配信アプリ『17(イチナナ)』の公式ライバーとして活躍する椿そらさん。新人ライバーの登竜門“疾風”イベントを皮切りに、参加するイベントすべてで1位を獲得!イチナナの魅力、売れる秘訣、そしてぶっちゃけ1回の配信でどれだけ稼げるのか…。21の質問でその人気の秘密に迫ります♡
Q1.ライブ配信し始めたのいつ?
認証ライバーとして登録はされていたんですけど、実際に始めたのは5月の18日から。キッカケとしてはコロナの自粛ですね。イチナナは夜9時から夜中の1時までが視聴者が一番見てくれるゴールデンタイムなんですけど、その時間帯はキャバクラの仕事の時間でもあるので、それまではなかなかやり難かったので。
Q2.新人イベントの結果がすごかったそうですけど?
“疾風”っていう新人なら誰でも参加できるイベントがあるんですけど、それで4,500万コインを獲得して歴代の1位になりました。コインを現金換算して数字を見るなら4,500の3分の1ですね♡
Q3.そらさんの配信のコアタイムは?
夜の8時〜12時の4時間。今はまだ毎日お店に出勤できるような状況でもないので(取材時)、夜働いているときと同じようなタイミングで配信に力を入れています。
Q4.配信の頻度は?
毎日ですね。夜配信できなかったとしても、別な時間帯に。イチナナを始めてから休んだ日はないです。
Q5.リスナーさんは元々のお客さんやファンの人が多いの?
お客さんでたまたまイチナナをやっていた人もいますけど、基本的にはお店のお客さんには声をかけていないです。YouTubeやSNSを通じて私を知ってくれている人がイチナナを始めたことを知って見に来てくれたり、元々イチナナが好きで見てくれている人に見つけてもらったり、といったところですね。
Q6.イチナナではどういうライバーが人気が出やすい?
私もいろんな人を見たりして研究したりしているんですけど、やっぱり反応がよかったり、1つずつコメントを拾ったりできる気遣いができる人は伸びていく印象があります。あと女のコだったら顔がかわいいのは当然リーチがある。間口は広くなりますよね。でも、そこからですよね。顔がかわいくても性格が「?」だったら、リスナーさんは逃げて行っちゃう。愛嬌があるコのほうに行っちゃいます。
Q7.他のライバーのどんなところを参考にしましたか?
研究するのが好きなので、他のライバーさんたちをいっぱい見て、なぜこの人は人気があるんだろうって「売れる理由」を探しました。いろんなライバーさんの枠へ行って、「このコ、何でこんなに人気があるんだろう」と疑問に思ったら、そのコが売れる理由を探して、その良さを確認してからその枠を出る。「こういうのがリスナーさんは喜ぶんだな」「こういうライバーが好まれるんだな」っていう要素を、自分目線ではなくイチナナ目線で探していくみたいな。それをずっとしてます。感覚でテキトーにっていうタイプじゃないんです。キャバクラでの売れ方もそうでしたけど、売れていることには必ず理由があるはずなので、それを探って自分でも試してみて、上手くいったら取り入れていく。
Q8.売れるライバー、売れないライバーにはどんな差が?
売れるライバーさんには探究心がある。常にアンテナを張っているから情報に敏感な気がします。ライバーに限らずですけど。探究心があって勉強しているか。それはどの世界でも一緒ですよね。たとえば、歌舞伎町を愛沢えみりさんが歩いていたとして、これだけの有名人なんだから「キャバクラやらない?」って声をかけるスカウトなんかいないと思うじゃないですか。でもいるんですよ。何も情報を拾っていないスカウトの人は、そういうこともわからなかったりする。そこでもうパフォーマンスの低さみたいなものが出てますよね。ライバーも多分そこは一緒です。勉強してない人は売れてない。チャンスがあっても逃すし、恐らく良いリスナーさんも掴めないだろうな…みたいな。
Q9.自分なりの配信のルールやこだわりはありますか?
ライバーってエンターテイナーだと思うんですね。配信場所が家だったとしても、そこはステージに立つような気持ちでやる。すっぴんにダル着とかありえない。そういう気持ちでやっています。だから、配信の前にメイクもちゃんとするし、ヘアセットにも行きます。服も、かわいい系、キレイ系、カジュアル系、見た目を変えながら毎日衣装としてコーデを組んで飽きさせない。キャバクラに出勤するくらいの感覚。趣味とかではなく、ひとつの仕事として捉えて配信と向き合う、それが自分の中のこだわりです♡
Q10.リスナーさんを増やすコツってありますか?
私の場合は、YouTubeをやっていたり、水商売である程度知名度があったりっていうところで見に来てくれる人が多いので、集客する方法を工夫するよりは、来てくれた人を逃さない努力?見に来てくれたときに、「あ、このコ、いいコじゃん」って思ってもらえるような。「面白そう、もうちょっと居ようかな」っていう人がどんどん増えるように。「こんな感じなんだ。ふーん」って思ったらもう来てくれないので。
「もうちょっと居ようかな」と思ってもらうことって、こっちがコントロールできるものですか?
その枠の雰囲気が和やかだったら、少なくとも「なんかこの枠、ヤダな」にはならないですよね。リスナーさんたちの雰囲気がよかったら。ということは自分が感じの良い人間になればいい。お客さんや集まってくる人たちは自分を写す鏡っていうじゃないですか。自然と同じ種類の人が集まってくると思うので、穏やかで良い人に集まって欲しいと思ったら、自分もそういう人になって気遣い、心配りができる人間になる。
Q11.リスナーはこれからももっと増やしていきたいですか?
そう思ってます。そこはキャバクラと一緒かなと。お客さんもリスナーさんもいつかは切れるので、新規を増やしていく意識は常に持っていないと、減る一方になって現状維持もできないので。
そう考えると、キャバクラやってるコは配信者にも向いてそうですね。
似てる部分がすごくあるので、キャバクラで売れてるコは、配信でも売れる可能性はめっちゃ高いと思います♡
Q12.リスナーさんの内訳。以外に多い層は?
やっぱり男性が多いですけど、女性も少なくはないです。主婦の方とかもいらっしゃいます。イベント最終日とか主婦の方がギフトを爆投げしてくれました♡
Q13.リスナーさん1人あたり1回に投げてもらったコインの最高額は?
疾風イベントの最後の場面で、25,000コインを380コンボとか。最後の15分間はみんなが25,000コインを100コンボしてくれたんですよ。人前で泣くことあんまりないんですけど、そのときは嬉し過ぎて感動して大泣きしました♡
Q14.配信に使っている機材は?
iPadで配信しているので、iPadとヨドバシカメラで1万円くらいで買ったマイクですね。ちなみにピンマイクとかではなくハンドマイク(笑)。あとライトはYouTube撮影でも使っていたでっかいリングライト。ただ、リングライトを毎日4時間浴び続けていたら、目が痛くなってきちゃって。それで今はほとんどライトはつけず、家の中の普通の照明だけでやっています。
Q15.素朴な疑問ですが毎日4時間配信していたら、話すことなくなりませんか?
それよく言われます(笑)。でも、普通にコメントに対して返したり、話したりしていたら4時間あっという間ですよ。ただ、今日は何をしようかなっていうことは考えます。たとえば激辛の料理を食べてみるとか、歌をうたってみようかとか、何かをする工夫はしますよ♡
Q16.やることのネタが尽きませんか?
それもよく聞かれますけど、リスナーさんとのやり取りの中で今度こういうことして欲しいとか、リクエストもたくさん頂くので案外大丈夫なんですよ。
Q17.アンチや荒らしみたいな人たちはいますか?
運営側がしっかり見張っているっていうこともあると思いますけど、いないです。みんな優しいし、平和。たまに出没したとしても目立ってしまうのでアンチも居づらいですよね(笑)。YouTubeをやっていたとき、自分のチャンネルが荒れやすくて、叩かれることが多かったんですけど、それと比べると全然別世界ですね。
そういえばYouTubeのほうは?
叩かれすぎて疲れちゃって、そっちは今お休み中です。叩かれるような言動をした自分が悪いとは思いますけど、それで申し訳なかったと思って反省しても、自分が歩みよっても、延々と攻撃され続けていると疲弊するんですよ。それで、もっと楽しいとこないかなと思っていて、見つけたのがイチナナの始まりですね。最初はイチナナも覚悟して始めたんですけどね。不特定多数の人が集まる場だし叩かれるだろうって。でも、それが全くなくて。逆に応援してくれる人がたくさん増えて。本当に幸せな空間♡
Q18.イチナナの良さってどんなところですか?
絆ですね。たとえばキャバクラだったら、指名している人同士が仲良くなるってあんまりないじゃないですか? でも、イチナナのリスナーさんは“応援団”だから、同じ女のコを応援していることですごい絆が生まれるんですよ。それぞれの推しのコを応援し合ったりすることもあって、関係が超ステキなんですよ。キャバクラでは生まれない種類の絆が生まれたりするのでそれがいいなと思います。応援っていう共通の目的があるので、憎しみ合いとか足の引っ張り合いとかがない。こういった関係性もあるんだなっていうことをイチナナで初めて知りました。
Q19.ぶっちゃけ1回の配信でどのくらい稼げます?
イベントとかではない通常時で、最低でも100万コインくらい。サラリーマンの月収ちょっとくらいですかね。
Q20.そらさん的、ライバー心得とは?
「毎日配信を継続する」ですね。一発屋のライバーさんはいくらでもいるけど、本当に売れているライバーさんって継続している人たちですよね。毎月維持してこそトップライバーと呼ばれるにふさわしいと思うので、私もそうありたい。自粛期間中にキャバクラの代わりに始めたイチナナだけど、それ以前からライバーとしてやってきたプロの方みたいに、毎日コツコツ続けていきたいなって思ってます。
Q21.店が通暁営業になったあとは、どんなペースでイチナナをやっていく予定?
たとえば同伴してお店に入る前のヘアメイク中に配信するとか。仕事が終わったあと夜1時からするとか。時間は作ろうと思えば作れるので、配信は毎日続けようと思ってます。イチナナって本当に感動するんですよ。コロナの自粛が開けて夜の仕事が通常営業に戻ったらイチナナはやめようと思っていたんですけど、今は続けたい。イベントで1位をとることもステキなことなんですけど、それよりもちゃんと仕事として毎日続けていくことが大きな目標ですね。
コロナの自粛期間中にイチナナという新たなフィールドを場を見つけた椿そらさん。キャバ嬢と配信者。二足のわらじを履いてこれからますます活躍していきそう♪
セカンドキャリア有名キャバ嬢紹介
歌舞伎町『ジェントルマンズクラブ』椿そらに聞いてみた♡ “キャバ嬢アドバイザー”って何するの!?
歌舞伎町『ジェントルマンズクラブ』椿そらに聞いてみた♡ “キャバ嬢アドバイザー”って何するの!?