「未経験入店初月で売上1,000万円over」「ホスト歴1年で年間売上2億2,000万円over」…。ホスト業界に伝説を創る男・平良翔太さんがメゾンドボーテ初登場!! ホストデビュー2年目で、20店舗のフランチャイズ展開を繰り広げるエルコレの総本山、年間売上10億円を超える『club Leo』の代表に大抜擢!! 前人未到の2年連続2億超えを狙う“令和の怪物”、そのホスト人生に密着。デビュー前の芸能人時代も含めて前後編でお届けします!!
☆平良翔太インタビュー後編:~ホスト界 前人未到の2年連続2億越え編〜
―「平良翔太」という実直なお名前、もしかしてこれは本名なんですか?
バリバリ本名です! 源氏名もちゃんと考えていたんですけど、出勤したら社長がもう平良翔太で名刺を作っていて「これでいこう!」ってw 「マジか…」って思ったけど、もう名刺も作ってあるしホストは芸能人でもないので本名でスタートしました。なんとかなるさ精神ですね。
―翔太さんは元芸能人なんですよね。芸能って何歳くらいからやっていたんですか?
17歳くらいからですね。サロンモデルから始めて、そこからRanzukiとかチョキチョキとかいろいろな雑誌に出させてもらって…。19歳のときにTBCのイケメン総選挙で7,000人中3位入賞したのがキッカケで、『X4』というダンス&ボーカルグループに加入しました。並行して雑誌やアパレルのモデルは続けていましたね。
―何気にPopteenにもに出ていましたよね?
出てました! X4に入った頃、Popteenのイケメン総選挙っていう恒例企画に出場させてもらったんですけど、そこでぶっちぎりで1位をとったんですよ。そこからメンズモデルとしてちょこちょこ出させて頂きました。みちょぱさん(池田美優さん)、にこるんさん(藤田ニコルさん)、ゆらのんさん(越智ゆらのさん)、けんけんくん(中島健さん)、たくぽんくん、バトシンくん、バンダリ亜砂也くんと、黄金期のメンバーが出ている時代ですね。
―翔太さんは、歌とダンスはそもそも得意だったんですか?
いや得意ではなかったです。メンバーの中で僕だけ未経験だったので寝る暇などなかったですね、加入が決まった段階で27曲の歌詞とダンスの振りとフォーメーションを約1カ月で必死に覚えました。1カ月後にツアーが決まってたんで追い込みましたね。
―そして2018年ホストに!
10代の頃メンナク(MEN’S KNUCKLE)のモデルをしたときに遊志くん(『SENSE TOKYO』の社長・櫻遊志さん)と知り合って、そこから交流はあったのでホスト事情を聞きに行きたかったんですけど、そのとき遊志くんはイタリアにいて…。彼以外にホスト業界に知り合いは1人もいなかったので、意を決してひとりで飛び込みました。
―そのとき遊志さんが日本にいたらSENSE TOKYOに入っていた可能性も?
入ってたと思いますよ(笑)。でも連絡がつかず、未経験者が求人誌を見て探す感じで体入に行きまくって決めましたw
―ちなみに“第二の人生”としてホストを選んだのはどうしてだったんですか?
僕は長男で沖縄出身なんですけど、その沖縄に未開発のビーチを親名義ですが所有してまして。そこにいつか、僕に関わってくれた仲間や知り合いがいつまでも少年少女に戻れるような特別な楽園を作りたいっていう夢が10代の頃からずっとあるんです。
楽園という表現は少し大袈裟かもしれませんが、その夢を叶え仲間を増やすためにはどんな方法があるだろうって真剣に考えたとき、歌舞伎町は若くしてお金を稼ぐ能力のある人達が集まる場所だと知って、それで単身歌舞伎町に乗り込みました。男なのでホストになりましたけど、もし僕が女性だったら愛沢えみりさんや一条響さんがいる『FOURTY FIVE』で働いていたと思います。
―ホストはお店選びもきっと重要ですよね?
そうですね。そもそも僕、歌舞伎町ってよく知らなかったんで。店を探している頃にふと思い立って歌舞伎町をお散歩したこともありましたね。
―歌舞伎町をお散歩!?
はい。それまでは、歌舞伎町に足を踏み入れたことがなかったんですよ。新宿に3年住んでいたにも関わらず。それで、改めてこの街を実際に見て歩こうと思って散歩してみたんです。そしたらもうめっちゃ狭くてびっくりしました。「は? これで歌舞伎町終わりなん!?」みたいな。イメージでいったら結構な規模の一大歓楽街みたいなのを想像していたので。ただ、こんな小さな街で、1日何百、何千、何億ってお金が動いてるんやって思ったら逆に魅力的な街だなって思いました。ここで一から生きてみようって。
―ところで、ちょいちょい関西弁が混じりますが、翔太さんは沖縄生まれ関西育ちとか?
ある意味関西育ちに近いかも(笑)。『X4』が関西発のグループでメンバーもスタッフもスクール生も友達も全員関西人だったので(50人以上!)、ずっと一緒にいるうちに言葉がうつってもうたみたいな感じですww 関西弁、方言の中で一番好きです!
―『club Leo』入店の経緯は?
ホストは覚悟を決めて腹をくくってやろうと思ってたんで、ある程度慎重に決めたかったんですよね。それで、とりあえず歌舞伎町の有名店全部見てやろうくらいの勢いで体入しまくって、44店舗体入した結果ココだなと。
―44店舗も!! 決め手になったのは?
まずシンプルにお偉いさんからの扱いが良かったこと。それと、根拠の無い自信で「ここなら行ける!」って思ったんです。このグループ、このお店なら圧倒的王者として君臨できるって(笑)。でも入店してすぐに「ミスった!」って思いました。自分がいかに無知だったかすぐに気づきました。
―ミスった?
逆に一番難しい店を選んでました(笑)。『club Leo』にはその年(2018年)、2億3,000万円の売上げを叩き出すことになる夏稀代表と、同じく1億8,000万円を売り上げたダイヤくんと怪物が2人もいたんです! その頃、僕らのグループのエルズコレクションは独立前で、グループダンディの傘下にいたんですけど、グルダンっていったら規模的に日本一のグループ。そのグループの2018年度の1位と3位になるホストが同じ店にいたっていう。44店舗も体入して、よりによってとんでもない怪物がいる店に入ってしまったwww
―怪物が2人もいるお店だなんて、秒で心折れそう…。
それが僕、未経験初月で1,000万円売ったんですよ。この数字って歌舞伎町の歴史の中でも初のことだったみたいで。それで僕の中でも「イケる!」っていう手応えが生まれたので心折れなかったです。むしろ勝ってるくらいの気持ちありましたね。
―未経験初月で1,000万って…尋常じゃない。ファンの人たちが大勢来てくれたとか?
それ、みんなによく言われるんですけど、ホストを始めたことはツイートもしなかったのでファンのコで来店してくれた人たちは初月なんか10人ほどでしたw ただ、入店したときに宣伝トラックを走らせてくれたんですよ。それを見て次の月からは初回で足を運んでくれた人は多かったですね。あとホストでは異例なのですが、アドトラックをファンのコたちがわざわざ新宿まで足を運んで撮影してくれたり、「翔太くんのアドトラ見かけました」の報告や投稿が100件以上あったのは有難かったです。
―初回がいっぱい来てくれても、リピーターになるかといったら難しいですよね?
確かに送りや初回指名をとるのは簡単ですがリピーターになって頂くのは難しいと言われてますね。ただ僕は接客業が向いていたのか、入店当初から記録があって、リピーター率で誰にも負けたことないんです。大体普通のホストさんは、月に5本とか新規指名からのリピートもらえたら良いほうなんですけど、僕は入店当初から30本近くリピートもらってて、代表になった今でもリピート数は月20切らないのでありがたいですね。
―それはつまり?
ホントありがたいことに毎月、新しくお客様が20人増えてます。「翔太より客数多い売れっ子は日本中探してもいない」と、ホスト歴の長いレジェンドの方々にもよく言われます。昔から僕、運だけは最高にいいんですよねww
―この頃、ローランド様も来店されてますよね?
そうなんです。僕がホストを始めて2カ月目くらいかな、役職もない僕に突然指名で来てくださったんです。それまで絡みは一切なかったんですごくびっくりしましたけど、「すっげえ怪物がエルコレに現れたって聞いたから、見に来ちゃったよ」ってシャンパンまで下ろして頂いて。同業付き合いって5切り(5万円のお会計)が相場なんですけど、50万円以上さくっとお会計して帰って行かれました。「ローランド様、男前だなあ♡」って思いましたね。今でも、たまにDMで連絡を取り合ったりさせて頂いてます。
―入店した年の10月に役職の昇格祭がありましたよね。結果はどうでした?
3daysで3基タワーをやって1,300万円売りました。売上も全入(売り掛けナシ)。相当良い結果を出したと思っていたんですけど、その月夏稀さんは1,800万円売って、ダイヤくんに至っては1,900万円。結果、僕は3位だったんです。フルパワー当てて3位。組数でも2位…。しかもちょっとの差ではないじゃないですか。実力の差を思い知りました。ただ言い訳させてもらうなら僕まだ新人やったんで売掛できないし、現入(現金でのお会計)のみなのは姫たちも困ってましたね。「明日払うのに…」って。「ごめん、俺こうみえて新人やねんw」みたいなやりとりも多かったです。
―にしても、1,300万円売っても3位。『club Leo』の壁が厚いっていう話ですね。
そうすね。当時日本一の男がなぜか店にいたんでww これだけタワーやったのにナンバー1になれず悔しい思いしました。ただタワーをやってくれた姫の笑顔は今でも忘れてません。
―翔太さんがここまで頑張れるのって…。負けず嫌いが原動力なんですか?
負けん気だけじゃなくお客様の誇りになりたいっていう使命感はめっちゃ強いと思います。歌舞伎町には今8,000人くらいホストがいるって言われているんですけど、その中から僕を選んでわざわざ指名してくれているのに、無冠ってどういうことだよと。それは、姫様の費やしてくれた時間、お金、愛情、すべてを裏切ってしまう行為やと思うから。大袈裟かもしれないけど絶対に負けられないのがホストなんだと。叩きつぶされては挑み、叩きつぶされては挑み、そうやってフルパワーでナンバー1を目指す使命があるって僕は思ってます。姫の誇りでありたいです。
規格外の怪物ぶりを発揮したホストデビュー時代が語られた前編。後編は、『club Leo』のナンバー1からグループナンバー1へと駆け上がった怒涛の1年を中心に、ホストとしての生き様、翔太さんのパーソナリティーについても詳しく掘り下げます!
有名キャバ嬢紹介
平良翔太の質問箱 Part.3『仕事と人生編』記録・偉業から5年連続2億を支えるマインドまで26問26答!
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