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歌舞伎町ホスト新伝説「億の男」蓮士が語る”売上の壁”の超え方!!後編

億の男シンスユー蓮士ホスト

「億の男」として知られる歌舞伎町の生きる伝説・蓮士さんへのロングインタビュー!後編は「年間テーマ」の立て方や、「接客法」など、億超えの秘密に迫ります♡ テレビなどメディアへの露出を極力セーブしていることでも知られる蓮士さん。貴重なインタビューは超レア、必見です♡

1億超えの2年目は、負ける気がしない“ゾーン”に入っていた特別な時期すよね。そうなると3年目はプレッシャーを相当感じそうですが?

そうすね。3年目、どうしようってなりましたね。それで、2015年は『遊びながら1億行こうか』っていうふうにちょっとスタンスを変えたんですよ。それで実際すごく遊んだんですよ。海外行ったり、温泉行ったり、スノボ行ったり、ほぼほぼ全部従業員となんですけど。みんなといろんなところへ遊びに行って。で、上半期終わったときに、「あ、このペースじゃ1億いかねえな」と気づいて。前半遊び過ぎたなと思ってwww 「あれ?」っつって。下半期からがんばり初めました(笑)。

でも達成はした?

2年目が1億6,000万いったんで、それに比べたらまあ、気持ちは楽だったんですけど。おかげさまでなんだかんだ1億2000くらいまで行ったんですよ。

『遊びながら1億超え』もクリアしてしまいましたね。

この年は充実してましたねww でもそうなるとさらに4年目どうしようってなるわけですよ。しかも、4年目からは月間ナンバーは殿堂入りしたんですよ。もう月に5,000万出せるやつなんて中々ないだろうってことで。けど、年間ナンバーは入ってくれと会長に言われて。やっぱり年間のナンバーで1億超えてるヤツがいるって、グループとしてもいいことだから入ってくれと。

それって「今年も1億超えてね」ってことですよね?

そうなんですよ。それで4年目は「月間ナンバーには入らないけど1億超え」が大きな目標になりましたね。お客さんにとっては、自分の応援している人が〇位になるっていうのが楽しかったりもするじゃないですか。それがおれの場合はもうない。月間ナンバーが表示されないんで、お客さんにしてみるとそういう楽しさはもうないんですよ。

億の男シンスユー蓮士ホスト

月間ナンバーが出ないって、1億超えを狙う上ではかなりハンデですね。

そこはもちろんお客さんに説明はしました。月間は出ないけど年間は出るよっていう。さらにこの年は環境や立場も少し変わったんです。それまでは『シンスユー 本店』の代表という立場だったんですが、『シンスユー レジスタンス』という新しい店ができて、そこの代表取締役になったので。4年目の年間テーマは『社長になって1億円』にしました。

予想外の年間テーマが飛び出しますね。それもクリアして2017年は?

4年目に億超えしたときに、キリのいいのは5年だなと思ったんですよ。5年連続でクリアしてこの1億設定を終えたいなと。なので2017年のテーマは『キリがいいから1億円』ですね(笑)。今でこそ億超えプレーヤーは珍しい存在ではないですけど、5年連続で超えた人はまだいないので。聞いたなかでは2年連続とかなんで。5年連続は達成したいですね。

1億超えする接客というものが知りたいです。蓮士さんはどんな接客スタイルなんですか? やっぱり煽りまくるんですか?

全く逆です。煽って売上を上げる接客ではないですね。フレンドリーな感じです。初めて1億目指そうって決めたときに接客のスタイルも変えたんですよ。今までのやり方だと限界があるなと思って。それで“サブ担”を極めようって決めたんです。

サブ担?

“本担”っていうのが女のコにとって本命のホストで、“サブ担”っていうのは2番手、たまに行こうかなみたいなホストのことです。元々、自分はお客さんとも友達みたいな感覚で接するほうが好きだし、悩みを聞いたり相談に乗ったりっていうことが多かったんですよ。お客さんが別なお店に行くっていうのもおれは全然気にならない。そういう2番手的なポジションでもよかったんで、そこをもっと極めようと。

それは気軽に来てくれるお客さんの数を増やすみたいなことですか?

そうですね。本担に対してはお金を使わなきゃいけない使命感みたいなものって少なからずあると思うんですけど、そういうのはなくていいですよっていう。話を聞いて欲しいときに来るのでもいいし、ただ普通に楽しみたくて来るのでもいい。気が向いたときに気楽にきてくださいっていう。そういう場所があったらそれはそれで楽しいじゃないですか。それに、おれ自身にとってもよかったんですよ。ほんとに楽しめるから。煽ったりしてすごくお金を使わせたりしなくていいんで。でも、バースデーとか特別なときにはお金を使ってくれたりお祝いしてくれたりして、それはすごくありがたかったです。

億の男シンスユー蓮士ホスト

結果的に“サブ担”になってしまうことは想像できますけど、そこをあえて狙うっていうやり方はよくあるものなんですか?

極めようと思ってやっているホストはいなかったんじゃないかな。だからよかったんですかね。怒らないし気にしないから。普通は、お客さんがどっかの店に行ったら怒る人がほとんどだろうしそれがホストのセオリーではあると思うので。

このやり方でいけるってよく発見しましたね。

いや、そこは試してみて、自分自身いけるなと思ったんですよね。合ってるなと。そもそも自分のお客さんって長い人が多いんですよ。友達みたいなつき合いなので切れるってことがないんです。どこかに行ってしまっても何カ月後かにまた戻って来てくれたりするので。1人のお客さんを特別に大事にするよりも、全部のお客さんと仲良く楽しくやっていくほうが自分には合っていたんだと思います。1億いこうと決めた1年目のとき、毎月1,000万を売り上げながら指名本数も100組超えようって決めてやっていて、そういう目標設定の中で「サブ担を極めよう」っていうやり方が上手く回っていった部分もありますね。一石二鳥なんで。ただ、毎日5~10組くらいのお客さんを接客するので、卓数がかぶるっていう問題はありましたけど。そうなるとどうしても着く時間が短くなってしまうので。

そこはどうフォローしていたんですか?

席に着くときは全力で楽しませるっていうところでなんとか。満足して帰ってもらうことを常に意識してはいました。でもやっぱりヘルプで席についてくれる従業員たちに助けてもらっていたところがすごく大きいです。おれが席に着いていない間、一生懸命盛り上げてお客さんを楽しませてくれていたので。なので、みんながいたから1億いけたようなものなんですよ。おれ、人にはめちゃくちゃ恵まれているんです。お客さんもそうだし従業員もそうだし。

億の男シンスユー蓮士ホスト

謙虚なんですね。

いや、ほんとにそうなんですよ。でも、億を超えようと思ったら絶対に周りの助けは必要だと思います。仲間がいて周りの力がなきゃ無理だと思いますよ。

チームワークも大切なんですね。

そこは意識して大事にしていく部分ですよね。だから自分も従業員とたくさんコミュニケーションをとるようにしています。みんなで遊びに行くのもそうだし飯食いに行くのもそうだし。とはいえ自分が楽しくなかったらやらないんですけどね。楽しいからやっているんだと思います。仕事にしても人間関係にしても自分が楽しくなかったら、相手も楽しくはないだろうなと思うんですよ。楽しませようと思ったらまず自分が一番楽しまないと。だから楽しむってすごく大事なことなんじゃないかなって思ってます。

蓮士さんがお仕事の中で日頃から気をつけている自分ルールみたいなものはありますか?

些細なことでもいいですか? それだと「接客中に足は組まない」「ソファーに寄りかからない」ですね。ルールというかもう身に着いちゃっていることですが。

それはなぜですか?

なんでだろうか?(笑)。あたりまえになり過ぎていてあんまり考えたことがなかったです。なんですかね。足を組んだりソファーにどかっともたれたりするのって偉そうじゃないですか? お客さんがいてのおれらじゃないですか。お金も払ってもらっているのに何を調子乗って足組んでんだって思っちゃうタイプなんですよ。

ああ。でもホストの人は態度もオラオラしているのかと思いました。

(そういう演出という意味で)そっちもそっちで全然良いと思います。タイプだと思います。自分が接客されるんだったら偉そうな感じで接客されたら嫌だなっていうだけですけどね。

仕事のモチベーションを保つヒケツはあったりしますか?

それ、よく聞かれますw なんでしょうね、自分もモチベーションが下がるときは全然あるんですけど…。従業員と遊んだりして気分を変えることですかね。あとは漫画かな。漫画を読む。家にめっちゃ漫画があって漫画を読めばヤル気が出るんですよ。ジャンルは何でもいいんですけど、やっぱりがんばってる漫画がいいかな。たとえばスラムダンクを読んだとしたら、練習をめちゃくちゃがんばっているのを見て、「おれももっとがんばろう」とか(笑)。主人公が負けてもあきらめないとか、努力したりしている、そういう漫画を読むと「そうだよな」って。「おれもがんばろう!ってなるんですよ。

心がやわらかい。

単純なんすかね(笑)。『ONE PIECE』とか読んだら、「仲間をもっと大事にしよう」とかすぐ思っちゃう。

億の男シンスユー蓮士ホスト

ちなみに、いつも心にとめている『言葉』はありますか?

『感謝忘れず』ですね。感謝の気持ちはやっぱり常にあります。良いときもそうだし、自分が苦しいときにも思い出すようにしているし。初心と感謝、これはいつも心にあります。

長いスパンで考えたときの今後の目標や夢は?

ゆくゆくホスト以外のこともやっていきたいというのはありますね。従業員がホストを上がったときに次のステップになるような職場を作っておきたいっていう気持ちがすごくあるので。ホストをやっていて30過ぎて売れていなかったら不安になると思うんですよね。あんまりそっちは考えてほしくはないんですけど。でも、ホストを続けられる年齢にはどうしても限りはあるので、そのとき次の展開が何もなかったら不安じゃないですか。30歳すぎてゼロから昼の仕事ってなった選択肢は少なくなると思うので。

次のステップがあったら安心ですね。

ホストがダメでもこっちに行けばいいやっていう意味の安心ではないんですけど。でも、将来に不安しかなかったら“今”にも全力を出し切れないとも思うので。心おきなくホストに集中できるようにその後の選択肢を増やしておきたいというのもあるし、自分の店の従業員たちがやっぱり好きなので、せっかくならホストを上がったあとも一緒に仕事ができるような環境も考えたい。そのためにも、夜だけじゃなく昼の分野でも事業展開していきたいというのがありますね。

では最後にひとつ。蓮士さんにとってホストとはどういうものですか?

「絶対にやったほうがいい職業」だと思っています。自分のがんばりだけが評価されることって他には中々ないですし、自分をきたえる一番の方法だと思います。この世界、礼儀正しい人もめちゃくちゃ多いですし、ホストの世界を知っておくことは人間力を上げる上でもすごく意味があると思いますね。

 

歌舞伎町ホスト新伝説 蓮士さんのコラム前編はこちらから

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