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No.1には興味がない 無欲なキャバ嬢『ファブリック六本木』りのが働く理由♡

りのコラムバナー

細くて小顔で誰よりもショートカットが似合うあのコ、『ファブリック六本木』りのさんが初登場! 激戦区六本木で安定して売れ続けているりのさんの夜歴から働き方、得意な接客スタイル、働くマインドまで。パーソナリティを掘り下げる自己紹介コラムをお届けします!

 

夜歴のはじまりは神田のガールズバー

19歳くらいからずっと夜職で、東京の中心部ではない街で働いてました。そもそもの話でいうと最初は居酒屋でバイトしてたんですよね。そのときに誘われて神田のガールズバーで働き出したのがスタートで。そこからは系列の店で神田と門前仲町を行ったり来たり…。

神田・門前仲町時代はトータル2年くらい。長いような短いような。でも中身は濃かったなぁって思います。ちょっとややこしいんですけど流れを追うと、神田のガールズバーで何カ月か働いたあと系列の門前仲町のお店に移り、二十歳の頃に店長という形で自分のお店を持たせてもらって神田に戻るみたいな。

ただ、このお店は営業許可の取り方みたいなところで大家さんと揉めたらしく、開店からほどなくして閉じることになってしまい…。そこからは系列の門前仲町のキャバクラでママみたいなことをやってました。チーママみたいな。

りの中3から高2までは芸能活動、その後居酒屋バイトからガルバ、キャバクラママを経てキャバ嬢に!「うちは母親がフィリピン人で夜の仕事をしていたっていうのもあったし、お客さんも子供もみんな仲良しみたいな環境だったから、夜職に偏見とかはなかったですね。なんの抵抗もなくスッと入って、以来ずっと楽しく働けてます♡」。

この門前仲町のお店、黒服がいない不思議なキャバクラだったんですよ。従業員は全員女のコでママも付け回しをするみたいな。だからキャバクラはプレイヤーの前に付け回しからスタートしてるんですよね。

 

キャバ嬢になる前に付け回しを経験!

最初、付け回しは半泣きでやってましたね。女のコの名前も覚えられないし、二十歳で最年少なのに生意気にもお姉さんたちに指示を出すだなんて抵抗あるし。お姉さんたちが優しい人ばっかりだったから成り立ってましたけど。でも、慣れてからも付け回しは大変でした。店が満席状態だともうてんやわんやで。キンキン耳が痛くなるインカムに耐えつつ伝票見つつ右往左往みたいな(笑)。

混み合っているときってどう上手く回してもロスは発生するじゃないですか。席に着けられるタイミングもどんどん後ろに押していくから気は焦るし、忙しいときほどトラブルやクレームも増えるから。泣きそうになりながらお客さんの対応して女のコの対応をして…。

りの付け回しやママの経験で今に活かされていることは? 「特にはないかも(笑)。でも、女のコと関わる仕事だったのでそこで女のコとの対人スキルみたいなのは多少上がったかな? 全般的に人には優しくできるようにはなったんじゃないかなとは思います。丁寧に優しくお願いするっていうのが基本姿勢だったから」。

チーママ兼付け回し時代は1年くらいかな。休みがなさすぎてクタクタだったし、ずっと気も休まらないからちょっと鬱っぽくもなっちゃって。「もっと気楽に働いてもよくない? 若いんだし」とようやく気づくみたいな(笑)。そこからキャストに転向して六本木へ。それが21歳のときですね。

キャバ嬢として最初に働いたお店はチックグループの『ルクラ(Le Club de Tokyo)』。キャバクラだけどお着物を着たママがいるクラブ寄りの会員制のお店で、お客さんも30歳以上じゃないと会員になれないような、落ち着いた感じのキャバクラでした。

 

出勤ペースはマイペース♡

ルクラにいたのは1年くらい。次が今いる『ファブリック六本木』です。ルクラはポイント制のお店だったんですけど、私は組数をたくさん呼ぶより単価を上げるほうが得意だったので、店のシステムがあんまり合ってないなぁと思って。ポイント制だと1,000万使ってくれるお客様が1人より、2万円でいいから毎日来てくれるお客様がいっぱいいるほうが強いみたいになっちゃうから。

自分が得意なのは売上制でポイントシステムじゃないと気づいて、違うお店に行こうかなと迷っているときにたまたまお客さんからファブリックの話を聞き、連れて行ってもらったっていうのが入店のキッカケでした。

着物姿のりのはじめてファブリックに行ったときの印象は?「キレイなお姉さんがいっぱいいる!っていうのと、黒服めっちゃ飲んでくれるじゃんっていうのが印象に残ってます。それは今も変わらないです♡」。写真はファブリックの周年イベントでのりのさん。

ファブリック入店は2021年の7月。以来ずっとここにいます。出勤ペースはめちゃめちゃ適当(笑)。適度に3日くらいいるときもあれば、全然出なくて週1のときもありつつ、レース期間やバースデー月になったらフル出勤みたいな。

同伴アフターはあんまりしてないですね。しないというこだわりがあるわけではないけど結果的に。同伴に関しては超小食なのでフルコースとか食べられないんですよ。それをお客さんに言ったら誘われなくなりましたww アフターはたまに行ったとしても3時まで。六本木にあるリックゲームスとかによく行きます。それ以上となると二日酔いで大変なことになっちゃう。ただでさえ飲んだら毎日二日酔いなので(笑)。

二日酔いは重めだけどお酒は嫌いじゃないです♡ シャンパンだったらコンテスが好き。ボトルがゴールドで丸っこくてかわいいし味も好みで美味しい。ワインも好きですね。特に好きなのは白。いつもコルトン・シャルルマーニュをソムリエさんに頼んで出してもらってます。

 

接客は周りも巻き込んで盛り上げるスタイル

キャバ嬢としては組数がめちゃくちゃ多いタイプではないけど、顧客数はまあまあいるほうではあるかな。お客さんは付き合いの長い人が多いです。

接客はオールマイティ。ワイワイ系も落ち着いてる系も全部いけるけど、周りを巻き込んでみんなで盛り上がるっていうのが一番得意なパターンです。お客さんに仲が良い黒服やキャストの女のコを紹介してみんなで仲良くするっていうのが好きなので。

私以外にも気軽に話せる人がたくさんいるほうがお客さんも楽しさが増すし、接待でお店を使うってなったときも、黒服がお客さんのことをよく知っていたら何かとスムーズですよね。どんなコを着けたらいいかどう盛り上げたらいいか把握できているから。仮に私が店にいなかったとしても、「まあ、黒服と飲めるからいっか」ってなるような関係性を作ってます。

仲良かった黒服が福岡ファブリックに転勤した…みたいなときも、「出張で福岡行くから顔出してみようかな」という展開もあったり。そうやって周りの人たちがつながっていくのが自分でも嬉しいから、またどんどん紹介したくなっちゃう(笑)。

りのりのさんといえばショートカット。歴はざっと10年!「学生時代はずっとロングだったんですけど美容師さんに絶対似合うと言われ続け、何かのキッカケで一度短くしたら好評すぎて伸ばせないまま今に至ってます(笑)」。

 

キャバ嬢は天職だけどいつやめてもいい♡

夜職をはじめて6、7年、めちゃめちゃ売れたいとか有名になりたいとか、ナンバー1になりたいとかそういう欲はなくて。純粋に楽しいからで続けてます。

今のとこころキャバクラやめたいって本気で思ったことはないかも。根っから楽天的だし、嫌なことがあっても寝れば忘れるから病まないし。そもそも嫌って思うことがあんまりない。疲れたなって思ったらバンバン当欠するからストレスもたまらない(笑)。

もちろん毎日出勤するのも大事だとは思うけど。でも、夜職のいいところってどう働くかを自分で選べるとこじゃないですか。どれだけ売上が欲しいかも出勤日数も自分しだいなわけだから。そこはもう、疲れたら当欠しまくるし、LINE一生見ないみたいなこともあります。

自分のキャパのなかでできること、楽しいと感じられるものをやるっていうのが私の基本方針。仕事だけじゃなくすべてのことに対してもそう。無理しないし頑張らないです♡

高額シャンパンに囲まれたりの1番にはこだわらないりのさんですが、昨年のバースデー月(2024年4月)はファブリックのナンバー1に♡

いろんなお客様と他愛もない話をしながら、美味しいお酒を飲んでベロベロに酔っ払う、そういう毎日があるだけで楽しいし幸せ。大変なこともあるけど楽しく働いているので、キャバ嬢は天職だなって思います。ただ、天職ではあるけど何かあってやめろと言われたらやめられる。意外と未練もないし執着もない(笑)。逆にいつやめてもいいと思っているから一日一日を楽しめているのかもしれないです♡

 

 

超絶美しいだけでなく、気さくでやわらかい雰囲気も心地良かったりのさん。お客さんが長く続くというのも納得でした♡ (取材・文/ささきみどり)

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愛花コラムバナー

居酒屋→ガールズバー→キャバクラのチーママ&付け回しを経験後、六本木へ。SNSやメディア露出が少なくマイペース出勤ながら六本木『ファブリック』で安定して高成績を残している、黒髪ショートがトレードマークの知る人ぞ知る美女キャバ嬢。

生年月日:1998年4月9日
身長:157cm
血液型:A型
出身地:東京都
在籍店:六本木『ファブリック』

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