今年2月に『ファブリック新宿』からグループ本店の『ファブリック六本木』に移籍したみなさん。移籍を決めた経緯を振り返りつつ、億伝票が話題を呼んだ昨年のバースデー以降の動き、キャバクラという仕事への思いなどなど、みなさんの進化を止めない成長マインドを掘り下げました♡
『ファブリック新宿』から『ファブリック六本木』に移籍したのは2月?
2月の初旬。ファブリックグループの本店に移っただけなので「移籍!」っていうよりは移動という感覚ですけどね(笑)。
ファブリック新宿は1月いっぱい?
そうです。1月は結構頑張りましたね。新宿で最後の月だし、絶対ナンバー1をとりたくて。大学の後期の試験が終わってからは鬼出勤してました。それで1番で終われたので良い締めくくりができたかなと♡
グループ内での移動には何か理由が?
六本木行こうかなぁと思ってたことが発端で。「お店やめようと思ってるんですよね」とグループの社長に相談したときに、「じゃあ、六本木はどう?」みたいな。私もファブリック六本木には興味があったんですけど自分からは言い出し難かったし、上の人から誘ってもらえたことが嬉しかったので。やっぱり嬉しいじゃないですか。認められたみたいで。六本木でもイケるって思ってくれてるんだって。
六本木だったらいろんなお店から声が掛かっていそうですが?
そうですね。以前からお声を掛けて頂いているお店もいっぱいありましたけど、ファブリックグループが好きやし、もし六本木店で働けるなら願ったりかなったりだったので。そこは迷うことなく。
いまはどんなペースで出勤してますか?
学校がお休み期間なので週3、4くらい出てます(インタビュー時期は春休み中でした)。まあでも、今後どういうペースで働いていくかは今いろいろ考えていることもあるのでちょっとわからないんですけど。
移籍はいつくらいから考え始めてたの?
今年入ってすぐくらいかな。年末年始っていろんなことを考えたりするじゃないですか(笑)。節目みたいな。去年、2023年は私にとってすごい変化の年だったから。今年はどうなるんだろうって考えたときに、このままじゃないほうがいいのかなって。このままだったら現状維持なだけで成長できない気がして。
確かに怒涛の1年。キャバ嬢になってナンバー1になって、8月のバースデーでは一撃1億伝票…前代未聞!
4月に入店して5月から毎月1番をとってきて、ずっと憧れだった関コレ(2024SS)にも出演が決まって…。ひとつの目標を達成した感があったんですよね。そのときにちょっと現状に物足りなさを感じている自分に気づいたというか。言い方があれですけど上がいないから目標がなくなっちゃったみたいな。面白みがなかったんです。私自身、緊張感もなくなっていたし。
ずっと1番ですしね。
なんだろう、一言で言ったら戦いたかったの。良きライバル的な存在が欲しいみたいな。キャバ嬢になって、きほさんとか、(夏目)こころさんとか、仲良くして頂ける先輩ができて、いろいろお話を聞いていると、尊敬できて刺激を与えてくれる存在が近くにいる環境っていいなって感じるんですよね。
高い水準で売れ続けているキャバ嬢さんって自分にないものを絶対持ってると思うし、いま六本木は盛り上がっていて、有名なキャバ嬢さんたちがたくさん集まっているから、良い影響受けたいなぁと思って。
向上心のかたまり!
下見て安心するんじゃなくて、自分よりスゴい人、尊敬できる人を常に見ていたいです。成長したい。なんとなく働くのが嫌なんです。やるなら目標を持ってちゃんとやりたいし、意味がある働き方をしたいから。
だから結構考えますよ。私にないものはなんなんだろうとか。分析するの好きかもしれない。この人はココが強いなとか、私にはできないことができるなとか。その力がないからといって落ち込むんじゃなく、だったら補えることはなんだろうって考える。そうやって自分を高めていくタイプなんです。
ところで2023年は、前期は大学を休学してキャバクラに打ち込み、夏休み明けの後期から復学したじゃないですか。出勤はどのくらいだったの?
それでも週2くらいは出てましたよ。週末を中心に。
ということは週2出勤でずっとナンバー1だったの?
そうですね。10月~12月は週2でしたね。でも、出勤数と売上はそこまで比例しないと思います。客層にもよるかもだけど。実際、売れてるキャバ嬢さんでメンバー出勤の方は多いですし。
少数精鋭でね。
私は量より質です。だからお客様は選びますね。好みの女のコだったら誰でもいいっていう人じゃなくて、私だからいい、私だから来てくれる人を厳選してます。体は1個やし時間は限られてるから。
自分のことを本当に大切にしてくれて、大事に思ってくれているお客様は誰なんだろうって考えて。そういう人を優先的に私も大切にする。そういう営業方針を徹底。全員平等やったらほんまに大事にしてくれる人に失礼やし、誰にでもいい顔してナメられるのも違うし。
自分のストロングポイントはどこだと思いますか?
人の意見に流されないところですかね。少数派になったとしても自分で考えて判断したことだったら揺らがないし動じないです。何に対してもそうですね。人に言われたから「そうなんだ」って思うことはないかも。
先入観や偏見を持つ人っているじゃないですか。「この人ってこうらしいから絡まないほうがいいよ」とか。みんな噂って好きやから。私はそういう噂を聞いても捉われないです。
フラットな視点で人や物事を見てる?
人って捉え方も価値観もそれぞれやし、人が話していることは伝聞でしかないので。誰かが言う良い悪いはその人のフィルターを通して感じた感想でしかない。私が感じたことじゃない。
とりわけ夜の世界は、ものの見方に妬みや僻みが入ってる場合も多いから、なおさら鵜呑みにはできないですよね(笑)。良く言われていない人でも、実際会ってしゃべってみたら別にそんなことなかったって今までいっぱいありました。だから逆に、自分が何か言われても全然気にしないです。
すごくまっとうだし、強いですね!
強くなりました。私が尊敬するキャバ嬢さんはみんな強くてカッコいいから。私は私って真っ直ぐ立っているためには、すべてにおいて自分の芯を持ってないとダメだなって思います。
キャバ嬢としてこうなりたいという野望はある?
やっぱりそれは看板かな? ファブリックグループが好きだから、六本木ファブリックでも看板になりたいですね。ファブリックと聞いたら、「あ、みなちゃんのとこね」って言われるような。自分が納得できる形で働きながらそういう存在になれたらいいなって思います。
納得できる形?
優先順位の1番がナンバーと売上っていうのは私の中では違くて。数字にこだわるだけじゃなく、勉強も含め他の自分のやりたいこともやりながらキャバ嬢としても結果を出す。それがこの仕事をやる意味だから。
初登場インタビューでも、「学業や別な仕事、他にも興味を広げながらでも夜でここまで売れる、を体現したい」とおっしゃってましたね。
それです! その軸はずっと変わってない。それが、私の中でキャバ嬢をやる意味でもあるし続ける理由でもあるので♡ (取材・文/ささきみどり)
ただかわいいだけじゃない、成長を求める姿勢がカッコよかったみなさん。やりたいこともやりながら自分が納得いく形で働いているのも素敵ですね。このスタンス、令和のキャバ嬢のスタンダードになるかも?
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