「中途半端に続けるなら辞めたほうがいい」と、週6ペースの21時出勤スタイルを貫く桜ゆみさん。メゾンドボーテ初登場ということで、キャバクラを始めたきっかけから今後の目標まで語っていただきました。「キャバクラの仕事は結果が数字で出るから楽しい」と語るゆみさんの情熱的な金言は必見です!
【桜ゆみさんプロフィール】
生年月日:7月11日生まれ/血液型:A型/身長:162cm/出身地:長野県/出勤:週6勤務 在籍:歌舞伎町ジェントルマンズクラブ
この世界に入ったのは5年くらい前、もう少し余裕のある生活がしたいと思ったことがきっかけです。当時はOLで1人暮らしをしていたんですけど、お給料があんまり良くなくて。地元、長野県にあるキャバクラで働きはじめました。身近にキャバクラでバイトしている友達がいたり、小悪魔agehaをずっと読んでいたこともあってどんな世界なのかある程度は分かっていたつもりだったんですけど…マンガやドラマのように上手くはいかないんだなって思うこともありました(笑)。
最初のお店に1年くらい在籍したあと、当時松本で1番流行っていたお店に移籍したんです。出勤初日に気合いを入れて行ったのは良かったんですけど、頑張りすぎてしまったのかドレスは派手だし初日からお客様をたくさん呼びすぎてしまって、めちゃめちゃ先輩たちから反感を買ってしまいました。「何あいつ、生意気!」みたいな。聞こえるところで悪口を言われたりしましたね。そんなことがあって初日から孤立してしまったので、待機場所に私の居場所がまったくなかったんですよ。だけど、お客様が来てくれれば私の居場所ができるじゃないですか? だから「もっとお客様に来てほしい!」と思うようになって、それが売り上げに繋がってだんだん結果が出てきたんです。結果が出せるようになってからはお店の先輩方も仲良くしてくれるようになりましたね。
松本のお店で働き始めたときは、お昼のお仕事を週6、夜は週2くらいのペースで働いていました。だけどお客様がどんどん増えてきて、キャバクラの出勤日数より同伴の約束のほうが上回ってしまったんです。そうすると必然的に出勤日数が増えるので、OLで週6働いてキャバクラにも週5~6出勤する生活になって…さすがに死にそうでした(笑)。ハードな兼業生活は1年くらい続きましたね。なんでそんなに無理してまでお昼のお仕事を続けていたかというと、履歴書の職歴部分に空欄を作るのがイヤだったから(笑)。でもある日、それを仲のいいお客様に話したら「昼の会社にいる理由がそんなことなら、書類上職歴があるだけで何の意味もない。」って言われて。その頃には、夜のお仕事1本でやっていける力がついたと思ったので、もうキャバだけでやっていこうって思いました。そう決めたからにはすぐにでも歌舞伎町へ行こうと思って、松本のお店に在籍しながら東京のお店へ見学、面接に行って、体入したお店は1つだけで、東京での家も決めてすぐに上京したんです。
東京のお店の事は全然分からないし、どこがいいかも判断できないので友達に紹介してもらったスカウトさんを経てセリュックスで働くことになりました。いくらシステムの話を聞いてもわからないから、働いてから良いか悪いか判断すればいいやって思って。でも結果的にセリュックスには2年くらいいました。働きやすい良いお店だったので、東京に来て最初のお店がここで良かったなって実感♡
ちなみに、上京してすぐに「頑張るぞ」っていう気持ちとお守り的な意味をこめてハリー・ウィンストンの時計を購入したんです。これを見るたびに上京したときの気持ちが甦るので「よし!」って気合いが入ります♡
松本のお店と歌舞伎町とのギャップは特に感じなかったんですけど、東京のお客様のほうが飲み慣れてるのか、すごく仕事がしやすかった印象があります。特に大変だったり苦労したこともなくて…でもそれは松本にいたときに、先輩方の反感を買ってしまってしばらく大変な思いをしたこととか、正直数々の苦難があって…それが大きいと思います。ツライことがあって「休みたい」って思っても、1度休んでしまうと逃げ道を覚えてしまう。だから死ぬほど行きたくない日も絶対出勤していたんです。そのときにメンタルが鍛えられたのか、今では何がツライとかあまり思わなくなっちゃいました(笑)。それに、OLをしていたときに一日中デスクにいなきゃいけないほうが苦痛でしたね(笑)。
セリュックスに入って最初の1年ぐらいは「頑張るぞ!」と思っていたんですが、だんだん頑張れなくなってきた自分がいたんです。このお仕事1本でやっていくと決めてから、週6出勤が自分の中のルールなのでそれは守っていたし、ありがたいことにお客様も安定していたので、がむしゃらに頑張らなくても良い順位をキープできるようになってしまって。だけどなんだか最初の頃より熱量が下がっちゃったんですよね…成績が落ちればもっと頑張れたと思うんですけど。なので、またちゃんと熱量を持って頑張りたいと思って、ジェントルマンズクラブへ移籍することにしました。なにごとも中途半端な気持ちでやるぐらいならやめたほうがいいと思っています。
地元にいたときはNo.1にすごくこだわっていたんですけど、東京に来てからはNo.1というより安定していることこそに価値があると思うようになりました。たとえば1位→8位→2位みたいに「1位の月もあるけど順位が安定しない」よりは、「必ずしも1位ではないけど常に上位にいる」ようにしよう!っていう気持ちで働いていました。…そう思っていたんですけど、セリュからジェントルに移籍したあと、「セリュで1番だったコだよね?」って言ってくださるお客様がいらっしゃって。そこで、初めて周りを意識することができたというか…今後の目標が出来たんです。お店で1番をとるのはもちろん嬉しいんですけど、1つのお店で1番をとれたからといって、そこで喜んでるだけじゃしょうがないなって。たとえば、えみりさんは圧倒的に認められてるじゃないですか。それはもっと先の先のお話ですけど…、私もお客様から「あのお店で1番だったコ」と認識してもらえるのなら、もっと頑張らないと!と思っています。お店の中だけで1番をとってもそこがゴールじゃない。歌舞伎町という街全体、キャバクラという業界全体から、そして業界の枠を超えて、「桜ゆみ」という存在を認めてもらえるようになりたいです♡
成績が良くても自分のモチベーションが下がったら心機一転、お店を移籍するほどアグレッシブなゆみさん。人の多い場所に慣れていないらしく、出勤後そのまま地元に帰って、夕方都内に戻って出勤する日もあるそう♡ そんなパワフルな出勤スタイルはぜひ見習いたいですね♪
接客術有名キャバ嬢紹介
『OVERTURE』桜ゆみ 隠キャ・人見知り・内向型でもキャバ嬢はできる!“養殖陽キャ”の擬態方法♡
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