一緒に。そして現在に至るって感じです。

 

夏美37歳〜現在
「顧客数は軽く1,000人を超えている」

夏美さんは顧客数も相当多そう。たま〜に来るような人もいれたら何百人?

いやもう3桁じゃ収まらないww お正月のご挨拶LINEやバースデーイベントのお知らせを送る人数で考えると、軽く1,000人は超えているので。もちろん全員イベントに来てくれるわけじゃないですけどね。

バースデーは月間じゃなくイベントでやるんですね。

毎年イベントやらせて頂いてます。とはいえそんな歌舞伎町みたいに大々的なイベントじゃないですよ。毎年2日〜3日やるんですけど、そのお知らせをしておけば、イベント中に来れない人もその1カ月の間に来てくれるかなっていう。営業的な意味でのイベントなので。すごいシンプルです。内装も入れないしお花も募ったりしない。お客様が個室のほうで内装入れてくれるとかはありますけどね。

シャンパンタワーはしない派の夏美さん。「自分の中にタワーの文化がなくて。今でこそ、六本木でも華やかにタワーをするコもいますけど。タワーといえば歌舞伎町っていうイメージだったのでやったことがないんです」。

夏美さんの接客のスタイルは?

エマ時代からずっと友達飲みです。自分のプライベートは包み隠さず話してますね。彼氏がいれば彼氏の話もするし、お客さんから彼女を紹介されたりもするし。お母さんや自分の家族を連れて来てくれる人もいて、お互い気兼ねなくなんでも話せる相手みたいになってます。

売上も安定してそう。

そんなに大きく変動することもなく、ずーっと安定です。お客さんも切れないですね。会社がつぶれたとか、捕まったとか、病気になったとか、よっぽどのことがなければ。なんなら売上はエマ時代より上がった状態で落ち着いてるかな。昔に比べて、シャンパンの種類も増えたし、値段も上がってるから(笑)。

 

キャバクラでクラブ的な売り方をしている♡

長くこの仕事を続けられる秘訣は?

27歳で六本木に来てから、ファブリックが始まってしばらく経った頃まで、プライベートよりも仕事優先の日々を送っていたので、その間に地盤が固まったというか。その積み重ねがあるから安定しているのかなって思います。ずっと一生懸命だったから。それをお客さんたちも知っているから、信頼されているし、変わらず来てくれる。だから今、仕事がすごい楽ですよ。

ところで夏美さんは、クラブ転向を考えたことってあります?

それ、よく聞かれるんですけど、ないんですよ。クラブで働いている友達や知り合いも多いので話は聞くんですけど、キャバクラのほうが稼げるなって思っちゃうし、今の私の働き方がもはやクラブなんですよね。

どういう感じなんですか?

ある意味私がママみたいな立ち位置というか。お客さんも若くてかわいいコと飲みたいじゃないですか。なので、女のコも紹介するし、気に入ったコがいたら連絡先交換して仲良くなってもらって、そのコも指名してもらう。売上は割れちゃうんですけど、お気に入りのコがいることで、来店頻度が増えたり、シャンパンもたくさんおりたりするんで。

連絡先を交換。キャバクラだったら爆弾ですよね?

私の席に限っては、「全然いいよ、むしろどんどん交換して」っていうスタンス。エマ時代からでずっとこれでやって来てます。

さっき話したように、私の場合、彼氏がいるとか好きな人がいるとか、最初から言っちゃうタイプなんですけど、それは、色だけを求めて来る人はどっちみち続かないって思ってるからでもあるんですね。普通は隠すようなことをあえてオープンにすることで、人として気に入ってくれた人だけ残ればいい、そういうスタイルでやってきていて。だから逆に、女のコをアテンドするみたいなやり方ができたというか。

なるほどー。

キャバクラだと指名替えっていうものがあるから、危険すぎて誰でもできるやり方じゃないですけど。私は売り方が特殊だったのと、長年この仕事をしていて、お客様との絆も強いからできているっていうのはありますね。

「激しく飲んでいた時代もありますけど、今は自分のペースで適量を。アフターもどうしてもというとき以外は行かなくなりましたね。体を考えて生きてます」by夏美 ちなみに美と健康に欠かせないものは点滴! プラセンタと白玉を週1、2回、NMNとエクソソームを月2回打っているそう♪

 

どこまで続けられるかは体力しだい(笑)

クラブ売りができるのはベテランだからこそ。とはいえ、ダブル指名になっている女のコのほうが「夏美さんの指名を外して私1本にしてよ」となることは?

まあまあそういうこともなくはない。でも、一旦指名外れてもいずれ帰って来るので。お客さんが切れてそのまま一生切れるってことはないですね。

「同伴してお客さん連れて来たの私じゃん。なんで売上割らなきゃいけないの」って揉めたりしません?

そう思う子も正直いるだろうけど。基本的に、トラブルになりそうな子には、お客さん紹介しないですね。でも、ファブリックにはそういうコは滅多にいない。いてもすぐやめちゃうかな。めっちゃ売れてるコは必然的に呼べないけど、お客さんがどうしてもっていうときに相談すると「あ、いいですよ」って席に着いてくれたりもするし。

ファブリックで働いてる女のコをはじめ、六本木で働いているコは、経験も実力もある人が多いので、目先の損得だけで動いてないっていうのもあるのかな。視野広く見たときに得だなっていうことをちゃんとわかってる気がします。実際楽だと思うんですよ。自分ひとりの力だけで呼ばなくてもお客さん来てくれるし、フォローもしてもらえる。私がいることで色恋から逃げられるパターンもあったりするから。距離感的にいい感じでいられるっていうメリットもある。

夏美さんが女のコと良い関係を築いているからって説もありますね。

それは確かにあるかも。女のコたちとは日頃からコミュニケーションはしっかりとっているので。

今日は長い時間ありがとうございました。最後に、夏美さんの今後の展望を!

お店どうこう、お客さんどうこう以前に、キャバクラをどこまでできるかは、自分の体力しだいっていうところがあるので、健康でいるってことをまず第一に(笑)。今後は、これまで通り出勤しつつも、昼のほうでも何かしら幅を広げていかなきゃなっていうのはありますね。美容が好きなので、美容系のことでちょっと動いていきたいなあって思っています。

 

夏美さん、初対面にも関わらず一緒にいて安らぐ感じがすごくありました。控えめにいってめっちゃいい人! 長く愛され続けているのも納得です♡

<RECOMMEND>
こちらの記事もおすすめです。

『ファブリック六本木』に在籍するベテランキャバ嬢。水商売を始めた18歳から、43歳(2023年時)の現在までずっと売れ続けている六本木のレジェンド。新人時代の愛沢えみりさんと同じお店に在籍しており、その頃から交流がある。

生年月日:1980年8月15日
身長:152cm
血液型:O型
出身地:静岡県
在籍店:『ファブリック六本木』
出勤:月〜土

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