世界基準の中華美女『ポセイドン』すず 初No.1からはじまった“初体験”尽くしのシンデレラストーリー♡

ベネグループ夏のソウメイレースでも優勝して注目度がますますアップ！ 全くの無名状態からこの１年で大躍進した、六本木『ポセイドン』のナンバー１、すずさんがボーテ初登場♡

初ナンバー１、初バースデー、初シャンパンタワーと、はじめて尽くしだった１年を振り返りつつ、中２で中国から日本に移り住み、地方店から六本木で花開くまでのキャバ嬢人生をプレイバック。ワールドクラスな中華美女すずさんのこれまでをがっつり語っていただきました！

中学２年生で中国・上海から日本に移住しました

六本木『ポセイドン』には、去年２月のオープンから在籍してます。定休日の日曜日以外は毎日出ているのでフル出勤♪ ポセは祝日も営業しているからだいぶ働いてる（笑）。 週休２日とは言わないからせめて、祝日は定休日にして欲しいw

キャバ嬢だし、休みたいときに休めばいいじゃんって話なんですけど、営業日に休んでも気持ちが落ち着かないから出勤しちゃうんですよね。この１年、長く休んだのはダウンタイム休暇の３週間くらいで。一年に一回、５月あたりに休暇を取るのが恒例行事なんです。それと年明けにインフルエンザになって病欠したくらいかな。

毎年５月あたりに一年頑張ったご褒美としてダウンタイム休暇を取るすずさん。なんで５月なの？ 「“五月病”ってあるじゃないですか。なったことはないけど予防的な意味でこの時期に休暇を取ろうみたいな。それで大体、４月の末にオペの予約を入れて２、３週間くらい休むのが恒例行事になりました♡」。

東京のキャバクラで働くのはポセイドンが初だから、いきなりどっかから出て来たぽっと出の人、みたいな感じありますけど、意外と夜歴は長くて今５年目です。就職で上京するまでは地方でキャバ嬢やってました。中学２年生から大学卒業まで暮らしていたエリアで。

それ以前は中国在住でした。私、上海で生まれ育った中国人なんですよ。中２のときに、家族みんなで日本に移住したので。今でこそスラスラ日本語を話せるようになりましたけど、来たばっかりの頃は日本語の読み書きは一切できなかったので結構大変でしたね。

中２で日本語の読み書きをゼロから習得し、一般入試で高校、大学と進学。大学は某国公立大学に一発合格。頭がだいぶ良い！ 「猛勉強しました（笑）。中国から来て日本語が話せなかったら勉強くらいしかすることなかったのでww 中高とガリ勉だったから青春がないです♡」。写真は大学時代のすずさん。この頃からかわいい！

時給3,000円でキャバ嬢デビュー！

夜の仕事をはじめたのは大学２年生のときです。友達から「ガールズバーの体験行こう」と誘われて…っていうありきたりなキッカケ。ただ、行ったらガールズバーじゃなくてキャバクラだった（笑）。当時はあんまりよくわかってなくて、時給3,000円と聞いて「え、すご」みたいな。普通のバイトしかしたことがなかったから「めっちゃいいやん！ 働こう」って即決でした（笑）。

そんな感じで働きはじめたんですけど、ほどなく店のお姉さんに、「もっとさ、ちゃんとしたお店で働きなぁ」と言われてもっとちゃんとしたキャバクラへ。そこには大学卒業するまでいました。割とすぐに売れたけどナンバー１は取ったことなかったですね。ずっと２位。

でも、当時は悔しいとかなくて２位というポジションが気に入ってました。売上もあるし気楽だし、落ちる不安はないけど超える目標はあるみたいな。思えばこの頃もほぼフル出勤でしたね。働きはじめるとついつい頑張ってしまう習性があるのかもしれない（笑）。

大学２年の頃にキャバクラで働きはじめたすずさん。フル出勤しつつも４年で無事卒業♪ 「親にキャバクラがバレたとき、『ちゃんと卒業して就職もする』という約束したので。ギリギリだったけどなんとか卒業。新卒で就職もしました♡」。

上京後はラウンジ嬢も体験してみました♡

大学卒業後は東京のIT系企業にSEとして入社しました。昼もやりつつ夜は夜で続けるつもりだったので、上京してからは西麻布のラウンジに２年弱ほど。そのときラウンジ嬢というものにも興味もあったので。

ラウンジって東京の文化じゃないですか。「私かわいいからラウンジに入ります。そんな選択肢があるのは東京の港区だけだ！」と思っていたので体験してみたくて（笑）。

システムエンジニアになった理由は一生PCに向かっていられる職種だったから！「夜も続けるつもりでいたので、昼間っから人と話すの疲れるな、商社とか無理だなと思ってww お客さんにSEっていうと「意外！ 受付とかじゃないの？」と言われがちだけど受付なんてもってのほかです（笑）」。

ポセイドン入店はタイミングですかね。最初に声を掛けてもらったときは入る気はなくて。「お客さんいないから無理です」って断ったんですけど、当初の予定よりオープンが伸び、その間に私のほうでもキャバクラに戻りたい気持ちが芽生えたっていう…。

ラウンジ時代はストレスフリー生活で、それはそれで平和で良かったんですけど、あまりにも刺激がなさすぎて。やっぱりキャバクラのほうが楽しいなって思うようになっていたので。

こう見えて超負けず嫌いだし負けない！

「お客さんいないからどんなもんかな？ まぁでも全然売れなかったらそのとき考えよう♪」くらいの感じでスタートしたんですけど、最初からそれなりに良いお客さんも来てくれてそこそこ順調。いいペースだなと思っていたら、入店３カ月目（昨年４月）にいきなりナンバー１を取っちゃって。おや？ みたいな。

４月後半はダウンタイム休暇を取っていたから、それでも１番になって自分でも驚きました。でも、キャバクラでナンバー１を取るのはこれが初だからすごく嬉しかったですね♡ 以来、それまで以上にめっちゃ頑張るようになって今に至ってます♡

特に12月はバースデー月だったので、なんとしても三冠を達成したくて頑張りました。売上だけじゃなく指名本数でも同伴でも１位を取りたくて。同伴は苦手なので普段はしないんですけど、三冠取りたいときだけは毎日予定を組んでます。

（写真左）昨年12月15日にはキャバ嬢人生初となるバースデーイベントも開催。初シャンパンタワーはソウメイプラチナタワー♡ （写真右）12月は小計4,100万♪ 念願叶って売上、指名、同伴の三冠達成！　ちなみに周年レースがあった２月も三冠達成♪

「欲望が見えない」とよく言われます♡

「１番取るぞ！」ってちゃんとギラついた気持ちもあるし、心の中はしっかり熱いんだけど、それはあんまり表に出ないらしくて、お客さんからは「欲望が見えない」と言われがち。「ヤル気なさそう」とか「ランキングに興味なさそう」とか（笑）。全然そんなことないんですけどね。

毎月ナンバー１になりたいしレースも優勝したい。だからフル出勤してるんですけど、そのへんあまり伝わってない気配ですww みんな多分、ただ私が働き者なだけだと思ってる。「よく働くね〜」みたいな（笑）。

なので、「○○ちゃんに負けたくない。１位取りたい！」とか言うと「え？ そういうのあるんだ！」ってびっくりされてます。だから逆にいいのかな？　気持ちを伝えると、「じゃあ頑張るか！」って応援してくれたりするから♡

今年の５〜６月、２カ月間に渡って開催されたベネグループのソウメイレースでも、売上、指名、同伴すべてでグループナンバー１に！「前回、12月〜１月にかけてのグループレースでも優勝を狙ってたんですけど、結果２位だったので…。『次こそは絶対！』と思ってました♡」。

気は弱いけどメンタルは強いです♡

売り方としては組数タイプです。予定とは別に来てくれる人が毎日２、３組はいるからまあまあ安定みたいな。連絡はLINEも電話もめっちゃマメですね。マメというかお客さんとは連絡を取り合いたいタイプなので。その人に関連した何かを見たり聞いたりしたらすぐさまお知らせするし、用もなく電話してみたり、営業ってほどのこともなく日々他愛ないやり取りをしてます（笑）。

今年３月には関コレ初出演！　同じグループのまいめろ先生（右／『ベネ東京 六本木』）とペアでランウェイを歩きました♡

接客スタイルはいわゆる“素”。「最終的に人間性や中身を好きになってもらおう」と思っているので、フリーで着くときから素で接してます。じゃあ中身はどんな人間かって言ったら自分じゃよくわからないけど、お客さんには「飾らないところがいい」「話しやすい」と言われるので、そんなに悪くはないのかな？（笑）

周りの人曰く、私は「ストレスをあまり感じないタイプ。気は弱いけどメンタルは強い」らしいです。確かに、悪口言われたり強く当たられたりしても、言い返すことはできないけど、そこまで気にもならないからツラくもないみたいな。のほほんとしたところ、あるかもしれない（笑）。

「内面磨きで意識しているのは、弱音や愚痴、ネガティブ発言はしないことと、良い人と一緒にいること。ちゃんとしてる人、リスペクトできる人、優しい人…。そういう人たちといたら、自然と自分の人間性も良くなってお客さんも良い人ばっかりの好循環になっていくんじゃないかな？ そんなふうに思ってます」byすず

ポセイドンに入って初ナンバー１を取ってから１年。この１年で自分もすごく成長したし、いろんなことが変わったなぁって思う。１年前は、メゾンドボーテから声が掛かるとか思ったこともなかったし、関コレに出演する日が来るなんて想像もしなかったから、それ考えたら激変！ お客さんにも友達にも「大きくなったね」って言われます（笑）。

そうは言っても、六本木全体で見たらそんな大したもんでもないんですけど。でも、これからも仕事は頑張ります！ 毎日出勤して自分に出来ることを一生懸命やって、あわよくば「ポセイドンといえばすずちゃん」と言われる存在になりたい。それが今の私の野望かな♡

初ナンバー１、初バースデー、初タワーと、キャバ嬢人生の“はじめて”がギュッと詰まっていたすずさんの初登場コラム、いかがだったでしょうか。ベネグループの夏のソウメイレースでも“初優勝”して波に乗るすずさん、下半期も引き続き要チェックなキャバ嬢さんです♡　（取材・文／ささきみどり）

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