幼い頃からモデル業への憧れがあったものの、どうせ自分なんて…といつも諦めていたという星乃 サラさん。とある人物にズバリ言われたひと言をきっかけに、くすぶっていた自分の正直な気持ちと向き合ってみることに。日々試行錯誤しながら、自分を磨き続ける彼女を取材しました♪
ちょっと脚の長さを分けて欲しいくらいスタイル抜群ですね…!
星乃 サラさん(以下S):そんなことないですが…ありがとうございます><
もともとモータースポーツとかに興味があったんですか?
S:自動車競技やオートバイ競技が好きだったというよりは、昔からモデル業に憧れていて。でも自分に全く自信がなくて……友達は背中を押そうと説得してくれたんですけど、なんか遠慮しちゃって。学生時代は結局もうひとつ考えていた選択肢を選びました。
もうひとつの選択肢が看護師?
S:そうですね。大好きなおじいちゃんが逝ってしまったことをきっかけに、わたしが看護師になれば、万が一家族に何かあったときに支えられるんじゃないかって思ったんです。でも看護学生時代は想像以上に勉強が辛かったですけどね。試験とか20教科以上もあって…もう辞めたいって何度も思いました。
どうやって乗り越えたんですか?
S:これをしたから乗り越えたみたいなのはなくて…母や周りの友達が励ましてくれてなんとか卒業できました。介護施設の看護師として働いている今では、あのとき辞めなくて良かったって思います。最近もおばあちゃんに「今日は良い一日になりそう。ありがとう」って言われて、こっちが癒やされたりとか♡
そんな中でモデルのお仕事にチャレンジしてみようと思ったきっかけは?
S:看護師としてひと通り仕事ができるようになったタイミングで、ちょうど視える人に出会って(笑)
視える人!? 癖強めですね(笑)いったい何者なんですか?
S:www
ホントかウソか分からないんですけど「私は透視ができるから、ちょっとそこに立ってみて」って言われて(笑)
ちょっと怪しいなと思いながらも半信半疑で直立したら「見えた!!!あれだねぇ~…。あなたには芯がない。どうせ自分なんかって思っているから、これまでも挑戦してこなかったんじゃないの?」って。
怪しかったけど、本当にその通り過ぎて何も言えず(笑)しばらくその言葉が頭の中で何回も再生されて…やっぱりダメでもいいからやってみようと思って、ずっとモヤモヤしていたモデル業に挑戦することに。まずはご縁があった『ミスブライダルモデルグランプリ』のオーディションを受けました。
ちなみにその怪しそうな人は、美容業界で手広く事業をされている凄いお方だったんですけどね(笑)
ただの怪しい人じゃなくて良かったですね(笑)結果はどうだったんですか?
S:やるからにはグランプリを獲りたいって意気込んで挑みましたが…結果は、関東地区の準グランプリでした。目標に届かずで、そのときはただただ悔しかったです。でも、その一歩を踏み出して良かったとは思いました。選考のひとつにSNS投票もあったんですけど、家族や友達、身近な人が応援してくれて。応援されるってこんなに自分の心の支えになるんだって実感しましたね。感謝しかないです。この機会がなかったら、味わえてない体験だと思います。
『RIZINガール』を目指そうと思ったのはその後ですか?
S:『ミスブライダルモデルグランプリ』に出て挑戦が大事と気づいて、レースクイーンとかもやってみることにしたんです。そしたら、光栄なことに業界未経験で『SUPER GT』パシフィックレーシングチームのレースクイーンとして起用していただいて。
もっといろんなことにチャレンジしてもいいのかもってエンジンがかかったのと、事務所の勧めもあって『RIZIN』の書類選考に応募してみました。『RIZINガール』のオーディションは、有名なレースクイーンの方も出場する登竜門のようなものでもあるんです。
『RIZIN』って大晦日に放送している、あの総合格闘技の?
S:そうです。でも他の子みたいにモデルやイベントガールの経験値がある訳じゃないし、その時はお父さんと大晦日に見るくらいだったので熱く語れるわけでもなくて。書類審査通ったらどうしようって、また自信のない私が出てきちゃったりして。
そしたら、まさかの書類が通って…二次審査のオーディションに進むことになりました。もう頑張るしかないって覚悟を決めて挑むことに。
『RIZINガール』のオーディションはどうでした??
S:周りの子っていろんな展示会とかイベントで経験を積んでいて、とにかくこの業界のベテランなんですよ。「普段は○○のイベントに出ていてレースクイーン歴〇年です!」とかで、とにかく経歴が華やか。
一方で私は「看護師経験4年目です!」ってことしか言えませんでした(笑)最後の質疑応答タイムは集団面接みたいな感じで、端の子から順番に質問されるんですけど、私はまったく関係ないこと聞かれて(笑)これは終わったわー…って諦めていたんですけど、何日後かにまさかまさかの三次審査の連絡をいただきました。信じられなかったですね。
三次審査はどんな内容なんですか??
S:動画ライブの配信対決ですね。見ていただいている方からの応援ポイントをより多く獲得した子が『RIZINガール』になれるんです。ライブ配信もやったことなかったですし、これも経験だと思ってチャレンジしました。正直こっちは、画面に向かってお願いしますってしか言えないので、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたね。
三次審査最終日は9時間くらい連続配信らしいですね。何が一番、サラさんのパワーになりましたか?
S:『RIZINガール』のオーディションだけじゃないですけど、やっぱりファンの方が応援してくれるからですね。友達も実はライブ配信見てたよ、こっそり応援してたよって言ってくれたり。リスナーさんも長時間の配信でずっと応援してくれていたので、すごく励まされました。
終わったときは、もう大号泣。本当に感謝しかないです。挑戦することって素敵だなって思いました。もちろん看護師だけでもいろんな人との出会いがあるんですけど、何より挑戦をしたことの事実が自分の自芯に繋がるんだって気づきました。挑戦することに意味があるから、早いとか遅いとかもないなって。
SNSのアピールも大切になってくると思うんですけど、何を投稿すればいいか分からなくなる時はなかったんですか?
S:私も最初はSNSで何を投稿すればいいのか分かりませんでした。自分ってなんだろう、自分が表現できることって何かなって。メイクやコーディネートをSNSに載せている人は沢山いるしー…。レースクイーンやイベントコンパニオンをやっている子も沢山いる。人と違う部分を探しても、どうしよどうしよって見つけられなくて。
でも最近、ラグビー観戦が好きでそれを自撮りして載せてみたら、思ったよりも反響があって。こうやっていけば自分の個性をアピールできるんだなって気づきました。
自分を表現するってすごく難しいと思うんですけど、まずは自分の好きなことから発信するのが、一番パワーがあると思います。そのエネルギーが強ければ強いほど共感してもらえるんじゃないかなぁと。
まずはどんなことでもいいと思うので、私ってこんな人ってどんどんSNSに投稿してみるのがいいかも。自分の興味があることから発信していくと、それなりに付随することが見つかる。それが自芯のひとつになるのかもしれません★
将来的には介護施設に特化した事業で社会貢献したいと話すサラさん。活動の場が広がり続けて、ますます磨きがかかりそうな彼女に今後も注目です!
個人店最強のホストクラブ『VELVET』代表・ロイ 「美しい売り方を」新天地での...