キャバ嬢時代には西日本インソーグループのレースでNo.1に輝いた実力者、京都は祇園の有名嬢『会員制ラウンジ45(よんごー)』の桜伊(さくらい)みやこさんがメゾンドボーテ初登場! キャバ歴5年を経てステージをラウンジに移し活躍するみやこさん。その夜の歩みと「夢や目標を設定することが働く原動力」というお仕事マインドについて語って頂きました♡
※インタビューは祇園卒業発表前に収録
京都の夜の街は木屋町と祇園の2カ所があって私がいるのは祇園のほう。木屋町も賑わってはいるんですけど客層的には若い人が多い街。料金設定も割と低めでカジュアルな街といった感じ。キャバクラやクラブが栄えているのは祇園で私もここに6年います。最初の5年はキャバクラで去年の夏からラウンジに転向しました。当初はお客さんが来られたときのみ出勤していたんですけど、今は週5でお店に出ています。
キャバクラは大学4年の21歳のときに始めました。インソーグループの『錵乃音(かのね)』っていうお店です。系列のお店3店舗くらい見たんですけど、『錵乃音』を見に行った時に、地区長と店長が両手を振りながら出迎えてくれたのが印象的で。最初は夜のお店は怖いイメージがあったんですけどアットホームな人の良さを感じられて、『錵乃音』に決めました。
夜は未経験だったのでまずは同伴から始めようと思って、最初の1、2カ月はフリーで会った人や指名をもらった人に「ご飯行きましょ!」って言いまくってました。そこから同伴予定がどんどん入るようになって、気づいたら出勤=同伴が自分の中のあたり前になっていました。今はラウンジなので同伴はそんなにしないけど、キャバクラ時代はスケジュール帳が同伴の予定で埋まっていくのが楽しくて快感でした♡
ヒマが嫌いなんです。予定詰めるのが好き。キャバクラのときはたくさん席がかぶって忙しくしてる感じも楽しかったですね。
『錵乃音』では割とすぐ売れたほうなんですけど、不動のナンバー1がいたのでなかなか1番にはなれなかったです。ずっと2番。やっとナンバー1とれたのは1年ぐらい経った頃。そこからはずっと私が1番でした。
当時はグループレースに燃えてましたね。西日本のインソーグループの女のコたちが同伴・指名・売上のポイントを競う『インソークイーン』というレースが年に3回あって、団体戦・個人戦両方でナンバー1になることを目標にしていたので。
個人戦で1位をとっても団体戦が2位とか、その逆とか、どちらも1位ってなかなか難しくて。ダブルで優勝できたのは3年目の年末のレース。ついにっていう感じでした(笑)。
完全制覇っていう目標を達成しちゃったんで次どうしようかなと考えていたとき、インソーで有名だった黒服さんがグループを離れて新店の代表になると聞いて、オープニングメンバーとして『CLUB FLARE(フレア)』に移籍しました。
その黒服さんとはお仕事をしたことはなかったんですけど、めちゃくちゃしごできで有名やったので一緒に働いてみたかったんです。キャバクラって黒服さんがどれだけ仕事ができるかによっても売上が変わってくるので。
マネージメントが上手くて、付け回しも完璧で、お客さんとの関係構築も上手。そういう話は一緒に働いた女のコたちから聞いていたので前から興味があったんですよね。その人がお店を出すっていったらついて来る女のコも多かったですし、私も自分から話をしに行きました。
実際一緒に働いてみてめちゃくちゃ働きやすかったです。席がかぶりまくったときでも、お客さんへのフォローはぬかりなし。その黒服さんがいれば、どんなに混んでいても怒る人を出さずに店が回ってました。
『フレア』には去年の夏まで2年在籍しました。最初の月から退店するまで同伴、指名、売上は全部ずっと1位♡ シャンパンタワーもこのお店で初めてしました。
今のお店『ラウンジ45(よんごー)』には去年の9月から在籍しています。なぜラウンジに転向したかといえば、単純に興味と新しい経験がしてみたいっていう好奇心です。ラウンジってなんなんやろうみたいな。キャバクラ5年やって大きいグループも個人店も経験したので、次は未経験のジャンルで頑張ってみたいなっていう気持ちで飛び込みました。
『錵乃音』から『フレア』へ移籍したときもそうでしたけど、どうやら私は目標を達成したり夢が叶ったりすると新しい何かを求めてしまうみたいで。このときもバースデーが終わったタイミングで、「夢やったタワーもできたことだし次は何をしようかな」って考えてたんですよね。
その時点で祇園には会員制ラウンジというものが『45』しかなくて、ずっと気にはなっていたんです。初めてできた東京スタイルのラウンジということで話題にもなっていたし、かわいいコがめっちゃ多いっていう評判もよく耳にしていたので。それで何回か飲みに行って、「ああ、いいお店やな」って興味がわいて、ちょっと働いてみようかなみたいな。
ラウンジで働いてみてキャバクラとは全然違うんやなってシンプルに思ったし、最初は慣れなくてかなり戸惑いました。自由すぎて(笑)。これまでずっとナンバーや記録にこだわって、1番っていうところをモチベに頑張ってきたから、ナンバーもノルマもない世界でどう目標を設定したらいいんやろうって。高い目標がないと私は頑張れないタイプなんだなって改めて気づきました。
今は、お店の人とも相談しながら個人的に毎月クリアすべき売上や目標を設定して頑張ってます。頑張りたいっていうコがいればその気持ちに寄り添ってサポートしてくれるお店なので。毎日の売上と順位を報告してもらってそれを日々頑張るためのモチベにしてる。そのへんキャバクラが抜けなくて(笑)。毎日1番でいるとか勝手にノルマを作って自分と戦ってます。
キャバクラ時代のように毎日同伴することはなくなったけど、同伴=来客数1になるので、お茶の日ができないようにラウンジでも同伴を組むことはあります。ただ、会員制で単価の高いお席が多いので、どちらかというとアフターが多少増えたかもしれないです。
お仕事をしていく上で大事にしているのは、「最後まで諦めない」ことと「夢や目標は口に出して周りの人に伝える」こと。インソークイーンになりたいとか、誕生日にタワーをしたいとか、周りに言ってるうちに自然と夢が叶ったっていう実感がすごくあるので。
口に出すことで頑張りたい気持ちが相手にも伝わるし、目標を口にすることで「これを達成するんだ!」って意識が強くなる。言ったからにはやらなあかんって状況になるから。夢や目標って口に出さんとただ思ってるだけやと実現できずに終わっちゃう気がします。
最後まで諦めないのも経験則です。インソークイーンのレースのとき、残り3日間くらいまで2位やったことがあって。現状1位のコがその月バースデーだったこともあって大差をつけられていたんですよ。
レースの最後の3日間はポイントがシークレットになるから、なおさら無理め感あるんですけど、でもどうしてもインソークイーンになりたくてお客さんには最後の最後まで「優勝したい!」って言いまくってました。とにかく最後まで全力で頑張ろうと思って。
結果、その3日間で追い抜くことができて1位になれた。「諦めんとってよかった!」っていう経験が、「最後まで諦めない」につながっています。達成できひんと思ったときでも、最後まで頑張ってみようでやってます。
キャバクラとラウンジ、両方経験してみてどちらも良さがあるなって思います。ラウンジの良さは比較的ゆったりしたペースで接客できることと、『45』は会員制なので安心して接客ができるっていうところですね。客層がめちゃくちゃ良いので。キャバクラは目標に向かって突っ走っている充実感がやっぱりいい。ドレスを着てヘアメして気分が切り替わるあの感じも好き。
『45』には一応週5で出てますが休もうと思えば自由に休める。キャバクラ時代は仕事100プライベート0の精神状態だったので、ラウンジに移って心と時間に余裕が持てて、仕事とプライベートを両立しやすくなりました。そういう働き方もいいなあって思ってたんですけど、最近はちょっとキャバクラも恋しい気分。そろそろ新たな目標も見つけたいし、新しい経験や挑戦もしてみたいですね♡
キャバクラとラウンジ、両方経験したからこそ見える世界ってあるのかもしれませんね。6月末で祇園を卒業したみやこさん。今後は上京も視野に入れているとか…!? どんな活躍を見せるのか今後も要チェックです♪
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