前後編でお届けしている“令和の怪物”平良翔太さんインタビュー。後編は2億2,000万円を売り上げてグループナンバー1へと駆け上がった怒涛の快進撃、その裏側に密着。売れても驕らずストイックに仕事と向き合う姿勢も必見。翔太さんの人物像に迫ります!!
―未経験初月で1,000万円を売り上げ、歌舞伎町の歴史に名を刻んだ翔太さんですが、競合ぞろいの『club Leo』ではそう簡単には1番にはなれず…。晴れてナンバー1の座をつかんだのはいつだったんですか?
2019年の1月です。1月度の成績で売上2,000万超え、組数120本超えで1番になりました。入店から7カ月、ようやくって感じでした!
―当時の『club Leo』のトップといえば、2018年度2億3,000万超えしてグループナンバー1になった夏稀代表と、1億8,000万超えで3位になったダイヤさん。よく勝てましたね!
挑んでは叩きのめされ、挑んでは叩きのめされしてきましたけど、ついに。その年の新年会でも「日本一は俺が倒す!」ってケンカ売って自分を追い込んでいたので、年明け早々から1位が取れたのは本当に嬉しかったですね。そこからはずみがついて、その年はほぼ毎月ナンバー1。1、2回負けてますけどあとは負けなしでした!
―2019年は翔太さんの顔も名前も一気に売れた1年でしたね。
ホスト1年目にしてはまあまあ頑張ったと思いますよ。売上2億2,000万円&指名本数1,600本、この結果をもってグループナンバー1にもなることができました。今は前人未到の2年連続2億オーバーを狙っています。
―翔太さんのお誕生日は5月4日。2019年はホストになって初めてバースデー月を迎えたわけですが、さぞかし派手にイベントは打ったと思いきや…。
そうなんですよ。イベント打てなかったんですよね。5月は代表の夏稀さんもバースデー月なので、最低2,000万は切らないだろうなっていう想定で僕もお客様と話し合いを重ねて、3,000万とか3,500万円売る計算で進めていたんですけど…。2週間前にほぼほぼその計画がコケたんです。タワーとかの予定もキャンセル。結果的にイベントは打てませんでした。そのときは病まない僕も凹みました。
―その月はどうなってしまったんですか?
落ち込んではいましたけど、ホストになって初めて迎えるバースデー月なわけだし、とにかく自分なりに頑張っていこうと気持ちを立て直して、その月はバースデー月間としてやっていました。結果、忘れられない感動的な月になりました、気づけば2,500万円売れていて組数もありがたい結果で初バースデーを終えました。
―まさかの展開ですね!
ほんまに周りに恵まれてるなって心底思いました。昼職だから普段はそんなにシャンパン開けたりできないお客様がシャンパン開けてくれたり、僕の誕生日の5月4日に、日付けが変わる瞬間、「私タワーやってあげるよ」って急遽タワーをやってくれるお客様が現れたり。お客様1人1人からの優しさや愛情を積み重ねてのナンバー1ですよね。イベントで成功する以上に何か大きなものをもらったというか。姫様たちからの愛情をめちゃくちゃ感じることができためっちゃ幸せな1カ月でした。
―翔太さんが『club leo』の代表に就任したのはいつですか?
2019年の12月からです。
―翔太さんは2年連続で年間売上2億オーバーを狙っているということですけど、2020年はコロナ禍でホスト業界も大打撃。正直無理めじゃないですか?
「今年はコロナで休業続いたから仕方ないよね」っていう逃げの考え方もできますが、ツラいときこそポジティブに逆転の発想で! 2年連続2億はまだ誰も成し遂げたことのない記録だと言われています。だからこそ、コロナ禍の時期に業界初の『2年連続2億の偉業を成し遂げた本物のカリスマ』として平良翔太の名前が伝説となり語り継がれるようになれば。たとえ5年後10年後、姫様たちが歌舞伎町から離れてしまった後でも、あの頃はバカしたなーでも楽しかったなーって、僕との時間を思い出して貰えたら最高の恩返しですよね。ホストの価値を上げてくれるのはお客様であり、お客様の価値(ステータス)を上げるのは担当の役目だと思ってます。
―とはいえ2020年も残り1カ月半(取材時)。エルコレはどこよりもコロナの休業が長かったと聞きますし…。今売上は?
今売上は1億6,000万円です。確かに、エルコレはどのグループより休業が長かったのでそれは不利ではあったし、「無理だよ」って言う人もいるけど、最後の瞬間まで諦めないです。僕が諦めてしまったら今まで積み上げてきたものもなかったことになってしまうし、年間売上に協力してくれている姫様達の努力も無駄になってしまう。自分が年始に言った「2年連続2億達成」という言葉も嘘になってしまうので。
―とんでもない偉業を成し遂げた人が、次の年にその記録を更新することってなかなかないですよね。あえてペースを落とす人が多い気がします。翔太さんは少しペースを落としたい気持ちになりませんか?
ペースを落とさないで2億近く売り上げている本物は全国に4人もいないと聞いてます。大半のホストさんは記録を打ち立てたら少しペース落としますよね。だからこそ僕はそこを超えてみたいっていう気持ちもすごく強いです。店舗の代表も務めているので、代表として背中を見せてキャスト陣を引っ張って行かなきゃいけないので。それに僕はまだホスト歴2年目ですから。ペースを落とすにはまだは早いですww
―翔太さんはお店ではどんな感じなんですか?
めちゃくちゃうるさいですよ。うるさいっていうか陽キャっすね。店で一番楽しんでるの僕ですし飲み席ではハッピー野郎って言われますw 病みがちな女のコでも僕といると自然とポジティブになっていくみたいですよww もちろん真面目な話をするときは真剣な顔でかっこつけて聞いてるふりはしますよww 冗談です。悩みがあったらちゃんと耳を傾けます。
―ホストとして大事にしていることは?
有言実行です。自分が言ったことは必ず実行すること。当たり前のことを当たり前に続けるっていうことをずっと大事にしています。
―当たり前のことというと?
約束を守る、時間を守る、周りの人への感謝の気持ちを忘れない、仕事を休まない、遅刻をしない…etc。人としてごく普通のことです。僕、ホストになってから1日たりとも店を休んだことないんですよ。今も用事がなければ誰よりも早く店に行くくらいの気持ちで出勤しています。
―仕事をしていく上でのルーティンとかあったりしますか?
ありますよ。僕の生活自体、割とルーティンです。特別にやっていることといったら、自分とのグループLINEですかね。そこに気をつけることや、やるべきことを書き込んで毎日確認するようにしています。
―自分とのグループLINE!?
あるんすよ。メンバーが僕しかいないグループLINEが(笑)。そこに目標や課題を書き込んでいくんです。たとえば、「売上ゼロのキャストを出さない」「今月はこういう挑戦をする」といったことから、「幹部ミーティングでは発言に気をつける」とか「5時間以上寝ない」とか、「あの子は優しかった」とかそういうことまで(笑)。で、課題に関してはクリアできるようになったら消していきます。
―「5時間以上寝ない」って睡眠短すぎません?
お客様には昼職のコもたくさんいるんですよ。そのコたちはお店に来てくれたあと朝起きて会社行くわけじゃないですか。睡眠時間短いですよね。それを考えたら僕がのうのうと寝てるの申し訳ないじゃないですか。そのぶん早起きしてマメに連絡したほうがいいなと思って。
―翔太さんはお休みの日ってどう過ごされているんですか?
火曜日がお休みなんですけど、そこに雑誌の撮影とか運営側の実務的なこととか全部詰め込んでいるので、年に10日も休みはないような気がしますね。
―どうやってリフレッシュしてるんですか?
それみんなに心配されます。「働き尽くめで爆発しないの?」とか「いつ息抜きしてるの?」とか。逆にみんなが僕の1日を経験したらパチンコいくより出勤することが楽しくなるんじゃないですかね。なんだかんだ指名してくれる姫とペットが息抜きなんでしょう僕はww
―そういう姿勢はホストになってから?
全力で一生懸命生きるっていうのは前々からあるかもしれないです。親から「人は泣いて生まれてくるけど、死ぬときには人に囲まれながらたくさん泣いてもらえるような、そういう生き方をしなさい」と言われてきたので。いまこの瞬間に死んでも後悔しないように頑張ろうっていう意識、強いかもしれないです。
―18カ月連続で売上1,300万円超えとか、26カ月連続指名100本超えとか、これだけの結果を出していたら、「歌舞伎町で1番は俺だ」っていう自信もあったりするんですか?
「売上だけ」「組数だけ」じゃなくて、どちらでも結果を出しているっていうところでは自信あります。組数はお客様から支持されているかどうかの指標で、そこに接客能力が本物かどうかも現れると思うので。売上と組数は常にセットでナンバー1を目指してますね。歌舞伎町で一番かって言ったら今の時点ではわからないですけど、でも、日本一のホストをとるつもりでこの仕事をやっています。
―最後に翔太さんの目標や今後の抱負をお聞かせください。
過去の自分を超える結果を出していくっていうのはもちろん大きな目標ですが、同時に『club Leo』をもっともっと成長させたいっていう気持ちもあります。自分も成長していきたいし、自分のチームのコたちも成長させていきたい。本音を言えば自分を抜くような勢いで成長していって欲しいと思っています。
―そして最終的には、「前編」で語って頂いた“沖縄に楽園”の夢を叶える?
そうですね。いずれはみんなが楽しめる楽園を作りたいっていうのが僕の大きな夢です。沖縄の言葉で、「いちゃりばちょーでー」っていう言葉があるんですよ。沖縄の方言で「一度会ったらみんな家族」とか「一期一会」みたいな意味なんですけど、僕この言葉が好きなんです。僕といま関わっている人だけでも大事に思える人になりたいし、僕と出会えて良かったと思ってもらえるようなそんな人でありたいって。そのためにも、今自分ができることを精一杯やって自分も周りも楽しすぎて「幸せやー」と心から言える、そんな30代への準備をしていきたいなと思ってます。
前後編でお届けした「令和の怪物・平良翔太」いかがったでしょうか。翔太さんといえばそのルックスや元芸能人という華やかな経歴に目が行きがちですが、その成果の裏には地道に積み上げていく努力と打たれても立ち上がる強さがあったんですね。これから翔太さんがどんな歴史を刻んでいくのか今後の活躍に注目です!
有名キャバ嬢紹介
平良翔太の質問箱 Part.3『仕事と人生編』記録・偉業から5年連続2億を支えるマインドまで26問26答!
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