「やる!」と決めたはいいものの、根気が続かなかったり面倒臭いに負けてしまったり…。とかく“ヤル気”は長持ちしないもの。そこで、仕事に対しても美に対してもストイックに自分を保ち続けている『ベネ東京 新宿』の小川青空さんにインタビュー! “こうありたい自分”でいるための秘訣を「仕事」や「美意識」といった5つの視点から探ります!
青空さんの出勤ペースは?
バースデーを基準にして変わるかも。6月が誕生日なんですけど基本は上半期に向けて徐々にモチベを高めていきながら、直近4ヶ月は出勤を増やしています。バースデー後は基本おやすみを頂いたりしますが、それもその時のモチベや状況で決めてます。大体下半期はゆるっと週2、3になる期間が1〜3ヶ月ほどあるって感じですね。
年を通してがんばる時期とおやすみの時期がある、大きい波があるタイプですね。
モチベ的にはバースデー?
ですね。4カ月前から準備に入ります。組数を増やすためにフリーに着き始めて、通常の2倍くらいまで増やす。それを4カ月続けていけば、少なからず半分まで減ることってないから。1.3〜1.4倍くらいのとこで安定できるかなっていう感覚。
あくまでその年の状況によるけど、ここ最近は組数重視にしてますね。たくさん組数ほしい!
週2、3のマイペース出勤の時期を挟むと気力をフル出勤に戻すの大変とかないんですか?
切り替えるときは切り替えます! モチベに関してはバースデーですけど、仕事のベースに関しては基本「自分がどうありたいか」が強いので。お店の人に対して「適当とは思われたくない」って気持ちも強いです。
たとえば、フル出勤だったのが、週2、3になると、「ヤル気がなくなってきてる」と思われるじゃないですか。それで、「このコもうダメかも、売れない」と思われるのは絶対イヤなんです。ペースを落としているときでも、「このコは今そういう時期なだけだから大丈夫」って信頼されていたいから、ヤル気を出すときは切り替えて結果を出します!
「売れないから、このコのために頑張るのやめよう」って思われたくない。どれだけ休んだとしても、このコには良いフリーつけてあげようとか、良いお客さん紹介してあげようって思ってもらえるような、そういうちゃんとしたコでいたいと思ってます。そのために頑張るっていう意識はありますね。
やるとなったらしっかり結果を出す。
それはすごく肝に命じてます。お店に「もうダメだこのコ」って思われて見放されたらダメになっちゃうから。そうならないように。キャバクラって黒服さんに嫌われたらやっていけないと思う。だからキャバ嬢をしている限り、やるとなったらしっかり結果を出す。そういう切り替えは意識しています。
青空さんは病むときや落ち込むことってあります?
いつもハッピーかって言われたら普通に病んだりするし、「無理」とか「やりたくない」とかありますよ。いつなんどきもハッピーかっていったらそうじゃないけど、とことん落ちるかっていったらそこまででもないかな。
「病んだ」とか「つらいわー」とか言いつつも実際はそうでもない。意外と平気なマインドで生きてる(笑)。
たくましいですね!
できなかったらできなかったでなんとかする。頑張って無理だったらなんとかなるって思ってます。これ、悪いマインドではないなって思う♡
そういうマインドを支える上で、すごく前向きになれる言葉もあるんですよ。
『ネオン・デーモン』っていう映画を元ネタに、Twitterの美容アカから流れてきたツイートなんですけど、「でも私は可愛い この可愛さで稼げる」っていう言葉があって。このフレーズは仕事の場面で私を支えてくれています!
仕事で何か嫌なことがあったとき、「ンッ?」ってなるけどその場では事を荒立てず、でも家に帰ってきてちょっとじわじわくるみたいなことあるじゃないですか? そういうときに、「でも私は可愛い この可愛さで稼げる」そう思うと、「いっか」って思える。そう思える私でいるために自分磨き頑張ろうって気持ちを切り替えられる。これは良い言葉を見つけたなって思ってます♡
美意識が低くなったとき、ダラけたくなったときってどうしてます?
「なんかちょっとダメな感じになってる」と思ったらすぐ運動するか、半身浴しちゃう! そのときできることをすぐやります。そうすると気持ち切り替えられるから。
5分が大事だと思ってる。1分から5分。そこで行動できるかできないかでだいぶ変わる気がします。携帯ダラダラ見てるとか、もやもやしながら5分過ごしてる間に、筋トレ5分でもマッサージ5分でもできる。しかも別に難しいことじゃない♡
ヤル気なくぼんやりしてる間に、その5分でまつげ美容液塗るとかでもいいじゃないですか。そんな感じで考えてます。悩むんだったらせめて悩みながら脚パカしようとか(笑)。
家にルームランナーを置いてるんですけど、それでランニングしながらスマホにストックしている美意識の上がる画像を見るっていうのは割と私の定番パターン。
かわいい人の画像とか?
そうそう、女のコあるある。素敵な体型だなと思った人の画像とか、いいなって思った情報、ダイエットのこととか、言葉とか、全部スクショして残してフォルダ分けしてるんです。
ちょっとヤル気が出ないときや、ごはん少し多めに食べちゃったなってときは、そのフォルダを見返して、「ちゃんとまた頑張ろう」ってモチベーション上げてます。中華系の美人が好きなので、そういう人のインスタをひたすら見たりとか。基本目から情報を入れて気持ちを高めてる♡
“似合う”を探すのもモチベアップになりますよね。そのためにパーソナルカラー診断を受けておくのも悪くない。自分に合わせやすい色を把握しておくと、垢抜けるからおしゃれが楽しくなる。
カラー診断をした結果、「私はブルベ冬だからこの色は似合わない」っていう考え方じゃなくて、たとえば黄色でもパステルイエローからマスタードまで幅はあるから、似合わないと思っていた色の中にも似合う色が見つかるっていう意味で役に立つなって思います。
青空さんといえばダイエットのプロ! もはやくじけるとかいうレベルじゃなさそう。
ダイエットはとりあえず一生のテーマですよね。人より太りやすいからこそ自分は人より努力しなきゃいけないってわかっているので。
ただ、年がら年中頑張っているわけじゃないです。長期休暇のときや年末年始のお休みのときはダイエットもお休み。細かいことは気にせず好きなものを食べて自由に過ごしてます。休んだことで生じたいろんな不具合は後から調整! 「さあ、仕事するぞ」となったらダイエットも頑張り始めるし、ダイエットを頑張り始めると仕事も頑張ろうってなる。そこは連動してます♡
そういうメリハリがあるのもヤル気が途切れない秘訣?
ですね。それプラス、今の自分の体と向き合って体に合うダイエットにバージョンアップしていくっていう進化も大事かな。それで今年に入ってからダイエット方法を変えました。
体型診断をした結果、ウェーブ体型でむくみ体質、太ももが太くなりやすい体型だということがわかったので。筋トレ中心のダイエットから筋肉をほぐすことメインにシフトしました。
青空さんといえば筋トレの鬼! その時代は終わった?
今も筋トレはしてますけど、パーソナルトレーニングを週1に減らして、宅トレを腹筋とお尻、内ももとパーツに絞りました。逆に増やしたのが筋膜リリースとストレッチ。これで脚とお腹の筋肉をほぐして、半身浴で毎日しっかりむくみを解消してます。反り腰ストレッチも始めました。反り腰を直すと太ももが落ちやすくなるので。
むくみやすい人の場合、むくみで1〜1.5kgくらい変わるんですよ。むくみを落としてから筋トレを多少すると見え方が全然違ってくる。見た目を重視してボディメイクしてます。
ところで青空さんは食欲に負けそうになったりします?
食べたいな〜っていうときはありますよ。でも、我慢すべき場面で「食べちゃえ」で食べてしまった場合、余分に食べた物の糖質や脂質を後から運動や食事制限でナシにするって超大変なんです。「5分で食べた物を5日間で減らさなきゃいけない」そう考えたらそのとき我慢したほうが利口かな。それを食べなかったら同じ頑張りをしたときもっと減らせる。帳尻合わせる5日間にするのか、もっとキレイになれる5日間にするのか。そういう考え方をしてます♡
青空さんって嫌なことがあっても淡々と合理的に処理していきそうなイメージ。
そうですか?(笑) でも、嫌だと思ったらすぐにその場から離れたり、その人から離れたりっていうのはありますね。距離を置いちゃう。そういうふうにするかな。「嫌だ」と伝えるかどうかは今後も関わるか関わらないかにもよりますけど。
関わる場合は?
そういうときはハッキリ言います。何が嫌か、どう直して欲しいか。黒服さんとの関係とかそうですよね。今後も一緒に仕事をしていく間柄だからこそ不都合を感じたらその都度話し合って双方の落とし所を見つけなきゃいけない。でも、基本的には嫌なことはなるべく避けるかも。スッと避けたい。
そういえば青空さん、マンションの改修工事で騒音がひどかったときホテル暮らししてましたもんね。それも不快を避ける行動?
そうそうそう。我慢しない(笑)。大人だから多少我慢しなきゃいけないことはあると思うんですけど、回避できることだったらなるべく避ける。嫌だなと思ったことや、自分が違和感を感じたことに対してその感情を無視しないようにしてます。それって大事なサインだと思うので。
楽しいとか好きっていうハッピーな感情と同じように、嫌だな不快だなっていう感情も流さず受け止めてその上でどういうスタンスで向き合うか方針を決めるようにしてます。避けるのか向き合うのか。
人間関係のちょっとしたもやもやだったら親友にすぐ話すとかはします。「聞いて!」って電話する。話すことによって気持ちが楽になってスッキリするし意外とそこで終わる。そのあと引きずらない。問題自体は解決しないですけど、話すことで自分が何をどう感じて何が嫌だったのかってことが整理されるから、同じようなことがあったときどうするか、その人とどういうスタンスで付き合っていくか、そういう方針も立てられますよね。
嫌な気持ちを無視しないって、自分らしくしなやかに生きていくために意外と大事なことなんじゃないかなって思います♡
いつもキレイで仕事もできる青空さんですが、24時間365日、ヤル気が続いているわけではないというのはちょっと安心材料。元気を出したいときに思い浮かべる「でも私は可愛い この可愛さで稼げる」この言葉も良いですよね♡
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