キャバ嬢だったら知らなきゃヤバい!?ゴールド、P2、P3、ドンペリの種類と金額
キャバクラだけじゃなくて、高級レストランやホテルには必ずあるドンペリ
なんで高いのか?本当に美味しいの?でもやっぱり高いから大好きドンペリ。よく考えると知らないことが沢山。みんな大好きドンペリについて調べてみました。コレを読めば高い値段と味に納得が出来るかも。
そもそもシャンパンって何?
ワインと同じぶどうを使って作るシャンパンですが、実はフランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけをシャンパンと呼びます。決めたれた作り方、決めたれた品種で作ったものだけがシャンパンと呼ばれ、シュワシュワ泡の入ったもの全ての総称は実はスパークリングワインなのです。このスパークリングワインは白ワインを作った後に砂糖と酵母を加えて、二次発酵させる事で炭酸を発生させ完成するのですが、シャンパンはフランスの法律ワイン法で作り方が明確に示されていて、ノン・ヴィンテージと呼ばれる様々な年代のブドウを使用したシャンパンで15ヶ月、ボトルのエチケット(ラベル)に年代が書かれている同じ年のブドウしか使っていないヴィンテージと呼ばれるシャンパンは36ヶ月熟成させないとなりません。
シャンパンの産みの親ドンペリニョン
中世のヨーロッパはキリスト教の歴史です。キリストが最後の晩餐で『パンは自らの身体、ワインは自らの血だ』と言ったことから、ワインは中世に修道院で盛んに作られていました。そしてシャンパーニュ地方のオーヴィレール修道院でワイン作りに励んでいたのが”ドン・ピエール・ペリニヨン”という修道士。もうお分かりだと思いますが、彼こそがドンペリの生みの親なのです。このドン・ピエール・ペリニヨンはシャンパンの生みの親とも言われており、今でこそ当たり前の瓶詰めの技術やコルクの蓋を使うなどシャンパン作りに多大な貢献をした人物です。
LVMH ルイヴィトン、フェンディ、ディオールなど名高いブランドと同じグループ
そんな歴史のあるドンペリですが、ルイ・ヴィトンでお馴染みのLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)というグループに属しているのは知っていましたか?LVMHはその名が示す通り高級ブランドと同じグループの会社です。
主なブランドは次の通り。
ハイブランド
- ルイ・ヴィトン
- ロエベ・セリーヌ
- ケンゾー
- エミリオ・プッチ
- クリスチャン・ディオール
- フェンディー
- ジバンシィ
お酒
- モエ・エ・シャンドン
- クリュッグ
- ヴーヴ・クリコ
- ヘネシー
時計
世界的に有名なブランドばかりで驚いちゃいます。流行すら作り出せる世界最大手のファッショングループが抱えるシャンパンブランドがドンペリ。どうりでオシャレな訳です。
沢山あるドンペリの種類と金額
そんな歴史もセンスもある会社が支えるドンペリ。ピンドンとかゴールド、プラチナとか色々あるけど何が違って何が美味しいのか?中々比べて飲む機会もないし、分からない人も多いと思います。当然高い方が良いけど、いざという時に間違えないように覚えておきましょう。なぜ美味しいのか?なぜそんなに高いのか?これを知ったらもっと美味しく飲めるはず?
*価格は楽天の価格を参考にしています。
*年代により価格の変動があります。
ドン・ペリニヨン(通称ドンペリ白)
ドンペリは全てのシャンパンがヴィンテージですが、その熟成期間は8年を要します。このシャンパンは一番下のグレードですがブドウの出来によっては作らない年もあるなど、そのこだわりが偉大なシャンパンの歴史を築いてきました。辛口シャンパン
値段¥15,000〜
ドン・ペリニヨン・ロゼ(通称ドンペリピンク)
ロゼはバラの色という意味でピンクの色を表していますが、使用するのは黒ブドウです。黒ブドウの皮の色を残した鮮やかなピンク色のシャンパンは、白よりまろやかで絶妙なバランス。熟成期間は白より長く、8~10年程ですが、生産量も少なく値段は白の倍くらいです。
値段¥28,000〜
ドン・ペリニヨン・エノテーク(通称ドンペリブラック・プラチナ)
エノテークと呼ばれる古いビンテージが置かれるセラーから出された熟成期間が16年を超えるシャンパン。ドンペリに3回あると言われる2回目の熟成の期間を迎えた希少価値の高いシャンパンです。エチケット(ラベル)が黒いことからうブラックとも呼ばれる事も。30年を超すエノテークはプラチナと呼ばれる事もあり、更に希少価値が高いとされますが、明確な基準は無くエチケットも見た目も一緒です。
値段¥50,000〜(比較的新しいもの)
値段¥100,000〜(30年以上、通称プラチナ)
ドン・ペリニヨン・レゼルヴ・ドゥ・ラベイ(通称ドンペリゴールド)
エチケット(ラベル)がゴールドに見えることからドンペリゴールドと呼ばれる事もあるドンペリを代表する高級シャンパン。誰もが飲んでみたいシャンパンの王様です。このラベイ(L’Abbaye)という名は修道院を表すフランス語からきた名前で、修道士であったドンペリの生みの親ドン・ピエール・ペリニヨンを称えた名前を冠しています。20年程寝かせたヴィンテージ・シャンパンは味も柔らかく炭酸も繊細。一生に一度は飲んでみたいドンペリの王様。
値段¥100,000〜
ドン・ペリニヨンP2
2014年に新しく発売された新商品で、先に紹介したエノテークと同じ第二の熟成を迎えたシャンパン。これによりエノテークは今後発売される事は無いそうで、エノテークは希少なシャンパンになるかもしれません。16年もの間大切に熟成されたP2はP2になるために作られたシャンパンです。
値段¥40,000〜
ドン・ペリニヨンP3
新たに登場した最高級のドンペリ。P3は3回あるというドンペリの熟成期間の中で最も長い25年の月日を経て出荷される最高級のドンペリです。長時間の熟成に耐え、最高の味となったドンペリだけがP3の名前を付けることが許されます。
値段¥280,000〜
普通のドンペリやP2を寝かせたらP3になる?
P3になるなら、白を家で保存しておこうと思ってもそうはいかないようです。シャンパンの熟成には酵母と糖分が必要で、飲み頃となったシャンパンはデゴルジュマンとドザージュという最後の工程を加えて出荷されます。デゴルジュマンは発酵を終えて澱(おり)になった酵母を抜く作業。ドザージュは澱を抜いて少なくなった瓶にリキュールを加える作業の事。
シャンパンと名乗る物は全て出荷前にこのドザージュとデゴルジュマンを行います。デゴルジュマンをした直後のシャンパンが一番の飲み頃と言われる事もあり、P2やP3は出荷前にそれらの儀式を終えたドン・ペリニョン公式の飲み頃のシャンパン。それに対して古いドンペリは酵母や糖分が無い状態で保存されているためにそこまでの熟成が進まないようです。もちろん、味に変化はあり一般的には飲みやすくなると言われるので価格も高くはなりますが、P3と同じ味になることは無く、炭酸も弱くなります。P3より高いエノテークも存在し、保存状態によって味も変化するのでどちらが美味しいかは個人の判断になるとは思うので、もし飲む機会があれば試してみたいですね。
過去にはこんな高級ドンペリも
ドンペリホワイトゴールド・ジェロボアム
世界限定100本!1995年に発売された本物のホワイトゴールドを使用して作られた150万円を超える金額のドンペリニョン。
いつかお目にかかりたいです。
いかがでしたでしょうか?シャンパンの王者ドンペリ。
種類もたくさんあるので、オーダーの際はお間違えのないように♫
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