今年4月、2年8か月在籍した六本木『FABRIC LOUNGE TOKYO』から、『ベネ東京 六本木』へ。プレイヤー兼プロデューサーとして新たなステージに立ったれみさん。夜の街に激震が走った突然の超大型移籍、そのとき何が起きていたのか“れみれみ移籍”の背景をインタビュー!
ベネグループ全店舗の一日の最高売上を更新した入店祭の模様をはじめ、移籍に至った背景、ベネ六本木入店の経緯、プロデューサー就任についてなどなど根ほり葉ほり聞いてみました♡
『ベネ東京 六本木』入店は4月22日でしたが、発表は確か10日前とか? 移籍しそうな気配もなかったので驚きました。
それ、みんなに言われました。「びっくりした!」って。移籍します報告の2日前にファブリックをやめたんですけど、そのときはただ、「退店しました」とだけストーリーに上げてたもんだから、「れみれみ結婚か!?」って噂されていたらしくww そこからの移籍報告だったから、「店移るだけだったんだ。もう、びっくりさせないで」みたいな(笑)。
確かに退店しましただけだと、「結婚か!?」って思うかもですね。
移籍のことは身内以外ほぼほぼ話してなかったので。仲良い友達から「結婚」って噂されてるよって聞いて。ハハハみたいな。でも、そのときDMがすごかったですね。「キャバ嬢ご卒業おめでとうございます」とか、「ご結婚おめでとうございます」とか。そんなこと言ってないのに(笑)。
移籍についてはいつ頃から考えていたの?
ぼちぼち考えたりはしていたんだけど今年に入ってからかな、真剣に考えはじめたのは。毎年1月は長期休暇を取るんですけど、そういう休みを挟みつつ、落ち着いて今後のことを考えたときに今のままでいいのかなって。
何か漠然と満たされないものが?
歌舞伎町を卒業して2021年の8月にファブリック六本木に入店して。
そこで圧倒的なナンバー1になって「六本木といえばれみれみ」と言われる存在になろうと歌舞伎町から出てきて、そうなれたって自分自身感じていたけど…。
同時にもうここからは繰り返しだなっていう感覚もあって。自分を成長させるために、次のステージに進もうかなっていう。そこでまた新たな挑戦をしてみようみたいな。そういう感じかな。
新しい挑戦の場としてベネ六本木を選んだのは? れみさんならどこへだって行けますよね。
全国規模で展開していて母体がしっかりしているっていう安心感もありましたし、何よりお店の人たちの私を求めるパワーがすごかった。どうしても来て欲しいっていう熱意がとんでもなかったんですよ。ここまで求めてもらえているなら、今後何か新しいことをしようと思ったとき、柔軟に動いてもらえそうだなって。それと、挑戦として面白そうだなっていうのもありましたね。
面白そう?
私の中でベネのイメージはウェイウェイ系? 自分のキャラとは違うなっていう印象があったんですよ。周りからも「れみれみがベネ?」って不思議がられたりもしていたし。でも、だからこそ面白いなって思うところもあって。
私が入ることによって違うカラーがそのお店の中に生まれるかもしれないし、私っぽい系統の女のコが入店してくるようになるかもしれない。私が入店するからこその変化が起きたら面白いなって思ったの。プロデューサーというポジションも用意してくれていたし、これはちょっと面白くなりそうだなって。
ごまちゃん(入店祭でタワーをしてくれたお客様)が「なんでもできる環境と立場があるんだから、面白いことやりなよ」って言ってくれたんですよ。その言葉が背中を押してくれた部分ありますね。ワクワクするほうへ行こうって。先駆者でいたいと改めて思いました。
移籍を考えはじめてからの出勤ってモチベ的にどんな感じなんですか? 出勤減ったりするの?
全然そんなことないですよ。移籍は移籍、出勤は出勤なんで。そこはモチベとかあんまり関係ない。4月11日にファブリックを退店したんですけど、その日までいつも通りに働いてました(笑)。で、10日くらい休んで4月22日からベネがスタートみたいな。
プロ意識高い。そんなに長くも休まなかったんですね。
4月後半からGWに入るじゃないですか。入店祭に向けてのプレッシャーがかなりあったから、その休みの前に大仕事をやり遂げておきたくて。
移籍前の休み中、ハワイへ行こうかなとも思ったんですけど、結果行かなくて正解でしたね。入店祭のドレスを決めたりそのお直しをしたり、お花やタワーの打ち合わせがあったり、やることいっぱいあったから海外行ってる場合じゃなかった(笑)。
お花素敵でしたね。
かわいかった♡ 当初、入店祭のお花出しはナシでいこうかなって思ってたんです。イベントとはいえバースデーなわけじゃないし。とはいえ、したいなっていう気持ちがないわけでもなく…。
入店祭をやるコってキャバ嬢ではなかなかいないじゃないですか。せっかくだからお花も募って派手にやったほうがいいのかな、でもなぁみたいな。モヤモヤしていたときに、こばっちさん(れみさんの長年のお客様。イベントでは毎回素敵なお花を出してくれる方)が、お花のお金をお店に届けてくれたんですよ。サプライズで。
ほお、さすがこばっちさん!
それがキッカケになって、じゃあお花やろうとなってそこから声を掛けはじめて。といってもスペース的にお花を置ける数が限られているので、身内にだけ声を掛けてお花を出してもらったんですけどね。
ちなみに入店祭の前に、ベネでは数日働いていたりするの?
いや、そんなこともなく。初出勤の日が入店祭でした。だからお店の中とか全然わからなくて。黒服さんたちの様子もわからないから本当に大変だった(笑)。
れみさんも言ってたようにキャバ嬢さんが入店祭をするってなかなかないですけど、イベントとして開催した意図は?
「マイナスな移籍じゃないよ」っていうところをちゃんと形として打ち出しておきたかったからです。ファブリックは六本木最高峰のお店の1つじゃないですか。そこから移籍するってなると、ナンバーもあがっているので順位が出ないぶん「売れなくなったからだ」とか、マイナスな見方をされるってやっぱりあるんですよ。
でも、私としては売上も変わらずあるし何も引け目に感じるところはなく。ただ、新しい環境でまたステップアップしたい、その挑戦として移籍するんだよっていう。そこを世間にもちゃんと見せておいたほうがいいなっていう。
プロデューサーっていう肩書きもありますしね。
それもありましたね。プレイヤーというだけじゃなく、“兼プロデューサー”として鳴り物入りで入店してくるわけだから。「ファブリックでは売れてたかもしれないけど、どうなの?」っていう懸念を、結果で一掃しておきたいみたいな。「これが、れみだよ」っていう実力をこれから一緒に働く女のコやスタッフにもちゃんと見せておきたかったので。
れみさんっぽい!
熱いんで!(笑) 最初から結果出して圧倒しようみたいな気持ちで、気合い入れて入店祭しました。だからもうプレッシャーがヤバかったですね。
入店祭、なんといってもラベイ5,000万タワーが圧巻!
ヤバいですよね♡ ごまちゃんのタワー。
出会って間もないお客さんだったんですよね?
そうなんです。2回目でタワーしてくれたんです。
プレイヤー兼プロデューサーという立ち位置にはどんな意味合いが?
すぐさまプロデューサーとして何かっていうよりは、今のところ看板としての意味合いが強いと思うんですけど、今後いろいろと動きやすいようにプロデューサーという役職も与えてくれたっていう感じです。
でも、プレイヤー兼プロデューサーとして働いていたら視野も広がるしやりたいことの幅も広がるだろうなって思ってて。「これやったら面白いな」とか、「ここ、こう変えていったほうがいいな」とか、出てくると思うんですよ。そのときに思ったタイミングで行動できる。そこがプロデューサーである意味かな。いずれはプレイヤーを上がって、プロデューサーという立場で女の子やスタッフと関わっていきたいです。
先の話として?
今はまだプレイヤーとしての背中を見せたいと思っています。実力を見せるっていう意味で入店祭をしましたけど、日々の中で売上も組数も変わらず圧倒的な結果を出し続けて、スタッフにも女の子にも“やっぱれみれみやばい”“すごい”“圧倒的だ”って感じてもらいたい。キャバ嬢としても一人の人間としてもリスペクトしてもらえるようになってからですね。
れみさんは今どんなペースで出勤しているの?
出られるときは週5、6出てますよ。全然、新しいお客さん掴みたいんで。真面目にめっちゃ出勤してます(笑)。
今の目標や夢は?
ベネを六本木、日本で1番のお店にしたいです。今、ベネは勢いあるしスタッフもいい。私、キャバクラでは、女のコよりも黒服さんを見るんですよ。黒服さんの動きや表情を見る。それで言うとベネの黒服さんはみんなのモチベもパワーも一番すごいなと思っていて。そういう面でもベネは六本木で、日本で1番のお店になれるポテンシャルと可能性は全然あるんじゃないか、一緒に働いてみてなおさらそこは感じていて。
店を六本木だけじゃなく日本で1番にしたい。夢のスケールが大きくなっている!
言われてみれば確かにw これまでは自分が1番になることでしたからね。今度は街、いや全国がステージ!(笑)
ところで昼のお仕事のほうはどうですか?
昼も着々と頑張ってますよ。自分のドレスブランドも立ち上げて、秋には第一弾をお披露目できるように進めてます。今、商標登録してる段階なのでまだブランド名は確定してないですけど、もう来年のデザインまで考えてます(笑)。
そんなに焦らず、夜の仕事も引き続き充実させて、昼も少しずつ着実に進めていければいいかなって思ってます。興味があることにはどんどんチャレンジしていきたいけど、仕事としては1つ1つ丁寧に携わって、時間をかけて自分のできることを増やしていきたいなって思ってます♡
歌舞伎時代がSEASON1なら、ファブリック六本木時代はSEASON2、そして現在はSEASON3に突入したばかり。これからどんなれみれみドラマが展開されていくのか楽しみですね♡ (取材・文/ささきみどり)
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