指名本数は毎月200本! 最高記録は月間600本!「職業、イケメン。」の中でも最も選ばれているイケメン、AIR GROUP『LALA』の天城昴(てんじょう・すばる)さんが初登場♡ 組数はもちろん顧客数でもグループNo.1、“#てんすばレベチ”といわれる昴さんの営業スタイルとは? 歌舞伎町に足を踏み入れた日から早10年、茨城のイケメンが日本一選ばれるイケメンになるまでのお話をうかがいました!
昴さんはAIR GROUPの年間組数で歴代記録を更新中ですね!
年間組数が2700組、月間組数600本でグループの歴代記録を更新しました。去年の6月から毎月200組切ったことないですね(2022年6月時点で13カ月連続)。
1カ月で指名600本…聞いたことない数字! これは何か特別な月だったんですか?
これは去年の9月。特に何でもない月ですね。うちの従業員で“澪(みお)”っているんですけど、「勝負しましょう」と言われて。2021年のどこかで1カ月集中して記録を作りたいなと思っていたので、狙ってみようかなというところで。
どうやったら600本行くんですか?
営業日が25日間で20時から1時まで。ざっと1日24組っていう計算で。600組はなかなかしんどいですね。月に1、2回の来店頻度のお客様にその1カ月間だけお願いして来てもらった結果なので、これはもうできない (笑)。
ちなみに営業スタイルは?
アイドル営業でやってます。ぐいぐい行きすぎない絶妙な距離感ですかね。また会いたくなるような接客を心掛けてます。
昴さんのホスト歴は?
18歳になった直後にホスト始めて、今年の誕生日でちょうど10年経ちますね。
18歳の誕生日を待ち構えていたかのよう。
そうです。やろうって決めてたんで。うちのおばあちゃんも母親も水商売だったので何の抵抗もなく。それでスッと歌舞伎町に来ました。今のグループとは別のお店に入ってそこに4、5年いましたね。その店はもうなくなっちゃったんですけど。
下積み時代は?
キャッチとかビラ配りしてましたね。最近はホストが営業中に外に出てるってあんまりないと思うんですけど、その頃はお客さんいなかったら外に出て自分で引いたりしてましたね。割とすぐに売れたんですけど、ナンバー1になってもずーっと同じことしてました。
ナンバー1になったらもうキャッチしなくてもいいのではw?
別のホストさんで、ナンバー1だけどお客様送り出ししたらそのままキャッチしている方がいてそれに感化されて。ナンバー1だったらドヤ顏しててもいいのに、その人だけはキャッチして女のコに声掛け続けていたので逆にカッコいいなと思って。それで僕も、お客様がいないタイミングとか来店する前とかには必ず外に出てましたね。売れてない人から声掛けられるより、売れてる人から声掛けられたほうが女のコも嬉しいのかなと思って。
売れてる感じって伝わるんですか?
伝わるんじゃないかな。売れてからのほうが外でも引きやすかったですよ。見た目もあるのかも。今の時代ってアクセサリーがそんなに重要視されてないですけど、当時は高いアクセサリーつけてる人がカッコいいってあったので。あんまり売れてない人だとジャスティンデイビスをつけてるところ、売れてる人はロドキン、クロムハーツをつけてるみたいな。わかりやすかった。
この店のあとAIR GROUPに?
有名な一流店に行きたいなと思ってALL WHITEに移籍しました。ここには3年半くらい。LALAに移籍したのが2020年の10月ですね。
いつ頃から組数多かったんですか?
19歳のバースデーで月に1,200万、120本売ったあたりから結構組数は呼べるなっていう実感はありましたけど、その頃はただただがむしゃらに量を頑張っていたので、その後のスタンスとは向いてる方向が違いましたね。とにかく1人でも増やして1回でも多く店に呼ばなきゃでやっていたので。
その後のスタンスは?
お客様を増やすことよりも、“失わない”っていうことを重視してます。指名の本数を伸ばすために頑張るというよりは、失わないことでお客様の母数が増えて、結果組数のアベレージも上がるっていう形。お客様を10掴んでも9失ったらあんまり意味ないじゃないですか。だったら2掴んでその2を失わないほうがいい。そういう考え方でやってます。
新規獲得より今いるお客さん優先?
そうですね。初回よりも今いるお客様を優先して大事にする。区別はしっかりつけてます。なので新規取れる数は減っちゃうかもしれないけど失わない。でも、失わなければ、毎月2人増えてるだけでも1年間で24人じゃないですか。年間24人ってかなり安定の数字だし、年数やっていれば母数は増えていくから。10年もやってたら相当な人数ですよ(笑)。
切れなければ増える一方。だから顧客数でもグループ1位なんですね。
減ることもあるんですけどね(笑)。でも失わないようにっていうところを重視してます。増やそう増やそうとはしてない。新規のお客様をどんどん掴んで母数増やしていく人って、とる力は強いけど継続はしてないなっていうイメージがあるので。
お客さんを“失わない”ためにはどんなことをしてるんですか?
あたり前のことあたり前にして毎回ちゃんと楽しませる。普通のこと言ってますけどこれを維持するって結構難しいんですよ。人って慣れてきちゃうんで。実際、毎日会っているとお互い飽きてくるときってあるんです。マンネリ化というか。それを防ぐには常に刺激が必要ですよね。新しい話題やニュース、服装や髪色といった見た目の変化、毎日自分をリニューアルする気持ちで同じ日を繰り返さないようにしています。
服装もできるだけ同じにならないように。日々来店される方だったら同じ服の日があるのは致し方ないんですけど、1〜2週間あけて来る方や月1ペースのお客様のときは前回と同じ服にならないように気をつけてます。
「この人また同じ服着てる」って思われちゃう(笑)。
そうなんですよ。毎日変えているつもりでもたまたまかぶったりすることはあるので。見た目に変化が感じられなくなっちゃうと新鮮味もないじゃないですか。
どうやって管理してるんですか。
カレンダーにメモってます。普通にアナログ方式(笑)。今日の服だったら「臙脂(えんじ)スーツ」みたいにメモってます。アイドル営業をしているからこそ、また同じ服かってなるのは避けたい(笑)。
インプットしないと話題も乏しくなりますもんね。
お客様に時間を使うだけがホストの仕事じゃなくて、知識や経験を取り入れていく時間も作らないと自分の鮮度が落ちますよね。
女のコの趣味や好きなものを聞いたら、その話ができるように自分も興味を持って深掘りしていくとか。逆に勉強するつもりで女のコの趣味の話を聞くこともよくあります。好きなことって専門分野じゃないですか、詳しい人から話を聞けたらそのジャンルのアウトラインを把握できて引き出しが増えるので。その情報が他のお客様と話すときに役立ったりもしてます。
毎月200組が来店する昴さんですがお客さんの傾向とか来店頻度ってどんな感じなんですか?
お客様の“裾野が広い”でやっているので、僕だけ指名している本担のコだけじゃなくサブ担も多いですよ。来店頻度2、3カ月に1回の人もいますし。ボリュームゾーンは月1、2回で来るお客様ですね。この層がめっちゃ多いです。その次が週に2、3回来てくれるお客様。その次にほぼ毎日来てくれるお客様っていう感じですね。
バランスがいい。
月1のお客様がいっぱいいるって安定感ありますよね。この層のお客様はサブ担の場合が多いんですけど、無理に俺が俺がで引っ張ろうとかしないので息抜きに来やすいのかなって思います。たまに話しに来てリフレッシュしていく。アイドル営業は月1くらいがちょうどいいみたいな。
だからこそ月1、2回のお客様に多くを求めちゃいけないですよね。600本やったときは月1メンバーのお客様にもお願いして来店頻度を上げてもらったんですけど、それで切れてしまう人が多かったので、月1メンバーにはやっちゃいけないんだなって思いました (笑)。
1日の組数が多いと席に着ける時間が短くなりますよね。“失わない”スタンスで考えるとお客さんの満足度下がりそうで危うくないですか?
だからこそヘルプの存在も超重要ですよね。その点僕は恵まれていて。普段からめちゃくちゃ仲良くしていて、背中を預けられるいつメンなヘルプが2、3人いるんですよ。
アフターや店外も一緒に行ったりしていてお客様とも仲が良いので、連絡先も交換してもらっているくらい。僕が席を抜けている間も含めてメンタルケア的な部分でもフォローしてもらっています。
ヘルプの人が連絡取り合ってもいいんですか?
ヘルプは基本、お客様と連絡とっちゃいけないんですけど、爆弾どうこうの関係性じゃないので。そのメンバーはほんとに信頼を置いていて、こいつに裏切られてももう俺の責任だくらいに思っているので。LINEとか自由にやり取りしてもらっています。
カバーしきれない部分をヘルプの人たちがフォローしてくれてる?
そうですね。僕だけの力でお客様とつながっているわけではなく、ヘルプメンバーも込みで楽しい時間を提供できるっていうところが僕の強みです。みんな仕事意識も高くて、ちゃんとホストクラブとして成立するクオリティの接客をしてくれるので。
ヘルプメンバーって言ってますけど、売れてないからヘルプしてるっていうわけではなく、僕だからしてくれている、好きなメンバーだから尽くしてくれているっていうところが強いです。
仕事ができるヘルプの存在って貴重ですね。
ほんとにそう。天城昴に必要不可欠な存在です。ホストってひとりでやる仕事ではないので。僕が席にいない時間もお客様をどれだけ楽しませてくれるかっていうのは、ヘルプしだい。気持ちよくヘルプしてもらえるような人間でいるっていうことも大事だなって思います。
そのヘルプの方々には何か良いこともあるんですか?
いつも助けてもらっているぶん、僕も彼らを売らせる努力をします。彼らのお客様のヘルプにも着きますし一緒にアフター行ったりもしますし。教えて欲しいことがあればちゃんと教えて売上につながるように持っていく。本数も売上もどちらも自信はあるので、求めているニーズに合わせて教えます。1人に関してはナンバー1になったりもしているので、自分が面倒見てるコたちは結果出してるなって思います。
昴さんが今目指してるところは?
組数に関してはグループのタイトルをほぼすべて制覇できたので、あとは売上で年間1位をとることですね。前回は2位だったので。グループの歴代売上記録が年間2億、月間が8,000万なのでここを超えたい。これをクリアしたらAIR GROUPのタイトルはほぼ制覇できるので。それとドリームナイトっていうイベントがあるんですけど、2回出て2回ともナンバー2だったのでここでナンバー1とりたいですね。今年はタイトルを制覇するっていうところで頑張っています!
日々インプットを心掛けて自分の鮮度を保っているという昴さん。その姿勢もまたお客さんに支持される理由なのかもしれないですね♡
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