歌舞伎町フォーティーファイブのナンバー1、“せなぽよ”こと藤澤せなさんがメゾンドボーテ初登場♡ 高校卒業と同時に栃木から上京、まっすぐ歌舞伎町を目指したというせなさんの、入店、休業、出戻りストーリー。ナンバー1への軌跡をたどります♡
店休日が自分のお休み。お店が年中無休なら私も年中無休な藤澤せなです。週7出勤は去年の8月から。コロナの自粛期間があって中断しましたが、それまではずっと連勤してました。
フォーティーファイブ入店は3年ちょっと前ですが、一回やめちゃったときもあったので通算で2年半くらい。歌舞伎町にきたのは高校を卒業してすぐ。最初に働いたお店もフォーティーファイブでした。
キャバクラで働こうと決めたのは、単純に「一番お金が稼ぎやすいかな」と思ったから。うちは超貧乏で、地元にいるおばあちゃんと妹の生活もサポートしなきゃいけない。だからキャバクラで働こうと思ったし、歌舞伎町を選んだのも「どうせ働くなら単価の高いところで稼ぎたい」っていう気持ちが強かったから。
上京したのは高校卒業してすぐ。お店は一応他のところにも体入で行ったけど、フォーティーファイブに入れたらいいなとは思ってました。有名店だし憧れのえみりさんがいるお店だったから。
歌舞伎町には何のツテもなくいきなり行きました。住む場所も何も決めずスーツケース1コだけ持って。お金もなかったのでフォーティーファイブ入店当初は漫画喫茶に住んでました。
漫喫暮らしが終了したのは入店から1カ月くらい経った頃。親切なお客様がウィークリーマンションを手配してくれたんです。家具家電もそろっているしベッドもあるし、普通に快適でした。
その後、不動産のお客さんに出会って、審査が通る物件を教えてもらってやっとお部屋を借りることがでたんですけど、ウィークリーマンション暮らしも結構長かったです。3、4カ月くらいは続いたので。でも、当時も今もお部屋にはそんなにこだわりってないんですよね。オートロックで風呂トイレ別でだったらそれでいいみたいな感覚なので。
フォーティー入店後は割とすぐにお客様をつかむことができました。ただ、そのせいで調子に乗ったんでしょうね。半年働いただけでフォーティーファイブをやめちゃったんです。今思えば何やってんだって話ですけど、それまでずっと働いてきたから休憩したい気持ちもあったし、稼ぐ手段を覚えてお金も少し貯まって気がゆるんだのかもしれない…。それで店をやめてしばらくニートをしてました。
ニート時代は海外旅行をしたり楽しく過ごしはしていたんですけど、基本的にすることなくてめっちゃヒマだしやっぱり不安で (笑)。それで、もう十分だろうと思った頃にキャバクラに復帰。一回やめちゃっているからフォーティーファイブには戻りづらくて、そのときはアジアンクラブに入店しました(笑)。
アジアンクラブにいたのは2、3カ月くらいかな。えみりさんから「フォーティーファイブがリニューアルオープンするから戻って来ない?」とお誘いを受けて、それが戻るキッカケになりました。
えみりさんに「戻って来ない?」と言われたときは驚きました。出戻りは悪いことだと思い込んでいたので、「戻ってもいいんだ!」みたいな。元々、戻れるものなら戻りたいと思っていたので、アジアンさんには申し訳なかったですけど、フォーティーに秒で戻りました(笑)。それが2018年の8月です♡
フォーティーに戻ってきてからしばらくは週5、6出勤で、今のような連勤のスタイルではなかったです。週7出勤になったのは去年のバースデー前。えみりさんに“喝”を入れて頂いたのがキッカケでした。
大々的にバースデーイベントを打ったのは去年が初だったんですけど、実はその少し前までは、イベントどころか仕事に対してのヤル気も失いかけていました。
その年の春くらいから、身内の不幸が続いて気持ちがすごく落ちていたんです。気力がなくなってヤル気もなくなって…。モチベーションもどんどん下がっていくような、そんな状態のときでした。えみりさんに「バースデー本気でやってみたら」と言われたのは。
「こういう辛い状況だからこそ逆に、目標を持って仕事に打ち込んでみたら? 本気で頑張るなら私も本気で応援するよ」と。それで、そのときにバースデーまでは週7で毎日出勤するっていう約束をしたんです。そこからですね。連勤が始まったのは。
最初は「そんな週7出勤なんて、無理ですよ〜」と言っていたし、自分でもそこまで頑張れるとは思っていませんでした。ただ、「成功や失敗だけが結果じゃない。自分の決めたことをちゃんとやり切ることができたら、それが自信につながるよ」っていうえみりさんの言葉が、私の中にずっと残っていて、それが頑張る原動力になりました。
しかも、最初はできないと思っていた週7出勤も、気づいたらすっかり定着。バースデーが終わったあとも毎日出勤するのが当たり前になってました♡ コロナの自粛があって中断しましたけど、それがなかったらきっと変わらず毎日出ていましたね。
こうしてみてみると、私のキャバ嬢人生は要所要所でえみりさんに導かれている気がします。フォーティーファイブで働き出したキッカケもえみりさんなら、出戻りのチャンスをくれたのもえみりさん、頑張るために背中を押してくれたのもえみりさんだから。
連勤してみてわかったんですけど、毎日出勤していたら、仮に指名が1組だったとしても、必ず毎日誰かが来てくれるんです。そうなると「休みたくない!」って気持ちになってくる。もちろん「取りこぼしたくない」もあるけど、それ以上にせっかく来てくれた人をがっかりさせたくないみたいな。そういう気持ちなんですよね。
フォーティーファイブでナンバー1になったのは、先輩の一条響さんがナンバーを上がってからなので2019年の夏くらいからです♡
「たくさん稼ぎたい!」だけで働いてきたので、それまではナンバーにこだわる気持ちって自分の中ではめちゃくちゃ薄かったです。ただ、たくさん稼ぐにはお客さんに来てもらうのが前提で、たくさん来てもらえるように働き続けたら、1番という結果につながっていたという感じ。
1番になってからは「稼ぎたい!」よりも、「どうしたらもっと良い成績を残せるか」にこだわるようになりました。そうなってからのほうが気持ちに余裕が生まれたし、今まで以上に仕事を楽しめるようになった気がします。しかも、良い成績を出せば結果的にもっと稼げる数字も上がるので、どんどん良い循環になっていくみたいな♡
お酒も好きだし、飲みの場の雰囲気も好き。楽しいから仕事を休みたくない。今はコロナ禍でいろいろと難しい状況ですけど、できればこれからもずっと毎日出勤していたいです。この仕事以外の経験がないからキャバ嬢が天職なのかどうかはわからないけど、楽しいってことは向いてはいるのかな? いつかは他の仕事もしてみたいけど、今はこの仕事が自分のすべて。キャバ嬢を頑張り続けていって、その先に1つ1つ結果を築いていけたらと思っています♡
「全力でやり遂げたことは自信につながる」と、身を持って知ったせなさん。せなさんのキャバ嬢人生はまだまだこれからが本番。今後の活躍に乞うご期待です♡
有名キャバ嬢紹介
有名嬢の飲酒スタイルに密着『FOURTY FIVE』藤澤せなの “酒ぽよ伝説”38杯♡
有名嬢の飲酒スタイルに密着『FOURTY FIVE』藤澤せなの “酒ぽよ伝説”38杯♡