言わずと知れた元セクシー女優で現在『club Rio(クラブリオ)』在籍のひなたまりんさんがメゾンドボーテ初登場!
モデルを志しながらラウンジ嬢をしていた18歳から、キャバ嬢時代、セクシー女優転向、引退、そしてキャバクラに復帰した現在まで…。まりんさんの軌跡をたどる初登場コラムをお届けします♡
『club Rio』にはオープンの3月からいます。セクシー女優をしていた期間はキャバ嬢をしていなかったので6年ぶり?
夜歴でいったら高校卒業後の18歳から。身長もあるからモデルになろうと思って千葉から出て来て、夜は西麻布のラウンジでひっそりバイトみたいな。以降ラウンジかキャバクラで働いているので歴は10年以上。結構長いですね。
夜職は続いてますけどモデルになる道は20歳くらいで諦めました。芸能事務所に所属して一応そのルートを歩んではいたんですけど、当時はギャルだったし大人の言うことが聞けなくて。反抗していたら干されました(笑)。「黒髪にしろ!」とかそういう要求に従えなかったんですよ。
で、干されていた時期にキャバ嬢にスカウトされて。モデルは無理そうだし、じゃあ本格的に夜やるかみたいな。愛沢えみりちゃんが超好きだったので、ここからはそういう存在を目指そうと思って。それが20歳の頃。最初に働いたのは六本木の『NEWS』というお店でした。
NEWSには2年くらいいたかな? そこから『セフィロト』という新店へ。でもここは短命だった。オーナーが変わったのかわからないけどオープンからほどなく『ワントーキョー』というお店になり…。後に物件が「呪われたビル」と囁かれているのを知ったみたいな(笑)。どの街にもあるじゃないですか。テナントがコロコロ変わる場所。このビルはその階だけが呪われているらしく長続きしないって言われてました。今はわからないですけどね。
セフィロトとワントーキョーにはどのくらいいたかな。ちょっと忘れちゃいましたけど、とりあえず23歳になる直前でベネチアン(現『ベネ東京 六本木』)に入店したのは間違いない。ベネチアンのオープンが2017年の8月で私はオープニングキャストだったから。私、新店が好きなんですよ。今いるクラブリオを選んだのも新店だったからです♡
ベネではオープン月に1位をとって初代ナンバー1になりました♡ 1番はずっとじゃないですけどね。4カ月くらいで一旦死んで、あとはまあ自分的に良い感じで働きつつ、2年くらいはいたのかな。
2年は私の中で一区切りみたいなイメージがあるかもしれない。当時は一本釣りだったので、そのくらい年月が経つとお客さんが私に飽きてくるんですよ(笑)。そんな感じでエースが消え、店にも「こいつはもう…」と捨てられwww それはまあ言い過ぎだけど、でもあらかたお客さん回り切っちゃってたんで、新たな太客を掴むなら別な大箱店行ったほうがいいかもね、という流れで六本木の『ファブリック』へ。
一本釣りではあったけど、他が全くいないわけではなく普通に顧客はいました。なかでも当時から女のコ指名は多かったです。多分、SNS運用が上手かったんですよ。それで毎日のように女のコの指名があって。ベネチアンは女のコ用のアフタヌーンティーみたいなセットがあったので、太客が来てない日はカフェオレ一緒に飲んでみたいな。そういう平和な時間を楽しんでました♡
ファブリックには結局3カ月しかいなかったですね。AVの方にスカウトされてすぐやめちゃったので。事務所の方が飲みに来てそういう話になったんですけど、別にスカウトするために来たわけではなくたまたま? セクシー女優のコに「まりんちゃん指名して来て」と言われ、そのコの代わりに飲みに来たっていう。それで、「なに君、女のコに人気なの?」みたいな。そこに興味があったようで、「女のコ人気あるんだから、出たら(明日花)キララちゃんみたいになれるよ」と洗脳されて(笑)。
ベネチアン時代にドレスをプロデュースしたりダンサーやったり、ある程度やりたかったことは叶っちゃってたし、当時はアパレルやりたいなとか思っていたので。もっと知名度を上げるためにはそういう道もあるかな?と。
ファブリックをやめたあとはコロナもあったりで、しばらくは女優だけしてました。その頃は夜の街も閑散としてたんで。まあでもAVは1カ月に1回しか仕事がないから暇なんですよ。それでコロナ禍が落ち着いた頃からは六本木のラウンジに在籍しました。最初は事務所から、セクシー女優専門キャバクラの『レッドドラゴン』で働けって言われて働いたんですけど、「なんか違うな」と思って。
ちなみに名字が“ひなた”になったのもセクシー女優以降。それ以前はずっと“まりん”だけでやってました。セクシー女優転向にあたっては年齢詐称もしましたね。実年齢は25歳になる直前の24歳で、私はこの年齢で全然平気だったんですけど、事務所の意向で3歳ほど若返りました(笑)。引退後は即、本来の年齢に戻って今に至ります。
撮影自体はもっと前ですけど公にセクシー女優を引退したのは去年の11月。憧れだった三上悠亜ちゃんもやめてモチベがなくなったっていうのもあるし、コロナ禍以降ライバルが増えすぎちゃって。今のセクシー女優業界はめっちゃレベルが高い。とんでもなくかわいい若いコがマジで増えたから勝てっこなくて。1年に1,000人デビューするんですよ。そこで生き残るって難しすぎる。それこそやるならもっと早くやればよかったなっていう(笑)。
あと私、1個のことに集中すると他ができなくなるタイプで。たとえばAV頑張るってなったら彼氏も作れなくてセフレも作れなくてみたいな。それで20代終わるのもなと。マジで普通に彼氏欲しいし恋愛したいと思ってやめました。
そのままラウンジで働いていてもよかったんですけど、昨今の高時給を出すラウンジはキャバクラ化が進んでいて謎にレースとかもあったりして。だったらキャバクラでいいじゃないですか。それでリオのオープンに合わせて復帰したんですけど、やればやったで昔のスイッチが入っちゃって。「絶対1位をとらなきゃ!」っていう気持ちになったのが自分でもびっくり(笑)。
今はちょうどいいペースで出勤してますけど、入店初月は何がなんでも1位をとりたかったし、5月、6月のソウメイレースまではめちゃくちゃ頑張ってました。それこそ週6出勤でオープンの20時からいるみたいな。
2度目のキャバ嬢生活では漁法も変えました。一本釣りはやめて今は顧客数を重視。そっちのほうがやりやすいなと思って。今の六本木は単価も高いから顧客数多いほうが安定しやすいし。
接客スタイルは友達みたいな感じですかね。営業はとりあえずマメではないww めちゃくちゃLINEもしないし。でも、しつこくないからそこが友達みたいな感じでいいのかな。
同伴はレースのときしかしないけどアフターはたまに。かぶりすぎて全然しゃべれなかったときに「ごめんね」でアフターしたりとか場面です。六本木はアフターも店外もいっぱいしなきゃいけないイメージあるかもですけど、そこは人それぞれだと思う。私はもう“つるとんたん”ぐらいが精一杯(笑)。
定番のシャンパンはクリスタルです。理由はボトルが透けててかわいいから。あと比較的甘いから。ドンペリとか辛口のシャンパンが苦手なんですけど、クリスタルは飲み口が甘い気がしてそこもいい。といってもお酒はめちゃくちゃ弱いので、シャンパンがあかない席ではお茶休憩してます♡
キャバ嬢に復帰して1年も経ってないのにあれですけど、めちゃくちゃ頑張るのはもういいかな(笑)。ソウメイレースまでは頑張り切ったし。そこまでは関コレに出たくて頑張りました!
ベネ時代、一緒に働いていた同世代のコたちはみんな関コレに出てるけど、みんなが出ていたその頃、私はタイミング悪く女優活動をしていて…。だからどうしても今回出たくて。やっぱりキャバ嬢だったら一回は出ておきたいってあったので、その夢は叶ったから満足♡
いろいろと記録も出したし、歳も歳だし、ぼちぼちランキングは抜けて、自分のペースで淡々と働くのもいいなって最近は思ってます。シーシャ屋さんとか昼で何かしつつ。
願わくばキャバクラのプロデューサー業とかやれたら理想ですけどね。かわいいコたちの才能を伸ばすお手伝い。プレイヤーより人を育てるほうが向いてるんじゃないかという気がして。
プロデューサーというと言葉がちょっと立派すぎるかもしれない。感覚的にはママみたいな? 六本木に長くいすぎて、飲み歩いてるようなお客さんはほぼ通過してるし、なんならストーリー見ただけで今誰を指名しているかとかもわかっちゃうくらいだし、そういうベテランならではの部分も生かしてママみたいにな存在になれたらいいかな♡
まだまだこれからの活躍が楽しみなまりんさん。170cmの高身長に超小顔。港区の最高峰を極めた爆美女なビジュがまぶしすぎました♡ (取材・文/ささきみどり)
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