ナンバーを上がり週3出勤になっても売上に変化ナシ! グループの歴代売上記録も持つ『ベネ東京 新宿』の看板嬢・九条さとみさん。マイペース出勤の今も安定して売れ続ける秘訣とは!? さとみさんが大事にしているお仕事ルールを「掟」としてピックアップ♪ ブランディングから身だしなみまで6つのジャンルでお届けします。売れっ子になれるヒントがここにあるかも♡
さとみさんの定番シャンパンといえば変わらずサロン?
そうそう“さとみのS はサロンのS”(笑)。高額なシャンパンならサロンで、ちょっと価格を下げたいときや最後にもう1本みたいなときはアルマンドゴールド。この2本が定番です。
こういう定番を作っておくと「何飲みたい?」って聞かれたときスマートですよね。少々お高くても「私といったらこれだから♡」って躊躇なく言える。言うだけタダだし(笑)。「それは無理だよ〜」って言われたとしても、「じゃあ、これで」ってちょっといいシャンパンが入りやすくなるし。
定番が浸透していけばイベントとか節目節目でそのシャンパンが入りやすくなるのもメリット。普段はおろさない人でも、今日は特別な日だからって入れてくれることは多いので。
思えばいつからサロンが定番なんですか?
そういえばいつからだろう(笑)。そもそも私が売れたのってお客さんがブランディングしてくれた部分がすごく大きいんですよ。新宿ベネのオープンで六本木から移ってきた頃に、「新宿ベネとさとみちゃんを有名にしよう!」ってお客さんが頑張ってくれて。それでアルマンドとかわかりやすく映えるシャンパンを一撃○本とかで入れてくれて、「インスタにあげなあげな」みたいな。
それを見た他のお客さんたちも「さとみちゃんすごいね! 売れてるね!」って、同じようなことをしてくれたり。そうやって「このコには良いシャンパン入れなきゃいけない」っていうイメージを作ってもらったおかげで、最初から使うつもりで指名してくれる新規の方も増えましたよね。
サロンが定番になったのも多分その頃。何飲むってなったときに半分冗談で「さとみのSはサロンのSだからサロンかな♡」とか言ってたら結構おりて、それをまたストーリーにあげたりしているうちに定着しました。
さとみさんの持ちネタ、『ヴーヴはブッブー』もこの時期に誕生?
そうかもしれないww あれ、ほんとにウケがいいんですよ。お客さんのほうもあえて「じゃあヴーヴで」って言ったりして、『ヴーヴはブッブー』って返すのがお約束みたいな。場が和みます(笑)。
いつにもまして高額を使ってもらいたいときってどうしてます?
私は結構ストレートに言いますよ。隠さずに。今月売上あとこのぐらい足りないとか、今月イベントだからとか。前にもコラムで話しましたけど、ある程度の高額を使ってもらいたいときは同伴の段階で話しておくことが多いです。じゃあ何にどのくらい使うか、お客さんのほうでも考える時間は必要だと思うので。
算段する時間があったほうが“自分が納得して使った”感ありそうじゃないですか? 盛り上がってるならまだしも、その場でいきなり高額ボトルをおねだりされたら“使わせられた”っていう印象が強くなっちゃう気がします。かといって何日も前から願いしておくものでもないので同伴のタイミングが自分的にはマストですね♡
さとみさんはフリーには着きますか?
フリーは付け回しの人が「熱いな」と思った席に着けてくれる感じですね。お酒の入り方や服装、飲み方とかを見て。界隈で有名なお客さんだったらナンバー順に着けていったりとかもあるので。あとは自分がパッと見て、あのお客さん得意そうだなと思ったら「あの席着けて」って言ったりすることもあります。
着いた席はほぼ指名つながる?
全部引けるわけじゃないですよ。この人いけるなって思ったらグイグイ行きますけど、この人私とはちょっと合わないなと思ったら連絡先交換しないです。やっぱりわかるんですよね。この人指名してくれそうとか興味あるなとか、この人は違うコのほうが合うとか。
お酒飲むコが好きとかワイワイ飲みたい感じの人だったら合わないかな。テキーラ飲んでるって聞いたら、「私は楽しませられないかも」って思います。そういうことを会話の中でいろいろ探って、違うなって思ったら付け回しの人に「あのコのほうが合うと思う」って伝えますね。それでそのコを着けてもらったら場内が入ったり指名になったりするから、あながち私の推測は外れてはいない。付け回しの才能あるかも♡
はじめましての人だったら、その方の服装とか持ち物とか見た目を褒めるようにしてます。媚びを売るっていうより会話のキッカケ掴むために。お洋服が全身ブランドものだったら、「このブランド好きなんですよ。それ新作ですよね?」とか。それで「この服滅多に手に入らないんだよ」ってバーっと話が弾んだりして「あ、波に乗った♡」みたいな。
知らないブランドだったとしても、「そのジャケット素敵ですね。どこのブランドですか?」とか聞いたらそこから盛り上がる。「お店どこにあるんですか?」とか、どんどん深掘りしていける。
ただし、若く見えないのに「若いですね」とか、変な服だと思ってるのに「似合ってますね」とか心にもないことは言わないです。本当に思ったところを言いますね。服装じゃなくても、飲み方がキレイだなと思ったらそこを伝えるとか。そういうところから話題って提供できる気がします。
はじめましての人は情報が少ないので主に見た目を褒めますけど、指名のお客さんだったらその人の内面的な長所を何度でも伝えますし、見た目に関しては変化とかを見逃さず褒めますね。ちゃんとあなたのこと見てますよ、理解してますよアピール♡
接客中のマイルールはあったりしますか?
「とにかく明るく話す♡」これに尽きます。いきなり隣に来てボソボソしゃべられたら、ちょっとねえ。お客さんも楽しみに来ていると思うので。ネガティブなことは言わないですしニコニコハキハキしてます。あと無駄に笑ってる。「とにかく明るいさとみです」っていうセルフイメージ(笑)。
仮に気まずいいじられ方したとしたら?
お客さんに嫌なこと言われたりすることもないんですけどね。いじってきた相手が指名の客さんだったら肩をグーパンチします。「もう!」って感じで軽く猫パンチ。とりあえず何か言われたら言い返しちゃうかな。フリーの人だったら面白く言い返す。
近頃は、フリーで着いた人とかに年齢のことをたま〜に言われたりすることもあって。「いくつ?」って聞かれて、「26」って答えて、「意外にいってるんだね〜」っていう展開とかあるんですよ(笑)。そういうときも「えっ、でもお兄さんのほうが結構いってますよ♡」とか「私が結構いってるんだとしたら、お兄さん化石になっちゃうよ」とかって言い返してます。そしたら「気が強いね」って言われて場内もらっちゃうみたいなww
切り返しが上手いんですね。
ケロッと言い返して笑いに変えるみたいな。真に受けてシーンとしたら場がシラけちゃうから。面白く言い返す。面白いかどうかはわかんないけど(笑)。「そうですかねえ」って答えてシーンとしちゃってる場面とか見ると、ケロッと言い返すほうがいいなって思いますね。
アフターの頻度は?
アフターは多くて月1、2回ですね。滅多に行かないのでほぼ誘われないです。「どうせ直帰でしょ」って言われて「そうだよ〜」って答えるみたいな。
でも絶対行かないわけでもない。行くときは付き合いの長い指名のお客さんで、そのとき使ってくれた金額や席に着けた時間とかで決めてます。全然席に着けなくて申し訳なかったときとかに、「このあとどっか行くの?」って自分から聞いたりします。アフターフォロー。滅多に行かないからこそそこに価値を感じてもらえるかなっていう。
スペシャル感ありますね。ちなみにどんなアフターをしてるんですか?
お店の系列のバーへ行ったり、お客さん行きつけのアフターバーに行ったり。あと最近だとシーシャバーへ言ったりとかかな。お酒が飲めないのでアフター行ってもオレンジジュースとか飲んでます。
でも、昔からワイワイ飲む感じじゃないですね。ペールでシャンパン飲むみたいな飲み系のサパーとかには行かないです。そしてほどよいところで切り上げて帰ります。長くいすぎると相手も「もうお腹いっぱい」ってなっちゃいますからね♡
身だしなみで気をつけていることは?
ドレスにはお金をかけますね。ペラペラのドレスを着てると安く見えるし、ひと昔前のドレスを着てると野暮ったく見えちゃう。あとサイズ感も大事。丈はちょうどよくても背中がブカブカとかよくあるので。それだとカッコ悪く見える。『ドレスは買ったら直す』これが一番大事かもしれない。それと、お店で私服を着るときにはハイブランドのワンピを着ます。自分の気持ちを高めるためにも“衣装”にはお金をかけてます。
それと歩き方にも気を配ってます。歩いてるだけで「あのコ指名して」とかあるんですよ。それこそモデルウォークじゃないけど、フロアを移動するときは「私を見て」みたいな気持ちで上品に颯爽と歩きます。
歩き方のポイントってあります?
背筋を伸ばして足が体を運んでいくイメージでスッスッと。でも、キレイに歩けるかどうかは自分に合う靴を選べるかどうかだと思います。
カツカツ足音が大きかったり、ガチャガチャ歩いてるコってすっごい高いヒールを履いているんですよね。15cmとかの。背を高くスタイルを良く見せるために高いヒールを履きたい気持ちもわかるんですけど、高すぎるとどうしてもパカパカしちゃう。姿勢も前かがみになったり歩き方も膝が前に出たりして上品には見えないので。
さとみさんの店靴の定番は?
ヒール8〜9cmのルブタンです。これが一番歩きやすいし脚もキレイに見える気がします。ルブタンのピンクと黒の2足をロッカーに入れてます。
マイルールとはちょっと違いますけど、売れるためには「健康でいること」が実は一番大事なんじゃないかなって思ってます。どの仕事でもそうだとは思いますけど、良い仕事をするためには心も体も元気じゃないと。不健康な生活をしていると見た目のコンディションにも響きますよね。
言われてみれば売れ続けているキャバ嬢さんは健康でタフな方が多いかも。
そう、みんな丈夫! でも私、昔は体の調子を崩しやすかったんですよ。それがいきなり強くなった(笑)。気を張っているうちに丈夫になったのかな。それこそ、ナンバーに入っていたときは、1組でも逃したくないっていう気持ちがあってフル出勤していたので。それで慣れたのかな? 家を出るときに「今日はなんかちょっと体調よくないな」と思っても、お店に行って着替えたら平気になったりするんですよ。
健康を保つ秘訣は?
寝る! “ちゃんと寝る”です。フル出勤の頃は10〜12時間くらい寝てましたw ノンストップですやすやと。そこまで寝る必要ないと思いますけど、でも睡眠は毎日ちゃんと確保したほうが元気に接客できますよね。しっかり寝てるとお肌もツヤツヤになるし♡
さとみさんの売れ続けるためのマイルールいかがだったでしょうか。“指名につながる靴の選び方”はぜひ参考にしてみたいところ。ルールではないものの“健康第一”という考え方もなるほど納得。美肌のためにも早寝しなくちゃですね♪
<RECOMMEND>
こちらの記事もおすすめです。
メンタル・人間関係有名キャバ嬢紹介
六本木『club RIO』九条さとみ のハッピーマインドの作り方♡
六本木『club RIO』九条さとみ のハッピーマインドの作り方♡