Page
Top

コラムTOP > コラム > 藤咲めい > 『蓮 上野/錦糸町』藤咲めいの仁義なき戦い♡ なりふり構っていられなかったあの頃の卍夜STORY

『蓮 上野/錦糸町』藤咲めいの仁義なき戦い♡ なりふり構っていられなかったあの頃の卍夜STORY

『club蓮 上野/錦糸町』2店舗のプロデュースを務める藤咲めいさんがメゾンドボーテ初登場! 錦の赤字キャストから始まり歌舞伎町の1,000万プレーヤーになるまでのキャバ歴、若くしてプロデューサーに転身した経緯、そして野望…。「生き急ぐあまり考え方が卍だった」と語るめいさんの夜ストーリーをお届けします♡

 

プロデューサーとして裏方仕事をしつつ指名があれば接客も

『club蓮』の上野店と錦糸町店、2店舗のプロデュースをしている藤咲めいです。

プロデューサーの役割としては主に広報・求人・広告・コンサル。それぞれのお店へ週に1回ずつ行って女のコと面談をしたり営業講習をしたり、黒服さんたちと面談して担当の女のコとどんな感じかを聞いたりしています。

他にもモニターで流すPVのディレクションや、お店のLINE @と公式インスタグラムの管理。LINE @に来る求人の対応もしているので裏方って感じでガチで動いていてますし、指名のお客様のみキャバ嬢として接客もしてます。

2つのお店どちらに出勤するかはその日の来店予定しだい。店と店が車で10分くらいの距離なので上野で接客したあと錦糸町に移動なんてこともあります。

キャバクラのプロデュースを始めたのは2020年の7月。それまでは新宿の『ファブリック』に在籍。写真は上野・蓮でのバースデー。

 

成り上がる気満々で上京! 修行のため店を転々とする

キャバ嬢を始めたのは名古屋で大学生をしていた二十歳の頃。お店は『ザナドゥ』っていう錦の老舗キャバクラ。夜一本でがっつりやり出したのは大学を卒業してから。キャバ嬢として成り上がりたくて上京もしました。

将来好きなことをやるためにも自分がまず影響力を持てるような人になろう。そのためには歌舞伎町とか都会のキャバクラで成功するのが近道だと思っていたので。

東京で最初に働いたお店は歌舞伎町の『キングダムクイーン』。ここには1年いました。その後『セリュックス』に移籍して1年。六本木の『ルーベル』が9カ月。次が新宿の『ファブリック』。結構お店を転々としてますけど、1年以内にお店を変えるっていうのがマイルールだったんです。

上京して初めて働いたお店は『キングダムクイーン』。同じお店だった、ボーテでもおなじみの一ノ瀬れなさん(右)とは今も仲良し♡

同じお店にいるとやりやすくなっちゃうと思って。長く在籍して売上も立てていれば黒服さんも良くしてくれるじゃないですか。それじゃ成長できない気がして。「そんな甘えてちゃダメだ! どこ行っても私は私の力でやっていくんだ!」みたいな感覚で。

1年近く働けばみんなと仲良くなるし居心地も良いから全然移籍したくないんですけど、「友達作りに来てんじゃねえ! 攻めの攻めだ!」くらいの気持ちであえて移籍してました。若かったのでだいぶ尖ってた。生き急ぐあまり考え方が卍でしたね(笑)。

セリュックス時代。この頃からインスタの更新が鬼マメに。徐々にフォロワー数が伸びてファブリック時代には毎日インスタからの指名があったそう。

 

お茶を引いた日はアフターで営業。収穫のない日を作らない!

お店を転々とするのは落ち着かないけど良い面もいっぱいありました。適応力やコミュニケーション能力も磨かれたし、いろんな店舗に行ったことで交友関係も広がったので。「友達作りにきたんじゃねえ!」とか思いながら友達いっぱいできてました(笑)。

ルーベル時代。「六本木も知っておこうと思ってルーベルへ。働いてみた結果、歌舞伎町も六本木もそんなに変わらないなって思いました(笑)」

マイルールといえば、「収穫のない日を作らない」ことも自分の中のルールでしたね。毎日何かしらの成果を必ずあげる。予定がくずれてお茶を引いてしまった日は、自分への罰じゃないけど押し掛けアフターをすることにしてました。営業終わりに「女のコ足りてない席ない?」ってサパーの人にめっちゃ連絡するんです。アフターで女のコが足りなかったらヘルプで行くから紹介してくださいって。

よくあるじゃないですか。アフターの約束したのに結局女のコが来なかったとか。誰も呼べなかったとか。3人で飲んでて自分だけ女のコがいないとか。そういう席に呼んで頂いて、「よろしくお願いします。藤咲めいです!」みたいな。お茶を引いて1日終わったらその日の収穫はゼロ。でも、アフターで営業すれば少なくとも種まきにはなるからゼロじゃない。

売れるためだったら恥ずかしいとか気まずいとかないです。名古屋時代、指名がなさすぎて「予定ができるまで出勤してくるな!」と言われたときも、営業終わりに店の下でナンパして同伴してくれる人を探しました(笑)。

おじさんに「よかったらこれから一緒にご飯どうですか?」って声を掛けて。ご飯を食べたら「明日よかったら同伴してもらえないですか」とお願いしてみる。今考えるとヤバい女ですよね。でも、赤字キャストだったので、抜け出するためにはやれることやるしかない(笑)。

「お前ヤバいね。同伴してやるよ」って言ってくれた人もいたので無駄じゃなかったです。12,000円のポンパドールっていう都内には置いていないような安いシャンパンを入れてもらうのが精一杯だったけど目的は出勤することだから。出勤さえできればフリーに着いてお客さんを掴むチャンスはあるので。

 

キャバ嬢として昇り調子だったときコロナ禍に…。

夜歴丸6年の中で最大の転機といえばやっぱりコロナかもしれない。最初の緊急事態宣言で自粛生活に入ったときに、この先どうしていくか次のステップを真剣に考え始めたので。

当時はファブリックに在籍していてキャバ嬢としても一番調子が良かった。月1,000万売れるくらい成績も伸びてたし。それが入店して7カ月経った頃、世の中がコロナ禍になっちゃって。

いつコロナが終息するか先が見えないし景気が戻るかもわからない。そんな中でこれまで以上の結果を出せるのかなって考えたら自信がなくて。お客様に求められてもいないのに「お願い来て来て」って必死に営業して、「めいちゃんヒマらしいよ」って噂されながらジリ貧になっていくのは嫌だなって(笑)。

だったら一番調子が良いときに上がって次の展開につなげていったほうがいいいかな。キャバ嬢というキャリアを生かして違うことをしていったほうが先がありそうだなって思いました。

今の自分に何ができるか考えたとき、そんなノウハウっていうほど素晴らしいものは持ってないですけど、錦糸町や上野といった郊外のキャバクラのプロデュースやコンサルだったら、マーケティング的に自分にもニーズがあるかなと。

それでお客様にKEIYOグループの方とつないでもらって自分から売り込みました。「こんなことができますがプロデューサーとしてどうですか」って自らプレゼン。

ファブリック時代。月に1,000万の売上を立てられるまでに成長♡

 

コロナがなかったらモブな感じでキャバ嬢をしていたと思う♡

コロナがなければ今も100%現役でモブな感じでやってたと思います。モブは言い過ぎだけどそこそこくらいでやってたんじゃないかな。知ってる人は知ってるけど大体の人は「藤咲めい? 誰?」みたいな立ち位置で。

現役を上がるって決めたのも自信のなさが大きいですよね。エンリケさんや一条響さんみたいに爆発的に売上があったわけではないし。自分の中の強みでいうとキャバ嬢単体では弱かっただろうなって。プロデューサーをやり始めて、こういうことのほうがより向いてるかもしれないなって思いました。店や人を輝かせて伸ばしていくことにやり甲斐も感じてます。

報酬はコンサル料として固定のお給料+キャストとしての売上バック。月収はプレーヤーの頃よりも増えたそう♪

プロデュースをはじめてもうすぐ1年半。上野・蓮も錦糸町・蓮もエリアナンバー1の売上を出しています。系列7店舗中でも1位が上野・蓮、2位が錦糸町・蓮なんです。

歌舞伎町を離れて郊外のお店のプロデュースを始めたとき、「藤咲めい落ちた」とか「都内じゃ通用しないから郊外へ行ったんだ」とか言われました。錦糸町や上野ってやっぱりローカル感があるから。「なんでそんなとこ行ったの戻ってくればいいのに」っていろんな人に言われて、それがすごく悔しくて。だからこそ絶対に蓮を有名にして見返したいって気持ちは強いです。

次の展開としては来年春を目途に蓮の六本木進出の準備を進めています。六本木が成功したら次は歌舞伎町に出店。そしてさらに全国展開というのが今の私の野望です♡

 

キャバ嬢の経験を生かす方向でセカンドキャリアを築いた藤咲めいさん。サパーでのアフター営業や、自らプレゼンして仕事を開拓していく行動力、見習いたいですね!

 

<RECOMMEND>
こちらの記事もおすすめです。

『キングダムクイーン』『ファブリック新宿』『六本木ルーベル』などで人気を博した元キャバ嬢で、現在は若くして『club蓮』上野/錦糸町/六本木の3店舗のプロデュースを手掛ける。ドレスモデル、YouTubeなどでも活動中。

現在の肩書き:『club蓮』上野/錦糸町/六本木 プロデューサー
生年月日:1995年3月21日
身長:159cm
血液型:O型
出身地:愛知県

Today's Ranking

  • りなコラムバナー

    青森のスナックから六本木へ 『ジャングル東京』りなの下剋上シンデレラストーリー♡

    激戦区『ジャングル東京』で2度のナンバー1に輝く実力者、りなさんがボーテ初登場! 地元青森でのスナック勤務から、一念発起して22歳で上京。歌舞伎、六本木と2店を経て『ジャングル東京』で花開いたりなさんの夜ヒストリー。ちょっと遅めのスタートから一気に成功の階段を駆け上がった、シンデレラストーリーをお届けします♡   22歳までは青森のスナックで働いてました 夜職は18歳からしていますが、キ... 続きを読む
  • 六本木の無加工顔面エース『ファブリック六本木』にじほの正体を暴く♡ 見た目はふん...

    RIZINの中継中、何度もカメラで抜かれ存在が知れ渡った、格闘家YA-MANが指名し続けるキャバ嬢、『ファブリック六本木』のにじほさんがボーテ初登場! 関西から上京してキャバ嬢になったこれまで経歴から、自分を出せず伸び悩んだ駆け出し時代、フォロワー急増中のSNS運用まで、初出し情報をあれこれお話ししてもらいました♡   コンカフェから一瞬の昼職を経てキャバ嬢に♡ 『ファブリック六本木』に... 続きを読む
  • 一祈織コラムバナー

    『HAREM -総本店-』一祈織 人生に絶望していた未経験19歳ホストが 歌舞伎...

    「Xでのホスト考察が秀逸」「ホストの仕事を言語化するのが上手い」といったお話が漏れ伝わってくる『HAREM -総本店-』一祈織(にのまえ・いおり)さんがボーテ初登場! なぜ、なんのために、誰に向けてホスト界隈を言語化し続けているのか? Xの過去ポストを改めて解説していただくと共に、19歳未経験からはじまったホストヒストリーもインタビュー! 「おしゃれでもない、面白くもない、見た目もパッとしない、女... 続きを読む
  • 指名が取れない超Sクラスキャバ嬢!! きほ(ファブリック六本木)接客は1日1組...

    指名が取れない超Sクラスキャバ嬢として注目度急上昇中!! 『ファブリック六本木』のきほさんがメゾンドボーテ初登場! 太いお客様だけを大事する少数精鋭の営業スタイルや、そのための時間の使い方や自分ルール、キャバ嬢としてのスタンスを余すところなく語って頂きました♥   六本木の前は愛媛の松山。大学生兼キャバ嬢でした ファブリック六本木のきほです。ファブリック在籍は1年くらいです... 続きを読む
  • 六本木『妃翠』らら 社長と喧嘩?して退店、新店がオープン即閉店…“さまよい期”9...

    昨年7月に『club Lalah(ララァ)』を退店し、今年3月から『妃翠(ひすい)』在籍のららさん(らららちゃん)。妃翠に落ち着くまでの間には、『ファブリックセブン』で働いてみたり、入店したお店が2カ月でクローズしたり、体入回りをしてみたりと何かと怒涛! というわけでいろいろあったららさんの7月〜3月までを根ほり葉ほり。路線を変えてバズったTikTokのお話も注目です♡   らら近況レポ... 続きを読む
  • 超充実人生を生きる『ファブリック六本木』きほの昼と夜2023♡ キャバクラ、アパ...

    昨年は毎月売上で1番を取り続け、ファブリック初のグループナンバー1に輝いたきほさん(『ファブリック六本木』)。今年はどんな毎日を送っているのか、気になる…。というわけで“近頃のきほさん”についてインタビュー。出勤状況や働き方の変化、アパレルやオンラインサロンなどお昼の仕事、バースデーレポから日々の癒しまで、あれやこれやと聞いてみました♡   月3出勤でも売上は変わらず!? きほさんの昼と... 続きを読む
  • なんでそんなにかわいいの!? 永久保存版 “きほの顔”全解説♡

    初登場からたちまち大人気!! 「こんなかわいいコがいたなんて!」と話題沸騰中な『六本木ファブリック』のトップキャスト・きほさん。その「かわいい」はいかにして築き上げられているのか、“きほ流美の作り方”をフィーチャー! メイク、スキンケアから整形までからかわいすぎるお顔の秘密を解説してもらいました♡ お顔解説 -メイク&コスメ- メイクのポイントは猫目と平行太眉♡ ―きほさん的なメイクのポイントって... 続きを読む
  • 昼職ホス狂いコラムバナー

    “昼職ホス狂い”さんって何者!?【前編】 歌舞伎民が信頼するホストアナリストの素...

    数字のエビデンスに基づいた、緻密且つわかりやすいデータに定評あり! 歌舞伎町の月間、年間の売上速報や各種ランキングから小ネタまで、様々なテーマでホスト情報を発信している、昼職ホス狂いさんがボーテに降臨♡ ホストアナリストとしてホス狂い界隈に独自の地位を築く“昼職ホス狂い”さんとは何者なのか!?  その素性に迫るとともに、業界ニュース、注目ホスト情報や年間ランキング予想など「前後編」で大特集。昼職さ... 続きを読む
  • みるコラムバナー

    ひなたまりん改め“みる”の改名、引退、恋愛事情!! 好きな人ができて港区女子やめ...

    昨年12月いっぱいで『Club Rio(クラブリオ)』を退店! 同時にキャバクラも引退し、名前もひなたまりんから改名して“みる”に。キャバクラ卒業を決めた背景やその心、そしてこのタイミングでの改名の意味とは? 今の生活や今後のことなど幅広くお話をうかがいました♡ 初登場コラムでは「恋愛がしたくてセクシー女優をやめた」と語っていたみるさん。恋愛事情にも言及しているので要CHECKです♡  ... 続きを読む
  • クビになったキャバ嬢がナンバー1キャストに♡ 六本木『Lalah』のらら 悔しさ...

    小悪魔agehaモデルとしても活躍中な六本木『Club Lalah(ララァ)』のららさんがメゾンドボーテ初登場! 秋田から上京してララァにたどり着くまでのお話を中心に、安定した結果を出し続けるための働き方や、キャバ嬢人生最大の転機「突然のクビ宣告」エピソードなど、盛りだくさんでお届けします♡   面接一回落ちたのに、素知らぬ顔してまた受けました♡ 六本木のララァのららです。ララァは201... 続きを読む

Today's Ranking

コラムTOP > コラム > 藤咲めい > 『蓮 上野/錦糸町』藤咲めいの仁義なき戦い♡ なりふり構っていられなかったあの頃の卍夜STORY