2017年の10月に引退した伝説のキャバ嬢、門りょうさんの引退後の心境をインタビュー!
結婚や自叙伝の発売など、無意識のうちに世間を騒がし続けるりょうさんのアレコレをお伺いしました。
—もう何度も聞かれたと思いますが、引退した理由ってなんですか?
結婚です。結婚するからキャバクラを辞めることにしました。
ー引退を意識しだしたのはいつ頃?
辞めるって決めたのは2017年の8月。で、発表したのが9月。「いいときに辞めたい」っていうのは前から思ってたけど、引退を考え出したのは2016年から。年齢もあるし、なんとなくやけど…。
—引退すること、最初に誰に言ったの?
CLUB MONの社長。っていうか発表するまで社長にしか言ってなかった。私が辞めるって言ったら「MONも閉める」って言われてビックリした。止めたもん! けど、「りょうちゃんのいないMONは、MONじゃない」って言ってくれて…。社長は最後までカッコよく私の幕引きにつき合ってくれた。(進撃の)ノアは「やっていかれへん」って不安がってた。「1回くらい売り上げ抜きたかった。目標がいなくなった」って泣いてくれて。
―そう言えば、ノアちゃんと仲良くなったきっかけって、いきなり話しかけられてからなんでしたっけ?
そうです。「飲もうや、りょう」っていきなり(笑)。「なんか変な子やな」とは思ったけど、ぜんっぜんムカつくとかはなかった。誰も話しかけてくれんかったから、ムカつくって言うよりも「こんな話しかけてくれる子珍しいな」っていう感情になったw
―当時、お店の子達とはどういう風に接してたの?
接さないです。友達いないです、一匹オオカミで。最初の頃からずっとそう。友達っていうか、自分より後輩で仲良い子はいるけど、それはやっぱ後輩やから。「友達」っていう子は同じ店の中にはいなかったです。
—いざ引退してみて、どうですか?
寂しい。キャバクラに未練がないわけじゃないから…。正直、まだあと1〜2年くらいはいけたと思うし、もしかしたらあとで後悔するかもしれないとも思う、仕事好きやし。それでも「このタイミングで辞めよう」って自分で決めたことやから。
—ラスト聖誕祭はどうでした?
引退を発表した日から、毎日泣いてた。正直こんなにも後ろ髪引かれるとは思ってなかったんで…。最後の日は出勤するまでの道中、今まで当たり前に通ってた道や、ヘアセットしてもらってることとか、全部が最後やから一個一個かみしめてた。18歳からキャバ始めて、丸9年間。ずっと週6勤務で続けてきて、ほんまに学校みたいやった。出勤するのが当たり前みたいな。それも今日で最後なんだなって…。笑って終わりたかったから、ずっと泣くのこらえてたけど無理やった。私のインスタを見てたくさんのお客様が来てくれて。女性のお客様が当たり前のようにアルマンドを入れてくれて…恐縮しちゃう気持ちと嬉しさでいっぱいいっぱい。生誕祭5日分のタワーだけですでに7,000万超えてて…本当にどこまで恵まれてるんだろうって涙が止まらなかった。
―余談ですが、一番最初のバースデーの思い出ってありますか?
キャバクラデビューして1回目の誕生日かな。当時19歳で、このときが初タワー。
―まだキャバ始めたばっかりで初タワーって異様ですね!
最初っからずっとナンバー1やったから。落ちたことない。自分では全然それがすごいっていう自覚もないです。今思えばすごいことなのかもしれないけど、当時は感動とかもなかった。そういうものなのかと思ってた(笑)。ちなみにこの頃は「りおん」って源氏名で働いてました。北新地に来てから「りょう」にしたから23歳の頃かな。源氏名を変えたのは気分転換だけど…なんやろ、「翼」とか「りょう」とかそういうかっこいい系の名前が良くて。
―初タワーのときの売り上げって覚えてますか?
覚えてない(笑)。けど写真はある。めっちゃ黒くてクソギャルやった♡髪も盛ってるし、そういう時代やったからw
―ところで、先日自叙伝が出ましたね。
はい。発売初日で増版決定して、書店や通販でもなかなか買えないみたいです。思ったことを書いただけなので、なんの役に立つかわからないのに…水商売を辞めてもこんなに応援してくれる人がいるのが素直に嬉しいです。あと、今年の夏、ウェディングフォトブックの発売も決定しました! これからも皆さまよろしくお願いいたします♡
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