前後編でお届けしている、『ベネ東京 六本木』れみれみ特集。1億7,000万を上げたバースデーを振り返った「前編」に続き、「後編」となる今回はれみさんの成功の理由に注目。
移籍、バースデー、アパレル業…何をやっても上手くいく、選んだ道や手掛けたものが次々成功するのはなぜなのか。その理由をれみさんと一緒に分析! “負け”を手放して得意に全振りする「損切り」のお話は必読です♡
れみさん、このところキャバ嬢としてさらに昇り調子なイメージ。一般層の知名度も上がってますし。
なんか好調ですよね(笑)。メディア露出も増えてますし、モデルプレスさんも度々ピックアップしてくれたり、ネットニュースでも取り上げてもらえたり、追い風♡
移籍もバースデーもアパレルも…これまでの道筋すべてが成功している印象。それはなぜなのかを解明するっていうのが「後編」のテーマです。ドレスも爆売れしてるし。
ドレス、爆売れしました♡ 『Brille(ブリエ)』の第1弾を作ったとき、バズるとは思っていたけど予想以上でしたし※。
※天才的にかわいいドレスを作ったら3分で完売した話は既出コラム『数字で戦うれみれみはアパレルでも熱かった』でCHECK!
Brilleの新作リリースはいつ頃の予定?(取材は新作発売前でした)
5月19日です。前回すぐ売り切れちゃってお届けできない方がたくさんいたので、今回はさらに数を積みました。前も結構な数を積んでたんですけど、今回は前回の倍以上の数を(笑)。会社の人たちからも心配されるほどの在庫量でした。
なぜ成功するのか、「こういう要素があったから上手くいった」みたいな実感はありますか?
タイミングの良さはあるかもしれない。街を変えるタイミング、移籍するタイミング、それが上手くハマったみたいな。タイミングって大事ですよね。恋愛とかもそうじゃないですか。「あ、この人いいな」と思っても、相手に彼女がいたら付き合えないし、自分に彼氏がいたらそれ以上踏み込まないだろうし。
となると巡り合わせや運?
それもあるけど、そこにハマりに行くタイミングというか。自分の中のベストなタイミングを見逃さずに動いてるっていうのはあります。歌舞伎町から六本木に移るときもそうでしたよね。やる気だけじゃなく、知名度、キャリア、自分の能力に対しての自信…etc。いろんな要素がガチッと噛み合った瞬間を見逃さず、「動くなら今だ!」みたいな。そこで迷わず動いて一番輝けそうなところにハマりに行った。そういうところは私、上手いんだと思う。
「今だ!」ってわかるもの?
なんかそういう感覚ってありません? ここは様子を見ようとか、ここは行ったほうがいいとか。私はそういうの持ってますね。ちっちゃいことでもその感覚に従って動いてる。もちろん大きい決断をするときは勇気もいりますよ。その時点では未来のことはわからないし、何かを得ようと思ったら何かを捨てなきゃいけないわけだから。
街を変えるとき、「なんでわざわざ? 六本木行ったら失敗するよ」って反応が多かったんですよ。当時は六本木がここまで流行っていなかったし、有名な子がそっちに移るってあんまりなかったから。せっかく歌舞伎町で売れてて、お店(アジアンクラブ)でも1番なのにもったいない…みたいな。それでも、お客様ゼロからはじめようくらいの気持ちで移ったわけで。そう考えると「直感」と「自分を信じる気持ち」と「行動力」があったとも言える。あとはもう、その選択を正解に変える努力あるのみ♡
れみさんお店選びも絶妙に上手い気がしますが、そのへんどうでしょう?
それは絶対ある。どのお店に入るかって、勝負するときは超重要で。それこそ運と頭の使い方なんですよ。それで先々変わりますからね。
プロ野球もそうですよね。どの球団に入るかでその後の野球人生変わるじゃないですか。大谷翔平さんが日ハムに入っていなかったら今の大谷翔平はいなかったかもしれない。そもそも日ハムの監督がすごい人なんですけど、その人が大谷さんを二刀流として育てたわけで。その出会いがなかったら今ほどの存在になっていたかどうか…とも言われていますよね。
なるほどねぇ。というかれみさん野球に詳しいですね。
そうですよ! 私、野球好きなので結構見てますからね。意外と詳しいんです♡
れみさんのお店選びのポイントは?
条件やお給料だけで考えず俯瞰で見ますね。経営基盤がしっかりしているか、大事にしてもらえるか、その店に入るタイミング、今の自分がこの店に入ることでどうなれそうか…。一歩引いて冷静に見てますね。
お店選びとはまた別ですけど、物事を判断するとき私は基本「合う」「合わない」で決めています。感覚的なところで即座に判断していることがたくさんあって。ファッションもメイクも人間関係も恋愛も全部そうなんですよね。合わないなと思ったらすぐやめる。多分、それが長い目で見たとき良いほうに左右しているんじゃないかなと思います。
接客の場でもこの人は私と合う合わない、仲良くなれるなれない、指名もらえるもらえない、そういうのはすぐ掴めるというか。それで「合わないな」となったらパッと手を引くんですよ。
見極めが早い。指名もらえるもんはもらっときたいとか、もったいないって思っちゃいそう(笑)。
いや、そういうときに欲を出しちゃダメなんですよ。後々までややこしいやり取りやら何やらが続いて精神が削られるので。結果トータルで見たらそこで我慢して得られたプラスよりマイナスのほうが大きくなる。もったいないとか思わずパッと見切って、そのぶん自分にとって良いお客様を大事にするとか、新たにお客様を掴むほうがプラスです。
ギャンブルもそうですよね。負けてるのにずっと賭け続ける人っているじゃないですか。ここまでベットしたんだから後に引けないとかそろそろ勝てそうとか。でも、そういう人って負けてません? そこからどんでん返しで勝つとかあんまりない。ビジネスもそうで、その事業がコケまくってるのに、それまでに費やしたコストや思い入れに捉われて撤退するタイミングを見失って焦げつくとかありますよね。
あ〜。となると必要なものは損切りする勇気!?
それめっちゃ大事です。負けてるのに意地だけでそこにへばりついちゃうのが一番よくない。もうちょっと頑張れば上手くいくんじゃないかっていうのは幻。この心理って失敗するすべてのことに言えますよね。だから、「有りか無しか」を見極めてなるべく早く手を引くって大事なんですよ。
上手くいくものって大体はじめから上手くいきますしね。「なんかこれはスルスルいくな」みたいなスムーズな感じってあるんですよ。
「ある程度やってみないとわからないこと」もありますよね?
あるある。それもやっぱり途中で違和感を感じたときに見極めるのが大事ですよね。いま、アパレルが結構バズってるから全部上手くいってるみたいに見えるかもしれないけど、ここまでには「あ、これは違う」と思ってやめてきたこともありますよ。
速やかに損切りができたり、正しく見極められるようになるには何が必要?
自分を知ること? こういうことは頑張れるけどこういうことは耐え難いとか、「私ってこういう人間だ」を自分で理解しておく。それができていると合ってる・合ってないがわかるから。
分析力が高いって強みですよね。この服かわいいけど私はこっちのほうが似合うとか、整形もそうですよね。流行りや憧れだけを追って、その顔にしようとする人もいるじゃないですか。でも、自分に合うか合わないかがわかってないと失敗しに行くことになっちゃう。
何が好きで何が嫌いな人間なのか、それって自分の軸だから。生きていく上で知っておいたほうが絶対にいい。特に、好きなものより嫌いなものがはっきりしてるほうがいいと思う。「グリーンピースだけは食べられない」とか、自分の中で絶対に折れたくないポイントってあるじゃないですか。そこを把握しておくといろんな場面で判断が早くなりますよね。
嫌いを知る=己を知る。大事ですね。
そう、それで私は思ったんです。嫌いなもの、これは無理ってものが同じほうが恋愛や結婚は上手くいくんじゃないかって。前は好きなことが一緒のほうが上手くいくって思っていたんですけどね。
人って好きなものが似ていて喧嘩するわけではなくて、許せないことの違いで揉めるわけじゃないですか。「これ好き♡」みたいなことなら、好きじゃなかったとしてもふーんぐらいで合わせられるけど、嫌いなことだったら合わせることに苦痛しかない。例えば、「レスポンスが遅いの嫌だ、マメじゃない人嫌だ」そこが一緒だったら喧嘩しないじゃないですか。
確かに。そして、自分にとって嫌なところが少ない人のほうが末長く幸せに暮らせるのかもしれないですね。
そんな気がしますよね。特に結婚となったらそうなのかなって。
自分の「嫌」や「無理」がわかったら、そこを判断基準にしていけばいい?
そうそう、嫌なことや無理なことをしない。そのルールを大事にできる自分になればいい。イコールで繋げていくみたいな感じですよね。それが嫌だったらイコール何をしたほうがいいか。断れる自分になるにはどうしたらいいか。
キャバ嬢としてこれしたくないあれしたくないがあるなら、それを貫けるくらい売れる自分になる。じゃあ売れるためにどうするか、見た目を磨くとか、接客スキルを上げるとか…。すべてをイコールで繋げてしりとりみたいに書いていくと、ゴールが見えてくる。
れみさんの今後としては?
結婚したいです♡ いつになったら私は結婚できるんだろうか。そこだけが叶わないww
キャバ嬢としてはそのうちプレイヤーはやめようとは思ってますけど…。でもやっぱり性格的にプレイヤー気質すぎて(笑)。ほんとにもうどこで現役を上がろうか悩んでます。誰かに譲る自分が全く考えられなくて。
譲るっていうのは?
誰かを立てるとか売上を割るとか。これまでそういうことをしてきてなくて。「全部私のものだ!!」みたいな(笑)。売上が割れる席だったら着かなくていいっていうスタンスできたので。1人で2人指名するお客様も稀にいるんですけど、「私、そういうの無理だから、他の子指名していいよ」って言っちゃうような。でも、歌舞伎町出身で圧倒的な数字を叩いてきた人って「売上分けっこしよう」なんてマインドないんじゃないかな。一匹狼の世界だから。
そういう生き方もどこかで切り替えなきゃとは思っているんだけど、どうしても “我”みたいなところが今はまだ強くて(笑)。バースデーとかのイベントのときも「今日は私の日だ! パーティーだ! プレイヤーって超楽しい!」ってアドレナリン爆発しますし、毎日「さあ、私を見な!」ぐらいの気持ちでフロアに立ってるし。
私を見な! ワードが面白いww
出勤したらそんな感じなんですよ(笑)。でも、そういう自信満々なれみだからお客様たちが推してくれてるんだと思う。私がプレイヤー上がって運営に回ったとき、魅力あるのかなとか思っちゃいますね。
大谷さんは大リーグでホームラン打ってる大谷翔平だからみんな「すごい!カッコいい!」ってなるわけじゃないですか。私も、運営側としてその人の良さを引き出したり伸ばしたりすることはできると思うけど、そこに愛を持って楽しめるようになりたいなと思います。
でも、ステップアップしていきたいですよね。プロデューサーとしてベネに入って1年、この1年間は背中を見せようと思ってやってきて、圧倒的な売上を立てる姿は見せられたと思うので。ここからまたさらに、プロデューサーとしてお店のためにできることを増やしていきたいです。かわいくて実力のある女の子たちがベネグループを目指してくれるように、六本木といえばベネだよねって言ってもらえるように、お店とグループをもっともっと有名にしていきたいです♡
れみさん成功の理由を紐解いたインタビューいかがだったでしょうか。合わないものを克服するのではなくそのぶん合っているものに全振りする、「損切り」という視点。興味深かったですね! (取材・文/ささきみどり)
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