4年連続売上2億over×組数1600本over! ホスト界のスーパースター平良翔太さんのこれまでを『夜の偉人伝』として前後編でプレイバック! 代表時代の軌跡をたどった「前編」に続き、「後編」となる今回は、ホスト歴5年間のトリビアを17個ピックアップ。知ってて当然の基礎知識から知る人ぞ知る小ネタまでを総ざらい。
ファン必見のまとめ集として、あるいはもっと知りたい“平良翔太の参考書”としてお楽しみください♡
4年連続で売上2億over、組数1,600本overも尋常じゃないですけど、毎月1,300万超えを何十カ月も続けているところがもう…。そこは死守?
1,300万超えして4年以上経ちましたが、そこは目標ではなく最低ライン。もっと売ってる月も全然あるので。ただ、数字を出すことと継続は重視してます。誰もが認めるような結果を出してこそ従業員も僕の言葉に素直に耳を傾けてくれるし、走り続けているから人もついて来てくれる。お客様も「翔太くんがそこまでストイックにやってるんだったら私も頑張る」って推してくれていると思うから。
組数が超多いですけど、顧客数自体はどのくらいなんですか?
その月に来たお客様で考えたら1カ月70人はいますね。少なくとも60人は切ったことないんじゃないかな。いや、70切ってないですね。
普通はどのくらい?
大体売れっ子でも30人ちょっととか。多くて40人、50人とか?
翔太さんはお客さんが切れないとか?
ミスで切れることはないですけど、お客様の事情で来店頻度が下がるとかはありますし、歌舞伎町自体を卒業して行く方もいます。そこはゆるやかに入れ替わりつつ、年間で考えたら300人くらい。去年はそのぐらいの顧客数でした。
翔太さんのお誕生日は5月4日。今年もイベントは打たずバースデー月間?
そうですね。今年も月間でお祝いして頂きました。そのほうがみんな自分のタイミングで来れるしお祝いしてもらいやすいかなって。イベントでやったら終わった瞬間に「お祝いもういいっしょ」っていうモードになりそうな気もするし(笑)。
顧客数がめっちゃ多いので、バーイベやりますよーってなったら「え〜、イベント絶対混むやん」ってなると思うんですよ。ただでさえいつも混み合ってるのに、それ以上に混む日に行きたくないみたいなw
イベントだと店に入れない可能性もありそう。
それはシンプルにありそう。普段から5卓かぶり以下だった日は一度もないから。わざわざ人がいっぱい来る日に行かずとも…ってなりますよね。イベントやったら5時間勝負のところ月間やったら100時間以上あるので。
利益の話になっちゃいますけど、僕の場合、店的にも月間のほうがプラスかなと。僕きっかけで別な席でもシャンパン入ったりするし、月間でやってるほうが店舗への貢献度が高いかなと。
とはいえこんなに売れてて1度もバースデーイベントやったことがないって不思議感ありますね。
未遂はあります(笑)。ホストを始めた翌年、2019年にイベントの予定を立てたことはあるんですけど、タワーの予定も含めて2週間前にコケちゃって。
ボーテ初登場のときにも語られた「病まない僕も凹んだ」という事件!
それです! 気持ち立て直してバースデー月間に切り替えて、結果大成功でしたね。お客様みんながお祝いに来てくれましたし、日付が変わって誕生日になる瞬間に「タワーやってあげるよ」って急遽タワーをしてくれる姫が現れたり。お客様から愛情をたくさんもらってめっちゃハッピーな1カ月になったっていう。
思えばバースデーでタワーしたのはこの一度だけですね。これが最初で最後。そもそもタワー自体あんまりやってへんし。ホスト始めた年の昇格祭で3days×3基やったのが最初で、それ以降タワーしたのって3回もないのでは?
ところで翔太さんの現在の役職、「取締役会長」はどういったポジションなんですか?
代表の上って感じですかね。一般的に代表の上のポストといったらプロデューサーなんですけど、ランキングも入っている現役のプレイヤーがプロデューサーを名乗るのも何か違いますし、社長はもうおるし。じゃあ副社長かというと、「(功績が大きすぎて)翔太くんに“副”ってつけるの申し分けない」と。それで新たに“取締役会長”という役職をうちのボスが見つけてくれました。
このポスト業界初なんです。なんかすごい響きの役職ついちゃいましたけど、店のなかでやっていることは代表時代とそこまで変わらない。ただ、エルコレの顔としてエルコレブランド全体のために動くことが今後は増えていくだろうなっていう。
翔太さんがプレイヤーを続けるのは、何かこだわりや理由が?
なぜかといえば、「店の男の子たちに生のアドバイスができるように」それが大きいです。毎日接客していてもプレイヤーじゃなかったら、リアルな現場感は共有できないと思うので。
その時代、時代で感覚も流行りも変わっていくから。特に今って変化のスピードが早いので。1年前、2年前のやり方でももう古い。昔売れてた人のアドバイスってなかなか頭に入ってこないってあるじゃないですか。「同棲しとけばいいんだよ」とか。昔ながらの人はそういうこと言っちゃうんですけど、それを真に受けてたら今やっていけないですよね。感覚は常にアップデートしないと。
それと、「商品価値があるうちはプレイヤーやっといたほうがいい」もあります。他店のオーナー陣と話してても、「できるときまではやっといたほうがいいよ」とはよく言われるし。価値をつけてくださるお客様がいるうちはプレイヤーでいたいですね。
まあでも一番シンプルな理由としては楽しいからです(笑)。運営側の仕事って裏方だしマジで目に見えないんですよ。誰からも褒められない、ミスも許されない孤独な戦いなので。ホストとして接客している時間が余計に輝いて見えるというか。ほんとに楽しいんです。
前編でもちらりと話してましたが翔太さんって初回にも着くんですね。意外というかちょっとびっくり。
すべての初回に着くわけではないですけど。でも、早い時間は比較的着いてます。早い時間帯は初回の方が多いしキャストの人数もまだ揃い切ってなかったりするので、数合わせで入ったりすることもあります。僕、出勤早いので。
でも、みんなに言われますね。「なんで? 初回指名でええやん」って。確かにプレイヤー目線で考えたらそうなんですけど、経営者目線で考えたら僕が初回に着くのは正解かなと。僕の場合、自分のお客様を取りに行くわけではなく、店の看板としてお客様の初回の満足度を上げるために着いているので。
おもろかった・おもんなかったっていう店の評価って、SNSも含め口コミで拡散していくじゃないですか。僕が初回に着くことで良い評価につながる可能性が少しでもあるならそこは逃したくない。看板ホストや幹部クラスが着いてくれたら多少なり嬉しいと思うので。
そういう意図は周りも知っているんですか?
いや、特に何も言っていないので。わかる人はわかると思いますけど、若手の子とかは「なんであの人、まだ初回着いてるんだろう」とは思ってそう(笑)。
翔太さんが着いたら全部かっさらっちゃわないですか?
そんなことないですよ。確かに僕とKIDは送りが多いほうではありますけど、新規指名1位は別の役職者だったりしますし、未経験半年の子が指名1位になったり、入店間もない男の子たちが送り本数1位になったりしているんで。
でも、考え方としては、僕に限らず力を持っててお客様を満足させられるキャストが指名をもらって、お客様が喜んで帰られるほうが店的には絶対いいとは思ってます。その1人のお客様を逃すぐらいだったら。新人たちにとってはムズいとこですけど、店は練習の場ではなく仕事場なので。お客様にとっては新人もベテランも関係ないから。
翔太さんって何時に出勤してるんですか?
店は19時オープンなんですけど、撮影とかそういう予定がなければ19時半から20時くらいにはいますね。これは入店したころからずっと。店も休まないですね。入店してから今まで欠勤したことは一度もないです。
上の立場の人は遅くてもいいのでは?
だからこそ? 上の人間が早く来ることで従業員の意識が自然と高まるといいなっていう。幹部の中では誰よりも早く行くように心がけてます。現場にいたほうが相談や確認にもすぐ対応できるし、何かとスムーズなので。早く動いているほうが仕事の質も上がりますよね。
翔太さんがホストになった頃と今と、業界の変化は感じますか?
だいぶクリーン化されてきた。SNS やYouTubeでの集客が浸透して「アイドル営」が主流になって変わったなって思います。僕がホストになった5年前はまだ、世間的なイメージって「ホスト=ダサい」でしたから。それ考えたら激変!
それまでってホストクラブへ行くことにどこか恥ずかしさがあったと思うんですけど、それは完全に払拭されましたね。客層も幅広くなって大学生とか主婦同士で飲みに来たりとか、推し活的に来てくれる層が増えている。女性、男性問わず経営者さんとかも普通にホストクラブへ来るし。Leoもそうなんですけど、男性のお客様がよく来るお店って良い店ですよね。エンタメ性も接客力もどちらもレベルが高くなければ男性は来ないと思うので。
爆売れした元芸能人ホストっていうところで、翔太さんがホストのステータスを押し上げた功績は大きいですよね。
それまでも元芸能人の方はいたと思うんですけど、名前が売れている人っていなかったので。芸能界とホスト業界の敷居を低くできたっていう自負はあります。僕以降どんどん入って来るようになったから。芸能界に限らずいろんな業界から参入して来てるし、行き来が可能な職業になってる。それってすごく良いことだと思います。
翔太さんはホストのプロ意識も高めたのでは?「こんなイケメンがこんなに一生懸命やっている。一生懸命やるに値する仕事なんだ」みたいな。
そう思ってもらえていたら嬉しいですね。でも実際、業界全体で「ホストってこのぐらいプロフェッショナルな仕事なんだな」っていうふうにはなってきたとは思います。今ってもう適当でもなんとかなるみたいな雰囲気ではないから。
初期から「ホスト=エンターテイナー」という打ち出し方も一貫してますね。
自分のホスト哲学というか。接客はもちろん衣装や立ち居振る舞いすべてでお客様を楽しませるのがホストだと思っているので。「ホストはエンターテイナーたれ」が目指すべきところ。その金額に見合ったエンタメを提供できているのか、そこは常に自分に問いかけながら仕事しています。
偉業を成し遂げてきているから、大御所のイメージを抱きがちですけど、よく考えたら翔太さんってまだ28歳になったばっかりなんですよね。
わかりますww キャリア5年なんですけど、なんか10年くらいホストやってそう感ありますよね。実はまだ20代。まだまだ人に褒められたい年代です(笑)。
最後に、翔太さんが目指すお店作りについて教えてください。
ホストクラブって青春感がめちゃくちゃあるんですよ。売れるためにひたすら努力するとか、No.1を目指すとか。その夢を掴むために姫と一緒になって走り続ける充実感や達成感って青春そのもの。そして、その期間の短さもまた青春っぽいんです。長い人は長いですけど、やっぱり歌舞伎町で過ごす時間って3年、4年、せいぜい5年ぐらいだから。その中でどれだけ青春を与えられるか、思い出を作れるか。
そこを大事にしていきたいですし、そのなかで既存のお客様からどれだけ支持されるか、どれだけリピートされるかがその店の価値だと思っていて。通ってくれるお客様が、家かのようにくつろげるホーム感のある場所を作ることは僕の中のテーマの1つ。家にいるよりLeoにいるときのほうが楽しいし癒される。笑ってストレス発散ができる。そういう居場所を作っていきたいですね。
前後編でお届けした『平良翔太 夜の偉人伝』。トリビアだったらこの話もある、偉業はまだある、と思ったファンの方も多かったのでは? 語り尽くせないのがまたスーパースターたる所以。載せたいお話はまだまだありますが、それはまたいつか♡ 翔太さんがこれから新たに生み出す伝説、共に見届けていきましょう!
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