福岡を代表する実力派キャバ嬢、中洲『CLUB PLUTO(クラブプルート)』の篠田りあさんがメゾンドボーテ初登場♡ 中洲『アトリエ』でのキャバ嬢デビューから今のお店への移籍、「自分に自由を解禁してからさらに売れるようになった」という働き方の変化まで、りあさんが夜ヒストリーを語り尽くします!
前職は看護師で、形成外科で働いてました。今は『CLUB PLUTO』というお店にいます。キャバクラを始めたのは24歳からなのでちょっと遅めですね。
最初は昼夜掛け持ちでした。その頃、親が経営している介護施設の職員さんが足りなくなったのでそっちを手伝うことになったんですけど。お給料がまあびっくりするほど少なくて。その当時犬が4匹いたんでこれは経済的にキビしいぞと。犬たちを養うために掛け持ちでキャバ嬢を始めました(笑)。
最初のお店は中洲の『クラブ アトリエ』。入店初月で1番になりました。入った時期が良かったんですよね。女のコがガサッと辞めてキャストが減っていた時期だったからお客さんを掴みやすかったしキャラもかぶってなかったから。
当時彩花ゆいちゃんも同じお店にいたんですけど、私が入店したときはゆいちゃんは長期でお休みしている時期で、それで1番をとりやすかったっていうのもあります。初月に1番をとったことではずみがついてさらに売れるようになって、そこから徐々に実力もついていった感じでした。
夜一本になったのはキャバ嬢を始めて10カ月くらい経った頃。介護施設のほうでパートさんが見つかったので、じゃあ夜だけ全力でやってみようかなと。私自身、本気でキャバクラに打ち込んでみたくなったんですよね。
アトリエにいたのは1年8カ月ほど。他のお店も見てみたくてオープニングメンバーとして今のお店に移籍しました。社長に「店探してるなら看板で来てよ」と言ってもらえたのもあるし、全く一から新規店っていうのも楽しそうだったので。今は在籍してどのくらいになるのかな。プルートで3回バースデーイベントやっているんで3年半くらいはいますね。
得意な客層はおじ様かな。若い方はちょっと苦手かも。何をしゃべっていいかわからなくて。どこかのキャバ嬢を口説いてる人から相談を受けるのが得意です(笑)。
指名のお客さんは県外の人が多くて、半分くらいは県外の方ですね。出張とか観光とか、ただただ中洲に飲みに来たとかいろいろ。
「福岡行くんだったらりあちゃんに会いに行こう」みたいな感覚だと思うのでこっちから営業することはないです。そして基本みんな何の連絡もせず来ますね。「いつでもおるやろ。おらんかったらおらんかったでしゃあない」みたいな感じで。
いつも中洲で飲んでいるような地元の人には大体場内で呼ばれます。「お前忙しいからいいよ」って。でも誕生日は指名するねみたいな感じです。義理堅いですよね(笑)。
お酒は全く飲めなかったんですけど強くなりましたね。キャバクラ始めて早々に「飲まんとこれは仕事にならん」って気づきました。シャンパンで鍛えられたし、シャンパンは煽るものだと思ってました。
私がキャバクラを始めた当初って、中洲ではまだシャンパンブームが来るか来ないかくらいの時期で、ヴーヴ1本空いたらすごいみたいな感覚でした。それこそシャンパンはグラスで頼むものだったし。
でも、ボーイさんにちょこちょこ何度もグラス運んできてもらうのもダルいじゃないですか。それで「いちいちグラスで頼むの面倒臭いけん1本入れて」って言うのがいつの間にか決まり文句みたいになって。それで1本空いたらまたもう1本追加して…。キャバ嬢始めたときからシャンパンは煽ってたので、シャンパンブームがきたときも波に乗りやすかったですね。
特別接客が上手いわけではないですけど仕事は楽しんでいます。自分が楽しくなかったらお客様も楽しくないと思うのでただただ楽しんでる。席で一番楽しんでいるのはいつでも私だと思う(笑)。
連絡はマメですね。長期で休んでいるときとかは全然返さないですけど、それ以外のときはかなりマメなほうだと思う。それとレスポンスの速さには自信あります。起きてる限りは即レス。ただし返したくないLINEは返さないけど(笑)。
記憶力が相当いいのも特技かもしれない。話した内容はちょっとしたことも全部覚えてる。数年ぶりのお客様だったとしても顔も名前も会話の内容も全部覚えてるので、これは自慢してもいいことじゃないかなって思ってます(笑)。ちょこっと話した好きな物のこととかも記憶に留めていられるので、誕プレ買うときとか役に立ちますよね♡
2021年のバースデーは6月に3日開催しました。売上も毎年なんだかんだ更新し続けていて、今回も組数・売上ともに前回を超えることができたのでよかったです。
バースデーイベントは大体いつも3日間なんですけど、連続3日は体力的にキツすぎたので、今回は金土・月と、間に日曜日を挟んでみました。中日があるのめっちゃよかったです。次回もお休みを1日挟んで開催したいです♡
今のお店に移ってから出勤は基本週6。週6とはいえ突然旅行をしたり、疲れたなと思ったら休むこともあるしかなり自由。
いつ出勤してもいいしいつ帰ってもいいし好きなように働かせてもらっていますけど、アトリエ時代はずーっと働いてました。年中無休だったから、それこそ毎日同伴して20時から1時までで連勤とかしてましたね。
キャバクラ始めたばっかりだったからがむしゃらに頑張りたかったんですよね。「休んだらダメ!」みたいな強迫観念も強かったし。日曜日をお休みの日にしてからも、お客さんが来たらすぐ行けるようにして家で待機していたり。
それで疲れちゃったんですよね。友達に旅行や遊びに誘われても仕事優先で全部断っていたし。息抜きが何もなかったから。そのうち何のために働いているのかわからなくなってきちゃって。
そういう追い込む働き方はもうやめようと思って、移籍したときに自由を解禁しました。今は友達からの楽しい誘いはなるべく断らないです。「行きたい!」と思ったら行くしやりたいと思ったことにはどんどん挑戦するようにしてます。でも、自分の楽しみを優先するようになって逆に売れましたよね。出勤日数も労働時間もあきらかに減っているのに…。疲れてないしストレスがないからなのかな?
中抜けや早上がりも普通にしてます。でも、来客があったらすぐ店に戻れるように一応営業時間内は中洲の中にいます。出先でお客様に遭遇することもよくあるので。
指名のお客さんが帰ってヒマだなと思ったら、「どっか飲み行ってくるね」って友達のキャバクラへ行ったりするんですけど、そこで共通のお客さんと出会ってそのままみんなで自分のお店へ行くとかはよくある流れです。
ヒマな時間があるなら友達のお店に顔を出してるほうが楽しいし、来客があったら戻ればいいし、店の中でじっとしているより外にいるほうがお客さんと遭遇する率も上がるし。何かと良いことが多い気がします。
中洲は自分の裁量で自由にやっているコが多いと思います。結果出してるコは自由に動いてる。街全体が店みたいな感覚ですよね。
キャバ嬢はまだまだ続けますし、飲み屋は結婚してもやりたいな〜って思ってます。前に月に2、3回しか出勤しなかった時期があったんですけど、そのとき何にもなくなったような気がして…。これは専業主婦とか向いてないだろうなって思ったんです。
結婚したとしても週2くらいで既婚キャバ嬢したいです。それで売れたらちょっとすごいなって思うし。結婚の予定とか特にないですけど、ゆくゆくそういう働き方に挑戦できたら楽しいなって思ってます♡
仕事漬けの日々を経て自分のペースで働ける環境を整えたりあさん。そこでしっかり結果を出し続けているも素晴らしいですよね♪
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