(タイトル)
>キャッチ ちらし
年間最高売上3億5,000万
3年連続2億OVER エルコレのレジェンド
#日本一チワワないがしゅん
>通しタイトル
4年で9億超え!
『MILDROUS』五十嵐俊
「今日も最高やな」を作る仕事術“前編”
>メイン
最強、最高、最速で上がっていきたい人の
いがしゅん『売れるルールBEST5』
>サブ
「自分で仕事を作る」「量をこなす」「継続する」
“しごできな人”になる基本は昼でも夜でもこの3つ!
>リード
エルコレ移籍以来、年間2億、3億と破格に高い数字を維持し続けるレジェンド、“いがしゅん”こと『MILDROUS(ミルドラース)』の五十嵐俊さんが2度目の登場! 息切れすることなく売り続けられるのはなぜなのか? いがしゅんさんの強さの秘密を前後編2回で分析!
「前編」となる今回は仕事との向き合い方を『売れるルール』としてクローズアップ。昼職歴6年から導き出した汎用性の高いお仕事術は“しごできになりたいすべての人”必見です!
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年間売上グループ3位、2024年をプレイバック
―今日は「売れるルール」と「メンタル成分表」と2つのテーマでお話をうかがうんですが、まずは去年の振り返りから。2024年はいがしゅんさんにとってどんな年でした?
それこそ掛けがなくなった年なんで、最初の1月、2月は本当にキツかったですね。
いうたらこれまでは月末締めの翌月2日とかが入金日やったんで。掛けをするお客様からしたら「使って貯めて払う」っていうサイクルから、「貯めて使って払う」に変えないとなんで。そのために1月、2月は店に来れない人が多くて。正直、店もめちゃくちゃヤバかった。初回も全く入らなかったですし。
―1月、2月はお金の使い方のサイクルを戻すための期間?
そうそう。入金が先というか、手元にあるお金を使うっていうのが本来の使い方なわけですけど、その状態に持っていくためには1カ月はかかるじゃないですか。
*ボーテ写真
>キャプ
〜おさらい五十嵐俊①〜 メゾンドボーテ初登場は2022年12月で、年間最高売上3億5,000万を記録しグループNo.1になった年! その後2023年は2億5,000万で4位、2024年は2億1,000万で3位!
―売り掛けは多かったほうですか?
普通に結構ありましたよ。掛けにしてまで使ってもらうことはないけど、お客様から「売掛でいい?」と言われたら、「ええよ」っていう感じ。掛けがデフォルトになってるお客様もいっぱいいたんで。なのでホスト的には“売り掛け禁止”になってよかったですよね。それがルールになれば断ることもできるし、ノリや勢いではなくあたり前に売らなきゃいけなくなるから。
やっぱりね、下の子たちって大丈夫な人かどうかお客様を見極められなかったり、そのへん上手くできないから、掛けで給料なくなっちゃうとかあったんでね。売り掛け禁止はホストにとって良いことだと思います。
―1月、2月はキツかったけど徐々に持ち直し?
そうですね。これが半年続くようなら考えないとなとは思ってましたけど、キツいのは最初の3カ月だろうとは思っていたので。で、まあ3月、4月くらいからは元に戻ってきて、店自体の売上も初回の入りも回復していって。5月、6月からは上向きに。
―いがしゅんさんの調子的にはどうでした?
悪くはなかったっすね(2024年上半期は売上No.1)。悪くはなかったけど、爆発があったってわけでもなかったので、ちょっと我慢の年やったなとは思います。ただ、準備が整ったっていう感じもあるんでここからですね。ここからさらにもう一段階ギア上げて速度上げて走れるなって感じてます。
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売れるルール.1
仕事の基本は「自分で仕事を作る」「量をこなす」「継続する」この3つ
―ここからはいがしゅんさんの「売れるルール」のお話。売れた理由として以前、「運がいい、チャンスを逃さない」というお話※をしてもらったんですけど、そこも踏まえつつ今回は少し突っ込んだことも聞きたいなと。
※「チャンスを逃さない話」は初出演コラム『3億突破! 五十嵐俊の売れる覚悟と挑戦!!』でCHECK!
なんで売れたかと言ったら、元々昼職やっていたっていうのがデカいかもしれないですね。昼職5、6年やっていたんですけど、そのときから、「仕事を作って、量をこなして、結果を出す。それをひたすら継続する」が、自分のなかの仕事の基本で。それはそのまま夜にもあてはまるんですけど、夜職の人ってそのあたり前の流れが遅いんですよ。
―遅い?
僕からすると遅い。ミーティング等含め店内にいる時間が6時間と考えて、それを抜いたら18時間ある。18時間のうち8時間寝ても10時間はある。その10時間を何に使うか。夜の人は仕事の成果につながることをしていくスピード感が遅い。時間の使い方の差っていうところで自分は売れたのかなと思います。昼職時代のほうがむちゃくちゃ時間なかったですからね。
>キャプ
〜おさらい五十嵐俊②〜 18歳の誕生日から3年ほど大阪ミナミでホストを経験し、「夜で学べることはすべて学んだ」という実感のもと、21歳直前で昼職に転向。1年の昼職下積みを経て独立起業! 広告関係の会社を立ち上げ軌道に乗せたのち、飲食、物販と3社を経営♪
―初登場コラムでも触れていますが、昼職時代(3社経営)は相当ハードワークでしたよね。
当時は毎日15時間ぐらい働いてましたね。年に休み4回で180連勤とかしてました(笑)。
でも逆にこれだけやってこれかっていう(個人の年収で1,500万ほど)。見合うだけの成果が得られなかったので、改めてホストの仕事に目を向けたってところもあります。その頃って僕が知ってるホスト業界とはだいぶ変わってきてて、稼げる額も格段に上がっていて。今と同じだけの熱量でやったときどこまでいけるかなって。そういう興味もあって。
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売れるルール.2
準備も含め0から1を作るのが「仕事を作る」こと
―基本のなかの1つ、「仕事を作る」というのは?
1を作らないと結果は出ないんで、まずは0から1を作る作業。僕の昼職時代は自営やってたんで、自分で商品やサービスを作って売る、これをあたり前にしないと仕事にならなかったので1を作ることに全力でしたね。この部分はホスト的にはお客様との予定を作ること。そこになると思います。
あと、この「仕事を作る」には成果を出すための準備も入ってくる。夜職であれば見た目を磨くとかね。僕はジムやサウナにめっちゃ行くんですけど、それはその1日を最高の1日にするための準備っていう感覚。やっぱカッコよくおったほうがいいんでね。コンディションを整えるのも質を上げるプロセスの一つ。お客様に使う時間を割いてまですることではないけど、何もしないでいる時間があるなら準備に使う。
―ちなみに会社員とか雇われている人にも「仕事を作る」は当てはまりますか?
そこは志や目的による? その会社で何をしたいか、人生的にどうなりたいかによりますけど、主体的に動くってとこで全然違うとは思います。事務的な業務でもどう取り組むかで違ってくるんじゃないかな。僕は会社員をしていないからわからない部分もありますけど。
―いがしゅんさんが会社員だったら?
僕であれば、そこに入ったら何かしてやろうみたいな気持ちになりますね。業績が上がるような新たな仕組みを作るとか、何か変えてやろうみたいな、そういう視点で動くとは思います。
>キャプ
〜おさらい五十嵐俊③〜 ホスト復帰は2020年の11月1日。6年のブランクを埋め本格始動する前の練習を兼ねて冬月『DeZon』で1年ほどお世話になり(準備期間ながら年間1億!)、2022年1月から満を持してエルコレ加入。『MILDROUS(ミルドラース)』に在籍! 写真はミルドラースオープン間もない頃。
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売れるルール.3
質を上げるために「量をこなす」
―仕事の基本の2番目は「量をこなす」。これは?
「仕事を作ってひとまず結果を出す」、これをとにかく重ねる。仕事の量をこなすってことですね。ホストであれば予定を作ってそれをあたり前にこなしていくと要領もよくなっていくし、繰り返すなかで、「これは違ったな」「正解はこっちだな」ということにも気づける。そうやって無駄を省きながらちょっとずつ仕事の質を上げていく。
売れてないときってこの段階の途中なんですよね。まだまだ量をこなせてないから要領も悪いし質も高くない、だからなかなか成果につながらない。
―量をこなせば質が上がる?
考え方としては逆。「質を上げるためには量をこなさなきゃいけない」ですね。ただ同じことを繰り返していても質は上がらないので、改善点を見つけたりコツを掴んでいくためには数を重ねる必要があるよってことです。
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売れるルール.4
「継続する」それが仕事!
―仕事の基本3つ目は「継続する」。これは?
ここまで話してきたことをひたすら続けること。チャレンジをしながら改善して、無駄を省いて質を上げていく、この繰り返し。これはもう一生。一生継続です!
―一生…!
仕事ってそういうものですよね(笑)。でもまあ、量をこなすだけでもチャンスは増えるし、継続して質を上げていけば掴める運も増える。
―運の話にもつながるんですね。
たとえば1日1チャンスあるとしたら30日間で30チャンスですけど、質が低い人、能力がない人は30回チャンスがあっても1回も掴めないかもしれない。でも、あたり前のことを継続しながら、人よりちょっとしんどいことを続けて自分を成長させていけば、3カ月後、半年後、1年後、掴めるチャンスの数は確実に増えていくし、質が上がればチャンスの母数自体も増えますよね。
―だから“運が良い人”になっていける?
そう。運を掴む確率を上げることができる。まずは3カ月、人よりちょっとしんどいことをやってみる。そこからだいぶ変わっていきますよ。
*ボーテ写真
>キャプ
ホスト的な教えで従業員に言っていることは?「ノウハウみたいは話はしないですね。言うとしたら『モテる男になれよ』ってことくらい。ホストの場合は見た目も含めて自分が商品だから。そのための準備をしっかりしなさいよというところだけは言います」。
(小見出し5)
売れるルール.5
「とりあえず3カ月」を1単位で考えて取り組む
―「まずは3カ月」っていうのは何か1つの目安なんですか?
僕は割と何ごとも3カ月を1区切りで考えていて。新しい仕事に慣れるのもそうですけど、大体のことって一通りできるようになるまで3カ月はかかるじゃないですか。なのでとりあえず3カ月は全力で頑張ってみるとか、とりあえず3カ月は様子を見てみようとか。3カ月周期で捉えてますね。
―そういえば「売り掛け禁止になってキツいのは最初の3カ月」という話も出てきましたね。
そうそう、それも3カ月。何かを変えて結果が出るまでってそのくらい掛かるから。筋トレも3カ月みっちりやったらある程度カッコいい体になるし、全く新しいチャレンジでもそこまでやったら修正点も明確に見えてくる。とりあえず3カ月。そこでまた次のステージに進んで質を上げていくみたいなそういうイメージですね。
(小見出し6)
売れるルール.5
「毎日プラスを1つ作る」ことで1年後に差がつく
―いがしゅんさんはグループNo.1の記録を出したあとも高い数字を維持していて、そこもすごい。モチベが下がることないんですか?
ないですね。結果も大事だけどプロセス重視というか。もちろん結果を出すために頑張っているんだけど、そこはゴールではなくて人生の土台作りのプロセスというか、ずっと下積み感覚なんです。だからかな?
―下積み! そうなんですね。
これはメンタルのほうの話かもしれないけど、僕は何をするにしてもあんまり努力って思ってないんです。仕事を作るのもそうだし、体を作るのもそうだし、何かを作る作業っていうのが僕は好きなんで。ステージを上げていくのも結構ゲーム感覚というか。自分育成ゲームをしているようなイメージかもしれないです。
「今は下積み」って考えると毎日楽しいですよ。自分を高めるための投資をしている感覚でいられるから。毎日朝起きて、「今日は自分のために何をしようかな」ってワクワクしてます。
―そういう発想なんですね。筋トレも?
筋トレなんかはまさに自分への投資。見た目も良くなって、中身もポジティブになれて、プラスアルファ体力もつくじゃないですか。体ができてたら次に何かするときにすぐ動けるんで。筋肉貯金してる感じですよね。
筋トレに限らず、毎日何かしら1つでもプラスを作っていけば、1年後、2年後、そこで大きく差はつきますよね。プラスのことを続けていること自体が自信にもつながるし。自分はこれを続けているっていう実感があると、ちっちゃいことは気にしなくなるのかなっていう部分ありますよね。
*ボーテ写真
>キャプ
「エニタイムフィットネスとか安価で24時間使えるジムってあるじゃないですか。あのシステムは外国にはないらしいです。なぜかというと通い放題で定額制だったら会員が殺到してトレーニングができなくなっちゃうから。日本人はサボる気質があるからこそああいうシステムで運営できてるっていう。それって継続するだけでも周りから頭一つ抜けることができるってことでもある。差別化を図る上でも続けるって大事です!」byいがしゅん
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2025年も引き続き土台作り
―いがしゅんさんの「お仕事ルール」。これ、“仕事ができる人になりたいすべての人”に活かせる話だったなと思いました。
どんな業界でも「仕事を作る、量をこなす、継続する」これは一緒じゃないかなって思います。
「仕事」を考えたとき、結果に結びつくかどうかも大事だろうけど、僕はやったかやってないかが大事だと思ってます。まずは動く。とにかくやってみる。そこがはじまりかなって。止まっていたらどこにもたどりつけない。何をしていいかわからなくてもわからないなりに考えて動く。次、どうするべきかってことは一歩踏み出さないとわからないので。
*ボーテ写真
>キャプ
「仕事を作ることも質を上げていくことも、一歩を踏み出して歩き続ける過程の中で見えてくることだと思います。真っ暗闇の中でも歩いていけば壁にぶち当たるし、壁にぶち当たったらその壁を登る。登れないなら登る練習をする。そうやって進んで行くなかでだんだんと薄明るくなっていって周りが見えてくるのかなって思いますね」byいがしゅん
―後編に行く前にいがしゅんさんの2025年の目標や今後の展望を。
2025年もこれからもずっと土台づくりですね。人生は土台を作り続ける作業なんで。だから、そんなにでかい目標っていうのはなくて。でも、そうやって自分の土台を頑丈に作っていくことでちょっとずつでも上がっていってるし、幅は広がってるかなと思います。
土台作りをしていくなかでステージは変わっていってる。だから、2年前、3年前の自分と今の自分は別物やし、1年後、2年後の自分も今とは違う自分になってる。成長したぶん関わる人も変わっていってるだろうから。もう今の自分とは別物ですよね。そうやって成長しながらそこで得たものを従業員にどれだけ上手く伝えていけているか、そこが自分の課題ですね。 (後編『メンタル成分表』に続く!)
>締め文
エルコレの巨塔、“いがしゅん”こと五十嵐俊さんの『売れるルール』をお届けした「前編」いかがでしたでしょうか。後編は「今日も最高やな」を作るメンタル成分表をお届け! 近日公開ですので乞うご期待です♡
(取材・文/ささきみどり)
有名ホスト紹介
魔王・七原柊也が育てたモンスター 五十嵐俊『MILDROUS』の“売れる覚悟”と挑戦!!
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