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埼玉のヤンキーから伝説へ♡ 歌舞伎町の生き字引・村上世璃奈(せりな)の半生

埼玉のヤンキーから伝説へ♡ 歌舞伎町の生き字引・村上世璃奈(せりな)の半生

歌舞伎町アジアンクラブのオープニングキャストで、不動のNo.1に君臨していた伝説のキャバ嬢、村上世璃奈さんをご存知ですか?
キャバ嬢引退後は、歌舞伎町にアミューズメントBar『egg』をオープンさせた方なんです♡ 愛沢えみりさんも慕う真のカリスマ世璃奈さんに、これまでの人生を振り返ってもらいました! 特に、キャバ嬢引退後の進路に悩んでいる方は必見です!!

18歳で高級車を購入!昼夜働く兼業生活に

夜をやろうと思ったのは18歳のとき。免許取ってすぐにグロリアvipとかいう車を500万くらいで買っちゃって、お金を返さなきゃいけないから昼間の仕事をやりつつ夜の仕事もやるようになりました。最初は知り合いのママにパブ? …パブとか古いね(笑)。そこを「手伝って」って言われたのがきっかけですね。

当時、私が超若かったからっていうのもあるんですけど、そのパブのノリみたいなのがちょっと苦手で。お客さんが飲みに来ても“なんで私がアンタとしゃべんなきゃいけないの?”みたいに思っちゃって、超ツンツンしてたと思う。「うん、そうなの? あ、そう」みたいなそっけない接客(笑)。

最初はお昼の仕事と両立してたんだけど、もう時間が全然なくて。昼の仕事終わって、駐車場まで走って車に乗り込んで家帰ってお風呂入って支度してパブに行くみたいな。昼の仕事はパチンコ屋のカウンターガールをやってました。めっちゃ楽しかったんですよね。パチンコ屋では2〜3年働いてました。

ちなみに高校は行ってないです(笑)。中学卒業したら普通に稼いだほうがいいな〜と思ってたから。お金があったほうがいいじゃないですか(笑)

最初は越谷のパプで働いてたんだけど、友達に「キャバクラっていうところがあって、そっちのほうが稼げる」って言われたんですよ。“キャバクラ”っていう新しい場所で指名制で…なんか新しい世界みたいな感じでした。それで19歳のときにはキャバクラで働き始めて、20歳のときには夜1本になっちゃいましたね。

お金を稼ぐ以上に“No.1になる”ことに闘争心がメラメラ!

埼玉のヤンキーから伝説へ♡ 歌舞伎町の生き字引・村上世璃奈(せりな)の半生

キャバ嬢になってから、仕事に対しての姿勢は自然と切り替えられました。パブって指名制じゃないから、ただ座ってしゃべっていればいいだけ。それがキャバクラになると、自分を指名されてから仕事になるんだっていうのが身についたんです。「あ、気に入られなきゃいけないんだ」って思ったら、かわいくいられるじゃないですか(笑)。そこを切り替えられないと稼げないことはわかっていたので。

最初の店では2年くらい働きました。そこから地元・春日部に新しくオープンするっていう店『egg』で働くことに。そこから今のBarの名前『egg』をもらったんです。そこの人にもちゃんと話して許可をもらってます。よく『雑誌eggのモデルですか?』みたいなこと言われるんだけど、雑誌とは全然関係ない(笑)。

『egg』は箱自体そんなに大きくないんだけど、女のコが70〜80人くらいいて、店自体もめちゃくちゃ流行ってました。池袋や銀座の凄腕のボーイさんたちが立ち上げたお店で、かわいい女のコたちもみんなeggに集まってたんですよ。私は地元の先輩とかが結構来てくれたりして周りの人に恵まれてたので、売り上げが上がっていったんですよね。

小学生の頃からあんまり頭がいいほうではなかったから、勉強はしなくても「何か一つ取り柄があればいい」ってお父さんに言われていて、「スポーツなら…」と頑張っていた小学生だったんです。そこで一番を取らなきゃいけないって気持ちが染みついていたから、キャバクラでも「No.1になる!」って強く思ったんですよね。お金を稼ぐことよりも、指名されてどんどんポイントつけて、自分の順位を上げていくってことを考えてました。

No.1になれたのは入店後半年くらい経ってからかな? ついてくれたマネージャーがすっごい仕事が出来る人でその人に指導されつつ、持ち前の負けん気と明るさでお酒をぐいぐい飲んで盛り上げていったら段々売り上げが上がるようになってきた感じですね。

そのあと、私の信頼しているマネージャーさんが上野のお店に移ることになって。それが『ゴッドファーザー』って店。その店も超流行ってて、入店2時間待ちとかあったんですよ。私もゴッドファーザーに移籍したんですけど、そこに、もともと何年もナンバー1のすごく人気のコがいて、彼女が在籍してる間は一度も抜けなかった。そのコはお肌が真っ白で黒髪で性格が良くてっていうコで…彼女がお店を辞めてから、No.1になれました。上野の店にはいろんなタイプのコがいましたよ。お客様に名刺を渡すとき名刺から火が出るマジックをするコとか、アキバ系の超ロリコンなコとか、年配の陰険な人とか…変わってておもしろいお店でしたね。そのお店では何年か頑張りました。

そのうちに、歌舞伎町で一番大きい箱になるお店にマネージャーとかが移動することになって、お店のほうから引き抜きみたいな感じで呼んでもらったんです。たぶん何人もいない、支度金の代わりに高級マンションを用意してくれて働くことになりました。

呼ばれたときに迷いがなかったのは、アジアンクラブってオープン時20人に1人くらいしか面接に受からなくて。そのとき売れてるコでも、「うちではいくら売り上げられるの?」って聞かれたりするくらい厳しいお店だったんで、呼んでもらったのが嬉しくて。そこから『アジアンクラブ』のオープニングキャストとして働くことに。でも、いざお店に行ったらかなりの衝撃でした。顔がすごいかわいいコや、いろんなお店のNo.1のコが集まっていて売り上げも桁違いの金額でしたし、仕事ができるコばっかりでした。店内も100坪以上あるでっかいお店で…アジアンは今もすごいけど、当時はその比じゃなかったですね。

埼玉のヤンキーから伝説へ♡ 歌舞伎町の生き字引・村上世璃奈(せりな)の半生

アジアンクラブは高級店なので、ハロウィンとかクリスマス仮装とかのイベントはなかったんですけど、働き始めて半年くらい経った頃、はじめてのレースが開催されて“月にいくら以上売ったら海外撮影に行けてパンフレットに載れる”っていうのがあって、自分のプライドにかけて必ず達成するって決めました。上野時代の太いお客様をぐるぐる回して、とりあえず「今日はいくら必要」って言ってシャンパン入れてもらったりしてました。そのときに達成して行けたのは、私を含めて上位4人だけ。まぁそれはそうとう気分が良かったですよね。

No.1になれたのはそこから3年くらい経ってから。売れてるコばっか集まってるし、私より顔がかわいいコなんてめちゃめちゃいるし。私はトークとか人間性とかおもしろさとか、酒飲んでワイワイ盛り上げてみたいなノリで売れた感じじゃないですかね(笑)。

もうとりあえず、一日2時間はお客さんの名刺を見ながら営業してました! 朝起きたら営業するとこから始まって、とにかくマメ。それはもう埼玉のお店のときから身についてたから、マメなのは当たり前だった。あとはとりあえず飲みましたね(笑)。お酒がそもそも好きだから、お客さんにもストレートに「飲みたい!」「飲もう♪」って言って飲んでましたね。

当時の武勇伝は…今と比べちゃうとあれだけど、カクヤスのワインの在庫の底をつかせたことはあるかな。私がワインが好きだったっていうのもあるけど、シャンパン入れてもらうのは誕生日のときくらいで。自分の好きなものを飲んで仕事がしたかったから、お客さんに「シャンパン入れる」って言われても「いや、ワイン入れて」ってお願いしてました。

もともと人と話すのは好きだし、人一倍明るい性格だったのでキャバ嬢は天職だったと思う。キャバ嬢の魅力は、やったらやった分だけ自分に返ってくるってこと。お金もそうだし、人脈もそう。人はお金で買えないから。小学校のときから勉強はしてなかったけど、違う勉強はキャバクラって場所でできたと思います。

何か感じたり気づいたり…それこそが行動するタイミング!

何か感じたり気づいたり…それこそが行動するタイミング!

自分の年齢は上がっていくけど、ナンバーは下がらない。「コレいつ終わるんだろう?」って思った。キャバ嬢は楽しいけど、自分の中で終わりがなくなっちゃって。営業時間が深夜1時までに短縮されて、個人だけじゃなく全員が以前より稼げなくなっちゃったのも大きかったですし、あとは自分と自分の周りの人とのつき合い方の時間を自由に自分で決めたいって思うようになったんです。

アジアンで働いていたとき、銀座のクラブのママに…って話もあったけど、ノリが違うかなって。完全に浮くでしょ、私は(笑)。今でこそ歌舞伎町から銀座に流れてるコはめっちゃいるけど、当時の銀座は黒髪で色白で、モデルの卵だったり普通のOLさんが働いてるイメージだったんで。こんな色黒で茶髪でノリノリで〜みたいな感じではない(笑)。

また引き抜きなので、もちろんアジアンよりもっと高額でおいしい話もたくさんありましたけど、ひとつの場所で頑張れなければ、とりあえずどこに行っても一緒だと思いました。

なので自分なりに色々考えた結果、7年間勤めたアジアンクラブを卒業して歌舞伎町にお店を出そうと決断しました。本当はキャバクラとかクラブをやりたかったんだけど、長く愛したアジアンクラブと同じ時間帯のお店にするとアジアンに対する裏切りになると思ったので、朝までやってるアフターバーにしました。お店をやると決めて、お店の名前を考えたときに“初心に帰る”という意味で、地元で働いていた最初のお店『egg』の名前をもらいました。私は初心に帰ると言う事をとても大事にしていて、アジアンでもバースデーイベントのときは必ず1番最初に買った時計をつけて初心の気持ちでイベントを迎えていました。

埼玉のヤンキーから伝説へ♡ 歌舞伎町の生き字引・村上世璃奈(せりな)の半生

元々仕切り屋というか、人をまとめるのは得意だったから従業員を指導することは全然苦じゃなかったです。やっぱりついてきてくれる従業員がいるから続けていこうと頑張れましたよね。ついてきてくれる従業員のこともサポートして、一緒にステップアップできたらいいと思ってやってきました。

自分の中に芯を持つことは大事だと思うけど、どんどん新しいことも取り入れていかなきゃいけない。“ブレずに時代に乗っかる”。新しいことに挑戦しないと、新しい場所には行けない。そのためにも“ノリと努力”が大事。ゆっくり考えてたら決められない。インスピレーションって超大事だと思います! 自分が「こう!」って思ったときに動くのがやっぱり一番いい。迷ってるうちに流れって変わっちゃうんで。

未婚の母、我が子の死……ツラいときこそ笑っていたい

中学校のときは超ドヤンキーでヤンチャに生きてて、キャバクラをやる前につき合ってた人の子供を授かったんですけど、事情があって一人で産んで育てようと決意しました。

ただ、生まれてから5カ月で、1000人に1人の確率で起こる突発性突然死で亡くなってしまったんです。そのときは、人生でこれ以上ないどん底に落ちました。自分の産んだ子供が死ぬって想像つかないですよね、苦しかったです。だけど、周りのみんなが大勢集まってお葬式をして励ましてくれたおかげで、どうにか元気になれました。そのときの経験もあってか、大抵のことは全然ツラくないですよ。

やっぱり人間笑ってるほうがいい。悩んだり病んだりしてると、顔に出ると思うし負の連鎖にも繋がる。ツラいときこそみんなにも笑っててほしいな。そのほうが絶対に運も上がるから!

埼玉のヤンキーから伝説へ♡ 歌舞伎町の生き字引・村上世璃奈(せりな)の半生

不動のNo.1の座を捨てて、自ら新天地を切り開いていくパワフルな世璃奈さん。世璃奈さんの言葉を思い出せば、ツライことがあっても前を向いて生きていくパワーが出てきそうです。ぜひBar『egg』にも遊びに行ってみてください♪

歌舞伎町アジアンクラブのオープニングキャストで不動のNo.1に君臨していた伝説のキャバ嬢。キャバ嬢引退後は歌舞伎町にアミューズメントBAR『egg』をOPEN。

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