端正なお顔とソフトな接客で大人気♥ 年間売上&指名ともにAIR GROUPのトップに君臨するホスト『ALL WHITE(オールホワイト)』の怜さんがメゾンドボーテ初登場!! 目指すところは年間売上6億円!? 「どんな無理難題も問題を細分化できれば無理じゃない」と語る怜さんのホスト戦略とは?
―昨年度は売上&指名本数でAIR GROUPナンバー1。勢いがすごいですね。
2020年は世の中的にコロナで大変な1年で、僕も営業自粛でバースデーが延期になったり思うようにいかないことはいろいろありましたが、ありがたいことに7月には指名本数150本突破、8月には月間売上4,100万円と自己最高記録を更新することもできて、いい感じで1年締めくくることができました。
―怜さんがホストになったのは22歳のときですよね。最初に働いたお店は?
最初のお店もホワイト(ALL WHITEの略称)です。それ以前はちょこちょこ芸能やモデルのお仕事をやらせてもらっていたんですけど、ホストをやろうかなと思ったときにホストをしていた友達から「お前はAIR顔だからホワイト行ったほうがいいよ」って言われたのが始まりですね。そのとき、僕が唯一知っているホストクラブもホワイトだったので「じゃあ、ここだな」って。
―ALL WHITEの存在は知ってたんですね。
なんでか知ってましたww しかもホワイトには何かと縁もあるんです。入店する1年くらい前なんですけど、代表の(流川)楓さんと優生さんに麻布十番のお祭りでお会いしたこともあって。ビールを買うために並んでたときにちょっとお話したんですよ。で、入店したあと改めて顔を合わせたときに、「麻布十番のお祭りで会ったよね?」みたいな。僕は薄々「あの人たちでは?」と思ってたんですけど、ふたりが覚えていてくれたのは嬉しかったです。
―怜さんはお顔が天才なので最初からすぐ売れそうですよね。
まあまあ売れましたw 入店初月は週2のバイトだったんですけど、それでも60、70万くらいはいったので。2カ月目でレギュラーになってからはポンポンポンッといって、半年経った頃に1,300万売って1番になりました。この月は初バースデーイベントでしたね。
―すさまじい成長速度! 入店半年でイベント打つことに不安とかありました?
とにかくがむしゃらだったので、「失敗するかも…」とか考えてる余地もなかったですね。やれることは何でもやろうと思っていたので。そもそもイベントも自分から「打ちます!」って言ってやらせて頂いたんですよ。入店するとき楓代表に「半年以内に1,000万売れなかったら、みんなの前で坊主にしてホスト辞めます」って言って始めたんで。
―「半年以内に1,000万」は自ら宣言!?
そうです。ホワイトにはすごい先輩方がいっぱいいたんで、そのぐらい自分に負荷をかけないとこの店では売れないなって思ってたんで最初から追い込みましたね。
―公約通り1,000万売って以降も順調に?
何もない月でも、安定して1,000万売ることができるようになって年間1億の壁も超えました。次なる目標は毎月5,000万です。これができなかったら日本から出て行こうかなみたいな(笑)。
―5,000万を毎月!? 年間6億ってことですか?
年間6億いけたら最高ですね。でもこれ、冗談で言ってるわけじゃなくて、現実的に行けるんじゃないかっていう数字で言ってます。5,000万って聞くと途方もない感じがしますけど、仮に毎月50万円使うお客様が100人いたら5,000万ですよね。何なら5万円のお客様が1,000人でもいいわけじゃないですか。それをいかに女のコに無理をさせずに達成できるか。
―漠然とした夢や希望で言ってるわけじゃないんですね…。
計画的に考えてます。僕、考えながら物事を進めていくのが好きなんですよ。この世界に入ったときから「ホストは顧客数が多いほうが強いな」っていうのはわかっていたんで、顧客数を増やしていくやり方さえ掴んだら、あとは上に上がっていくのも時間の問題だなって思ってましたし。
―「半年以内に1,000万」も、いけると踏んでの発言?
追い込む意味が強かったですけど、見込みはあると判断した上で言ってました。僕の場合、大きな目標を立てるときは、目標までの間にショートゴールをいくつも設けるようにしてるんです。「この時期までにはこのぐらい売っておこう」とか、「この時点までにはこのぐらいの顧客数は抱えておこう」とか。で、そこをクリアしながら進んでいけば、大きなゴールに到達できているっていうイメージ。それでこの2年間、結構予定通りに上手く進んできているかなと思います。
―これまでに設定していたショートゴールにはどんなものが?
まず最初に設定した目標は1,000万売ることだったんですけど、そのため「顧客数を毎月絶対に5〜10人は増やす」をショートゴールにしてました。それだったらその中から2~3人が切れたとしても2〜3人は残る。調子がよければ6〜7人が残る計算。仮に月7人残るペースだったら半年後顧客は42人になっているじゃないですか。42人にいくら使ってもらったら1,000万超えるかなとか。そういうことを計算しながらやってましたね。
―なるほどー。
それで半年後のバースデーで1,300万達成できたので、「来年のバースデーでは4,000万を超える」を次の目標にしました。で、「顧客数を毎月確実に10は増やす」ことと、「何人かいなくなる想定で100万円を使ってくれるお客さんを40人作る」ことをショートゴールにして1年進めていました。この同時進行がなかなかキツかったですね。それで思った通りにはいかず、結果20人が100万円を使ってくれて、それ以外の数人の女のコたちがちょっと無理をしてくれて、プラス30万、40万使ってくれた女のコたちも含めて4,100万いけたっていう形です。
―昨年のバースデー開催は8月?
本来は4月なんですけど緊急事態宣言下だったので延期して8月に開催しました。コロナの時期に4,100万円も女のコに使わせたっていう見方もあるので、誇れるものではないかもしれないですけど、一ホストとしては「コロナの時期でも4,100万円立てられた」ってことがプレーヤーとしての自信になりました。
―着々と目標を達成してますね。
目標を達成できたことも嬉しいですけど、4,000万円の売り方の感覚を掴めたことも自分の中では大きかったです。1,000万を超えてからの昇り方がわかったので。そこから先はもう変わらないです。次は6億です。あとは顧客が追いつけばいけるっていう感覚なので、応援してくれる姫様の数を日々増やしていくのみ。
―仮にですけど、お酒も入れずセット料金のみのお客さんばっかり増えたら?
そこは全然気にしないです。使う額はいくらでも。ここからは客単価よりも顧客数です。それに女のコたちには口コミの力があるのでそこはすごく大事。「セット料金しか使ってないのに、ホワイトの1番の人はこんだけ楽しませてくれた」なんて話してくれたら、それはすごく宣伝効果ありますよね。お客様ひとりひとりのプラスのイメージが集客につながっていくと思ってます。
―目標達成のために問題を細分化していく思考法はホストになってからですか?
割と昔からそうかもしれないです。この行動の結果がどうなるか、こうなるためにはどう動く必要があるか、そういうことは考えるほうだったと思います。ホストになってからはそれがより戦略的になった感覚ですね。企業ってビジネス戦略を立てるじゃないですか。ホストも一緒だと思うんですよ。個人事業主だから、自分で自分をどう売り出していくかしっかり売り方を組み立てていかないと、売れなくなっちゃうんじゃないかなって思います。
―ショートゴールを設定すると進みやすくなりますね。
「今何をすればいいか」がわからない状況だと「無理!」って思っちゃって前に進めないんですよ。でも、どんな難題でもそこにたどり着くまでを細分化していって、「具体的に今何をしたらいいか」にまで落とし込めればあとはもう怖くない。プラスそれを「毎月10人顧客を増やす」とか文字に書き起こして“見える化”すると「何とかできそうだ!」っていう自信につながるし、頑張る原動力にもなりますよね。
―ところでお店での怜さんの接客はどんな感じなんですか?
素ですね。
―素というと? 今は耳ざわりの良い音量でおだやかに話している印象ですけど。
こんな感じがベースですけど、割とその場の気分みたいなものに左右されるかも。その場がワイワイ楽しみたい気分だったらめっちゃしゃべるしにぎやかになるし、静かにゆったり話したい気分だったらゆったりするし。
―ホストをしていて、大変だな・キツイなっていうことは?
毎日が大変なんですよww ただ、それ以上に、働いている環境がすごく良いのでキツイなっていうこともすぐに過ぎ去っていくんですよね。だから「このときツラかったな〜」っていう記憶も意外とないんです。毎日プラスとマイナスのことがあって、営業終わりにはいつもちょっとだけプラスになって終わるみたいな。
―素敵な毎日ですね。ちなみに環境が良いっていうのは?
一番は人が良い。お店ってその店の代表の色になるなって思うんですよ。お店の代表がすごく厳しい人だったらみんなその厳しいマインドを受け継いでいくと思うし。ホワイトはほんとに優しい代表なんですよ。楓さんって「仲間に優しく」っていう人なのですごく働きやすいです。みんなそのマインドでやってます。
―怜さんは代表の流川楓さんが大好きって話をAIR GROUPの方から聞きました。
大好きなんですよwww 人間がすっごい優しい人なんで。その優しさも返してもらおうと思ってる優しさじゃないから、それに何か別の形で応えたい、手助けしたいみたいな気持ちになるんですよね。
―超厳しい代表のお店だったら怜さんどうなってましたかね?
そしたら鬼教官みたいな人間になってたと思います。芯はブレないんですけどお店の和は乱したくないので空気感に同調します。合わせるタイプです割と(笑)。
―ホストとしてのルールや心掛けていることはありますか?
「できないことは言わない。期待させない」です。女のコの気持ちをつなぎ止めようとして、「もうちょっと一緒にいてくれたら、これしてあげる」とか、やろうと思っていないようなことは言わない。ホストっていう職業柄、本心でも信じてもらえないことは多いので、信用されるためには行動が必要だと思っていて。だからこそできないこと、思ってもいないことは言わないようにしています。
―怜さんはどんなホストになりたいですか? 理想とするイメージは?
ホストとして役職も上がらせて頂いたりして、店での立ち位置も“先輩”になってきているんですけど、「上に立つ役職者ではなく前に立てる役職者でありたいな」って思います。何かあれば前にいて後輩を守ってあげられる、みんなが頑張りたいときは率先して進んでいけるような。それが目指すホスト像ですね。AIRグループの社長や代表、幹部の方たちってそういう人が多いんですよ。組織って上に上がれば上がるほどあんまり動かない、下の人たちを頑張らせるのが上の人っていうイメージがあったんですけど、(AIRグループは)何ならキャストよりも動く人たちが多くて。現場にいてそういう姿を見ていれば従業員はみんなついて行きますよね。僕も背中で語れるような先輩でありたいなって思います。
―2021年はどんな年にしたいですか?
まず、コロナが早く終息して前みたいな世の中に戻って街にもっともっと活気が出ればいいなって思いますね。僕自身としてはひたすらお客様を増やす年だと考えてます。顧客数を増やすっていうことを粛々と進める1年ですね。
―最後に1つ、最終目標6億のゴールはいつ頃に設定してるんですか?
まあ1、2年後かな。年間6億を山のてっぺんとして見たら、今は5合目、6合目くらいまではきていると思うので。少なくとも2022年の春先くらいには10獲得していたいですね。そうなればおのずと年間6億に到達できると思ってます!
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