週6出勤・週6アフターで頑張る歌舞伎町『La Van(ラヴァン)』の茜海咲さんの近況をレポート! 「大したことない人間だからこそ頑張らなきゃいけない」と語る海咲さんのキャバ嬢マインド&「いい奴営業」で売る接客スタイルを探ります♪
―海咲さんってずーっと週6出勤、週6アフターって聞きましたけど。
そうですね。コロナの自粛明けの頃はそうもいかなかったですけど、今は引き続き週6出勤週6アフターですね。
―しかも、アフターも1日1件とかじゃないですよね。そういう毎日死にそうになりませんか?
死にますねぇ(笑)。1日2~4件くらいあるから。出勤が夜10時半でアフターが終わるのが早くて朝の7時、8時。どう考えても圧倒的にアフターのほうが長いwww だから日曜日は絶対に何がなんでもお酒飲まないです。貴重な休肝日です♥
―頑張り屋さんですね♥
逆にそこまでやらないと、私のような人間は今みたいな結果は出せていないと思います。
―それはさすがに謙虚すぎでは(笑)。
ほんとにそう思ってるんですよ。大したことない人間だからこそ頑張らなきゃいけない。ちょっとでもプラスになる可能性があることはやっていきたい。そしたらどうにかなるかもしれない。それが私の原動力です。アフターって仕事じゃないから行っても行かなくてもいいものじゃないですか。でも、行ったら行ったでプラスになるから。だったら行きたい。その積み重ねで結果がついてきた人間だから引き続きアフターは大事にしていきます♥
―自分の時間とかあるんですか?
今は自分の好きなことよりも仕事中心にしか生きてないので、自分の時間とか考えてないです。人生すべて仕事です。「好きなことだけして生きていく」っていう考え方も素敵だなって思いますけど、それができるのはそれだけの能力や地位がある人だと思うので、何もない私はとにかく今は積み上げていくしかないと思って頑張っています。
―じゃあ、パチンコやったりっていう時間もない?
久しくやってないですねえ。18歳の頃とかスロットやってましたけどww 今もたま~にやりたいなぁとか思いますけど、「ダル着で台の前にただいるだけ」みたいな時間がもったいなくて打てないんですよ。
―確かに生産性は低いかも…。
すべてが仕事中心なんです。メイクもこの仕事じゃなかったらナチュラルでいいんですよ。私、結構地味な人間なんで、本来は髪色も暗めでいいし、まつエクもつけたくない。でも、そんなんじゃ歌舞伎町のキャバ嬢として埋もれるじゃないですか。だからバチバチに盛ってるんです。
―趣味も好きな見た目も捨てて仕事一筋。ストイックですね!
見た目に関しては別にみんな自由でいいと思うんですけど、私の場合、髪色を暗くしたり、メイクを薄くしたりすると本当に埋もれるんですよ。ナチュラル系をやってみた結果、世間に紛れる方向へ行くのはダメだって思いました。キャバ嬢という仕事のためにコスプレをしている感覚ですね。
―共にメゾンドボーテのモデルでもある鈴音りんさんとは、ラヴァンのツートップとしておなじみですよね。
はい。りんちゃんめっちゃ仲良しです。アイバンの席も多いのでアフターも一緒のことが多いです。ほぼ一緒なんじゃないかな♥
―相変わらず2人で1位、2位を競い合っている状態ですか?
そうですね。売上1位と指名本数1位をとったりとられたり。でも最近は指名本数でりんちゃんに勝ててないですね。売上も結構ギリギリかな。でも、りんちゃんにはずっとナンバー1でいてほしいです。
―え、それはなぜですか?
疲れちゃうんですよ。「ナンバー1なんでしょ?」とか言われることにもドギマギするし。私はナンバー1の器じゃないんですよ。別に卑屈な気持ちで言ってるわけじゃなくて、ナンバー2くらいが心地良いというかサポート側でいたいというか。自分は主役ができない人間な気がします。
―意外ですね。
ナンバー2くらいでマイペースにやっているほうが本領発揮できそうな気がします。あんまり注目を集めていないところでのびのびやりたいタイプかもしれないです。自分で言うのもなんなんですけど、こんなに売れると思ってなかったんですよね。ぼちぼちに稼いで2カ月くらいで辞めようと思っていたので。なんなら飛ぶ予定だったしwww
―飛ぶ予定だったの!?
フライアウェイするはずが、ちょっと売れ始めて「あ、楽しい」と思って走り始めて、もっと走りたくなくなって今に至るみたいな(笑)。振り返ってみると、ラヴァンでの最初の1年はすごく大人になった1年でしたよね。それまでって、友達から誘われたら「OK! 今日来客予定だったけど断るわ!」って余裕で当欠したりしていたので。その日その日のことしか考えてなかったなwww
―ライバル意識とかはないんですか?「りんちゃんに負けたくない」とか。
もちろん負けたくないです。負けたくないから一生懸命頑張ってます。でも、「りんちゃんはすごく頑張っている」というリスペクトもめちゃくちゃあるので、精一杯頑張ってそれでも負けたときは悔しくはないんですよね。「私も頑張った。でもそれ以上にりんちゃんはすごかった」って思える。そして同時にりんちゃんがこのまま突っ走って圧倒的にナンバー1でいて欲しいと思っている自分もいるみたいな。
―複雑ですね。
自分の営業スタイルがナンバー2くらいのポジションがやりやすいっていうのも、完全なる友達営業というか。“いい奴営業”なんで、あんまりガツガツしていないほうがいいかなって。
―いい奴営業?
水商売をやっていれば、根も葉もなくても「あのコは枕」って噂が流れたりするものなんですけど、私はまだ言われたことないんです。それだけ“女”度少なめというか。「こいついい奴だからいっか」とか「こいついい奴だからやってあげるか」とか、“いい奴”というところが私のウリなんです。お客さんもあんまり“いい女”を求めてない。“いい奴”もしくは本当に好きになるかどっちか。キャラ的にもギラギラが合わないんです(笑)。
―いろいろあるんですねえ。
無理やり言葉にしてみましたけど、実際はそんな大したこと考えてないです。無理のない自分で精一杯頑張りたいなっていう、それだけです♥
―海咲さんはキャバ嬢として目標とかあったりするんですか?
常に自分らしさを持って働きたいです。良い意味でガンガンいかないタイプのキャバ嬢として輝きたいですね。お客さんにもキャバ嬢としてじゃなくて私のことを好きになってほしいって思います。めっちゃキレイごと言ってるかもしれないけど(笑)。
―1月は誕生月ですけど今年はバースデーするんですか?
開催する方向で考えています(取材時)。去年はテディベアでいっぱいのファンシーな内装にしたんですけど、今年は自分の好きなもので埋めつくしてみたいです。BTSが好きなので、BTSの曲だけ流して、内装はBT21っていうBTSのキャラクターでいっぱいにしたいなって思ってますね。完全に私だけしか嬉しくないバースデーですねwww
―前回のバースデーは2日間開催していましたよね。
はい。2回シャンパンタワーをやったので2日間にしました。店がそんなに広くないのでタワーは1基しか置けないんです。だからタワーの数によって日程も調整みたいな。今回もタワーの数で日数決めようと思ってます。コロナ的な影響もあるので、今の時点で「やります!」と公言できないところがもどかしいですけど、でもやるとなったらすごく楽しいバースデーにしたいです。前回よりも売上を上げたいので頑張らなきゃなって思ってます。1,000万タワーとかやれたらいいですよね。夢ですけど♥
「ナンバー2がいい」と語る海咲さんですが、その努力と人気はナンバー1。これからの活躍が楽しみなキャバ嬢さんです♥
接客術有名キャバ嬢紹介
歌舞伎町『La Van』茜海咲 自分だけじゃ輝けないと知った 絆バースデー♡
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