6歳の男の子を女手ひとつで育てる未婚のママキャバ嬢、歌舞伎町『VEROUGE(ヴェルージュ)』の成瀬まりあさんがメゾンドボーテ初登場♪ 母になって仕事意識が激変したこと、男性観と結婚観、コロナ禍で激変したライフスタイルなどなど、まりあさんがバックグラウンドを語り尽くします♪
キャバ嬢でイチナナ配信者で6歳の男の子のママの成瀬まりあです。お店は歌舞伎町の『ヴェルージュ』。シングルマザーです♥
夜歴は18歳からなのでキャリアは長いけど、10代、20代前半はほんとテキトーに働いてたから、ちゃんとキャバ嬢ですっていえるようになってたのは結構遅め。それまではほんとふわふわしてました(笑)。
最初に働いた街は、地元から比較的近かった千葉の津田沼っていう超ローカルなネオン街。今はどうなってるかわかんないですけど、昔は結構栄えてたんですよ。千葉の中ではって話ですけど(笑)。
津田沼のキャバクラには出勤したりしなかったり。なんとなく気分でお小遣い稼ぎしている感覚でしたね。次に移ったのは錦糸町。19歳の頃かな。総武線沿いに少しずつ都会へと移動するのは、千葉のキャバ嬢あるあるな気がしますw
20歳、21歳くらいの頃にはちょっとだけ池袋のキャバクラにもいたことあります。歌舞伎町にも多少興味はなくはないけど、そこまで中心へと行く勇気はなかったからかな? やっぱり歌舞伎町はガチなイメージがあって。その頃は昼職志向もまだあってショップ店員をしたり、でもすぐに辞めたり、何がしたいのか何が向いているのかも全然わかんないままその日その日楽しく生きてるモラトリアム期だったから。
歌舞伎町へ足を踏み入れたのは池袋のあと。友だちに誘われて一緒に体入へ行って。それが『ディアレスト』。ここには1年半くらい。自分の中ではそれでもまあまあ長いほう。たぶん飽きっぽいんですよ。同じ店で2年続いたことないから。他が見たくなっちゃうみたいで。
ディアレストのあとは『フォーセンス』で3カ月ほど働いて、ちょっと休んだ時期を経て今度は上野のキャバクラへ。それが24、25歳の頃。なんでいきなり上野なのかっていったら、そっち方面にたまたまお引っ越しをしていたから♪
その後、妊娠を機にキャバクラはいったんお休み。未婚の母として夜の世界に戻ってきたのが26歳のとき。妊娠がわかったときから「産んだらできるだけ早く復帰しよう」と思っていたから、出産から半年後には戻ってきた感じだった。
戻ってきたときには意識は激変してましたね。別に適度に稼げたらそれでいいやみたいな感覚だったのが、ある程度ちゃんと売れたいって思うようになってたから。これからは自分で稼いで子供ひとり育ていかなきゃいけないっていう自覚が芽生えたからだと思う。
恋とか愛とかに人生ゆだねられない。男の人はあてにならない。精神的にも金銭的にも誰かに頼りたくない。それがそのときの自分の心境で、今もそれは変わらない。
子供を育てていくのも守っていくのも自分。ふたりが生き抜いていけるかどうかはすべて自分にかかっているって思ったら、ちゃんと地に足つけて働いて売上立てていかなきゃなって。生活のこと考えたら売れないより売れたほうが絶対に良いに決まっているから頑張ろうみたいな♥
出勤したその日その日の仕事意識はめちゃくちゃ高まったけど、飽きっぽさは変わらずなので、お店は結構変わりました。アマテラス、ヴェルージュ、六本木のエース東京、歌舞伎町に戻ってジュライト、ベネ新宿…。我ながら落ち着きがないなと思うし、友達にも「同じお店で働いてたほうが楽じゃない?」って言われます(笑)。
隣の芝生は青く見えるじゃないけど、ひとつの店にある程度いると他が良さそうに見えてきちゃう。良さそうっていうか現状に不満はなくても興味が外に向いちゃって。そんなわけでお店はいろいろ変わりました。でも、つながりが深いのはディア系列のお店。ディアレストで働いて以来、なんだかんだそこに戻ってきてる。オーナーが優しいんです。「戻っておいでよ」って言ってくれるから。で、去年からは出戻りでヴェルージュにいます♥
最近はちょっと状況が変わったけど、キャバクラ復帰してからは大体週4出勤ペースで働いてました。出勤している間の保育はずっとベビーシッターさん。夜間の託児所を利用してみたこともあったけど私的には不安もあって…。
これは、託児所が良い悪いとかではなくてあくまで私の感覚です。夜の時間を過ごす環境が日によって家だったり託児所だったりっていうのはどうなのかなとか、たくさん子供たちがいる中でケアはちゃんと行き届くのだろうかとか。考え出すと自分が心配になって落ち着かないから。特に子供がだんだん大きくなってきてからは環境を変えたくなくて、ずっとシッターさんに家に来てもらってました。
最初はシッターの業者さんにお願いしていて、そこですごく信頼できて相性も良い方と巡り会えたのでそれ以降はずっと同じ方に個人でお願いしてました。夜間のシッターとなると料金はそれなりにかなり超高額になるけど、それでもそのやり方が私的にはベストだったので。そのぶんお仕事頑張れば何とかなるかなって。
出勤する日は信頼できるシッターさんに来てもらう形で平和にお仕事できていたんですけど、それが去年からのコロナの影響で激変! 完全自粛でシッターさんを雇用できない期間も長かったし、シッターさん自身のコロナ的な事情もあったりしてお仕事をお願いできなくなってしまって…。
そのときはちょうど、ヴェルージュに戻って「さあ、また頑張ろう」って思っていたタイミングだったりもして困ったなみたいな。新たにシッターさんをお願いすればいいって話かもしれないけど、子供ももう6歳で大きいから、夜の時間を一緒に過ごして、寝かしつけてくれる相手は誰でもいいってわけにもいかない。
それからはお母さんが千葉から来て子供を見ていてくれる日に合わせて出勤。厳密にいえば、お客さんがお店に来たいっていう日と、お母さんのスケジュールとを調整して出勤みたいな。結果、お店に出られるのは月に2〜3回に。
というわけで、なかなかキャバクラに出勤できない今、お仕事のメインはイチナナ配信♥ 始めたのは去年の5月。こういう状況になってみると、イチナナ配信やっててよかったなって思いますね。配信だったら家でもできるから♪
ひとりで子供を育てていると心細いことって多い。コロナの今みたいな世の中になったりしたらなおさら。こういうとき頼れる人がいたら気持ち的にも金銭的にももっと楽だよなぁ、いいなぁってめちゃくちゃ思ったりもする。でもそれは思うだけ。自分じゃない誰かを頼りにするなんてリスクがありすぎるから。「誰かに頼りたい」は妄想の範囲からは出ない。好きな人とか彼氏とかできたとしてもそれはそれ。自分と子供の生活とは別の世界って思ってる。
コロナ以前に比べると出勤する回数が激減しちゃったのがさびしいけど、これからもキャバ嬢は続けたいな。やっぱりキレイに自分を整えて接客しているのは楽しいし、キャバ嬢の女のコたちがいっぱいいる空間の中にいるのって気持ちが華やぐし充実する。なかなか思うようには出勤できないけど、自分なりにマイペースにキャバ嬢を続けていきたいなって思ってます♥
メゾンドボーテはじめましての成瀬まりあさん。シングルでの子育てとお仕事の兼ね合い、なかなか難しいものはありますがマイペースに出勤中です♥
メンタル・人間関係有名キャバ嬢紹介
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