
10月度の売上では億も達成! 六本木の超激戦区『ジャングル東京』で2度のナンバー1に輝き、コンスタントにTOP 10入りも果たしている実力者、けいさんがメゾンドボーテ初登場!
コロナ禍で仕事がなくなり、昼職から夜の世界に飛び込んだバックグラウンドから、同伴・組数で毎月ナンバー1をとる現在まで。その人物像やお仕事術に迫る初登場コラムをお届け♡
「一撃何千万はなくても自分なりの売り方で億を目指してきた」と語るけいさんのキャバ嬢ストーリーは、毎日コツコツ派の全キャバ嬢さん必見です!
いま在籍している『ジャングル東京』は2024年の4月からで、それ以前は『ファブリックセブン』に1年半。その前は上野に約2年。なのでキャバ歴はトータル5年ちょい。超ベテランっぽく見えるけど意外とそこまで歴は長くないんです(笑)。
学生時代に地元で体入荒らしをしたり、専門学校時代にガールズバーで働いたりしたこともあるから、夜職的には未経験というわけではないけど、その頃はただ時給もらえたらいいやだったので何の経験値にもなってなくてww 私の夜歴は上野がはじまりです。
高校卒業後、進学で上京。学費や生活費はすべて自分で働いてまかなっていたそう。えらい! 「自力で生きなきゃってことで、ガールズバーでバイトしたりもしてたんですけど全然ヤル気はなく(笑)。ただ、持ち前の負けず嫌いを発揮して謎にキャッチでナンバー1ではありました。そこはめっちゃ頑張ってた。新小岩のガルバで何やってんだって話ですけどww」。がっつり夜をはじめたのはコロナの頃。専門学校を出てからはずっとホテルの結婚式場でヘアメイクの仕事をしていたんですけど、コロナ禍で結婚式どころじゃなくなってブライダル業界全体が大打撃。私も仕事が全くなくなり、ヤバい!どうしようみたいな。それで上野のちっちゃいキャバクラで働きはじめたのがスタートでした。なぜ上野だったかといえば、そのとき住んでいた足立区から一番近い繁華街が上野だったから(笑)。
最初のお店では3カ月で1位になりました。「貯金もゼロだし、稼げるうちに稼いどかなきゃ!」って、超頑張っていたら1番になっていて。「キャバ嬢向いてるかも!」と気づいたのもそのとき。だったらもっと大きいお店に行こうって、上野で一番流行っていた『club蓮』に移籍しました。
私、人並外れて負けず嫌いなんですよww それがキャバクラっていう競争の世界に上手くハマったのかなって思います。蓮では2カ月目からナンバー1だったんですけど、「誰がバースデーだろうと絶対自分が1位じゃなきゃヤダ!」って感じで、1年半ナンバー1を死守(笑)。
『club蓮』時代は上野店だけでなく系列店全体でずっとナンバー1だったけいさん。「バースデーとかレースとか、節目節目で自分の記録を更新し続けるのがそのときのモチベでした!」。六本木の『ファブリックセブン』に移籍したのは2022年の11月。ちょうどセブンがオープンしたとき。熱心に誘って頂いたのもあるし、蓮で1年半ナンバー1を続けて上野ではやり切った感も強かったので。さらなる高みに挑戦しようと六本木へ。この頃からいつか億売りたいっていう気持ちはほんのりありましたね。
上野では敵ナシくらいに思ってたんですけど、六本木は全体のレベルが段違いで。そこにまず驚いたし最初は六本木の壁も感じました。ここで売れてるコたちって、かわいいは標準装備としてやっぱり上手いんですよ、水商売が。
釣りにたとえるなら、小魚がいっぱいいてちょっと釣りが上手かったら爆釣できるのが上野だとしたら、六本木はベテラン漁師が大物を狙ってるみたいな印象? それまでの私は小魚をいっぱい釣ってたんです。大物を狙うっていうより小魚を釣って育ててた(笑)。
関コレには2025SSとAWと2回連続出演!「ジャングルでは関コレ出演枠がいろいろあるんですけど、私は2回とも売上で枠を勝ち取って出演してます! 努力で勝ち取ったっていうのが自分の中で喜びでもあり誇り♡」。
セブンには1年半ほどいたんですけど、自分的には不本意な数字しか残せてないなぁっていう感じ。売れてる売れてないでいったら全然売れてはいたし、売上が下がることもなかったんだけど上野の記録は超えられなくて。数字は毎年更新していきたいから、うーんっていう…。
こんなに全力で頑張っているのに結果が出ないのは、店が合っていないのか、自分が六本木で通用しないのかどっちなんだろうみたいな。セブンに入店するって決めて六本木へ移ったから他のお店は知らないわけで。判断がつかないからじゃあ一回お店を変えてみようかなと。
それで、スカウトさんにも激推しされたジャングルで体入をしてみたんですけど、1日働いただけで「ここだ!」って思いました。フリーがめっちゃ入ってて勢いがあるっていうだけじゃなく、店内の雰囲気も自分に合ってる。ここでだったらもっと伸びそうみたいな。本当は他にも何店舗か体入回るつもりだったんですけど、他を見ても絶対ジャングルを選ぶと思ったので即決でした。
入店は去年の3月の終わりなのでほぼ4月スタート。それで初月8位に入れて。やっぱり自分の直感は間違ってなかったなって思いました。私は負けず嫌いだから、ギラついてるくらいのお店のほうが合う。競争が激しくてキャバクラキャバクラしたお店のほうが本領発揮できるんですよ。その点セブンは比較的落ち着いているというか、しっとりラウンジ寄りのお店だったから、思えば私には合ってなかったのかもしれない。
入店初月の2024年4月からTOP10入りと幸先のいいスタートを切ったけいさん。以降もTOP10、TOP5入りを続け、同年のバースデー月(10月)に売上4,300万で初ナンバー1を獲得! その後もダウンタイム休暇を挟んだりしつつもコンスタントに好成績をキープ。
「いつ来てもいるよね」がモットーなので、出勤は上野時代から変わらず、月〜土までのフル出勤。同伴がない日だったらオープンの20時から出勤。遅くとも21時にはいるようにしてます。
私の売り方は完全に組数売りなので、お客さん1人も取りこぼしたくないんです。一撃何千万とかは一度もない。だけど組数の多さでは負けない! バースデーの組数も歴代1位ですし、組数、同伴数は毎月ナンバー1。 そこは自分の誇りです♡
もちろん一撃の太いお客様は欲しいです! ぜひ掴みたいし掴もうと思っているけど未だ掴めてない(笑)。掴める人はマジですごいと思う。それこそ才能と運。でも、掴めないなら掴めないで自分ができる戦い方で結果出していこうっていう考え方。私の強みはお客さんと関係値をしっかり築けるところ、応援してくれる人をたくさん持っているところなので。顧客数に特化して勝負していこうっていうのは割と初期の頃から思っているところで。
推される理由、良い関係値が続く秘訣は? 「飲むししゃべるしノリもいいってところで居心地いいのかな。あと嘘を吐かないところ? 私は思っていることは正直に言うし顔にも出ちゃうから良くも悪くも“正直者営業”なんですよ(笑)。推される理由は目標や夢に真っ直ぐだからだと思う。負けず嫌いを前面に出しながら一生懸命だからかなと推測」。お客さんはほんとに長い人が多いんですよね。1回、2回の指名で切れることはあるけど、3回、4回指名してもらった人なら絶対切れない自信がある。切れないから顧客数も増えていくし、必然的に組数も多くなって売上も上がる。それが私の売り方!
私にはいつか億を売って億女になるっていう夢があるんですけど、それは「そうなれたらいいな〜」っていう漠然とした夢ではなくて割と明確な目標で。
六本木に来た当初はその道筋は見えてなかったけど、去年の10月、バースデー月に4,300万売ったときに、今のまま進んで行けば本当にいけるっていう道が見えたというか。それで2025年のバースデーは絶対に億を売るって決めていて。
現時点でバースデーイベントは2日後だし(取材日は10月21日でした)、バースデー月も終わってないからまだ断言はできないけど(その後10月度に億を達成!!)、毎日の積み重ねやコツコツ系の努力で確実に道を切り開いていけるのが、一撃に頼らない組数売りの良さではあるなって思います♡
「2025年はバースデー月に億を売りたい」と語っていたけいさん。念願叶ってついに億女に。月間の組数も263組でジャングル史上過去最多! 10月23日、24日と2日間開催されたイベントでは1日目はル・レーヴ・ブリヤンの協賛23名のタワー、2日目はルイ13世×P2タワーと2基建立♡キャバ嬢という仕事をしていく上でのモチベは過去の自分を超えること。バースデーイベントをするようになってからは、その先の1年はずっとバースデーをどう成功させるかを考えていて、そこが着地点で1年の総決算みたいな。
特にこの1年間は「バースデーで億を売る」を目標にしてきたから、目の前の仕事のこととバースデーのことしか頭になくて…。いま、将来のことやキャバ嬢としての展望を聞かれたけど、正直2日後のバースデーのことしか考えられなから先のことは浮かばない!(笑) 未来のことを考えるのは来月からでいいかなっていう感じです♡
インタビュー時は2日後にバースデーイベントを控えたタイミングでしたが、その後、念願叶って億女に! イベントではお客様からのタワーと協賛タワーとジャンルの違うシャンパンタワーを2基建てているのもカッコいい限り♡ (取材・文/ささきみどり)
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