Page
Top

コラムTOP > コラム > 椿そら > 1杯のドリンクからナンバー1に昇りつめた“わらしべキャバ嬢物語”。

1杯のドリンクからナンバー1に昇りつめた“わらしべキャバ嬢物語”。

椿そら歌舞伎町ジェントルマンズクラブのキャバ嬢

歌舞伎町ジェントルマンズクラブ勤務の椿そらさん

この仕事はどれだけ自分と向き合えたか、自分の弱い心と戦ったか、それが数字になって表れる職業だと思う。

地道にコツコツと語る営業スタイルでナンバーワンに上り詰めたそうです。

椿そらコラム画像

友達のつき合いで体入へ。働きだしたのは私のほうだった♥

キャバ嬢になるために生まれてきたような水商売が天職のコっているけど、私は全然そっちじゃない。地道にコツコツやってきたタイプ。毎日出勤して、毎日いろんな人に着いて、

毎日できる限りの努力をする。日々その繰り返し♥

歌舞伎町にきて10年くらい経つけど、最初に働いた街は埼玉県の志木っていう街だった。キャバクラがあるということすらわかんないくらいの小さい繁華街。大学1年生のときで、友達と一緒にいるときにスカウトされて、友達が「やろうよ!」っていうから一緒に行ったのがキッカケだった。結局やりたいって言っていた友達は全然働かず、つき合いでついて行っただけの私が週3で働き始めたっていう(笑)。

歌舞伎町に来たのは志木で1年半くらい働いたあと。私をかわいがってくれていた椿奈々さんというナンバー1の先輩が『アジアンクラブ』で働くことになって、それについて行ったんだよね。

志木のお店では最終的にナンバー2まで行ったけど、その先輩の紹介がなかったら当時の私じゃアジアンには入れなかったと思う。まあ、それは後から思ったことで、そのときは歌舞伎町がどんな街かもよくわかっていなかったし、がんばればどうにかなるかな? くらいのノリ。なるようになるかなって。

源氏名が“椿そら”になったのはアジアンから。名字は先輩の椿奈々さんからもらって、名前は初代の担当さんがつけてくれた。「元気いっぱい2文字がいいね」って。

椿そらコラム画像

まったく売れなかったアジアン時代。実力不足を痛感…。

歌舞伎町へ行けば行ったでなんとかなるだろうと軽く考えていたけど、そう甘くはなかったよね。アジアンではなかなかお客さんもつかめなくてヘルプばっかり。お客さんを持っていない状態でいきなりアジアンに行くのはキビしい。ココは実績を積んでから行くお店だってすぐに気がついた。

それでも1年半くらい在籍して、その後『DEEPS』に入店するんだけど、この頃が自分のキャバ嬢人生の転機だったと思う。それまでずっと一緒だった奈々さんの元を離れてひとりで働き出したことが、まず大きな変化だった。ケンカをしたとかそういうことじゃないよ。奈々さんとは今でも仲良しだから。ただ、そのときは、一緒にいたら奈々さんの妹分という立場に甘えてしまう自分がいて、このままじゃいけないなって思ったの。同じお店にいればどうしても金魚のふんみたいな感じなっちゃうし、そのことにも葛藤があった。親離れじゃないけどそんな感じ。違う場所で新しい挑戦をしたかった。そうしなきゃ多分、成長できないと思ったから。

奈々さんにその気持ちを伝えたら、「わかった。でもせめて自分の目の届くところにはいてほしい」って言われた。それで、奈々さんの志木時代からの友達、綾小路聖羅さんがいるお店で働くことになった。それが『DEEPS』。綾小路聖羅さんといえば当時の超人気キャバ嬢で、『DEEPS』の看板だった方だよ♥

椿そら歌舞伎町ジェントルマンズクラブのキャバ嬢

一から這い上がることを心に誓って『DEEPS』に入店!

自分の友達がかわいがっている後輩が同じお店に入ってきたら、誰だってできる限り良くしてあげようって思うものじゃない? なんとなくそれがわかっていたから、聖羅さんにはあらかじめ「甘やかさないでほしい」ってお願いしたんだ。「一から自分の力だけでお客さんをつかんでいきたいから、席に呼んでくれたり、自分のお客さんを紹介してくれたり、そういう特別待遇はいらないです」って。生意気だし何様だよって感じだけど、そのときは必死だったから。店のナンバー1の人から優遇されたら、ガツガツした気持ちを持ち続けるのがツラくなる。今、ひとりでがんばらなかったら、この先もずっとがんばれない。誰にも必要とされないキャバ嬢になっちゃうって。

「ひとりでがんばるんだ!」って言うのは簡単。そこから売れるまでの道のりは平坦じゃなかった。最初の頃は売り上げがない日もあったよ。なんでみんな、そんなに売り上げが出せるんだろうってボトルの下りてる卓がいつもまぶしかった。でも、当時の担当・青田さんがめちゃくちゃいい人で、いい人っていうか私にはすごく合っていて、何かと心の支えになってくれたんだよね。不安なときや自信を失いかけたとき、いつも的確に励ましてくれて、それが本当にありがたかった♥

椿そら歌舞伎町ジェントルマンズクラブのキャバ嬢

 1組で100万より、50組で100万の売り上げを目指す♥

入店して数カ月経った頃、思っていたよりも売り上げが伸びなくて、担当の青田さんに相談したことがあった。指名本数こそ増えてはいたけど、キャバクラはやっぱり売り上げ重視だから。テキトーにやっていて成績が上がらないならわかるけど、精一杯やってこの結果…。私なんてこの程度で、もうこれ以上どうにもならないんじゃないかって絶望的な気分だった。そんな私に青田さんが言ってくれたんだ。「いいんだよこれで。そらは間違ってないよ」って。「お客さんを持っていれば売り上げはついてくるから、気にせず今まで通りがんばりなよ」って。普通なら「もっとがんばらなきゃね」って言われる展開なのに…。青田さんのその一言で、スーッと気が楽になって心がイッキに軽くなった。

「2,000円のドリンク1杯でも10組だったら2万円上がるから、ちょっとだけ上げるつもりでやってみるといいよ」そんなアドバイスももらった。確かに、1組でドカンと売り上げを出すのは難しくても、2,000円、3,000円を積み上げていくことだったら私にもきっとできる。その日から、「お客さんをつかむ」、「いつもより1杯多くドリンクを頼む」そのことだけを考えるようになった。

もう1杯多くドリンクを頼むためには、「もっと飲もう♪」と思えるようにお客さんを楽しませなきゃいけない。そのためにその場その場で知恵をしぼるようになった。会話で盛り上げる、ゲームをする、いろんな方法がある。目標は“もう一杯のドリンク”だけど、だんだんとドリンク一杯以上のものが返ってくるようになって、売り上げも伸びていった。そのうちナンバーの中にも入れるようになって、最終的には看板をやらせてもらえるようにもなった♥

椿そらコラム画像

売れて天狗になっていた自分には、もう戻りたくない!

『ジェントルマンズクラブ』に移籍して、今3年目。入店してまず思ったのが、「どのコもみんな、なんて仕事意識が高いんだろう!」ってことだった。その印象は今も全く変わらない。キレイで細いのはまず当然として、優しくて感じがいいコが多いのもすごく印象的だった。これは私の推測だけど、仕事意識が高いコって、自分のやるべきことに集中しているぶん、いい意味で他人に関心がないのかも。人をねたんだりアラを探したり、そんなことしているヒマはない、みたいな♥ 誰かにチヤホヤされなくても、自分の価値を自分でちゃんとわかっているから、心にも余裕が持てる。そんな気がする。

キャバ嬢椿そらジェントル

『DEEPS』には6年いたけど、最後の時期の自分は今思い出しても嫌なヤツだった。名前が売れていくうちに、いつの間にか天狗になってワガママになっていたと思う。周りがチヤホヤしてくれるのを自分がえらくなったと錯覚して、そのうち信頼も失くして、人も離れていって…。大事なものをたくさん失ってから「このままじゃマズイ」ってやっと気づいた。あの頃の自分にはもう戻りたくない。ジェントルに入店するときも、ワガママな自分はもう捨てようと思って入ったんだよね。

これからは競争よりも共存。お店を盛り立てていくために存在したいし、必要とされる限りはキャバ嬢を続けていたい♥ 今年で30歳。もうここからは、“椿そらはどこまで働けるか”への挑戦かな♥ どこまでやれるかなって自分でも興味あるし(笑)。

 

椿そらさんの着用ドレスはこちら

超有名キャバクラ歌舞伎町ジェントルマンズクラブ勤務の人気キャバ嬢。キャバクラ媒体からの撮影以来や取材などでも活躍中。

身長160cm/週6勤務
歌舞伎町Gentleman'z club勤務

Today's Ranking

コラムTOP > コラム > 椿そら > 1杯のドリンクからナンバー1に昇りつめた“わらしべキャバ嬢物語”。