3年連続1億6,000万超えの実力者、今年の2月より『CANDY』在籍の湊叶迴さんを前後編で特集!
前編となる今回は、昨年12月の退店休業報告からグループを変えての移籍、そして現在まで…。そのとき何があったのかをご本人と一緒にプレイバック! 当時の心境や行動を振り返りつつ現在地についても掘り下げました。本人役で出演したあのMVのお話も要CHECKです♪
インタビューは前後編で考えてまして。まずは前半パート、移籍発表から現在地まで。「お店辞めます。お休みします」報告があったのが昨年の12月頭? いきなりだった印象が…。
ですよねww みんなに「どうした?」って心配されちゃいました。ただ、移籍するっていうのは自分の心の中でその半年くらい前から決めていて。そういった話も上層部の方としてはしつつ、年内は止まってやり切ろうと思ってたんですけど。自分の至らなさもあったりして、なんだかんだで早まっちゃったので。確かに突然って感じにはなってしまいましたね(笑)。
『Chocolat(ショコラ)』歴、長かったですが円満退店? その後の行き来は?
円満で! 大丈夫ですよ。そもそもお店が嫌いでやめたわけではないから行き来も全然あります。人間関係は引き続きって感じ。この前も誕生日のコがいたんでお祝いしに行って来ましたし。
その後2カ月間の休業はグループを変えるときの業界の慣習的な?
まあそうですね。グループ移ろうと思っていたのでそこはやっぱり。やめました、ハイすぐ次行きました、という不義理はしたくないなと思って。
その時点で移籍先は?
いやいや全然。やめた時点では全くの白紙。何にも決まってないです。そこからお誘いの連絡はたくさん来たんですけど、それも「せっかくですけどすみません」っていう形で。
休業期間ってどう過ごしてました?
顔のメンテをしつつ、地元に帰ったり神社巡りしたりしつつリフレッシュしてました。
リゾートとかではなく神社!
神社仏閣が好きで。埼玉の三峯神社には毎年参拝しているんですけど、この機会に行ってみたかったところを回ってました。なかなか長期でお休みすることってないから一旦全部リセットって感じで。
パワースポット巡り的な?
全然そこまで本格的じゃないです。織田信長ゆかりの建勲神社とか伏見稲荷、あと清水寺とか。そういったメジャーどころを回った感じです。去年、大河ドラマの『どうする家康』にハマったんですよ。それで行きたい神社仏閣がいっぱいあったので。どっちみちすぐ働けるわけじゃないから、今やれることは気と気持ちのリセットしかないから、より良い方向に進むように神頼みもしておこうみたいな(笑)。
移籍先は『CANDY(キャンディ)』だったわけですがここに至った経緯は?
まず、自分が育ったグループとは違うカラーで、違う層のお客様に出会いたいなっていう気持ちがあったので、「グルダンに行こう」という想定で検討していて。そのなかでも一番水準が高いところで考えたら、『TOP DANDY』か『CANDY』だなと。
最高峰の店っていうのがまず大前提?
「個の強さ」と「トップ基準のお店」、この2つがあれば掛け算していけると思っていて。最高峰のレベルの店に行くっていうのは最初から決めていて。どっちにしようか考えて結果CANDYになったっていう流れですね。
決め手はなんでした?
CANDYのほうが友達もいたりして働きやすそうっていうのもありつつ、グループの頂点を狙う2番手のお店だからっていうのが大きいです。「トップを倒して日本一になる」っていう大義名分が店としてもしっかりあるから、お客様に対しても嘘偽りなくストレートに目標を伝えられるなと。そこは自分的に大事なポイントだったので、体入することもなく、最初から「CANDYに入ります」という形で入店しました。
入店時、「2024年最大の超大型移籍!」として話題になりましたね。
なんかすごく大物みたいに扱って頂いてww だいぶハードル上がっちゃいましたね。自分的には割とこう淡々とやっていくつもりでいたんですけど。ホスト5年目に入って、「ここからまたフレッシュな気持ちで頑張ろうぜ」みたいな感じで、一から上げていこうって思っていたんですけど、プレッシャーがエグかったです(笑)。
「淡々と」と言いつつ入店初月にナンバー1!
そこは自分のなかで決めてました。ついて来てくれたお客様のためにも頑張らなきゃと思って。自分の気持ちだけでお店やめて移籍して、みんな離れていっても仕方ないと思っていたから。それでも待っていてくれた人や、ついて来てくれた人たちのためにも結果で感謝を表したかったので。
休業期間中、お客さんたくさん切れました?
結構ありましたね。やっぱり切れていく人は切れていくし、そこは仕方ないことなんですけど。でも待っていてくれた人もたくさんいたので。そういうお客様たちに支えられて結果を出せた。ついて来てくれた人は大事にしないとですね。
余談ですが、叶迴さんが出演したchilldspot(チルズポット)『愛哀』のMV※ 、曲もMVもすごく良かったですけど反響は?
※現役ホス狂いで『「ぴえん」という病』の著者でもある佐々木チワワさんさんが原作小説を書き・総監督も務めた歌舞伎町のホス狂いをテーマにした映像作品
めっちゃ良い曲ですよね。僕もすごく好きです。あのMVを見て会いに来ましたっていう方も結構いて、見てくれてる人いるんだぁって嬉しかったですね。
MVでは「青伝(売掛伝票)がある時代の“純愛”」が描かれているわけですが、撮影場所は『愛本店』? いつ撮影してたんですか?
ロケ地は愛本店とグルダンのお店ですね。撮影は去年の秋くらい。僕は主人公の女のコ(TikTokクリエイターのマリナさん)の担当ホスト役で出てます。売掛もさせるしバリバリ本営もしているホストみたいな感じで(笑)。
役名も湊叶迴でしたね。ただ、設定としては主任くらいの役職で。
そうそう。でも、撮影のときにはそういう設定は知らなくて。俺も後で小説を読んで知ったんですよ。自分が主任でなるほどこういう感じなのかって(笑)。あのMVもっとみんなに見て欲しいですね。今はもう青伝とかないから。逆に懐かしさとかあの時代を感じるかもしれない。
ちなみに叶迴さんは売掛がなくなって支障はありました?
僕は逆にありがたいです。そもそも酔った勢いで売掛させるとかでやってきてないから。前のお店の頃、売掛したら5日以内に回収しなきゃいけないルールがあったんですよ。そこを超えたらお給料からその分引くし売上にも加算されませんっていうシステムで。リスク高いじゃないですか。だからなるべくしたくないなと思っていて。
でも流れとして、「楽しくなっちゃったからもっと使いたい」で、不足分が売掛になることはたまにあって…。売掛が撤廃されたおかげで、「今日はこれくらいかな」って、女のコのほうで予算を考えて持ってきてくれるから、流れがスムーズです。心配事も減りました(笑)。
ところで体入ナシで入店したCANDY、実際働いてみてどうでした?
イメージ通りでした。むしろちょっと超えてたかもしれない。ショコラも大型店でしたけど、箱もさらにデカいですし規模感でいったら多分日本一なんじゃないかな。運営陣の人数や動きといったところも充実していて。プレイヤーに専念できる環境なのでそこもいいですね。レベルの高さも想定以上でしたけど(笑)。
キャスト140人くらいいるんですけど熱量がすごい。普通にプレイヤーしてたら埋もれちゃうからみんな必死ですよね。どうやってこのなかで生き残ってもっと活躍できるか、危機感を持って創意工夫しながらやってるなって感じます。
CANDYって独特な人や個性的な人が多いイメージ。
そうなんですよ。こんなに人数がいても、そのなかでしっかりキャラ立ちしてる人たちがめちゃくちゃ多くて。でもそういう環境、刺激になりますよね。自然と意識も高くなるし、変えていったほうがいい自分の課題とかも見えてきて、そういうのも含めて今、すごく充実してますね。
「自分の課題も見えてきた」とおっしゃってましたけど、叶迴さんの課題というと?
CANDYで1、2カ月ほど働いたときに感じたことなんですけど、今までのやり方とはちょっと違う形を取らないと、この箱の中で最大値を取ることはできないなぁと思ったんですよ。
これまではたくさんの人に支えられてトータルで売上を上げる、顧客数にこだわった売り方をしていて。単価とか気にせずとにかく毎日たくさん呼ぶみたいな。でも、それだけだとズバ抜けて上に行くっていうのはこの店では難しいなと。
太いお客さんもこしらえないと?
そうですね。顧客数っていうところも引き続き大事にはしたいけど、単価を上げていくとか、単価の高いお客様をもっと抱えて行く、そういう売り方をもっとしていかないとなっていうのはすごい感じていて。それが今の課題ですね。でも、それができたら逆にすべて対応できるんで。自分にとっては成長につながるからこれは嬉しいことですよね。
数字的な目標や今後の展望は?
今年は数字的な目標がかっちりあるわけじゃないんですけど、CANDYをグループのナンバー1店舗に押し上げたいっていうのがまず1つと、個人としてはグルダンのランカーに入ること。そこを目指しながら新しいやり方でアベレージを上げて、自分を成長させていきたいと思ってます。まだまだここから伸びていきたいですね。
2回に渡ってお届けする叶迴さん特集、次回、後編は叶迴さんの“継続力”に注目! “三日坊主”を克服するコツなどもうかがっているのでぜひ参考にしてみてください! (取材・文/ささきみどり)
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