名古屋の錦『GLAMOROUS(グラマラス)』を卒業し、東京に戻ってきたみれいさん。なぜ拠点を変えることになったのか、今後夜は続けるのか? 30歳を節目に新しく動き出したみれいさんの次なるステージについて、語ってもらいました!
東京に戻ってきたそもそもの理由は?
もともと名古屋はノリで行ったので、すぐ東京に戻るつもりでいました。なんなら長くいたくらいで(笑)。結局2年半くらいいましたね。住みやすいし働きやすかったんですけど、私今年で30歳を迎えて。30になる前に新しいことを始めたいってずっと思ってて、それでそのために東京に戻ってきたかんじです。
その新しいことっていうのは?
じつは今学校に通っていて、その学校が東京にあるので戻ってきたんです。イメージコンサルタントの資格などをとるためのスクールですね。色やファッションなどを学ぶ学校です。すでにイメージコンサルタントの資格はとれました。コロナの影響で授業も延期になって、1日の授業内容が増えたので、結果短い期間で資格がとれました。本当は4月から通える予定だったんですけど、2か月延期になって6月から通うことになって。久々の勉強だったんで最初はやばかったです(笑)。色の勉強とかなんですけど、パーソナルカラーとか骨格診断とか、その人に合った柄や素材とかを勉強してますね。
もともとそういうのに興味があったんですか?
昔から好きでしたね。私12年前に美容専門学校に通ってて、そのときに色彩検定とったんですよ。いろんな美容の勉強はしてたんですけど、色の勉強がすっごい楽しくて、当時から興味はあったんですけど、そのときはまだ視野が狭くて…。自分はエステティシャンになるんだと思ってそこに通ってたし、授業の一環としてしか色の勉強はやってなかったので、興味はあったんですけど、そこから職業につながるとかはそのときは思ってなくて。専門を卒業して、1回エステティシャンになったんですよ。でもエステだけじゃ食べていけなくて、かけもちで夜を始めたのがきっかけでキャバ嬢を続けて…。でもこの10年経った今、パーソナルカラーとかそういうのが好きだったなって思ったとき、自分がやりたかったのはこれだ!って思って、もう1回学び直そうと思いました。あのとき楽しかったなって思って、もう1回いちから勉強してそれを職業につなげようと思ってやってるので、今すごく楽しいです!
ちなみに、どういう職業ですか?
いろんな職業につながるんですけど、私はアパレルや色彩心理に特化してやっていきたいなと思っていて。イメージコンサルタントっていう職業があって、私はそれになりたいです。この資格はいろんなジャンルに活かせるので、面白そうだなって。今後はこの資格を活かしたお仕事をしていきたいです。
学校生活もハードそうですよね。
学校に行ってる時間は午前中から夕方までなんですけど、お昼休憩にごはんを食べないっていうのは決めてて。私ごはん食べるとおなかいっぱいになっちゃって頭回んなくなっちゃうんですよね(笑)。だからブラックコーヒーを飲むんですけど、めっちゃ頭回るんですよ。なので朝から活動するようになってからはブラックコーヒーを飲むようになりました。今はかなり規則正しい生活ですね。いきなりがらっと変えたというよりは、2か月間くらい、自粛期間中に変えていったかんじです。
学校で友達とかはできました?
できましたね。夜やってたら出会わなかったような人たちに出会って。みんなジャンルもバラバラで、19歳のコから53歳くらいまでいるんで幅広いですよ。いろんな職業の人がいて面白いですね。すぐ溶け込めました。新しい環境に飛び込むのは好きなタイプなんで、わくわくみたいな。最初は緊張はしますけど、緊張より楽しみが勝つみたいな(笑)。同じものを目指してる同士が集まってるから話も合いますね。そういう人たちと出会えたのはよかったなって思うし、同期のコたちでグループLINEとか作ってるから、いろいろ情報共有とかもしてます。ちなみに見た目だけだったら私めっちゃ浮いてます(笑)。でも、そういういろんな人とのつながりは大事だなっていうのはすごく思いますね。グラマラスを卒業してコロナも重なって、余計に思います。仕事場は友達を作りに行く場ではないと思うんですけど、でも結局は人対人で接してたら自然と仲良くなったりするから、お店が変わってもずっと仲いいコっていっぱいいるから。地元も東京も名古屋もいっぱい居場所があるので、そういうのって大事だなって思いますよね。
今は週1でキャバクラも続けてるんですよね?
本当は週3~4にして学校とかけもちしようと思ってたんですけど、コロナの影響とかもあって、夜は減らしてます。どっちも中途半端になっちゃいそうだなって思ったし、今後自分がやりたいのは新しいほうだなって思ったので。でも夜は夜で好きなんで、自分の中で週1って決めてやることにしました。ベネを選んだのは、六本木がいいなって思ってて、いくつか見に行ったんですけど、従業員さんたちがフレンドリーなかんじでいいなと思ったんです。前の名古屋の店がすごいフレンドリーだったんで、似てるかなって思って、働きやすそうだし楽しそうだなみたいな。いろいろ見た中でいちばんいいなと思って決めました。名古屋時代のお客様もきたいって言ってくれてたんですけど、コロナでこれなくて。今は来てってなかなか言えないですよね。月曜って決めたのは、単純に週末が学校のほうが忙しくて。週末につまっちゃってるんですよ。なので今はその週1のお金と貯金でやりくりですね。ちゃんと貯金してきてよかったとは思います。生活はガラッと変わりましたね。
名古屋でのラストはどうでしたか?
名古屋のラストイベントが今までの人生のイベントの中で、こんなに幸せな気持ちでいっぱいになることってあるんだってくらい幸せだったんですよ。今まで味わったことのない感情でしたね。私も名古屋を離れるのは寂しかったですけど、それ以上に周りが“行かないで、寂しい”みたいに言ってくれて。でも別のお店に異動するとかじゃなくて、他にやりたいことがあって東京に戻るってことだったのでみんなすごい応援してくれて。本当に人生のターニングポイントでしたね。名古屋に行ったときから30歳には何かしら夜以外で動きたいと思ってて、節目は決めてたんですよ。こんなに名古屋にいるとは思ってなかったんですけど、だいたい去年の秋くらいからは動こうって決めてて、年末の時点でお店には話しました。何かやりたいんだっていうのはもともと言ってたから、ついにこのときがきたんだねって言われました。送り出してもらったときは、あんなに幸せな気持ちになるんだって思いましたし、結婚式ってこんなかんじなのかなって(笑)。それくらい幸せでしたね。
その中で名古屋で学んだことはありますか?
環境は自分で築きあげられるというか、自分次第なんだなっていうのは思いました。それこそ名古屋のお客様はゼロからのスタートだったし、友達もゼロからのスタートで。その中で、この2年半でこれだけ築きあげられて、こういう送り出され方をして卒業できたのは、本当によかったというか、人との出会いっていいなって思いましたね。
名古屋時代がいちばん特別だったんですね。
東京時代も仲のいいお店も全然あったんですけど、初めての感情でしたね。東京でも、お店が変わるときは、みんな寂しいって言ってくれたんですけど、エリアが変わってもすぐ会えるからまたお店行くね、とかだったんですけど、やっぱり地域が変わるってなると…。自分でも初めての経験だったし、すごい思い入れのある店だったから、名古屋はグラマラスしか知らなかったし、本当に初めての感情でした。次感じるなら結婚式かなって。できるかわからないけど(笑)。とにかく幸せな卒業イベントができたので、その幸せな気持ちのまま東京で新しいことを学んでるので、今充実してます。
今、みれいさんから幸せオーラをすごく感じます!
今回コロナの件で、幸せとは?ってすごい考えたんですよ。自分もそうだけど、自分の周りの大切な人たちみんなが幸せなのがいちばんだなって思ったんです。健康な体があって、心身ともに健康であることがいちばん幸せなんだなっていうのはすごい感じたんで、シンプルだけどそこはずっと忘れずに大切にしていきたいなって。お店辞めたタイミングもちょうどコロナと重なって、自粛期間中はとにかく家にいたんですけど、引っ越しも2か月延期になってずっと名古屋にいたんですよ。その間ライブ配信したりとか、あと私普段マンガとかアニメを一切観ないんですけど、観てみようと思って。そしたらハマっちゃって(笑)。コロナがなかったら私は一生この幸せを知らずに生きたんだなって思ったら、新しい自分も知れたなみたいな(笑)。頑なにアニメとかマンガ見ないからってかんじだったんですけど、それが変わりましたね。周りがオススメするものとかもこれからは見てみようと思いました。あと変な話、朝型生活になったことで、朝日を浴びるだけで幸せを感じるんですよ(笑)。朝日を浴びて、外を歩いてるだけですごい幸せだし、キャバクラ時代はそんなの味わったことがなかったんで。何気ないことなんですけど、そんなことまで思うようになってきて、すごい変わりましたね。幸せについて考えられたし、家族とかも大事にしなきゃなって。今年は幸せ度が上がってます♥楽しみがいっぱいですね。
名古屋でのキャバクラ人生を幸せいっぱいで卒業し、新たな人生をスタートさせたみれいさんは、とってもキラキラ輝いていました♥どんどん新しいチャレンジをしていくみれいさんの未来に、目が離せませんね♥
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