福岡は中洲の超有名キャバ嬢・彩花ゆいさんがコラム初登場!
在籍するクラブアトリエの歴代売り上げを更新した、超実力派キャバ嬢にして元看護師という異色の経歴の持ち主の彩花ゆいさん。これまでのお仕事歴とほっこり癒し系なキャラに迫ります!
朝は病院勤務、昼間は看護学校、夜はキャバクラの3足のわらじ♡
はじめまして、中洲のクラブアトリエ在籍の彩花ゆいです。アトリエに入店してからもうすぐ4年になります。中洲に来たのもちょうどそのときで、それ以前は長崎のお店にいました。といっても元々は私、九州の人間ではなく神奈川出身。高校卒業までは横浜に住んでいましたが、看護師学校進学のために母方の実家がある長崎にお引っ越ししたんです。なぜに長崎だったかといえば、亡くなったおばあちゃんが長崎の看護学校で昔先生をしていたから。大好きだったおばあちゃんと同じ場所で看護を学べたら素敵だなって。それと私、結構な苦学生だったのでおじいちゃんちに居候させてもらえるのもありがたかったんです。
キャバクラでバイトを始めたのも学費とお小遣いを稼ぐため。入学から数年はバイトする時間がなくて、おじいちゃんから学費を借りていたけど。キャバクラで働き出してからはそれも全額返済しましたよ♡
水商売を始めたのは准看護師の資格を取ったあとなので、21、22歳ぐらいの頃ですかね。私が通った看護学校は2年間准看護師の勉強をして資格を取ったら、病院で働きながら3年かけて正看護師の取得を目指すというシステムだったので、卒業までは、朝から午前中いっぱい病院勤務、午後は看護学校、そして夜はキャバクラという生活でした♡
正看護師になったのを期にキャバクラはいったん休業♡
最初のお店は近所にあったクラブ。看護学校の友達の親戚が勤めていたツテで入店しました。クラブといっても実質は規模の小さいキャバクラでそのときのお給料は5時間働いて日給8,000円。時給換算すると1,600円でキャバクラ的にはお安めなんですけど、当時は何も知らないし学生だったので「ウエーイ♪」みたいな。ほくほく喜んでました。源氏名は「ありす」。これはちょっと自分的に恥ずかしくて次のお店では名前変えました(笑)。
このお店にいたのは半年くらいかな。周りの人たちの勧めでもっと大きいお店に移ることにしたんです。店のお姉さんたちにも、「私があんたやったら、あそこのお店行くわ、行っといで」と背中を押してくれたのもありますね。ここはママキャバ嬢さんも多くて、親のように親身になってくれる感じがあったかかったですね。
2軒目はその地域では一番大きい店。キャストも大勢いるしフロアも広くてキレイだし女のコもみんなかわいい。キラキラしていて「これがキャバクラか!」と思いました。自分で思っていたより水商売は向いていたみたいで、1軒目も2軒目も入ってすぐにナンバー1になりました。ただ、正看護師になってフルタイムでの病院勤務が始まってからは、キャバクラのほうはいったんお休みしました。たま~に様子見がてらお店に顔を出すことはあったけど、メインはあくまでも看護師のお仕事でした♡
ギックリ腰をきっかけに夜一本中洲に進出してガンガン働く☆
このまま看護師としてやっていくつもりでずっと働いていたんですが、ある日突然ギックリ腰になっちゃたんです。倒れかけた患者さんを支えたら腰がグギッといってしまって。看護師の仕事は体が資本なのでちょっと困ったなと思っていたちょうどその頃、家族の借金問題が浮上!私も金銭的に援助しないといけない状況になってきて、いろいろ考えた結果、看護師をいったんやめてキャバクラに集中することにしたんです。キャバクラはめっちゃ稼ぎがいいしやるなら今しかできないけど、看護師だったらこの先いつでも戻ってこられるから。と、そのときは思ったんですけど、やめてしばらく経ってみると「いつでも戻ってこられる」わけではないと気づきました。やっぱりどうしても“手技”を忘れてしまうので、そんな簡単に戻れるほど甘くはないですよね。戻るとしたら一からやり直すくらいの気持ちで、覚え直していかないと難しいと思う。
夜一本に絞ってキャバクラに復活したときに街も中洲に変えました。九州で一番有名な繁華街でもあるし、福岡だったら長崎のおじいちゃんに何かあったときもすぐに駆けつけられる。中洲ではクラブアトリエに入店。夜一本になってからはガンガン働いています♡
家にいると元気がなくなる毎日早くお店に行きたい♡
うちの店は年中無休で定休日がないので、基本出たいだけ出ています♡ 私、家に1人でいるのが嫌なんですよね。家にずっとおったらさみしくて元気がなくなる。店に行けば女のコやスタッフやお客さん、みんなに会えるから。開店時間は20時なんですけどむしろもっと早く行きたい(笑)。だから、同伴しても20時までには出勤します。早く入りたいんで(笑)。ちなみにうちの店、女のコ同士の関係がすごく良くてこれはちょっと自慢です♡
「キャスト同士はバチバチしているほうが店が活気づく」というのがキャバクラの定説だけど、私はみんなが仲良くできているほうが総合的なメリットは大きいと思う派です♡ まず店の雰囲気がよくなる、人間関係のストレスも減る、店が楽しいからキャストの出勤率が上がる。仲間意識が高いから接客のときもお互いフォローするし、団体の席でも協力し合えるから売り上げが伸びる。「このコとこのコは同じ席につけたらいけん」みたいな縛りもないから付け回しの自由度も高くなるし、良いこと尽くめじゃないですか?
今年11年目を迎えるアトリエで過去の歴代売り上げを抜いて1位になったんですけど、全部が全部自分だけの頑張りかっていったら絶対にそんなことはなくて。みんながお互いに協力し合って盛り上げている、そういうお店だからこそ出せた成績だと思ってます♡ギスギスした人間関係に疲れたコ、雰囲気良い店で働きたいコは、中洲のクラブアトリエがオススメですよ♡♡
看護師の経験を生かしたカウンセリング接客♡
看護師とキャバ嬢はまったく違う職種だけど、看護師時代の経験が生かされている部分はすごくあるなと思います。看護師になりたての頃、「患者さんは家族と思って接しなさい」と教わったのですが、今は患者さんをお客様に置き換えて教えを実践しています。他人だと思わずに親身になって接する、気持ちを入れてちゃんと話を聞く。そうしているとその人が今何を求めているのか、どんな気分なのか、言葉以外の部分からも伝わるものはいっぱいあって、相手の様子の小さな変化にもいち早く気づけるようになるんです。
お客様の態度や言動を「人間性」ではなく「状態」として捉えるのも看護師経験があったからかなと思います。体調が悪くなるときって何かしら原因があってそうなっているわけですよね。それと一緒で、お客様の表に見えている部分は心身の状態の現れで、そうなる原因がきっと何かあったんだろうと。たとえばイライラしているとか、トゲトゲしい言い方をするとかっていうときは、仕事がしんどいとか環境がキツイとか、心に余裕がなくなるようなことがあったのかなと考えてみる。「何がこの人にこういう言葉を言わせるんだろう。いまどんな状態なんだろう」と捉え直してみると、自分の気持ちにゆとりが生まれるので、いろんなことに対して優しくなれるんです。しかも、そういうスタンスで接していると、不思議と周りも優しい人ばっかりになっていくので結果的に自分のストレスも減る。これはなかなかいい方法だなと思っています♡
嫌な人に会ったら、その人の赤ちゃん時代を想像してみる♡
そうはいってもたまに変な人もいますけどね。どうしても嫌だと思う人。そういうときは、その人の赤ちゃんの頃を想像するようにしています。今こんな嫌な感じの人に仕上がっているけど、この人だって赤ちゃんの頃はかわいかったんだろうなって。そう思うとなぜかそれ以上腹が立たなくなるのでオススメ。直接ダメージを食らわなくて済みます♡
ちなみに私の得意な客層は若い人よりおじさんです。父を早くに失くしているので年上の男の人と話せるのが嬉しいんですよね。あとは高校を出てから中洲に来るまでおじいちゃんと2人暮らしだったのでぶっちゃけシルバー世代が得意かもしれない(お店にはあんまり来ないけどww)。
仕事の目標的には「同伴は毎日なるべくする♪」を心掛けているくらいで、特にこれといったものは設定していないけど、最近は体調管理も心掛けるようになりました。ある程度筋肉もつけたくてジムに通ったり、閉店後にお店のスタッフさんとウォーキングをしたり、カラダ作りもしています。
今後のこととしては、漠然とした夢ですけど、「いつかクラブで働いてみたいな」なんてことを考えたりすることもあります。たとえば銀座のクラブみたいな、接客の最高峰のお店で働いたらものすごく勉強になるんだろうなって。特に今、予定があるわけではないんですけどね♡
今回がコラム初登場の中洲を代表するキャバ嬢彩花ゆいさん。
今後の活躍に期待したいと思います♫
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