キャバ嬢としてだけでなく近頃はグループの統括部長としてのお仕事も充実している、すすきの『Mona Class(モナクラス)』の貴咲モエカさん。さらに7月には自身がオーナーを務めるガールズバー『GIRLS PUBLIC BAR EMO』もオープンし、2021年は飛躍の年に! 『EMO』のお話を中心に、モエカさんの今とこれからについて伺いました♡
―お久しぶりですモエカさん。この1年、お仕事は順調でした?
前半はコロナで組数が減ったり大変だったけど、なんだかんだキャバ嬢としては売上は悪くなかった気がします。むしろちょっと良かった。
ただ、単価勝負みたいな感じだったぶんお客さんの負担は大きかったと思うけど…、そうやって支えてもらえたってことが嬉しいですよね。全体として見ると組数は減ったけど良い年だったと思います。自分のお店のほうも調子良いですし。
―ガールズバーをオープンされたんですよね。その話を詳しく聞かなきゃと思ってました。
7月にオープンしました! 名前は『GIRLS PUBLIC BAR EMO』。オープン時も盛り上がったんですけどおかげさまでその後も順調! アフター利用も多いし、女のコのお客様もいっぱい来てくれてます♡
―ちなみに店名に入っている“パブリックバー”って何ですか?
特にそういうジャンルがあるわけじゃなくて(笑)。 普通にガールズバーだけでもよかったんですけど、幅広くたくさんの人に利用してもらいたいなっていう意味合いを込めて“パブリック”っていうワードを入れてみました。
―なるほど。ちなみにお店の内装はどんな感じですか?
韓国っぽい感じです。お店の照明をピンクにしてネオンサインがかわいい内装にしました。韓国のカフェやバーみたいなイメージ。
―ところでガールズバーをやろうと思ったのはどうしてだったんですか?
近いうちにナンバーを上がろうと思っていたので※、そうなったときにもう一本軸になるようなものを持っておきたかったっていうのと、日々のお仕事にマンネリしている自分もいたので。
※2021年12月でナンバーを外れることを発表
仕事の手を抜くようなことはないんですけど、もう何年もグループナンバー1だし目指す高みがないまま毎日が同じ繰り返しになってしまっているような気がして。良くも悪くも現状で安定してしまっている自分がいたので、何か新しいことにチャレンジして刺激を与えようみたいな気持ちもありましたね。
―お店はモエカさんがオーナー? それとも出資は別?
私がオーナーです。何から何まで全部自分でやってます。よく聞かれるけど、エリアG(モナクラスを運営しているグループ)とは無関係ですね。ガールズバーのほうは自分の会社の事業としてやってます。ただ、コンサルタントみたいな形で(桃瀬)ともちゃんに入ってもらってます♡
そもそも、ともちゃんからは「ガールズバーやりなよ」ってもう何年も言われ続けていたんですよ。「自分は独立してバーをやってよかったって思っているから、絶対にモエカにもやってほしい!」「わかんないことあったら何でも教えるから」って。
でも、全然やるつもりはなくて。「まあ、いつかタイミングがあったらそういうこともやってみたいな〜」くらいだったんですけど、そのタイミングがついに来たって感じですね。
―ともさんは経営者としてお店を何軒も成功させて来ている実力者だから頼もしいですね。しかも信頼できる相手だし。
そうなんですよ。裏方から立ち回り方までお店作りのノウハウをいろいろと教えてもらってます。それこそ酒屋さんとの契約や発注の仕方とかそういう実務的なことから、スタッフの教育まで幅広くアドバイスしてもらっています。
―キャバクラとガールズバーとではキャストの女のコに求められるものも違いますか?
勤怠が真面目なことは共通で求められる要素だし、かわいいに越したことはないけど、ガールズバーはノリがいいコや盛り上げるのが上手いコが求められるかな。
それと、ガールズバーではルックス以上に気働きができるコが喜ばれると思います。キャバクラだったら接客以外のことは黒服さんがやってくれるけど、ガールズバーだと大概のことは自分たちでやらなきゃいけないから。
席に案内するとか、飲み物を運んでくるとか、お会計とか…。厳密に「これだけやっていればいい」みたいな線引きがあるわけじゃないから、お互いの様子を見ながら手が空いてるコが手伝ったりっていう臨機応変さはある程度必要かも。
でも、そんなに特殊なことは求めてないです。カフェとかファミレスとかそういう世間一般のバイト経験があればできるようなことだし、飲食や接客業が未経験でも仕事内容は一から教えるので大丈夫♡
―一匹狼みたいなコより、女のコ同士で協力できるようなコのほうが店も上手く回りそうですね。
それはあると思う。基本、みんなで盛り上げるみたいな感じなので。でも、ありがたいことにうちのお店の女のコたち、みんな協力的なんですよね。自分のお客様じゃなかったとしても一生懸命接客してくれるし盛り上げてくれる。私がいなくても自分たちでお客さん呼んでくれたりするし積極的でいいなあって思ってます♡ 店全体で連携が上手くいっている感じも嬉しいですよね。
そういう女のコの頑張りに応えるためにも、お給料のシステムはしっかりしているつもりです! 働いてくれる女のコたちががちゃんと稼げるようにしたいですよね。
―モエカさんはエリアGグループの統括部長もされていると思いますが、そちらのほうでは何か動きはありました?
関東・東北統括部長をやっているんですけど、2021年はそっちの動きも活発でした! コロナの影響で2020年は統括部長としてほぼ何もできないような状態でしたけど、今は各店舗を回ることができていて充実してますね。
6月はグループのお店『オレンジテラス』(歌舞伎町)の周年で、私もキャバ嬢としてそっちに出勤するのが恒例なんですけど、それはあくまでキャバ嬢としてなので。統括部長としてそれらしい仕事ができるようになって楽しいです!
―系列店は仙台と歌舞伎町にあるんでしたっけ?
そうです。歌舞伎町には元々お店があったんですけど、仙台の国分町にもオレンジテラスができたので出張が増えました。そのときは統括部長として行くのでドレスではなくスーツとか着てるんですよ♡
―統括部長としてはどんなことをしているんですか?
簡単に言うとその店舗の売上が上がるように、現場の動きを見てアドバイスをしたりする感じです。現状を知るために接客の現場にも出ているんですけど、そこではちょっと黒服さんの仕事も勉強させてもらってます。
飲み物を運んだりとかまではしないですけど、店側の人間としてお客様に挨拶して回ったり席に着いて飲んだりとか。今までにないことをしているので楽しいですね。
今までって席に着くのは全部指名じゃないですか。でも、指名のお客様がいる女のコの席に店側の人間として着いたりするわけですよ。女のコのために、店のために飲むっていう初めての体験をさせてもらってます。
―店側の人間として席に着いてみてどうですか?
女のコが喜んでくれる♡ それが嬉しいです。普通だったら他のコも呼んだら指名が割れちゃうし…とか、あるじゃないですか。でも、そういうことを心配せずにもっと高い次元で動けている感覚が楽しいですよね。女のコから「統括、ありがとうございます!」とか言われると嬉しいしやりがいを感じます。
―エリアGという組織の中でモエカさんはどこを目指しているの? 社長?
いや、特に何かを目指しているとかではないです。この会社とただずっと関わっていたいんですよ。好きだから。後々プレーヤー引退してもエリアGっていう会社にいたいみたいな。キャバクラっていう世界に関わっていたいんですよね。
これからどう生きていくか、どうなっていくのかわからないですけど、夜の世界が好きだから。好きだと思うものの近くにいたいです。そのためのガールズバーオープンでもあり、そのための統括部長業でもあり。これからも私にできると思ったことはどんどんやっていきたいけど、それもやっぱりこの世界にいたいからっていうのが大きいと思います♡
「夜の世界が好きだからずっと関わっていたい」という言葉が嬉しくも頼もしいモエカさん。これからの活躍にますます注目です♪
セカンドキャリア有名キャバ嬢紹介
すすきの『モナクラス』貴咲モエカ 28歳の今が経営適齢期♡ 夜で生きてきたからこそ勝てる舞台がある!!
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