歌舞伎町の超人気ホストクラブ『LSP』の代表・成瀬一聖さんがメゾンドボーテ初登場! 2年連続1億超えの名プレーヤーにして、『LSP』を月間売上1億5,000万に底上げした名コーチとしても評価の高い一聖さんに“億越えホスト”への近道を直撃しました!
自分を高めていくためのノウハウが詰まっているので、夜職だけでなく仕事で結果を出したいすべての人必見です!!
一聖さんは昨年いっぱいでナンバーは殿堂入り?
はい。やっぱり上がずっとつかえてるとねってことで。従業員の士気を高めるためにランキングは抜けました。とはいえこれまで通り普通にプレーヤーしてます。
ホストになったキッカケや夜歴も教えてください!
ホストは18歳のときから。前職は会社員で営業部にいました。高校卒業して就職で上京したんですけど、会社員半年やって「これじゃお金貯まんねえなあ」って。「俺はこのまま一生サラリーマンしていくのかな…」と思ったら絶望しかなくて(笑)。会社やめてその年の11月から歌舞伎町でホスト。一番最初に体験入店したお店に入って二十歳の頃には代表してましたね。
二十歳で代表。割と早々から売れてそうですね。
入店2カ月目からは売上折半でお給料もらえるだけの売上は立ててました。そこからは上がることはあっても下がることはなく、ゆるゆるとアベレージ上げて今に至るみたいな感じです。
LSP入店はいつ?
2020年の7月です。この当時本当はホスト上がるつもりだったんですよ。オーストラリアに留学しようと思って。それで留学準備を進めてたんですけど世の中がコロナになり…。留学どころじゃなくなったのでコロナが落ち着くまでホストやろうかなと。それなら大手がいいなってとこでグルダン直営の『LSP』に入店しました。
ここからは “億超え”する実力をつける方法を探っていきたいなと。ちなみに一聖さんはそもそも何営業?
何営業なのかな。人の懐にスッと入るのは得意ですけど、店に来てとは言いませんし…。強いて言うなら“偽りのないマインドコントロール”かな?
偽りのないマインドコントロール。なんかスゴそう!
マインドコントロールと言うとちょっと言葉悪いですね(笑)。でも、他に言葉が見つからないので従業員にやり方聞かれたときはそう答えてます。
どうやるんですか?
嘘は結局バレるので、思っていることも求めていることも偽りなく正直に伝えますし、出来ないこと無理なことも正直に言う。そこを前提としながら小さな約束をたくさん重ねていって…。そうしていくうちにちょっとずつ大きい約束もできるようになっていくので、結果してもらえることの幅が広がっていくみたいなイメージですかね。
仕事をする上で大事にしている考え方や行動、習慣はどんなことですか?
自分自身で決めたルールを守るっていうことをずっと続けてます。年間の目標、月間の目標、そういったものをまず設定してそれを達成するために必要なルールを決める。そしてそれを毎日守る。
どんなルールがあるんですか?
「絶対に休まない」とか、ホストをしていく上でずっと守り続けているルールもありますし、その年ごと、その月ごとにほんと細かいものまでいろいろ決めてます。データを見てこれはよくないなと反省する部分があったら、改善するために何をしていけばいいかを考えて新たにルールに組み込んだり。
初めて億売ったのは2021年なんですけど、その年は大手に入って1年間通して働く初めての年でもあったし、最低でも1億は絶対売ると決めていたので、ちょっとそこに焦りがあって。強引に煽ったりしていた部分があったんですね。それは良いやり方ではないので、焦らず煽らず売っていくにはどうしたらいいかってところを考えて、2022年はそれを新たにルールに組み込んでましたね。
煽らない代わりに月100万、200万使うお客さんをもっと増やすみたいな?
そうそう。そういう現実的な解決策を考えて、じゃあ増やすためにはどうしたらいいかを洗い出してそれをルールに落とし込む。ルールもバージョンアップさせていってます。
データもちゃんと取るんですね。
僕はかなり細かくデータを取るタイプです。自分のだけじゃなく指導していくにあたって従業員のデータも取ってます。それを分析した上でアドバイスも伝える。成長させるためにあえて教えないこともありますけどね(笑)。
いっとき自宅にホワイトボードを置いていたことがあって、そこにルールをバーっと書いてましたね。朝起きて散歩とかして、ちょっと体を動かして脳みそが活発になったときに見て改めて内容を確認する。
散歩するんですね。
ホワイトボードはもうないですけど散歩はしてますね。動いてるときって情報が脳みそに入って来やすいんです。朝一で散歩しながらメモ帳を見てその日やるべきことを確認してます。
体と頭はリンクしてる!
従業員とよくサッカーをするんですけど、サッカーの合間にあえて仕事の話をしたりしますね。深夜、営業終わりに教えるよりも、そういうときのほうがスッと入って来やすいので。運動すると脳がリラックスするので。そのタイミングで、「今変えられるところはここだよ」みたいな話をしますね。
ルールを決めてそれを守り続けるってまあまあストレスなんですけど、そうやって自分に適度なストレスを与えてしっかりこなしていくことも、「自分でルールを決める」ことのもう1つの目的だったりもします。
ストレスは減らしたほうがいいといいますが、あえて与える?
人から命令されたことを嫌々やるとか、苦痛な環境に耐えるとか、そういうストレスとはまた別。苦痛というストレスをクリアしたとしても開放感しかないですけど、自分で自分に与える適度なストレスはそれをクリアしたときには達成感が生まれるし、それを積み上げていくことは成長につながりますよね。
たとえば「今月は同伴○回、アフター○回する」という目標を立てたら、それをクリアするためには多少なり自分を追い込むストレスはある。でも、そうやってストレスを与えてクリアしていくことで仕事の体力がついていくし、成し遂げたことが自分への信頼感にもつながっていくので。
適度な負荷と達成感、筋トレみたいですね。
ああ、でもそんな感じかも。自分でルールを決めてそれを守るっていうことは自分を鍛えていくことでもありますよね。
一聖さんの売り方は? 顧客をたくさん抱えるほう? それとも絞り込む?
うーん。結果的にある程度絞り込んでいるのかな。やっぱり対・人なので合う合わないはありますし。厳選しているつもりは全くないしふるいにかけたりはしないけど、自然と自分の中で合うなと思うお客様に絞られていってる気はしますね。
とはいっても絶対的なエースとかいないですよ。2、300万使うお客様がある程度いて、あとは時々来るお客様とか気楽に楽しんでもらえる方とか。そういう形でずーっとやってきてます。
絶対的エースのいない売り方で高い数字を維持できたら安定しそう。
そうなんですよ。1人お客様が切れてしまったとき、1,000万の人が切れるのと200万の人が切れるのとではリカバリーするための労力が違いすぎるじゃないですか。僕は1本釣りみたいなお客様はあまり作らないようにしてます。大きい数字を持ってる人はリスクも大きいので。安定して売っていけるとその月の目標とかも立てやすいですしね。
これは従業員の指導をしていても思うところなんですが、ストロングポイントに磨きをかけるよりもウィークポイントを意識するほうがホストの場合は売上が上がっていきますね。みんな長所を伸ばそう伸ばそうっていうけど、良いところは勝手に伸びると思うんですよ。周りからもそこは褒められるだろうし、褒められるぶん意識するからさらに伸びていく。
でも、ウィークポイントって周りから指摘されることは多くない。面と向かって「ここがダメだよ」と言われることって褒められることより圧倒的に少ないじゃないですか。悪いところは自分では気づかない。気づいていても気づいていない振りをするので。
一聖さんも克服した?
克服できたところもあるし今向き合っている問題もあるし。ウィークポイントを改善する努力は常にしてます。人に言われないぶん自分で直していくしかないので、改善点を見つけるために細かくデータ取ってるっていうのもありますね。
従業員に対しても褒めるよりそっちが多いです(笑)。意識を向けさせるだけで変わってくるので。ホストは自分の長所を知っているコが売れる。ある程度までならストロングポイントだけで行けるんです。だからこそそこで弱点を減らしていったらもっと伸びる。気をつけようって意識するだけでも全然違って来るので。そのために言いますね。
一聖さんから見て億超えしている人たちに共通する要素ってあったりしますか?
「みんな0か100かだな〜」ってことは感じますね。こういうイメージで売っていくと決めたらそれを100演じる。ブランディングとしてアフターをしないっていう方もいますけど、それも徹底して100行かない。
70とか80だと?
やり方を定着させようと思ったら70でも80でも30でも意味がない。100じゃなかったら逆効果。アフターも「アフター行くかも?」くらいの感じって一番モヤつくじゃないですか。行くなら行く、行かないなら行かない。自然体でいくなら100自然体だし、嘘吐くなら100完全に吐き通す。
いろいろ話させて頂きましたけど、ホストで売れるってことに関してはまあざっとこんな感じですかね。この中で僕が一番重視しているのは最初にも言った、自分のルールを毎日守るっていうことです。
今日はありがとうございました! 最後に何かメッセージがあれば♡
一度でいいのでみなさんLSPに来てみて欲しいなって思います。正統派から韓国系、アイドル系、メイクがっつり系までいろんなジャンルのイケメンを揃えてるんで。来たらどっかのカテゴリーには絶対ハマる! うちはめっちゃ飲みますし盛り上げますし、お客様も飲んでて楽しいと思います。歌舞伎町のホストクラブの中でも飲み直し率はナンバー1の店っていう自信あるんで。
ほお! 飲み直し率が高いってことは…?
それだけ楽しいってことです。ホストクラブって担当の良さだけでは通わないじゃないですか。ヘルプが接客している時間も含めて満足度の高い時間を提供できるかどうか。その点うちはヘルプに着いたときの能力がみんなだいぶ高め。それが初回でも発揮されるから飲み直し率も高い。良いお店なのでどこ行くか迷ったらぜひ一度遊びに来てください!
言葉の端々から漏れ伝わる従業員へのコミット感もハンパなかった一聖さん。自身も名プレーヤーですがその指導力もグループからのお墨付き。名コーチとして信望を集めているそうですよ!
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