銀座のクラブ『CREOLE(クレオール)』勤務の彩花ゆいさんが、自伝本『愛を注ぐ人~人生は愛すること、愛を与えること~』を出版されるとのこと!これまで語られたことのないゆいさんの人生がこの1冊に詰まってるんだとか。書籍の内容についてや過去、未来について、今回はゆいさんのパーソナルな部分を紹介していきます!
自伝本を出されるそうですが、どのような本なんですか?
本の内容は、自分の接客方法とか、今までの自分の生き方、小さいときのことなど、細かくヒストリー的なかんじですね。中洲でいろいろやってるっていうことで、出版社の方から本出しませんか?って話をいただきました。去年くらい、けっこう前なんですよね。コロナでかなり遅れてしまって、本当は3月に発売予定だったんですけど。日頃はあんまりマイナスなことを口に出したり、書いたりしないようにと思っているんですけど、せっかくの機会なので大変だったことも正直に書いてみようと思い、本の中では苦労話もしてます。
本出すことで反響は大きいですか?
家族が喜んでました。じつはおじいちゃんにも私のことをいろいろ書いてもらってて。すごい喜んでました。友達にも言ってないようなことも書いてますね。小さい頃からいろいろ大変だったんですよ、おうちのことで。昔は大人になったらこういうのを自分で漫画にしようと思ってました。昔から絵を描くのが好きだったので、将来漫画描いて笑い話にするんだ!って(笑)。最初は過去の話はあんまりしたくないって言ってたんですけど、出版社の方もすごい親身にいろいろ聞いてくれたので、じゃあいいかなって。大変だったことも報われるかなって思い始めて。小学生くらいから全部知ってる親友とかは、あーそうだったよねってかんじだと思いますけど、それでも知らないこともあると思います。なんなら本にすら書かなかったようなこともある。結婚する人にはいつか話そうかな。人の一生の幸不幸ってプラスとマイナス合わせたらゼロだと思ってて、これだけマイナスなことがあったし、これから先の人生プラスしかないよね!って19歳の時に割り切ってしまってからは、ワクワクしながら生きてきました。とても単純なんです。頑張ってこれたのはじいちゃんのおかげですね。グレるような暇もなかったです(笑)。グレるときって多少余裕があったらグレる方向にもいけると思うんですけど、そんな余裕すらなかったんですよ。とにかく働かなきゃってかんじだったから。詳しくは本に書いてあります♥((笑)
本のタイトルの由来はなんですか?
私マザーテレサが好きで、そういうお母さん的なかんじになりたいって言ってたらそういうタイトルになりましたね。編集者さんが中洲の周りのキャバクラに何軒か行ってゆいさんってどんな人ですか?とか市場調査もされたみたいです。でもみんな存在は知ってるけど、情報はあまりなかったらしい(笑)。本当だったらあのコこうですよ、とか少しくらい悪口出るかなと思ってたって言われました。中洲のキャバ嬢さん達は、例え他店でもみんなけっこう顔見知りで仲良かったりするんです。だから女のコ同士で悪口あんまり言わないのかも。ありがたや~。
今の目標はなんですか?
やっぱり銀座で、ママをやるまでは頑張っていきたいですね。今はとにかく勉強しなきゃってかんじなので、いろんな方に教えてもらってます。ママになったら、面倒を見るって作業が出てくるじゃないですか。でもまだこんな下っ端だし入りたてなので、早く一人前になりたいです。やっぱり思いやりある優しいママがいいですよね。つんつん高飛車なママっていうよりは、みんなを包み込む系ママになりたいなって思います。初月で掲げていた目標は達成したので、次月以降の目標は細かく自分の中で決めてます。毎日同伴必ずするとか、売り上げをたてるとか、次は同伴を女のコに振っていくとか、そういう小さい目標を決めてやってます。
将来的な夢はありますか?
将来的には、経営やりたいですね。夜もですけど、お昼のこともやりたくて。不動産関係とかやりたいです。ほんのり老人ホームもやりたいなって思ってたんですけど、じいちゃんが生きてる間にって思うと難しいなって思って…。もう90歳超えてるので。でも、介護医療的なものにいつか携われたらいいなとも思ってます。1個大きい目標としてみんなのお母さんみたいになるっていうのがあるから。あんまり私お母さんにいい思い出がないっていうか…。でもやっぱり世の中そういう人も多いと思うから、おうちで苦労したとか同じような経験をした人の話を、お母さんになった気分で話を聞きたいですね。
ちなみに今はどれくらい出勤してるんですか?
今、週5で出勤しています。お店が土日休みなんですよ。銀座のクラブは土日祝日は必ず休みなので、そういうところもギャップでした。なのでけっこうゆっくりできてますね。土日はYouTube撮ってます。東京にきて、ホームシックはないです。学生時代はずっと横浜だったし、もともと小さいころから転勤が多かったので。でも、コロナがあってじいちゃんに会いにくくなったのは寂しいですね…。
今年はコロナで本当に夜の世界も大変ですよね…。
みんないろいろ変わりましたよね。夜の店のオーナーさん達は特に大変だと思います。でも今すごい大変なんですっていうのを銀座で働く人が発信すると、めっちゃ怒られるんですよ。銀座は夢を売る街だから、苦しいなんて言うなって。銀座のママは皆さんやっぱりいろんな流れや波を読むのがうまくて。一歩先を行ってるというか、やっぱりママと呼ばれる人は見習うべき人格者が多い。水商売って結局は接客だから、地域がどこだろうがやることは一緒なので、ただそのシステムをしっかり覚えないといけないなって。今は仕組みだけ難しいですね。手紙とかも書くんですよ。お歳暮とかお中元とかに、一筆添えるとか。最初はお手紙の書き方とかもわかんなかったので、何をしたら失礼なのかとかも、聞かないとわからなかったです。でも、お土産選ぶのとかお手紙書くのとかもともと好きだったので、銀座のそういう文化は楽しくて、ものすごく性に合ってました。とにかくまず1年はクラブの仕事を頑張って、いろいろやりたいなって思いますね。意外と自粛期間がよかったのが、私働かないでも幸せには暮らせるんだなって気づいたんですよ。みんなも働いてないっていうのも安心だったのかもですけど。今は、とにかくハッピーってかんじです。何やっても今のほうが幸せ。いつも今がピークで、これからの人生よくなっていくとしか思ってないです♥
しっかり者だけど、優しくておっとりしていて周りを癒してくれる存在のゆいさんは、過去にいろいろな経験をしてきたからこそにじみ出る優しさなのかもしれません。銀座で築き上げるこれからのゆいさんの新しいスタートに、期待しかありませんね♥
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