南柚子「バースデー月に“億”を売る！」２か月間の“六本木留学”で進化した 北海道ナンバー１キャバ嬢の野望!!

昨年11月にオープンした新店『ファブリック７』への入店でも話題になった、すすきの『レスター』の南柚子さん。掛け持ち出勤していたファブリック７のほうは年内で撤退した柚子さんですが。そもそも北海道-東京を試みた理由とは？　そして6,700万を売り上げたバースデーのお話やさらなる野望などなど、北海道ナンバー１キャバ嬢・ゆずずの今とこれからを直撃しました！

年明けからは再びすすきの一本に♡

柚子さんは11月から、六本木の『ファブリック７』とすすきの『レスター』２店舗掛け持ち？（取材日は2022年11月末）

そうなんです。ファブリック７のオープンから北海道と東京を行き来する生活になりました。でも、掛け持ちは年内いっぱいですね。

え？　そうなの？

双方のグループで、どちらかに絞ってほしいといった感じもあって。年内は掛け持ちでいいけど来年はどっちかに決めてほしいと言われていたので。それもありつつ自分でもいろいろと思うところあったんです。掛け持ちをさせていただいたおかげで気付けたことがあって。

あら…。

自分でも東京一本となると迷うところもあって。でも、人生一度は東京で働いてみたいし、働けばよかったと後悔はしたくなかったので。ファブリックが12月からレースなのでそこまでチームのみんなと頑張ってきりよく。

年末恒例ファブリックの店舗対抗チーム戦では“神セブン”と呼ばれるAチームに抜擢された柚子さん。「周りが全員すごいので私は指名本数担当としてチームに貢献できればいいかなと（笑）」。

そもそもファブリック７に入店した経緯は？

ファブリックの方からずっとお誘いをいただいていたんですよ。新店がオープンするからうちで働いてくれませんかって。私も東京で働いてみたかったし。それでしばらく考えて挑戦してみようって決めました。当初思ってたより短い期間になっちゃいましたけど、でもすごく良い経験ができたなって思いますね。

またいつか東京で働いてみたいな

東京で働いてみてどうですか？

楽しかったです！ 現時点でまだ終わったわけじゃないけど（笑）。でも、東京めっちゃよかったです。お客様もいっぱい来てくれたし。もともと東京のお客様は多いんですよ。すすきのは７割観光客、３割地元のお客様だから。その東京のお客様たちがさくっと会いに来やすくてそれもいいなって思ったし新鮮でした。あと、とにかく女のコがみんなめちゃくちゃかわいかった♡

セブンのふうかさんと♡ もともと交流のあった東京の女のコたちとさらに仲良くなれたのも嬉しかったそう。

すすきのと六本木、接客の違いとかは感じた？

違いに驚きました！ 東京は接待だったり、お仕事で来てる人が多いですよね。すすきのはお仕事で来ているお客様ももちろんいますが、ゴルフ、ウィンタースポーツ、雪まつりなどの観光で来られる方が多いです。仕事感が強いのが東京、プライベート感が強いのが北海道。

それと、六本木のお客様はモテることに慣れている。北海道のお客様がモテないという話ではなくて。そのギャップにも、苦戦しました。ぐいぐいいかないと土俵にすら上がれない。そのぶん、掴んだらお客様の単価は高い。北海道の女の子は受け身な子が多いです。そして、北海道は六本木と違って毎日のように飲み歩いている方はあまりいなくて、観光地なので１年、半年に一度のお客様も沢山います。

ファブリックは激戦区ですしね。

指名替えもあたり前にあって。慣れていなくて悲しくて泣いちゃいました。でも、六本木だったらそんなのよくあるみたいな。ヘルプも指名を取りに来てる感じがある。ギラギラしてる。戦場みたいでした。すすきのにはない刺激が六本木にはありました。

オープン当初の頃の「今日は泣いちゃった」みたいなストーリーの投稿を見てどうしたのかなと思ってました。

慣れていないことが多すぎて、最初は病みましたね（笑）。ホステス始めたての頃に戻ったような気持ちでした。せっかくお見かけで場内をいただいても、忙しかったりしたら「もう着かなくていいよ」と言われたり。可愛くて、スタイルがいい子が東京にはたくさんいる。だからこそ、唯一無二の存在にならないといけないと改めて実感できました。

「六本木のお客様はツンデレな人が多い」と聞いていたのですが、その意味がなんとなくわかりました！ 最初は慣れていなくて、ツンの部分に怖い気持ちでいっぱいでしたが働いていくうちに段々とデレのギャップに惹かれました♡

色々な戦場、文化の違いを知れてすごくいい経験ができました。北海道はキャバクラをニュークラブと呼んだり、他にも独特な文化が根強く残る歓楽街なので。

なんだか「六本木に留学した」みたいな感じですね。

いやほんとそれです！ 感覚的にもそんな感じに近いかもしれない。でもまたいつか、東京で働いてみたいですね。いずれうちのグループが東京進出したときとかに♡

天使のような可愛さで好評だった、本取材日の撮影写真♪

バースデーイベント＆締め日、タワーは２回！

さて、ここからは“ゆずずバースデー”のお話。時期は遡ってしまいますが昨年９月20日に開催されたイベントの話も聞けたらなと。今年のテーマは？

テーマとしては特になく、色は青と白にしました。私が好きな色です♡ 2023年はテーマを決めてイベントを打ちたいです。

バースデーは何回目？

19歳のバースデーからなので今回で６回目ですね。

６回目でもバースデー前は不安とかあるの？

正直、もう「お客様が足を運んでくれるかな？」とか「成功するかな」とかの不安はほとんどないです。「楽しい！ 来て良かった」と思って帰っていただけたらいいな、になりました。

売上も大事だけど、「ゆずずのバースデーもう今回でいいや」って、今年の誕生日で終わりにされることのほうが心配かもしれない（笑）。来年もまた来てくれるように。いかに嫌な思いさせず不満なく帰っていただけるかを、バースデーに問わずですがいつも考えています。

2022年ゆずずバースデー告知ビジュアル。すすきののランドマークNIKKAウヰスキーの看板をバックにロケーション撮影♪

イベントでもタワーしてましたけど、９月の締め日にもしてませんでした？

そうなんですよ。リア誕20日のバースデーイベントと、締め日30日と２回。前回のバースデーイベントは明け誕とリア誕の２日間でやったんですけど、２日連続だと体が持たないんですよね。疲れちゃって顔色も悪いから写真も盛れないし。なので今回は１日だけにしたんですけど、締め日にお客様がシャンパンタワーのサプライズからイベントまで開催してくれました。

リア誕のバースデーイベントでは、東京から通ってくれている長年のお客様“花さん”からのランボルギーニシャンパンタワー。1,000万円♪ 「花ちゃんは水商売を始めたとき、一番最初にできたお客様。毎年タワーをしてくれてます♡」。

締め日のサプライズは「ゆずずファンクラブ※」の皆様が？

※ゆずずファンクラブ。男性女性、指名の有無を問わず“ゆずず推し”の人々で構成されるゆるいコミュニティ。会員証もあるよ♪

そうなんです。（ゆずずファンクラブの）キャプテンが皆様に声をかけてお花も募ってくれてて。事前にキャプテンから「この日シャンパンタワーをするよ」ってことは聞いていたんですけど、それ以外のことは全く知らなかったです。朝10時から準備していたらしくて。流石、キャプテンですよね♡

９月の締め日、ゆずずファンクラブのキャプテンから1,000万オーバーのベルエ ブランドブラン×ロゼ タワー！「去年のバースデーもキャプテンからのシャンパンタワーはサプライズでした♪」。

喧嘩をしてもシャンパンで仲直り♪

サプライズでイベントしてくれるとか、お客様に愛されてるんですね。

でも、キャプテンとはめちゃくちゃ喧嘩しましたよw 毎月１回は喧嘩しているんですけど、誕生日月間は３回くらい喧嘩しました。シャンパンタワーも「だったらやらないでください」って言うくらい。でも、「いや、絶対やるし」って言いながら怒るんですよ（笑）。

キャプテンは北海道在住ですがファブリック７初出勤の日もサプライズで来店。その後も何度も。レース最終日にも駆けつけた！　写真は祝・指名400回のお祝いケーキ♡

何が喧嘩の原因になるの？

キャプテンの不満が爆発することですね。私が忙しすぎてコミュニケーションが足りてない、お店の中でも卓がかぶって話せないことが多い、前はもっと同伴もできたしアフターもできてたのに…などなど。で、不満が募ってきたタイミングで店側が何かミスをしたりして爆発みたいな。

でも、席は本当に着けないんですよ。顧客数も多いほうなので。六本木で働いてみてわかったんですけど、東京の売れっ子さんってお客様の予定の組み方が上手な女の子が多くて。そこも、とても勉強になりました。私の場合はいつでもお店にいるしいつ来てもいいスタンスでやっているから５かぶりとかするんですよ。５卓かぶったら１時間で５分、10分もつけないので。10組近いときもある。

喧嘩をしても切れないってことはその都度仲直りもしてる？

してます。シャンパン入れてくれたら機嫌直します。「私がホステスだから、シャンパン入れてくれたら仲直りできるんだよ。ちょろくない？」って言います。酔っ払ったら私、楽しくなるんで。それで仲直り。タワーの前日も喧嘩してたんですけど、それもなんだかんだ仲直り。無事タワーを流してプレゼントでピコタンいただきました♡

タワーがダサくて絶望して泣いた!?

今回のバースデー。例年にないトピックはあった？　事件とか。

リア誕20日のタワーが頼んでいたものと全く違ったんです…。それで絶望して号泣してしまいました（笑）。

泣くほどに。普通にかわいいタワーに見えたけど。

あれは修正後なんです。最初は目も当てられなかった。イベント当日の営業時間前にちょっと様子を見に行ったんですよ。そしたら、伝えていたイメージとは似ても似つかないものが…。店に行ったら全然知らないシャンパンタワーがあったみたいな。それでもかわいかったらまだいいんですけど。絶望的にダサくて…。

北海道って東京に比べたら何事も“少ない”んですよ。おしゃれなシャンパンの在庫もタワーの業者さんも。だからイメージを再現できなかったとしてもある程度は仕方ない。でも、指定してたのと色も全然違ってて。

左が当初のタワー。右が修正後。「テーマカラーと合わせてタワーも青と白にしてもらうはずが。なぜか赤・黄・青っていう信号機みたいな配色になっててびっくりしてしまいました」。

ちゃんと監督できていなかった担当にも問題あると思います。その時点でまだお店にも来てなかったし。寝坊したらしくて。それで業者さんにはすぐ修正してもらったんですけど。そんな秒でやり直せるわけじゃないから営業中もシャンパンタワー立ててる途中みたいな。

ギリギリ間に合った？

なんとか。「タワーが頼んでいたものと違って泣いた」っていうのをキャプテンは知っているので、締め日のタワーのときはわざわざ東京から業者さん（ゴッサムさん）を呼んで立ててくれたっていう。絶対失敗できないと思ってくれたみたいで呼び寄せてくれました。

バースデー月の売上は１億円を目指します♡

来年はこんなバースデーにしたいとか構想はありますか？

毎年バースデーの目標があって。今年はバースデー月で小計5,000万超えを目指していてそれをクリアしたので。来年（2023年）はまたさらに大きな目標を立ててます。

すごくない!? この売上、北海道初？

北海道初を目指してたんですよ。北海道で一番売ったお姉さんが5,000万って聞いたからそこを超えることを。金額が小計か売上かわからないから総売りで6,700万売りました。小計で正確にいくら行ったかは今わかんないんですけど5,000万は超えてます。で来年はさらにそれを超えたい。来年（2023年）の、バースデー月に１億売るのが目標なんです。

バースデーイベント当日はまさかの台風直撃！ にも関わらずたくさんのお客様が足を運んでくれて大盛況。この月の売上は総売りで6,700万円を記録！

１億。…そんな野望が！

そんな野望があるんですよ。それもあって成長するために東京と掛け持ちできたらいいなと思ったんですよね。

北海道に限界を感じていた部分もあって。都会と比べたらチャンスも少ないから。でもやっぱり北海度で売りたいっていう気持ちもあって。北海道で１億売ってこそ目指す意味があるんじゃないかなって気づいたので、すすきの一本に絞ります！　東京で働けたことには意味があったと思うし。

これからのバースデーの目標は１億。それも無理してじゃない１億。１人の人がめちゃくちゃ使ってくれてとか、「１億行きたいからお願い！」とかじゃなく。普通に１億売りたい。次達成できなくてもまたその次目指すし。2023年からは億の道を歩みます♡

“六本木留学”を経てさらに成長！ 北海道にいながら億の道を目指すと決めた柚子さん。カッコいい♡ これからのゆずずの活躍、ますます目が離せません!!

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