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『ジェントルマンズクラブ』KIKO 売上ゼロから始まったジェントルヒストリー!

昨年のバースデーイベント2daysが大盛況♥ ジェントルマンズクラブの人気者KIKOさんがメゾンドボーテ初登場! 地元・埼玉のキャバクラから池袋を経て、ジェントルに二度チャレンジしたキャバ嬢ヒストリーを語ります。

 

初めてのジェントルは売上ゼロだった!

ジェントルマンズクラブでキャバ嬢をしているKIKOです。ジェントルは出戻りで、1年半くらい辞めている期間があるから歴はトータルで3年くらい。ジェントルの前は地元の埼玉とか、埼玉から近い池袋とかでテキトーに働いてました。東武東上線的なw

最初にジェントルに入ったのは19歳のとき。友達に「歌舞伎町のジェントルってとこに入ってみれば?」って言われてその気になって軽い気持ちで入店。でも、そのときはびっくりするくらい売れなかったww 地元や池袋ではなんにもしなくても普通に売れたから、キャバ嬢余裕だなって思ってたけどジェントルは全然レベルが違った。当時は一ノ瀬恋さんや優月美羽さん、一条マリカちゃんとかがいた頃。キャスト全員が最強みたいな時代でこんなすごい店にいるんだって圧倒された。

売上ゼロでヘルプ周りばっかりやってたけど、それでも1年くらいは続けたかな。自分の何がダメなのかもわかんないくらいダメダメだったし、そういうこと聞けるような環境でもなかった。たださすがに1年やってもちっとも売れないってことは無理じゃない? 心折れて逃げた。これ以上ここにいても傷を深くするばっかりだから。とにかく一旦退却みたいな。

それで、ゼロからキャバクラ勉強し直そうと思って池袋のお店に入店。とにかく歌舞伎町から離れたかった。このまま歌舞伎町にいたらどんどん自信がなくなって再起不能になりそうだったから。

ジェントルマンズクラブ KIKO 売上ゼロから始まったジェントルヒストリー!昨年のバースデーでは売上4桁超え!

 

リベンジを誓いキャバ嬢の基本から修行!

ジェントルの次に働いたのは池袋の中でも流行っているお店で、歌舞伎町の売れてるキャバ嬢さんくらい売上持ってるコも多かった。そこでお姉さんたちから仕事のやり方を1コ1コ教わって再スタート。「次、ジェントルに戻ったときは、前みたいにはならない。ちゃんと売上作って見返してやるんだ!」それがその頃の目標。

ジェントルは逃げ出したけど、でも絶対戻るって決めてた。嫌なこといっぱいあったけど、それは全部売れてなかったから。必要な人間じゃないから守ってもらえないんだってこともわかってたけど、バカにされたまま終わるのは悔しい。絶対リベンジしてやろうって。

池袋の店では本当に初歩の初歩みたいなところから教えてもらったと思う。お客さんのタイプに応じたトーク、盛り上げ方、空気の読み方。痛客にはどう対応したらいいかとか。ひとつひとつを教えてもらって、それをめっちゃノートに書いて読み返して復習して…。勉強できないから書かなきゃ覚えられない。お客さんの特徴も書いて記憶してた。今思えばあんなに丁寧に教えてくれること自体めちゃくちゃ親切だったよなあって思う。

仕事のやり方を教わって実践してみて、上手くいったりいかなかったりしながら、だんだん自分のやり方を覚えていって、実力でお客さん掴めるようになってきてからは、キャバクラ楽しいなって思えるようになった。

仕事のやり方ってものがだんだんわかってきてからは、自分が売れなかった理由もわかるようになってきた。新規のお客さんに着いても、みんなと同じようなことしか言わなかったり。同じようなことばっかり聞いちゃったり、連絡先交換しなかったりしてたし。

今思えば見た目も子供っぽくて垢抜けなかったし、ドレスもいいもの全然着てなかった。アフターもそこまで行かなくて、地元のキャバクラ時代のままやってたんだなって思う。

ジェントルマンズクラブ KIKO 売上ゼロから始まったジェントルヒストリー!KIKOさんの癒しは愛犬ペヤング♥

 

キャバ嬢は数字がそのまま自分の価値になる

半年くらいキャバ嬢の基本を学び直して、「こうやればいいのか」をつかんだあと、彼氏ができてキャバクラはちょっとお休み。お休みしてたけどいずれジェントルに戻るっていう気持ちはずっと持ってた。1年くらい休んだのかな。そろそろ戻ろうと思って彼氏とは別れてキャバ嬢復帰。彼氏がいたら全力でキャバできないなと思って。ちなみにその人とは別れたけど今も良い関係。お客さんとして店にも来てくれてる。

歌舞伎町に戻ってからは、まずは感覚を取り戻そうと思ってレヴューで1、2カ月働いた。そのときにぽんぽんと売上出せたから、あ、意外といけるみたいな。それでお店辞めた次の日にジェントル入店。

レヴューとジェントルって隣り合っているから、店の外に立ってるボーイさんに「店やめるから働きたい」って言って、半ば立ち話で決まったようなものなんだけど。面接では「このぐらいの売上を絶対立てるから」って条件提示して交渉。「じゃあ、いいんじゃない?」みたいな流れ。

でも、ジェントルからしたら、“売上のないKIKOちゃんを雇うリスク”はあったと思う。私が売上いくらあるって言ったとしても信用はしてなかっただろうし。だから、私が初月からちゃんと売上立てたときは「おっ」と思ったと思う。19歳の頃とは違って扱いも格段に良くなったし。やっぱり、キャバ嬢は売上立ててなんぼ。自分を守るためにも売上っていう数字は絶対的に必要だし、数字がそのまま価値になるんだなって実感した。

 

隠れお金持ちセンサーがあるんです♥

二度目のジェントルは、昔の私が嘘だったみたいに上手くいった。ただ、私の目標とか野望って「ちゃんと売上立てられるんだぞ!」ってところを見せられたらそれで十分だったから、出勤はマイペースに週1〜3くらい。しかも好きなときに出勤してる。なんならジェントル一、テキトーなキャバ嬢だと思うww

ボーイさんにもめっちゃ言われる。新人の女のコに紹介されるときも、「このコは見習わないでね。別枠だから」って言われる。自由すぎてww

一応出勤予定のシフトは組まなきゃいけないみたいだけど、私の場合はその日、その日、自分で調整。勝手に行ったりすることもある。「やっほー」みたいな。「ヒマだから今から行っていい?」って聞いたり。

あまりにも行かないと「KIKOちゃん、次いつ来るの?」って連絡は来るけど、もはやあんまり聞かれもしない。出勤するときは売上出すつもりで一気にお客さん呼ぶから、店には迷惑かけてない。それでいいかなって勝手に思ってる♥

お客さんもわかってる。「今日どうせいないでしょ」みたいな。行くときお知らせすれば来てくれる人もいるからそこまで困らない。女の子たちが「レアキャラだよ」とか言ってくれるから、それで興味持ってくれるお客さんも多いし、指名なくなったなと思ったら1週間くらいババッと出ればフリーバックもある。

自分に合ってる人、指名とれる人はパッと見てわかる。お金持ちセンサーみたいなのがあって、それは売れてるキャバ嬢さんを指名しているお金持ちじゃなくて、売れてるキャバ嬢さんを指名しない、隠れお金持ちセンサーみたいなもの♥

ジェントルマンズクラブ KIKO 売上ゼロから始まったジェントルヒストリー!マイペース出勤のほうが平常心でいられる♥

 

去年のバースデーイベントで成長を実感!

自由に出勤してるのはストレスをためたくないからっていうのもある。毎日出勤してると不安になっちゃう。「毎日出てるのにこれしか売上ない」って思っちゃうから。「これしか」と言っても出勤増やせば今より全然売上立てられるのはわかってるけど、同時に自分の中でハードルが上がっちゃう。だから逆に自由に出勤してある程度の売上出して…のほうが、自分のメンタルが平和だし攻めの姿勢でいられる。

バースデーイベントを打ったのこれまでに2回。興味なかったけど、担当から「イベントはやることに意味がある」って説得されて。最初のバースデーはそこまで売上を出したわけでもなくそつなくこなしただけ。ちゃんとやろうと思ったのは去年、24歳のバースデーイベント。これは全力で取り組んだ。23歳のバースデーが終わってから2カ月後くらいに、担当から「ちゃんとやったほうがいい。毎日やってたらそれが結果につながるから」と言われて。なんでか不思議なんだけどヤル気に火がついたの。

それから10カ月、組数を作るために週4〜5出勤。テキトー出勤がデフォルトな私にしては異例の頑張りを見せたと思うw その甲斐あって集客は予想以上だった。24歳のバースデーは当初1day予定だったけど、予約だけで1日じゃ入りきれないことが判明して前々日くらいに急遽2日間に延長。売上4桁超えて大盛況だった。

ジェントルマンズクラブ KIKO 売上ゼロから始まったジェントルヒストリー!昨年、24歳のバースデーは予想を上回る大盛況ぶり♥

今年はバースデーやるのかな。そのへん何も決めてない。コロナのご時世でもあるし。でも、去年の自分を超えたいって目標もあるから、どうなっていくかひとまず様子見かな♪

 

自由なスタイルでキャバ嬢をしているKIKOさん。一度は逃げ出したジェントルにリベンジを誓う根性がリスペクト! 今後のKIKOさんの動向に注目です♥

長く在籍した歌舞伎町の老舗店『Gentleman’z Club(ジェントルマンズクラブ)』を2022年3月で卒業後、六本木の新店『FABRIC LOUNGE SEVEN』へオープニングキャストとして移籍。初月にナンバー1となり話題に。2024年に六本木『ジャングル セカンド』に移籍。

美しいヴィジュアルにおしゃれなファッションやライフスタイルが女性からの支持も厚く、自身の水着ブランド「ELEGANCIA」のほかフラワーデコレーション「花匠集団」にも関わる。

在籍:六本木『ジャングル セカンド』
生年月日:1996年10月17日
身長:163cm
星座:てんびん座
出身地:埼玉県


【来歴】

埼玉・池袋のキャバクラを経て、19歳で歌舞伎町『Gentleman’z Club(ジェントルマンズクラブ)』に入店。1年ほど勤務するも売上に伸び悩み、池袋のキャバクラに移籍。ジェントルで再起することを目標に、お客さんのタイプに応じたトーク、盛り上げ方、空気の読み方などをゼロから勉強。その後、歌舞伎町『revju(レヴュー)』に移籍し、1~2ヵ月で売上がついたことをきっかけにすぐにジェントルに入店。マイペース出勤ながら人気キャストの仲間入りを果たした。


【pickup interview】

Q.ジェントルを一度辞めた時から、出戻りを決めていたの?

A.ジェントルは逃げ出したけど、でも絶対戻るって決めてた。嫌なこといっぱいあったけど、それは全部売れてなかったから。必要な人間じゃないから守ってもらえないんだってこともわかってたけど、バカにされたまま終わるのは悔しい。絶対リベンジしてやろうって。

Q.池袋のお店ではどんなことを学び直したの?

A.お客さんのタイプに応じたトーク、盛り上げ方、空気の読み方。痛客にはどう対応したらいいかとか。ひとつひとつを教えてもらって、それをめっちゃノートに書いて読み返して復習して…。勉強できないのから書かなきゃ覚えられない。お客さんの特徴も書いて記憶してた。今思えばあんなに丁寧に教えてくれること自体めちゃくちゃ親切だったよなあって思う。

Q.バースデーの勝因はずばり何だった?

A.組数を作るために週4〜5出勤。テキトー出勤がデフォルトな私にしては異例の頑張りを見せたと思うw  その甲斐あって集客は予想以上だった。24歳のバースデーは当初1day予定だったけど、予約だけで1日じゃ入りきれないことが判明して前々日くらいに急遽2日間に延長。売上4桁超えて大盛況だった。

(※2021年5月16日時点の情報を元に作成しています)

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